JP2003009112A - Catv伝送方式 - Google Patents
Catv伝送方式Info
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Abstract
る既存のCATVシステムを有効に活用しながら、より
高速なデータ伝送を適宜タイミングで移行性を踏まえつ
つ経済的に導入できるCATV伝送方式を提供する。 【解決手段】センタ設備や各ノード光装置12ごとに、
ギガビットイーサスイッチ(GESW)14を設け、ま
た、センタ設備やノード光装置12に対応して光伝送線
路11にWDM(波長分割多重)カプラ10を挿入し、
このWDMカプラ10とギガビットイーサスイッチ14
とを相互に接続する。光伝送線路11において、映像、
音声、データ等のコンベンショナルサービス用の光信号
とギガイーササービス用の光信号とを波長分割多重す
る。
Description
ルテレビジョン)伝送方式に関し、特に、光伝送路と同
軸伝送路とを併せ持つHFC(Hybrid Fiber Coaxial)方
式のCATV伝送方式に関する。
光伝送路と同軸伝送路とを併用するHFC方式の伝送シ
ステムが広く用いられるようになってきた。図6は、従
来のHFC方式によるCATV伝送システムのネットワ
ーク構成例の一例を示す図である。
500〜1000世帯単位にセル分けした複数のノード
エリアに分割されている。ノードエリアにはそれぞれノ
ード光装置62が設けられている。このようなn個のノ
ードエリア#1〜#nに対し、ヘッドエンド(HE)6
1から各ノードエリアのノード光装置62までは光ファ
イバ63による上り/下り双方向光伝送を行っている。
各ノードエリアはそれぞれ複数の同軸分配網に分割され
ており、ノード光装置62から加入者端末までの間は同
軸ケーブルによる同軸分配網となっている。同軸分配網
には、同軸ケーブル損失を増幅補償するために、同軸中
継装置64が適宜配設されている。ここでヘッドエンド
61から加入者端末へ向かう伝送を下り伝送といい、加
入者端末からヘッドエンド61へ向かう伝送を上り伝送
という。
の双方向光伝送は、空間分割、すなわち光別心伝送(光
ケーブル63の異なる心線を用いる伝送)されるのが普
通である。なお、一心での波長分割多重(WDM)を用
いる場合もある。
ステムのネットワーク構成の別の例を示している。この
ネットワーク構成は、図6に示すネットワーク構成にお
いて、ヘッドエンド61とノードエリア(セル)の間で
光別心伝送による双方向光伝送を行なうとともに、同軸
分配エリア(同軸分配網に対応するエリア)の内部の構
成を明示したものである。
61とセル(ノードエリア)とからなっており、ヘッド
エンド61には、下り光送信器65と、上り光受信器6
6とが設けられている。各セル(ノードエリア)は、そ
れぞれ、ノード光装置62と複数の同軸分配網で構成さ
れている。ノード光装置62は、ヘッドエンド61の下
り光送信器65と光ケーブル63で接続された下り光受
信器67と、ヘッドエンド61の上り光受信器66と光
ケーブル63で接続された上り光送信器68とから構成
されている。ノード光装置62と各同軸分配エリアの間
は同軸ケーブルによって接続されている。
ンド61内の下り光送信器65から出力された下り光信
号は、光ケーブル63を介して、ノード光装置62内の
下り光受信器67で受信される。また、ノード光装置6
2内の上り光送信器68から出力された上り光信号は、
光ケーブル63を介して、ヘッドエンド61内の上り光
受信器66で受信される。
の下り伝送について詳細に説明する。ここでは同軸分配
エリア#1について説明するが、他の同軸分配エリアに
ついても同様である。ノード光装置62の下り光受信器
67において光/電気変換された下り電気信号は、同軸
ケーブルを媒体とし、加入者端末へ信号分配される。同
軸ケーブルの損失の補償と信号分配を行うために、適宜
箇所に同軸中継装置64が設置され、信号を増幅してい
る。同軸中継装置64で増幅された下り電気信号は、タ
ップオフと呼ばれる信号分岐器によって分岐され、保安
器を介して、各加入者宅(加入者端末)へ引き込まれ
る。
器によって信号が分配され、分配された一方は、チャン
ネル選択機能やデスクランブル機能を集するテレビジョ
ン(以下、TVと記す)受信端末を介し、TVで受信さ
れる。分配された他方は、ケーブルモデムを介してパー
ソナルコンピュータ(PC)で受け、インターネットな
どの高速通信サービスとの接続を行える仕組みとする。
末のケーブルモデムからヘッドエンド61に向けて送出
されるデータ信号や、加入者もしくはタップオフの位置
からヘッドエンド61へ向けて送出される映像信号は、
同軸中継装置64によって適宜増幅され、ノード光装置
62の上り光送信器68に入力され、この上り光送信器
68において電気/光変換された後、ヘッドエンド61
に対し光伝送される。
の一例を図8に示す。このように従来のCATV伝送で
は、上り、下りを周波数分別して行っていた。
よって提供されている映像や音声コンテンツの提供に係
る信号や、従来型のケーブルモデルによるネットワーク
サービスに係る信号のことをコンベンショナルサービス
用の信号と呼ぶことにする。
成において線路冗長構成を採用した従来のネットワーク
構成の一例を示すブロック図である。アナログ放送、デ
ジタル放送及びインターネットを取り込むセンタが設け
られており、リング状に敷設された光伝送線路71を用
いてセンタと各ノード光装置72とを接続している。光
伝送線路71内の各光ファイバ心線とセンタやノード光
装置72との接続には光カプラが用いられている。図で
は示されていないが、光カプラを用いずに上り、下りお
のおの2台の光送信器を用いる場合もある。各ノード光
装置72から加入者側への接続には同軸ケーブルが用い
られており、適宜に同軸中継装置73が設けられてい
る。このような構成とすることで、システムの信頼性の
向上が図れる。この種の例は、特開平7−83990公
報(特許第2859177号)に開示されている。
ワーク)などでは、イーサネット(登録商標;以下同
じ)によるネットワーク構成がよく用いられている。イ
ーサネットでの伝送速度は次第に向上しており、例え
ば、1000BASE−LXという規格は、1Gビット
/秒の伝送速度に対応している。以下、1000BAS
E−LXなど、イーサネット規格に準拠するとともに、
1Gビット/秒以上の伝送速度を有するネットワークの
ことをギガビットイーサネットワークと呼ぶ。
エリアに対してネットワークを構築する例を示してお
り、ここでは、ギガビットイーサスイッチ74を介して
ギガビットイーサ光リング線路76をリング状に接続
し、ギガビットイーサ光リング構成としている。ギガビ
ットイーサスイッチ74は、例えば1〜10Gbpsの
伝送速度の信号のスイッチであり、各々のギガビットイ
ーサスイッチ74には、例えば1000BASE−LX
による伝送形態で複数のイーサスイッチ75が接続され
ている。
けるケーブルモデムシステムは、ADSL(非対称デジ
タル加入者線伝送方式)などとともに、インターネット
などへの接続のための高速データアクセス網として期待
されている。しかしながら、CATVシステムにおける
ケーブルモデムシステムにおいても伝送速度には限界が
あり、特に上り回線の伝送速度を大きくとれないために
加入者側からの大容量データのアップロードに対応でき
なくなることがあり、また。大容量のダウンロードなど
に対応できないことがある。また、従来型のCATVシ
ステムにおけるケーブルモデムシステムでは、伝送容量
を複数の加入者でシェア(共有)する形態をとるため、
同時にアクセスする加入者が増加すると1加入者当たり
の伝送速度が遅くなる。また伝送速度の高速化という面
では、FTTH(ファイバー・ツー・ザ・ホーム)など
のようにさらにブロードバンド(広帯域)なデータアク
セス手段も一部実用化されており、CATV事業者にお
いてもケーブルモデムを超える高速データアクセスネッ
トワークの構築が必要になってきている。
される既存のCATVシステムを有効に活用しながら、
より高速なデータ伝送を適宜タイミングで移行性を踏ま
えつつ経済的に導入できるCATV伝送方式を提供する
ことにある。
明の第1のCATV伝送方式は、光伝送路と同軸伝送路
とを併せ持つHFC(Hybrid Fiber Coaxial)方式のCA
TV伝送方式において、光伝送路上においてコンベンシ
ョナルなCATVサービス用光信号と、ギガビットイー
サネット用光信号とが互いに干渉し影響しあわないよう
に、各々の光信号を分岐・結合する手段を有する。
ショナルサービスを実施しているCATVシステムに対
し、既存のコンベンショナルサービスに影響がないよう
後からギガビットイーサネット用光信号を分岐・結合す
る手段を追加して構成されるようにしてもよい。光伝送
路を2ルート化し、一方の光伝送路が不通になった場合
にギガビットイーサネットサービスに支障がないように
ルート切替によりサービスを継続させる冗長手段を設け
る有するようにしてもよく、光伝送路において未使用フ
ァイバを使用してギガビットイーササービスが追加され
るようにしてもよく、分岐・結合する手段と同一筐体内
もしくは隣接配置された筐体内に設けられコンベンショ
ナルなCATVサービス用光信号とギガビットイーサネ
ット用光信号とを処理する手段をさらに設けてもよく、
同軸ケーブルと光ケーブルを一束化若しくは併設して、
イーササービスについては加入者宅まで光伝送を行なう
ようにしてもよい。
光伝送路と同軸伝送路とを併せ持つHFC(Hybrid Fibe
r Coaxial)方式のCATV伝送方式において、ギガビッ
トイーサネットをコンベンショナルサービス用に2ルー
ト化されたHFC光ループ線路をリングとして使用する
手段と、HFC網のノード光装置と対して隣接設置され
若しくはノード光装置と同一筐体内に配置され、加入者
側に対して容量を分割するギガビットイーサスイッチ
と、ギガビットイーサスイッチに接続され、1または複
数の加入者への分配を行なう容量分割手段と、を有す
る。
手段から加入者に対しさらに容量を分割したペア線もし
くは光ファイバによる伝送ラインを設けてもよく、ギガ
ビットイーサスイッチ及び容量分割手段に対してCAT
VのHFC伝送路から給電する手段を設けてもよく、C
ATVのHFC伝送路機器における監視制御に関してギ
ガビットイーサネットワークを介して行うようにしても
よい。
態について、図面を参照して説明する。
TV伝送方式を示すブロック図である。
り、センタ設備において、アナログ放送、デジタル放送
及びインターネットサービスを集中して取り込んでい
る。このCATV伝送方式は、図9に示した従来の2重
化構成によるHFC方式のCATV伝送方式と同様の構
成のものであるが、センタ設備や各ノード光装置12ご
とに、ギガビットイーサスイッチ(GESW)14が設
けられ、また、センタ設備やノード光装置12に対応し
て光伝送線路11にWDM(波長分割多重)カプラ10
が挿入され、このWDMカプラ10とギガビットイーサ
スイッチ14とが相互に接続するとともに、光伝送線路
11において、映像、音声、データ等のコンベンショナ
ルサービス用の光信号とギガイーササービス用の光信号
とを波長分割多重している点で大きく相違する。以下、
本実施の形態のCATV伝送方式について、さらに詳し
く説明する。
をセンタに設けられた下り光送信器(FTX)において
電気/光変換して光伝送線路11を介してノード光装置
12に伝送し、各ノード光装置12において、このよう
な光信号をそのノード光装置内にある下り光受信器(F
RX1,FRX2)によって光/電気変換することによ
って行われる。下り光受信器FRX1と下り光受信器F
RX2は、HFC光伝送線路11を二重化構成とした場
合、すなわち線路冗長構成を持たせた場合の光受信器で
あり、受光状態により適宜自動あるいは手動でいずれか
の光受信器までのルートの選択を行うことができる。
各々のノード光装置12にある上り光送信器(RTX)
において、ノード光装置12に入力された各加入者から
の信号を電気/光変換し、これを光伝送線路11を介し
てセンタ側に伝送する。センタでは、センタに位置する
上り光受信器1(RRX1,RRX2)によって受信
し、光/電気変換を行う。これも、下りの伝送経路と同
様に、受光状態により適宜自動あるいは手動でいずれか
の光受信器までのルートの切替が行なわれる。
ベンショナルサービス用の光信号とギガビットイーササ
ービス用の光信号とを波長分割多重することとし、その
ために、このようなCATVのHFC光伝送線路11に
おいて、コンベンショナルサービスに使用している光波
長をλ1とすると、λ1と干渉しないようにギガビット
イーササービスの波長を選択しλ2とおく。新設するH
FCシステムにおいても既設のHFCシステムにおいて
も波長どうしが干渉することのないよう波長を選択し、
その波長を分離・結合することのできるWDMカプラ1
0を使用することで従来のシステムへの影響を抑えてい
る。WDMカプラ10により光伝送線路11から分離し
たギガビットイーササービス用光信号は、ノード光装置
12に近接された箇所に設置されたギガビットイーサス
イッチ14に入力され、さらにギガビットイーサスイッ
チ14の各出力ポートに接続される光ファイバには、同
軸中継装置13などに近接して配置させたイーサスイッ
チ15や、ビルや集合住宅などの屋内に設置させたイー
サスイッチ15が各々接続させる。また、逆に加入者か
らのデータは、イーサスイッチ15で受け、さらに各々
のイーサスイッチ15からのデータをギガビットイーサ
スイッチ14で集線し、ギガビットイーサスイッチで集
線された信号は、WDMカプラ10によりHFC光伝送
路11に結合されるようになっている。さらに各々のギ
ガビットイーサスイッチ14はリング状に配設してお
り、データ信号の受け渡しをすることももちろん可能で
ある。このように、センタもしくは各ノード光装置12
に近接設置させたギガビットイーサスイッチ14に接続
させることで、ギガビットイーサネットワークを構成さ
せることになる。
及びイーサスイッチ15を動作させるためには電力を供
給する必要があるが、ノード光装置12に近接して設け
られるギガビットイーサスイッチ14に対しては、その
ノード光装置12若しくは近傍の同軸ケーブルから給電
接続線16により電力が供給される。同軸中継装置13
に近接して設けられるイーサスイッチ15に対しては、そ
の同軸中継装置13若しくは近傍の同軸ケーブルから給
電接続線16により電力が供給される。さらに、故障等
の監視のために、ノード光装置12とギガビットイーサ
スイッチ14とは監視信号接続線17によっても接続さ
れている。
にギガビットイーサネットワークをオーバレイする接続
方法について、図2を用いて説明する。図2に示す本発
明の第2の実施の形態のCATV伝送方式では、CAT
Vサービスにおいて、通信サービスへの加入者エリア分
割のため波長多重が用いられていることを前提としてい
る。説明を簡潔にするため、2台のセンタ光伝送装置2
01,202及び2台のノード光装置203,204を
用いる構成で説明する。
209を設けるとともに、各下り伝送用光ファイバ(下
り光送信器FTX1に接続する光ファイバ)において下
り光送信器FTX1の出力近傍にWDMカプラ212を
挿入し、片側を下り光送信器FTX1、もう片側をギガ
ビットイーサスイッチ209に接続する。一方、ノード
光装置203の近傍では、例えばクロージャ205内に
WDMカプラ212を挿入することで、ノード光装置2
03近傍のギガビットイーサスイッチ207へ接続する
ことが可能となる。もう一方のノード光装置204側で
も同様である(例えばクロージャ206内にWDMカプ
ラ212を挿入する)。このように、順次、ノード光装
置近傍に設置したギガビットイーサスイッチとHFC光
伝送路を接続することにより、これまでのCATVサー
ビスのケーブルモデムを用いるシステムでは下り最大数
十Mビット/秒,上り数百kビット/秒〜数Mビット/
秒の帯域を複数の加入者でシェア(共有)しなければな
らなかったのに対し、本実施の形態のシステムでは、映
像、音声、データなどのコンベンショナルサービスは従
来同様に受けながら、100Mビット/秒を超える高速
データ通信を加入者ごとに行うことができるという高速
かつフレキシブルなデータネットワークを構築できる。
が光信号の場合、特に屋外に設置する場合は給電を用意
することが従来からの課題となっているが、この実施の
形態では、各ノード光装置203,204の近傍にギガ
ビットイーサスイッチ207,208を配置すること
で、既設のループ状のHFC光伝送路からの距離が比較
的短いため光ファイバが引き出しやすくなるとともに、
ノード光装置203,204からのローカル給電を容易
に行なうことができる。またノード光装置203,20
4とギガビットイーサスイッチ207,208間の給電
線210,211に監視信号を重畳することにより、あ
るいは別線で監視信号をやりとりすることにより、監視
信頼度を高めることが可能になる。すなわち、従来のC
ATVシステムでは、本来のサービスを行うための伝送
路と機器などの監視を行う信号の伝送路が同一であるた
め、機器自体の障害なのか機器以外の障害(光ケーブル
や同軸ケーブルなどの障害)なのかを切り分けることが
困難であったが、この実施形態によれば、ノード光装置
の監視情報をギガビットイーサスイッチに伝送し、反対
にギガビットイーサスイッチの監視情報をノード光装置
に伝送しておくことにより、監視対象となる伝送路とそ
の監視情報を送るための伝送路が異なることようにな
り、監視信頼度を高めることが可能となるのである。
で障害が発生した場合の動作について説明する。光の各
ループをN系、E系とおき、N系の光ファイバのある箇
所で光ファイバが破断するような障害が発生したとす
る。この際、センタにあるギガビットイーサスイッチ2
09からN系ファイバを通じてノード光装置203の近
傍のギガビットイーサスイッチ207に伝送されるべき
データは伝送されないこととなり、またノード光装置2
03の近傍のギガビットイーサスイッチ207からN系
光ファイバを通じてセンタ側のギガビットイーサスイッ
チ209に伝送されるべきデータも伝送されないことと
なる。しかしながらE系経路を迂回することにより、デ
ータ伝送を行なうことが可能となる。すなわち、センタ
−ノード光装置間あるいはノード光装置−ノード光装置
間の光伝送線路において障害があった場合でも、このよ
うな冗長構成を採用することによって、通信ルートを確
保することができる。
置対向が数十対向ほどあるが、その場合は、各ノード光
装置近傍のギガビットイーサスイッチは上記接続と同様
とし、センタにおいては全ての下り伝送用光ファイバに
WDMカプラを接続するのではなく、N系に最低2本、
E系に最低2本の計4本に接続すれば、冗長性のあるギ
ガビットイーサネットのループを構成することが可能と
なる。
て、図3を用いて説明する。この実施の形態のシステム
は、図2に示したシステムと同様の構成のものである
が、ノード光装置自体にギガビットイーサスイッチを実
装した点で相違している。
ージャ205,206から、ノード光装置203,20
4の必要本数引き出してある光ファイバにWDMカプラ
210を挿入することにより、従来のCATVサービス
用伝送路と切り離し、ギガビットイーサスイッチ20
7,208を新設することが可能である。図3に示した
例では、センタのギガビットイーサスイッチ209と各
ノード光装置のギガビットイーサスイッチ207,20
8との対応関係は1:Nになっているが、図4に示すよ
うに、本来は対象とするノード光装置203,204に
引き込まれていない光ファイバを数本、そのノード光装
置203,204に引き込むことにより、図2に示した
実施の形態と同様のループ構成を構築するこも可能であ
る。
CATVサービスによって波長多重されている場合にも
適用できるが、上り伝送路が波長多重されていなければ
CATVの下り/上り伝送を問わずギガビットイーサを
多重したり、逆に下り伝送に波長多重技術が用いられて
いる場合は、CATVの上り伝送側においてギガビット
イーサ用信号を多重すればよい。CATVの上り/下り
とも波長多重されている場合でも、空いている波長もし
くは別心ファイバにおいてギガビットイーサ用信号光を
多重することは可能である。
て、図5を用いて説明する。ここでは上述した各実施の
形態のように、ノード光装置501ごとにギガビットイ
ーサスイッチ504が設けられたとして、このギガビッ
トイーサスイッチ504と各加入者との間の接続につい
て説明する。ここでは、戸建住宅512、集合住宅51
3、SOHO(小規模オフィス、自宅兼用オフィス)5
14、ビル515などの加入者に接続する場合を説明す
る。
02と同軸ケーブル503とからなる同軸分配網が接続
している。
本の光ケーブル(1000BASE−LX)509が接
続され、各光ケーブル509の他端には、それぞれイー
サスイッチ505,506,507が接続される。イー
サスイッチは、HFCシステムの同軸伝送路上に位置す
る同軸中継装置502の近傍や、ビルなどの屋内に設置
される。屋外の場合は、同軸中継装置502の近傍の設
置することにより、イーサスイッチ505への給電を容
易にする(給電線508を用いる)。さらに、イーサス
イッチと加入者との間は、イーサスイッチを屋外に設置
する場合には、雷サージ等の影響を受けないよう光ファ
イバ510を使った10/100BASE−FXで、ビ
ルや集合住宅などに設置する場合はペア線511を使っ
た10/BASE―T/TXなどで接続する。従来のC
ATV光ケーブルや同軸ケーブル、引き込み線に、これ
らの線を追加し一束化することにより、従来のコンベン
ショナルサービスに高速データサービスを加えて、ギガ
ビットイーサネットワークをCATVのHFC伝送路に
オーバレイさせることで、さらなる広帯域化が図ること
ができる。
代表されるCATVシステムにより従来のコンベンショ
ナルサービスを広帯域に行いつつ、光伝送路や既設伝送
路を有効利用することで、さらなるブロードバンドアク
セス網を経済的に実現できるという効果を奏する。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
の別の例を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
のネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
のネットワーク構成の別の例を示すブロック図である。
での周波数配列の一例を示す図である。
送システムのネットワーク構成の一例を示すブロック図
である。
ネットワーク構成の一例を示すブロック図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 光伝送路と同軸伝送路とを併せ持つHF
C(Hybrid Fiber Coaxial)方式のCATV伝送方式にお
いて、 前記光伝送路上においてコンベンショナルなCATVサ
ービス用光信号と、ギガビットイーサネット用光信号と
が互いに干渉し影響しあわないように、各々の光信号を
分岐・結合する手段を有することを特徴とするCATV
伝送方式。 - 【請求項2】 既存のコンベンショナルサービスを実施
しているCATVシステムに対し、前記既存のコンベン
ショナルサービスに影響がないよう後からギガビットイ
ーサネット用光信号を分岐・結合する手段を追加して構
成された請求項1に記載のCATV伝送方式。 - 【請求項3】 前記光伝送路が2ルート化されており、
一方の光伝送路が不通になった場合にギガビットイーサ
ネットサービスに支障がないようにルート切替によりサ
ービスを継続させる冗長手段を有する、請求項1に記載
のCATV伝送方式。 - 【請求項4】 前記光伝送路において、未使用ファイバ
を使用してギガビットイーササービスが追加された請求
項1乃至3いずれか1項に記載のCATV伝送方式。 - 【請求項5】 前記分岐・結合する手段と同一筐体内も
しくは隣接配置された筐体内に設けられコンベンショナ
ルなCATVサービス用光信号とギガビットイーサネッ
ト用光信号とを処理する手段をさらに有する請求項1乃
至3のいずれか1項に記載のCATV伝送方式。 - 【請求項6】 同軸ケーブルと光ケーブルを一束化若し
くは併設して、イーササービスについては加入者宅まで
光伝送を行なう請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
CATV伝送方式。 - 【請求項7】 光伝送路と同軸伝送路とを併せ持つHF
C(Hybrid Fiber Coaxial)方式のCATV伝送方式にお
いて、 ギガビットイーサネットをコンベンショナルサービス用
に2ルート化されたHFC光ループ線路をリングとして
使用する手段と、 HFC網のノード光装置と対して隣接設置され若しくは
前記ノード光装置と同一筐体内に配置され、加入者側に
対して容量を分割するギガビットイーサスイッチと、 前記ギガビットイーサスイッチに接続され、1または複
数の加入者への分配を行なう容量分割手段と、 を有することを特徴としたCATV伝送方式。 - 【請求項8】 前記容量分割手段から、前記加入者に対
しさらに容量を分割したペア線もしくは光ファイバによ
る伝送ラインを有する請求項7に記載のCATV伝送方
式。 - 【請求項9】 前記ギガビットイーサスイッチ及び前記
容量分割手段に対してCATVのHFC伝送路から給電
する手段を有する請求項7または8に記載のCATV伝
送方式。 - 【請求項10】 CATVのHFC伝送路機器における
監視制御に関して前記ギガビットイーサネットワークを
介して行う請求項7乃至9のいずれか1項に記載のCA
TV伝送方式。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001185077A JP2003009112A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | Catv伝送方式 |
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JP2001185077A JP2003009112A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | Catv伝送方式 |
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---|---|
JP2003009112A true JP2003009112A (ja) | 2003-01-10 |
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