JPH04111405A - プリントコイルおよびトランス - Google Patents

プリントコイルおよびトランス

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Publication number
JPH04111405A
JPH04111405A JP23100490A JP23100490A JPH04111405A JP H04111405 A JPH04111405 A JP H04111405A JP 23100490 A JP23100490 A JP 23100490A JP 23100490 A JP23100490 A JP 23100490A JP H04111405 A JPH04111405 A JP H04111405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed coil
coil
printed
sheets
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23100490A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Ueda
淳 上田
Yasunori Sugihara
保則 杉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP23100490A priority Critical patent/JPH04111405A/ja
Publication of JPH04111405A publication Critical patent/JPH04111405A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプリントコイルシートを積層してなるプリント
コイルおよびトランスに関するものである。
〔従来の技術とその問題点〕
トランスまたはりアクタ−(コイル)としてプリントコ
イルが用いられる場合がある。
そのプリントコイルはコイル形状が偏平状であるため、
各々のコイルの対向する面積が大きくなり分布容量およ
び1次と2次の間の容置が大きくなる幅間にある。この
コイルを高周波電源用のトランスとして用いた際には、
回路に大きな過渡電流が流れ回路部品を損傷させたり、
共振周波数を低下させ動作周波数に影響を与えたり、ノ
イズの影響を受けやずいという問題点がある。
また、プリントコイルシートを積層してプリントコイル
が作製されるが、温度膠層によっては厚さ方向の膨張、
収縮により各プリントコイルシート間の接続部分が断線
したり、コアを破壊させたりする問題もあった。
また、プリンI・コイルを用いたトランスは小型化に適
しているが、電流による発熱に対して放熱性が悪くその
改善が望まれている。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らは鋭意検討の結果、積層されるプリン
トコイルシートの間に隙間を設けてコイルを作製すれば
上記の問題点を解決できることを見出し本発明に至った
ものである。
即ち、本発明はプリントコイルシートを積層してなるプ
リントコイルあるいはトランスにおいて、前記プリント
コイルシートと隣接するプリントコイルシートとの間に
隙間を設けてなることを特徴とするものである。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は本発明において用いられるプリントコイルシー
ト、第2図はそのプリントコイルシートを積層したプリ
ントコイルを示し、絶縁基材1の両面に導体コイルパタ
ーン2が設けられている。
両面の導体コイルパターン2は表裏接続部3において接
続され、パターン引き出し部4において外部回路に接続
される。そして、スペーサ5を介して上または下に他の
プリントコイルシートが積層されることにより隣接する
プリントコイルシート間に隙間を設けることができる。
本発明において用いられる絶縁基材としては通常、ポリ
イミド、ポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート、エポキシ樹脂などの絶縁性のプラスチックやガ
ラスクロス、不織布などに絶縁性のプラスチックを含浸
させたものを厚さ0025〜1.0mmのシート状に加
工したものが挙げられる。
絶縁基材の両面に設けられる導体コイルパターンとして
は、導電性の金属を所望の形状に加工したものが用いら
れる。通常は、銅、アルミニウムなどを厚さ5〜500
μmに加工したものが多用される。
上記の導体コイルパターンには通常、隣接するプリント
コイルシートの導体コイルパターンとの接触による短絡
を防ぐため、絶縁性のオーバーコート層が設けられる。
このオーバーコート層は絶縁性のものであれば特に限定
はされず、例えば絶縁性のプラスチックフィルムを絶縁
性の接着剤により接着して設けることができる。
絶縁基板の両面に設けられる導体コイルパターンを上下
接続部において接続するには、スポット溶接により行う
のが一般的である。
また、絶縁基板上に設けられるスペーサは絶縁性の材料
を用いることが望まれるが、導電性の材料であっても短
絡を起こさない位置、状態に設ければ使用可能である。
このスペーサの数、形状などは特に限定はされないが、
隣接するプリントコイルシート同士が接触しないような
大きさのものが好ましい0例えば、第1図に示すように
絶縁基板1の4隅に半球状のスペーサ5を設ける方法、
第3図のように絶縁基板lの4辺の略中央に半球状のス
ペーサ5を設ける方法、第4図のように3本のストライ
プ状のスペーサ5を設ける方法、第5図に示すように絶
縁基板102辺上に円柱状のスペーサ5を設ける方法、
第6図に示すように絶縁基板1の端部付近にストライブ
状のスペーサ5を設ける方法などを例示することができ
る。また、第2図に示すようにスペーサ5に対応する部
分に凹部6を設ければ積層する際の位置決めを容易に行
うことができる。更に、プリントコイルシート間に発泡
体を部分的に設けてスペーサとすることもできる。
上記のスペーサにより、隣接するプリントコイルシート
間の隙間を10μm〜1mmと設定するのが好ましく、
より好ましくは20〜300μmに設定される。また、
良好な放熱性を維持するために隣接するプリントコイル
シート間に占める隙間は50〜99%、より好ましくは
80〜95%、となるように設計するのが好ましい。尚
、ここで言う隙間とは、隣接する2枚の絶縁基板の間で
あって、導体コイルパターン、絶縁性のオーバーコート
層およびスペーサを除いた部分である。
また、前記の隙間は外部に対して通じていることが好ま
しく、プリントコイルで発生した熱を効率良(発散させ
ることができる。
〔実施例] 実施例1 厚さ75μmのポリイミドフィルムの両面にエポキシ樹
脂系接着剤を設けた絶縁基板を所定の形状に打ち抜き加
工し、両面に厚さ140μmの圧延銅箔をプレスにより
接着した0次いで、圧延銅箔を所定の形状にエツチング
して導体コイルパターンを作製した。その後、表裏接続
部をスポット溶接し、導体コイルパターン上にエポキシ
樹脂系の接着剤を介して厚さ25μmのポリイミドフィ
ルムのオーバーコート層を配置しホットプレスにより加
熱加圧して、コア窓および匁形を金型で打ぢ抜いてプリ
ントコイルシートを得た。次に、第1図に示されるよう
にプリントコイルシートの4隅に直径3rnm、厚さ5
0μmの大きさのシリコン樹脂系粘着剤を設けた。」二
記のプリントコイルシートを順次重ね合わせ3桟積層し
てプリントコイルとした。
実施例2 絶縁基板として厚さ125μmのエポキシ樹脂(半硬化
状態)含浸ガラスクロス、導体として厚さ300μmの
圧延銅箔、オーバーコート層として厚さ50μmのポリ
イミドフィルムを用いる他は実施例1と同様にしてプリ
ントコイルを作製した。
実施例3 スペーサとしてアクリル樹脂系の光硬化型接着剤を定量
吐出装置により設け、紫外線照射によりプリントコイル
シートを接着する他は実施例2と同様にしてプリントコ
イルを作製した。
実施例4 スペーサとして厚ざ12μmのポリイミドフィルムの両
面にシリコン樹脂系粘着剤を第4図に示すよ・うな形状
に厚さ40μmで設け、各プリントコイルシート間に挿
入する他は実施例1と同様にしてプリントコイルを得た
比較例1 実施例1で用いたスペーサに代え、厚さ50μmのポリ
イミドフィルムの両面にエポキシ樹脂系接着剤を設けた
接着シートを介してプリントコイルシートを3桟積層す
る他は実施例1と同様にしてプリントコイルを作製した
比較例2 実施例2において、オーバーコ・−ト層を配置しホット
プレスにより加熱加圧した後、プリントコイルシート間
をエポキシ樹脂系接着剤により接着し、コア窓および外
形をルータ−により切削した他は実施例2と同様にして
プリントコイルを作製した。
比較例3 実施例1において、コア窓および外形を打ち抜いた後、
同形のコア窓および外形を有する厚さ50μmのポリイ
ミドフィルムの両面にエポキシ樹脂系接着剤を設けた接
着シートを介して3枚のプリントコイルシートを積層す
る他は実施例1と同様にしてプリントコイルを作製した
実施例1〜4および比較例1−3のプリントコイルを用
いて、1次側巻き敞を12ターン、2次側巻き数を2タ
ーンとし、同様の積層形態となるようにしてトランスを
作製した。各々のトランスを同じスイッチング電源に搭
載し、入力電圧1゜Ov、出力100Wの時の各トラン
スの温度上昇値および各トランスの1次2次間容量を調
べ、その結果を第1表に示す。
第1表 [発明の効果] 本発明のプリントコイルおよびトランスは上記のように
、積層されるプリントコイルシートの間に隙間を設けて
いるので放熱性が良好で、それをトランスとして用いた
際には温度上昇および1次2次間の容量を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において用いられるプリントコイルシー
トを示ず斜視図、第2図は本発明のブリントコイルの概
略を示す断面図、第3〜6図は本発明において用いられ
るスペーサの概略を示す斜視図である。 1・・・絶縁基板 2・・・導体コイルパターン 5・・・スペーサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プリントコイルシートを積層してなるプリントコ
    イルにおいて、前記プリントコイルシートと隣接するプ
    リントコイルシートとの間に隙間を設けてなることを特
    徴とするプリントコイル。
  2. (2)プリントコイルシートを積層してなるトランスに
    おいて、前記プリントコイルシートと隣接するプリント
    コイルシートとの間に隙間を設けてなることを特徴とす
    るトランス。
JP23100490A 1990-08-31 1990-08-31 プリントコイルおよびトランス Pending JPH04111405A (ja)

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JP23100490A JPH04111405A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 プリントコイルおよびトランス

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JPH04111405A true JPH04111405A (ja) 1992-04-13

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ID=16916731

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JP (1) JPH04111405A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05283966A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Mitsubishi Electric Corp Lcフィルタ
US5302932A (en) * 1992-05-12 1994-04-12 Dale Electronics, Inc. Monolythic multilayer chip inductor and method for making same
US5572779A (en) * 1994-11-09 1996-11-12 Dale Electronics, Inc. Method of making an electronic thick film component multiple terminal
JP2010045187A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Tdk Corp コイル用ボビン、コイル巻線、及びコイル部品
JP2015118987A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 Tdk株式会社 コイル基板、巻線部品及び電源装置

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