JPH04111680U - プリペイドカードの残料表示エンボスの形成装置 - Google Patents

プリペイドカードの残料表示エンボスの形成装置

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JPH04111680U
JPH04111680U JP2130791U JP2130791U JPH04111680U JP H04111680 U JPH04111680 U JP H04111680U JP 2130791 U JP2130791 U JP 2130791U JP 2130791 U JP2130791 U JP 2130791U JP H04111680 U JPH04111680 U JP H04111680U
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JP
Japan
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punch
emboss
prepaid card
cam
die
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Pending
Application number
JP2130791U
Other languages
English (en)
Inventor
敏隆 朝元
浩 内田
Original Assignee
日立金属株式会社
株式会社安来精密
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立金属株式会社, 株式会社安来精密 filed Critical 日立金属株式会社
Priority to JP2130791U priority Critical patent/JPH04111680U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 穿孔に代えてエンボスで表示するプリペイド
カード用エンボス形成装置を薄型にまとめる。 【構成】 モータ21の回転運動をパンチ1と軸が平行
の端面カム18に伝達し、このカム18から往復運動を
得てパンチ1を駆動する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気カード等のプリペイドカードの使用度数等の残料表示のための 表示マークとしてエンボスを形成する形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オレンジカード等のプリペイドカードは、磁気的に記録されたデータでは、視 覚により確認することができないため、残り使用度数等の残料を明示するべく、 残り使用度数に応じた位置にマークを付けている。そして、このマークを付ける 方法としては、例えば図2に示すパンチ1およびダイス5からなるパンチングユ ニットにより磁気カード上の残り度数を示す位置に小径の孔を穿孔するのが一般 的である。 しかしながら、このような穿孔による方式では、パンチの抜きカスの処理のた め、ダイスの下方に抜きカス用シュート6を取り付けたり、抜きカスによりシュ ート内が閉塞していないことの確認のため、図示しないセンサーを取り付けたり 、さらには抜きカス収納部9に回収された抜きカスを、定期的に処分することが 必要であった。 そのため、特開平2−122392号は、図3に示すような、カードへの穿孔 に替えてエンボスを成形する装置を提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの穿孔装置等では、一般に薄型にまとめることを要求されることが多い 。しかし、該提案の装置は、パンチの直上に電磁ソレノイドを直結しているため 、高さ方向の寸法が大きくなり、薄型化は困難である。 本考案の目的は、高さ方向の寸法が小さなエンボス形成装置を提供することで ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は、モータによる回転運動をパンチまたはこれに対向して設けられたダ イスの往復運動に変換して、該パンチおよびダイスとの間で平板状プリペイドカ ードに残料表示エンボスを形成することを特徴とするプリペイドカードの残料表 示エンボスの形成装置であり、このうち、回転運動から往復運動への変換は、回 転の軸心が前記往復運動の方向と平行であるカムによるものであり、該カムは前 記パンチのエンボス形成運動による半力を弾性体で支持したものが望ましい。
【0005】
【作用】
エンボス形成のための一方の工具である例えばパンチを所定の位置で往復運動 させるためには、該パンチの長さ方向、所定長さ範囲に連続して、または所定相 互間隔の二部位に案内部が必要である。 本考案は、この所定の範囲または相互間隔に並列的に該パンチの駆動のための 機構部分を納めんとするものである。この目的には、ソレノイドの往復運動を梃 でパンチに伝達するのも一方法であるが、ソレノイドのごとき瞬発的な往復運動 はバックラッシュを嫌い、梃でソレノイドとパンチとの相互の組立位置誤差を許 容してバックラッシュを増大しないで連結することはかなり困難である。 本考案は、上記のように、パンチに並列状にモータおよびカム等の駆動機構を 組み立てるものである。また所望の往復運動方向に平行な軸心を有するカムは、 弾力による過荷重対策が講じやすい。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を実施例に基づき説明する。 図1Aは、本考案の1実施例の断面図である。 パンチ1は、上下のフレーム15、16に設けられ十分な相互間隔の案内用貫 通孔で両端部を支持され、軸方向に移動でき、常時下バネ17で、上方向に付勢 されている。 下バネ17は、カード等にエンボスを形成後の戻り工程に十分な力を負担でき るものとする。 はすば歯車と一体に成形されたカム18は、内径を上記パンチ1で回転可能に 支持され、下方からはフレーム15に固着されたスラストリング19で支持され るとともに、上方から上バネ20で下方向に、正常なカード等のエンボス形成に 必要な力以上の付勢力をもって加圧されることにより、軸方向の位置決めをされ ている。 該カム18は、その幅広のはすば歯車の幅方向の上端部と噛み合うモータ21 の軸端に固着されたウォームにより回転駆動されており、異常なエンボス形成力 によりカム18が上方に後退したときもウォームとの噛み合いが確保される。
【0007】 パンチ1には、その胴部に貫通孔が設けられ、この孔にカムフォロアを兼用す るピン22がその長さ方向の中央部を圧入されている。そしてその両最端部を、 同図Bに示すように、中心線を挾む円周上に上下方向に長い一対の切欠き19′ を刻設されたスラストリング19の前記一対の切欠き19′に嵌入され、また、 その両内側部分をカム18のカム面に下バネの付勢力により接している。このピ ン22が切欠き19′に嵌入されているので、パンチ1は自転することが防止さ れる。 一方、ダイス5はパンチ1と共同してカード等にエンボスを形成する。また、 リミットスイッチ23は、カム18の上端部に設けた切欠きの位置を検出して、 カム18が所定の待機角度位置で停止するごとく、モータ21を制御する。 所定のカード以外の例えば過度に硬い、または厚い等の異常なカードが挿入さ れて、モータ21が起動した場合、先ずカム18が回転し、これによりピン22 、したがってパンチ1が下方向に往運動を始めるが、パンチの先端がカードに接 触した後は、往運動ができず、カム18はモータ21による回転によってピン2 2との接触反力によって上バネ20の付勢力に抗して上方に後退しつつ、さらに 回転し、最終的にリミットスィッチ23の作動により、所定待機角度位置で回転 を停止することにより、ロックや故障が回避される。
【0008】 本実施例は、ウォーム歯車により大きな減速比を歯車一段で得て減速機構を簡 略化している、所定以外のカードが挿入された場合、カムが後退し、かつその間 も動力の伝達は歯車の歯幅方向の相対運動より維持される、カムの回転支持手段 として、パンチを使用することにより、特別な軸受または案内面を不要としてい る、パンチ1の自転防止をその軸心から大距離の点(ピン22の最端部)で案内 することにより行なっているので、摺動抵抗が少ない等の特徴を有している。 また、エンボス形成は、貫通孔または凹みを有するダイスと先端部に面取りま たは丸みを付けたパンチによりカードを挟圧する方法が最も簡単、確実である。 なお、上記のカムの後退中の動力伝導機構としては、他の型式の歯幅方向の相 対運動を許容するようにした歯車、スプライン、ベルト、摩擦車等各種の公知の ものが使用可能である。 上記実施例は、電磁ソレノイドを使用したものに比し、高さは約1/2に縮小さ れたものである。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によればモータと歯車を用いることによって、パ ンチの横に駆動源を設置することができ、高さ方向の寸法を大幅に小さくし、か つ、過負荷が加わってもロックや故障をしない、エンボス形成装置を得ることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のプリイドカードの残料表示エンボスの
形成装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】プリイドカードの残料表示用穿孔装置の例の断
面を示す図である。
【図3】従来のプリイドカードの残料表示エンボスの形
成装置の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 パンチ 5 ダイス 15 下フレーム 16 上フレーム 17 下バネ 18 カム 19 スラストリング 20 上バネ 21 モータ 22 ピン 23 リミットスィッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによる回転運動をパンチまたはこ
    れに対向して設けられたダイスの往復運動に変換して、
    該パンチおよびダイスとの間で平板状プリペイドカード
    に残料表示エンボスを形成することを特徴とするプリペ
    イドカードの残料表示エンボスの形成装置。
  2. 【請求項2】 回転運動から往復運動への変換は、回転
    の軸心が前記往復運動の方向と平行であるカムによるも
    のであり、該カムは前記パンチのエンボス形成運動によ
    る半力を弾性体で支持されたものであることを特徴とす
    る請求項1に記載のプリペイドカードの残料表示エンボ
    スの形成装置。
  3. 【請求項3】 モータからカムへの動力の伝達は、歯幅
    方向の相対移動を許容する歯車によるものであることを
    特徴とする、請求項1または2記載のプリペイドカード
    の残料表示エンボスの形成装置。
  4. 【請求項4】 貫通穴または凹みを有するダイスに先端
    縁を面取りまたは丸みを付けられたパンチが、接近後退
    運動し挟圧してエンボスを形成することを特徴とする、
    請求項1,2または3記載のプリペイドカードの残料表
    示エンボスの形成装置。
JP2130791U 1991-03-11 1991-03-11 プリペイドカードの残料表示エンボスの形成装置 Pending JPH04111680U (ja)

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JP2130791U JPH04111680U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 プリペイドカードの残料表示エンボスの形成装置

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JPH04111680U true JPH04111680U (ja) 1992-09-29

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ID=31907090

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JP2130791U Pending JPH04111680U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 プリペイドカードの残料表示エンボスの形成装置

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