JPH04111819A - 自動水洗装置における排水系目詰り検知方法 - Google Patents

自動水洗装置における排水系目詰り検知方法

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JPH04111819A
JPH04111819A JP23087690A JP23087690A JPH04111819A JP H04111819 A JPH04111819 A JP H04111819A JP 23087690 A JP23087690 A JP 23087690A JP 23087690 A JP23087690 A JP 23087690A JP H04111819 A JPH04111819 A JP H04111819A
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Tadashi Shiba
芝 正
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は小便器などに用いられている自動水洗装置にあ
って、その排水系に目詰りが生じたとき、これを早期に
確認することができるようにした検知方法に関する。
(従来の技術) 既知の通り、特に公衆便所や旅館の小便器などは、不特
定多数の人が使用することから、排水系に目詰りが生じ
易く、管理者がこの目詰りを常に監視していることも実
際上困難となるだけでなく、緩徐に進行する目詰りの場
合(詰り気味の状態)には、目視しただけでは、その判
定がつきにくく結局、事前に目詰りに対する措置を構す
ることなく、小便器等から小水が、自動的に定量だけ供
給される洗浄用水と共にオーバーフロー状態となってし
まい、ここで、はじめて当該目詰りに対処することとな
り、この結果極めて不衛生となるだけでなく、旅館など
では特にその後始末に多大の労力と手間をかけねばなら
ず、宿泊客にも迷惑をかけることとなる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、前記従来の問題に鑑み、小便器等の自動水洗
装置において、当該小便器等の水洗器適所に、水位検知
センサ回路部から導出されている水位検知センサを臨設
しておき、自動水洗装置によって適時水洗器内へ洗浄用
水の所定量が吐出されてしまった後、所定の遅延時間が
経過したところで、上記水位検知センサ回路部を所定の
周期で稼動させるようにし、このことで当該付設の水位
検知センサ回路部による電力の消費を可及的に抑制する
ようにして電池等の電源寿命の長期化を計ると共に、上
記水位検知センサ回路部の稼動時から2前記水位検知セ
ンサが水洗器内の溜水を検知しなくなるまでの滞留時間
を計測し、これが溜水の正常滞留時間よりも大となるこ
とを判定することで、的確に目詰り状態を検知して、オ
ーバフローの発生を未然に防ぎ得るようにするのが、そ
の目的である。
上記のような目詰りの検知が実現されたならば、この検
知結果を利用して、当該目詰りの発生を音や光などで警
報したり、さらに、自動水洗装置が用便者を検知しても
、当該目詰りの発生検知後は洗浄用水の吐出が停止され
るようにすることも可能となる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、電気的制御回路部
により、所定周期毎に稼動状態となる光電センサ回路部
の発光素子から人検知光を発し、当該人検知光を水洗器
近傍の人体が受けて、その反射光が上記光電センサ回路
部の受光素子に入射された後、当該入射が消失したこと
による当該光電センサ回路部からの出力を前記電気的制
御回路部に入力させ、これによる当該電気的制御回路部
からの出力により、バルブ駆動回路部を作動させて、水
洗用バルブを所定経時だけ開成し、これにより上記水洗
器内へ所定量の洗浄用水を吐出させるようにした自動水
洗装置にあって、上記洗浄用水の吐出完了時から所定の
遅延時間経過後に、前記水洗器の排水口が開口された底
部側にあって、水位検知センサが臨設されている水位検
知センサ回路部を、前記電気的制御回路部によって所定
周期毎に稼動状態となし、これに基づき当該水位検知セ
ンサ回路部の稼動開始時から、前記水位検知センサが水
洗器内の溜水を検知しなくなるまでの滞留時間を、前記
電気的制御回路部により計測すると共に、当該計測時間
と清浄滞留時間との大小を判定するようにしたことを特
徴とする自動水洗装置における排水系目詰り検知方法を
提供しようとするものである。
(作   用) 既知の如く、自動水洗による小便器などにあっては、電
気的制御回路部によって、1秒等の所定周期毎に電源が
供給されている光電センサ回路部を有し、これには赤外
線などの人検知光を発生する発光素子と、この発光素子
からの光を受けた人体からの反射光を受ける受光素子が
具備されているから、当該受光素子が反射光を受けた後
、用便者が立ち去り人を検知しない状態となったとき、
光電センサ回路部からの出力が、電気的制御回路部に入
力され、これにより当該電気的制御回路部が、バルブ駆
動回路部を作動して水洗用バルブを所定経時だけ開成す
るので、水道水などの洗浄用水が、小便器の吐出口など
から所定量だけ吐出されることとなり、当該洗浄用水は
、小便器等の排水口より所定時間(正常滞留時間)後に
排水されてしまうこととなる。
そこで、今上記の如き自動水洗装置にあって、本発明で
は、上記水洗用水の吐出完了時から、直ぐにではなく、
所定の遅延時間経過後に水位検知センサ回路部に対し、
前記電気的制御回路部が1秒等、所定周期毎の電力を供
与することとなり、これによって当該電気的制御回路部
は、上記の如く水位検知センサ回路部が稼動を開始して
から、当該水位検知センサ回路部の水位検知センサが小
便器等内の溜水を検知しなくなるまでの滞留時間を計測
すると共に、当該計測時間が、前記の正常滞留時間より
大きくなっていないかどうかを判断することとなる。
上記判定結果が、正常滞留時間より計測時間が大となれ
ば、これに基づき、音や光により警報を発したり、光電
センサ回路部が人を検知しても吐水口からの洗浄用水が
、最早吐出されないようにするなど、適宜の方策をとる
ことができる。
(実 施 例) 本発明を図面によって詳記すれば、第1図は本発明に係
る検知方法を実施することのできる小便器の場合の自動
水洗装置に係り、既知の如く小便器としての水洗器1に
は、発光素子2aと受光素子2bとをもった光電センサ
回路部2と、これに接続された電気的制御回路部3と、
その出力を受ける水洗用バルブ4a付きのバルブ駆動回
路部4とが付設されている。
さらに、本発明実施のため上記電気的制御回路部3と接
続されている水位検知センサ回路部5は、水位検知セン
サ5a、5bを有し、これが水洗器1の底部la側に内
設されており、図中1bは水洗器1の排水口、4bは水
洗用バルブ4aの吐出口、4cは洗浄用水Wの導入パイ
プを示している。
そこで、先ず上記自動水洗装置による自動水洗の方法は
既知の通りであり、第3図に明示の如く上記電気的制御
回路部3からは、常時光電センサ回路部2に電力が付与
されているのではなく、1秒毎等所定周期をもって電源
が与えられ、従って当該光電センサ回路部2の発光素子
2aは、同図(a)の如き発光出力波P1による断続的
な光を発生することとなる。
このことは、電池等による電源の寿命を、できるだけ長
くしようとするためであり、この結果、当該発光素子2
aの近傍に用便者等の人体Mが立てば、上記発光素子2
aからの赤外線等による人検知光11が、当該人体によ
り反射し、当該反射先立2が受光素子2bに入射される
こととなり、人が用便中は同図(b)に示す如き受光出
力波P2を前記の所定周期にて断続的に発生することと
なる。
第3図(c)は、人体Mの存否を示す波形図であり、当
該人体Mが立ち去った後、所望経時を後に前記の電気的
制御回路部3の出力が、バルブ駆動回路部4に入力され
て、その水洗用バルブ4aが開成し、吐出口4bから導
入パイプ4Cを介して、洗浄用水Wが水洗器1内へ吐出
されるが、この際、水洗用バルブ4aは、同図(d)の
如く所定経時Toだけ開成されるので、水洗器1に対す
る洗浄用水Wの吐出量は一定となっている。
さて、本発明にあっても、上記の水洗方法については全
く同じであり、第2図の(a) (b) (c) (d
)までは、上記第3図の(a) (b) (c) (d
)と全く同じである。
本考案に係る方法にあっては、上記の如く所定経時TO
だけ洗浄用水Wを吐出してしまった後、直ちにではなく
、第2図(e)に示した通り、所定の遅延時間T!経過
後にあって、電気的制御回路部3により水位検知センサ
回路部5が、これまた任意の所定周期をもって、水位検
知センサ回路部入力波P3の如き電力の供給を受け、断
続的な稼動状態となるのである。
この結果、当該水位検知センサ回路部5からは、第2図
(f)に示す通り、前記P3と同じ周期の計測用パルス
P4が電気的制御回路部3へ入力されることとなる。
ここで前記の吐出された洗浄用水Wは、水洗器1の底部
1aに滞留することとなり、排水口1b以下の排水に目
詰りが生じていなければ、一定である吐出量の洗浄用水
は正常滞留時間内に、水位検知センサ5a、5bを設け
た水位よりも低下してしまうのに対し、今若し目詰りが
発生していたとすれば、上記正常滞留時間だけの経退に
も拘らず、水位検知センサ5a、5bは、依然として溜
水W2を検知することとなる。
そこで、本発明にあっては、上記した計測用パルスP4
の、電気的制御回路3による計数により、水位検知セン
サ回路部5の稼動開始時から上記水位検知センサ5a 
、 5bが、水洗器1内の溜水W1を検知しなくなるま
での滞留時間を計測すると共に、この計測時間が正常滞
留時間よりも大となっているか否かを判別するのである
すなわち、計測時間が予知の正常滞留時間よりも大きく
なれば、目詰りの発生を検知することができる。
従って、実際小便器などにあっては、上記判別の結果に
基づき、電気的制御回路部3によって音、光などによる
警報を発し、管理者に目詰りの発生を知らせることがで
きることとなり、さらに、当該判別により計測時間が、
所定時間より大となったとき、電気的制御回路部3によ
り、光電センサ回路部2が人体Mを検知しても、それ以
降はバルブ駆動回路部4が稼動せず、従って水洗器lへ
洗浄用水Wが供給されることのないようにすることも可
能となる。
(発明の効果) 本発明は、上記のようにして実施できるものであるから
、水位検知センサ回路部への電源付与も、水洗器への洗
浄水吐出完了後、所定の遅延時間だけ送らせるようにし
たので、それほど多くの電力を消費することはない。
さらに、水位検知センサが水洗器に臨設されている水位
検知センサ回路部の付設により、電気的制御回路部によ
って、水洗器内の溜水がない正常滞留時間内に、水位検
知センサの水位以下に低下しているか否かを判別するよ
うにしたので、目視では確認することのできない排水系
の目詰りを、所要精度にて確実に検知でき、この結果、
小便器等の目詰りにより生ずるオーバーフローを、未然
に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動水洗装置における排水系目詰
り検知方法を実施するのに供し得る小便器の自動水洗装
置を示した全体構成説明図、第2図(a)〜(f)は同
方法の実施に際しての第1図の各部における可動または
存否状態の経時変化を示した波形図、第3図(a)〜(
d)は第1図における自動水洗のみの各部における可動
または存否状態の経時変化を示した波形図である。 l・・・・・・水洗器 la・・・・・・底部 1b・・・・・・排水口 2・・・・・・光電センサ回路部 2a・・・・・・発光素子 2b・・・・・・受光素子 3・・・・・・電気的制御回路部 4・・・・・・バルブ駆動回路部 4a・・・・・・水洗用バルブ 5・・・・・・水位検知センサ回路部 5a、5b・・・・水位検知センサ 文1・・・・人検知光 文2・・・・反射光 M・・・・・・人体 To・・・・所定経時 T1・・・・遅延時間 W・・・・・・洗浄用水 Wl・・・・溜水 代理人 弁理士 斎 藤 義 雄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電気的制御回路部により、所定周期毎に稼動状態となる
    光電センサ回路部の発光素子から人検知光を発し、当該
    人検知光を水洗器近傍の人体が受けて、その反射光が上
    記光電センサ回路部の受光素子に入射された後、当該入
    射が消失したことによる当該光電センサ回路部からの出
    力を前記電気的制御回路部に入力させ、これによる当該
    電気的制御回路部からの出力により、バルブ駆動回路部
    を作動させて、水洗用バルブを所定経時だけ開成し、こ
    れにより上記水洗器内へ所定量の洗浄用水を吐出させる
    ようにした自動水洗装置にあって、上記洗浄用水の吐出
    完了時から所定の遅延時間経過後に、前記水洗器の排水
    口が開口された底部側にあって、水位検知センサが臨設
    されている水位検知センサ回路部を、前記電気的制御回
    路部によって所定周期毎に稼動状態となし、これに基づ
    き当該水位検知センサ回路部の稼動開始時から、前記水
    位検知センサが水洗器内の溜水を検知しなくなるまでの
    滞留時間を、前記電気的制御回路部により計測すると共
    に、当該計測時間と清浄滞留時間との大小を判定するよ
    うにしたことを特徴とする自動水洗装置における排水系
    目詰り検知方法。
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