JPH0411175A - 墓標 - Google Patents

墓標

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JPH0411175A
JPH0411175A JP11397790A JP11397790A JPH0411175A JP H0411175 A JPH0411175 A JP H0411175A JP 11397790 A JP11397790 A JP 11397790A JP 11397790 A JP11397790 A JP 11397790A JP H0411175 A JPH0411175 A JP H0411175A
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JP
Japan
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grave
natural stone
post
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sticked
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Pending
Application number
JP11397790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromoto Komoda
薦田 弘基
Kazuteru Shimura
志村 一輝
Keiji Yamamoto
啓二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0411175A publication Critical patent/JPH0411175A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は墓標に係り、特に素材が軽量でしかも天然石の
美観を有し、製造、据付は等の作業の省力化に好適な軽
量墓標に関する。
〔従来の技術〕
従来の墓標は石材を素材としたものであるが、石材の使
用に際しては、その重量の面から多大の労力を必要とし
、また、作業上ある程度の危険を伴うほか、高品質の石
材は輸入品か多く、経済的にも不利である。
そこで、近年ではこのような諸問題に鑑み、石材以外の
各種の素材を使用した中空構造の墓標、墓碑の提案が数
多くなされている。例えば実公昭52−39.676号
、実公昭53−41.118号及び実開昭4977、0
00号の各公報にはステンレス鋼板を使用したものが提
案されており、実公昭50−12.560号や実開昭4
9−51.599号の各公報には鋳物を使用したものが
提案されており、また、実公昭52−35.195号、
実開昭51−102.397号及び実開昭52−73.
899号の各公報にはプラスチック、合成樹脂類を使用
したものが提案されている等、多くの技術が知られてい
る。
これらの技術は、確かに軽量で取扱いが容易である墓標
、墓碑を提案するものではあるが、上記のようにステン
レス鋼、鋳物、プラスチック等の素材は何れにしても天
然石材と比較すると、その美観、重厚さ、荘厳さ等で一
歩劣るものであり、しかも、墓標のように自然環境下の
非常に苛酷な条件で使用される場合には、天然石材が半
永久的に近い耐用年数を有するのに対し、経時的な劣化
が予想され、見劣りするのは止むを得ないところである
なお、近年では技術の進歩により、天然石材にかなり近
い人造疑似石材も製造され、市場に出回っているが、こ
れも内装用等の屋内用途ならともかく、墓標の場合の様
に風雨寒暑に直接晒される屋外用途では、その性能が天
然石材に到底及ばないものと考え−られる。
このように、何れにしても従来の軽量墓標には一長一短
があり、根本的な問題の解決には至っていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明の目的は、長期に亘って天然石材の美観
、重厚さ、荘厳さをそのまま保持し、しかも軽量で製造
、据付は等の作業の省力化を可能とする墓標を提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、少なくとも上壁及び側壁を有して
中空に形成された軽量墓標において、上記上壁及び側壁
の少なくとも2壁面以上を構成する壁板が、多数の独立
セルを有する芯材と、この芯材の少な(とも片面に貼着
される補強材と、この補強材又は上記芯材に貼着されて
表面を構成する天然石薄板とを一体化させてなる複合材
で構成されている墓標である。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の墓標の一態様を示す一部切欠斜視図で
あって、外観的構造上は、通常の墓標と同様に、墓石2
上に墓標本体lが載置されてなり、必要に応じて常用の
花・線香立て3の類が付属しているものである。
而して本発明墓標は第1図の墓標本体1の切欠部に見ら
れるように、中空部6を囲んで土壁板4及び側壁板5か
ら構成されているものであって、これら上壁板4及び側
壁板5の2面以上は芯材11、補強材12、及びその表
面に貼着された天然石薄板13を一体化させてなる複合
材から構成されているものある。
第2図はかかる複合材の構成を模式的に示す斜視図であ
って、芯材11はたとえばステンレス箔、鉄箔、あるい
はアルミニウム又はアルミニウム合金箔等の厚さ20〜
100趨程度の金属箔、或いはアラミド繊維等を用いた
強化樹脂製板等を一辺数市の独立セルllaを多数形成
する如く組合わせたいわゆるハニカム構造を有するもの
で、一般に製造可能な寸法ならどの様なものでもよいが
、本発明の使用目的からすればハニカムの一辺約4〜8
M1芯材厚み約15〜308程度が好適である。
なお、これらの独立セルllaは、通常のハニカム構造
としては第2図の上下方向に延びる六角柱状のものが一
般的であるが、これに限定されるものではなく、かかる
構造体に期待される本来の効果たとえば面方向の耐圧縮
強度或いは軽量性等が満足されるものであれば独立セル
llaの形状は円柱状、四角柱状、楕円柱状等、任意の
製造可能な形状のものを選ぶことが出来る。この場合、
ハニカム構造体の製造は公知の手段を適宜採用して行う
ことが可能である。なお、実用的見地からはアルミニウ
ム合金製ハニカムか好適である。
次に第1図及び第2図においては、前記芯材11の上下
面に補強材12が貼着され態様か示されている。このよ
うな補強材12としては厚さ約0.2〜5M程度のいわ
ゆるプリプレグ材或いは樹脂含浸クロス材等が好適であ
り、一般に知られているように、ガラス繊維、アラミド
繊維、炭素繊維等の強化繊維或いはこれらによるクロス
材にエポキシ系樹脂、フェノール系樹脂等を含浸させて
得られるものである。なお、補強材12には1層構造で
も多層構造でもかまわない。これらの補強材12を芯材
11及び/又は後述の天然石薄板13に貼着するに際し
ては公知の有機又は無機の接着剤がいずれも使用可能で
あるが、貼着作業性等の面からは有機系のフィルム接着
剤が好適である。なお前記プリプレグ材にはそれ自体接
着性を発揮するものもあり、その場合は接着剤の使用を
省略することも出来る。また、第1図及び第2図の態様
の如く芯材11の両面に補強材12を貼着せずとも、表
面に天然石薄板13が貼着されていれば補強材12は芯
材11の表面側のみに貼着するような態様としても使用
に供し得る程度の強度は充分発揮する。
更に、第2図に示す複合材の表面には前述の如く、天然
石薄板13が貼着されているが、この天然石薄板13は
、大理石、花崗岩等の天然石材を厚さ2〜20mm程度
に切削加工して得られたものを用いる。切削手段として
は、公知の円鋸、帯鋸等にダイヤモンド刃或いは超硬質
の砥粒の懸濁液等を用いて切断する方法を採用すること
ができる。これらの天然石薄板13は表面に必要により
パフ研磨、サンドブラスト、バーニング処理等を施すこ
とにより所望の光沢、表面粗度等を得ることが可能であ
る。
以上の様にして構成された複合材を第1図の墓標におけ
る上壁板4及び側壁板5の2面以上として使用するわけ
であるが、その組立てを行うには側壁板5同志の突き合
わせ、及び土壁板4の取り付けに際し、天然石薄板13
同志が直接突き合わされるように、予め芯材11の周辺
部等、その一部を切除しておくか、或いは、第3図の複
合材コーナ一部の突合わせの一態様を模式的に示す部分
正面断面図の如(、コーナーを斜めに切断して突合わせ
部Bを形成せしめる等の処置を行っておけばよい。
また、一般に墓標には家名、家紋、俗名、命日等の墓碑
銘を彫刻するものであるが、本発明において、側壁板5
全面を複合材で構成せしめる際、特に軽量化を指向する
ため極薄の石材を用いる場合には、前記の墓碑銘を彫刻
した銘板を別途準備し、これを接着、ねじ止め等により
墓標表・裏面に装着すればよい。
しかし、複合材用の石材として厚手のものを使用する場
合には石材面に直接彫刻し得ることは言うまでもない。
なお、特に墓標正面の家名等の彫刻は深いものが多いが
、そのような場合を考慮すれば、墓標の側壁板5の内、
少なくとも正面材、或いはさらに裏面材の2面までを、
複合材に代えてスラブ状の天然石盤を使用することが有
効である。なお該石盤の厚みとしては、あまり厚くては
墓標の重量が増加して本発明の本来の趣旨に反すること
になるので、複合材と該石盤とを組合わせて接着し、体
物としても容易に搬送が可能な程度の厚みがよく、好ま
しくは、主材として使用される複合材の天然石薄板、芯
材、上下の補強材の厚みをすべて合計した全厚みとほぼ
同等程度までのものが適当である。
なお第1図の説明では墓標本体1のみを前記複合材で構
成せしめた態様が示されているが、さらに墓石2或いは
花・線香立て3も同様の構成とじうろことは言う迄もな
い。勿論、墓石2等には従来の材料を使用してもよいが
、墓標−式として全体の美観のバランスや軽量化を指向
するためには、少なくとも碁石2の部分迄は本発明の構
成のものを使用するのが望ましい。
本発明の墓標は、全体が天然石からなるものに較べて著
しく軽量となることは言う迄もないが、設置後振動等に
より位置にずれを生じたりする恐れもあるので、そのよ
うな事態に対処するには、土壁板4を取り付けるに先立
ち、中空部6内に砂、砂利等を注入充填しておけばよい
。又、将来移設等の予定がない場合には、中空部6内に
セメント、モルタル等を注入・固化せしめることにより
所望の重量を付与せしめることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、天然石材の美観、重厚さ、荘厳さをそ
のまま保有し、さらに軽量で製造・据え付けの作業の省
力化も達成でき、しかも従来の軽量墓標では望み難い半
永久的な耐用期間を天然石材と遜色なく期待し得る墓標
の提供が可能となるものであり、実用上の効果は極めて
顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る墓標を示す一部切欠斜視
図、第2図は第1図の墓標に使用されている複合材から
なる壁板の構成を模式的に示す斜視図、第3図は第1図
の墓標のコーナーの突合せ部を示す部分断面図である。 符号の説明

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも上壁及び側壁を有して中空に形成され
    た軽量墓標において、上記上壁及び側壁の少なくとも2
    壁面以上を構成する壁板が、多数の独立セルを有する芯
    材と、この芯材の少なくとも片面に貼着される補強材と
    、この補強材又は上記芯材に貼着されて表面を構成する
    天然石薄板とを一体化させてなる複合材で構成されてい
    ることを特徴とする墓標。
JP11397790A 1990-04-27 1990-04-27 墓標 Pending JPH0411175A (ja)

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JP11397790A JPH0411175A (ja) 1990-04-27 1990-04-27 墓標

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JPH0411175A true JPH0411175A (ja) 1992-01-16

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203932A1 (ja) * 2013-06-18 2014-12-24 株式会社グッドストーン 多層階構造の霊苑
CN110043106A (zh) * 2019-03-05 2019-07-23 上海杨艺园林集团有限公司 聚合物水泥花岗岩复合墓箱及其制作方法
US10829094B2 (en) 2016-03-18 2020-11-10 Murakami Corporation Washer fluid heating device

Cited By (3)

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US10829094B2 (en) 2016-03-18 2020-11-10 Murakami Corporation Washer fluid heating device
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