JPH04111644A - 光分岐器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野ｊ 本発明は、光ループ線路網における光分岐器に関するも
のである。

「従来の技術およびその課題」 従来における同軸ＣＡＴＶは、第３図に示すように複数
の加入エリアに分割し、ヘッドエンドである情報源１と
各エリア毎の間を分配装置２、電気／光変換装置３を介
して光フアイバケーブル４にてスター状に配線し、光／
電気変換装置５により光／電気変換した後、ツリー状に
配線した同軸ケーブル６により各加入者宅へ分配するよ
うにしている。

しかし、このような構成であると、線路破断時の復旧に
時間がかかったり、突発的な需要に対して新たに線路を
布設しなければならない、という不具合がある。

また、上り回線を使用して各ユーザに同報サービスする
際、−旦、ヘッドエンド１まで伝送し、復調／変調した
後に同報分配するため、通常の下り回線に比べ映像品質
か劣化する、という問題もある。

本発明は、双方向伝送の光ループ線路網におし１て、サ
ービスポート及び上り回線の設定可能な光分岐器を用い
ることにより、線路破断時の復旧までの長時間化、突発
需要に対する対応難、上り回線の品質劣化、という点を
解決し得る、高信頼、高品質なシステムを提供すること
を目的としてし・る。

「課題を解決するための手段」 本発明は、アナログ映像信号やディジタル信号を同時に
両方向伝送する光ループ線路網における光分岐器であっ
て、４ボ一ト光方向性結合器の両端の各１ポートを光ル
ープ線路網中に接続し、他の空２出力ポートにそれぞれ
他の４ポート光方向性結合器を接続した構成であり、後
者２つの４ポート光方向性結合器の出力からは両方向信
号が２組得られ、そのうちの１組を光スイッチと接続し
、これを破断時の切替制御として、あるいは通信との線
路共用等に使用するサービスポートとすることを特徴と
している。

この場合、サービスポート以外の他の１組を上り回線設
定用ボートと１７、光ループ線路網に伝送可能であるよ
うに構成することもできる。

「作用」 本発明の光分岐器は光ループ線路網中において４ポート
方向性結合器を３つ組み合わせた構成のもので、本発明
の光分岐器を採用することにより、従来のＣＡＴＶンス
テムのようなスター・ツリ構成に比して高信頼、高品質
のシステムを実現し得る。

「実施例」 以下、本発明の実施例を第１図及び第２図を参照しなが
ら説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示すもので、図中符号７
はヘッドエンド、８は光ループ線路網、９　ａ、９　ｂ
、９　ｂはそれぞれ４ポート方向性結合器である。ヘッ
ドエンド７より送出された映像信号は光ループ線路網８
内を双方向伝送される。図中符号２０の鎖線内に示され
るように、光ループ線路網８中に組み込まれた４ポート
方向性結合器９ａにより右回りおよび左回りが分岐され
、その出力ポートにそれぞれ４ポート方向性結合器９ｂ
、９ｂが接続されていることで、右回り信号９Ｃ１左回
り信号９ｄが２組得られる。この内の１組の右回り信号
９Ｃを光スイフチ１０に接続し、光ループ網破断時の切
替制御に用いることで瞬時に復旧可能である。

あるいは、図中符号３０の鎖線内に示すように、波長多
重用カプラ１１を用い、通信系の現用／予備の線路共用
にも構成可能である。符号１２はセントラルターミナル
、１３はリモートターミナルである。

また、上記構成の光分岐器を需要が予想される地域に予
め配置しておくことにより、突然の需要に対して対応可
能である。

以上のように、上記の光分岐器を採用することにより、
光ループ線路網の信頼性を確保できるとともに、異サー
ビスとの線路共用、突発需要に対する対応も可能となる
。

次に、第２図を参照して第２実施例を説明する。

この第２実施例は、ＣＡＴＶシステムでいうところの上
り回線を設定する場合の例であり、上記第１実施例にお
いて出力された右回り、左回り信号のボート９ｄにアイ
ソレータ内蔵の方向性結合器１４、簡易スタジオ（映像
源）１５を接続することで容易に上り回線を設定できる
。

上記の構成により、この第２実施例では、従来のように
ヘッドエンドまで伝送して復調／変調した後、分配する
ため、通常の下り回線に比べて映像品質が劣化していた
ものより、品質の劣化なしに、容易に上り回線を設定す
ることができる。

「発明の効果」 以上で詳細に説明したように、本発明の光分岐器は、４
ポート光方向性結合器の両端の各１ポートを光ループ線
路網中に接続し、他の空２出力ポートにそれぞれ他の４
ボ一ト光方向性結合器を接続した構成であるので、この
光分岐器を採用することにより、伝送媒体の破断による
サービス断を回避できるとともに、突発需要に対する即
応性に優れ、また、上り回線を容易に設定することも可
能な光ループ線路網を実現できる、という優れた効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の光分岐器を用いた光ルー
プ線路網の実施例を示すもので、第１区はサービスポー
トを破断時の切替制御や通信等の異サービスとの線路共
用に使用する場合の例を示す図、第２図は上り回線を設
定する場合の例を示す図である。 第３図は従来のＣＡＴＶンステムの構成例を示す図であ
る。 ８・・・・・・光ループ線路網、 ９ａ、９ｂ・・・・・・４ポート光方向性結合器、１０
・・・・・・光スイッチ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）アナログ映像信号やディジタル信号を同時に両方
   向伝送する光ループ線路網における光分岐器であって、
   ４ポート光方向性結合器の両端の各１ポートを光ループ
   線路網中に接続し、他の空２出力ポートにそれぞれ他の
   ４ポート光方向性結合器を接続した構成であり、後者２
   つの４ポート光方向性結合器の出力からは両方向信号が
   ２組得られ、その内の１組を光スイッチと接続し、破断
   時の切替制御として、あるいは通信との線路共用等に使
   用するサービスポートとすることを特徴とする光分岐器
   。
2. （２）請求項１に記載の光分岐器において、サービスポ
   ート以外の他の１組を上り回線設定用ポートとし、光ル
   ープ線路網に伝送可能であることを特徴とする光分岐器
   。