JPH04111329A - ボンディングツールのクリーニング方法およびクリーニング装置 - Google Patents
ボンディングツールのクリーニング方法およびクリーニング装置Info
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- JPH04111329A JPH04111329A JP22799790A JP22799790A JPH04111329A JP H04111329 A JPH04111329 A JP H04111329A JP 22799790 A JP22799790 A JP 22799790A JP 22799790 A JP22799790 A JP 22799790A JP H04111329 A JPH04111329 A JP H04111329A
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Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、テープキャリヤに形成されたたとえばインナ
リードを、加熱されたボンディングツールで加圧して被
ボンディング部材である半導体素子に接合するテープキ
ャリヤ方式の半導体製造装置に係り、特にそのボンディ
ングツールのツール面をクリーニングするクリーニング
方法とその装置に関する。
リードを、加熱されたボンディングツールで加圧して被
ボンディング部材である半導体素子に接合するテープキ
ャリヤ方式の半導体製造装置に係り、特にそのボンディ
ングツールのツール面をクリーニングするクリーニング
方法とその装置に関する。
(従来の技術)
半導体製造装置、たとえばインナリードボンディング装
置は、第4図に示すようになっている。
置は、第4図に示すようになっている。
すなわち、1はステージであって、このステージ1上の
所定部位には被ボンディング部材である半導体素子2が
載置され、かつ図示しない位置決め機構により位置決め
されている。3はテープキャリヤであって、ここに所定
間隔を存して開口しているデバイスホール4が順次ステ
ージ1上の半導体素子2に対向するよう間欠的に送られ
る。それぞれのデバイスホール4にはインナリード5が
突出している。また、上記ステージ1の上方部位にはボ
ンディングツール6が配置されていて、上下動してステ
ージ1に当接自在である。このボンディングツール6に
は、図示しないカートリッジヒータが一体に取着されて
いて、ボンディングツール6をたとえば400〜500
℃に加熱している。
所定部位には被ボンディング部材である半導体素子2が
載置され、かつ図示しない位置決め機構により位置決め
されている。3はテープキャリヤであって、ここに所定
間隔を存して開口しているデバイスホール4が順次ステ
ージ1上の半導体素子2に対向するよう間欠的に送られ
る。それぞれのデバイスホール4にはインナリード5が
突出している。また、上記ステージ1の上方部位にはボ
ンディングツール6が配置されていて、上下動してステ
ージ1に当接自在である。このボンディングツール6に
は、図示しないカートリッジヒータが一体に取着されて
いて、ボンディングツール6をたとえば400〜500
℃に加熱している。
そしてまた、ボンディングツール6は図示しない加圧駆
動源に接続され、所定圧をもってステージ1上の半導体
素子2を加圧可能である。
動源に接続され、所定圧をもってステージ1上の半導体
素子2を加圧可能である。
しかして、ステージ1上に位置決め保持された半導体素
子2の多数の電極7・・・と、テープキャリヤ3のイン
ナリード5・・・とを位置整合して、加熱したボンディ
ングツール6を下降駆動することにより、上記電極7・
・・とインナリード5・・・とを−括した接合(ボンデ
ィング)作用をなす。このように、インナリードボンデ
ィング装置は自動化されるとともに半導体素子2の電極
7およびテープキャリヤ3のインナリード5か極く微小
ピッチであっても、−括接続が可能でボンディング処理
時間の短縮と信頼性の向上化を得られる。
子2の多数の電極7・・・と、テープキャリヤ3のイン
ナリード5・・・とを位置整合して、加熱したボンディ
ングツール6を下降駆動することにより、上記電極7・
・・とインナリード5・・・とを−括した接合(ボンデ
ィング)作用をなす。このように、インナリードボンデ
ィング装置は自動化されるとともに半導体素子2の電極
7およびテープキャリヤ3のインナリード5か極く微小
ピッチであっても、−括接続が可能でボンディング処理
時間の短縮と信頼性の向上化を得られる。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、上記ボンディングツール6は、普通、極めて
固い材料が選択されていて、上述のような加圧加熱作用
を長期に亘って繰り返しても、摩耗することはない。た
だし、カートリッジヒータで高温に加熱されているので
、ボンディング作用面であるツール面6aに酸化物か付
着し易い。
固い材料が選択されていて、上述のような加圧加熱作用
を長期に亘って繰り返しても、摩耗することはない。た
だし、カートリッジヒータで高温に加熱されているので
、ボンディング作用面であるツール面6aに酸化物か付
着し易い。
すなわち、上記インナリード5の表面には錫メツキが施
されていて、ボンディング作用によって極く微量の錫分
が溶融してツール面6aに付着する。この付着した錫分
は酸化して酸化物に換り、ボンディング作用にともなっ
て堆積し、徐々にその厚みが増す。
されていて、ボンディング作用によって極く微量の錫分
が溶融してツール面6aに付着する。この付着した錫分
は酸化して酸化物に換り、ボンディング作用にともなっ
て堆積し、徐々にその厚みが増す。
このようなツール面6aに付着し堆積した酸化物は、ツ
ール面6aと新たにボンディングする部位との間に介在
してツール面6a自体の熱伝達率を低下させ、接合信頼
性を悪くする。
ール面6aと新たにボンディングする部位との間に介在
してツール面6a自体の熱伝達率を低下させ、接合信頼
性を悪くする。
そのため、このようなインナリードボンディング装置に
おいては、定期的にツール面6aをクリーニングして酸
化物などの汚れを除去する必要がある。
おいては、定期的にツール面6aをクリーニングして酸
化物などの汚れを除去する必要がある。
たとえば、特開昭56−153743号公報には、回転
駆動された砥石をツール面に摺接して酸化物などの汚れ
を除去するクリーニング機構を備えたものが開示されて
いる。
駆動された砥石をツール面に摺接して酸化物などの汚れ
を除去するクリーニング機構を備えたものが開示されて
いる。
ところが、ツール面から除去された酸化物などの粒子が
、クリーニング機構およびボンディングツール周囲に飛
散浮遊して、再びこれらに付着する恐れがある。
、クリーニング機構およびボンディングツール周囲に飛
散浮遊して、再びこれらに付着する恐れがある。
そこで、特開昭63−166238号公報および特開昭
63−250829号公報には、ボンディングツールお
よびクリーニング機構の一側方にノズルを配置し、これ
らボンディングツールおよびクリーニング機構を挟んで
他側方に吸引ダクトを配置したものが開示されている。
63−250829号公報には、ボンディングツールお
よびクリーニング機構の一側方にノズルを配置し、これ
らボンディングツールおよびクリーニング機構を挟んで
他側方に吸引ダクトを配置したものが開示されている。
すなわち、上記クリーニング機構の作動とともにノズル
から高圧エアーを吹き出してボンディングツールおよび
クリーニング機構に吹き付ける。ツール面から除去され
た酸化物などの微粒子は吸引ダクトに吸弓され、周囲に
飛散せずにすむ。
から高圧エアーを吹き出してボンディングツールおよび
クリーニング機構に吹き付ける。ツール面から除去され
た酸化物などの微粒子は吸引ダクトに吸弓され、周囲に
飛散せずにすむ。
しかしながら、ボンディングツールは常時ボンディング
作用が可能なように高温状態に加熱されているため、ツ
ール面には錫の酸化物などの他に、たとえば錫分が溶融
した状態のままで付着している。このようなツール面に
クリーニング機構を構成する砥石を摺接しても、上記溶
融した錫分は摺接面全体に引き延ばされるだけで容易に
除去されない。そして、砥石をツール面から離間させれ
ば、再び溶融した錫分が時間の経過と共に酸化し、上述
のような不具合を招く恐れがある。
作用が可能なように高温状態に加熱されているため、ツ
ール面には錫の酸化物などの他に、たとえば錫分が溶融
した状態のままで付着している。このようなツール面に
クリーニング機構を構成する砥石を摺接しても、上記溶
融した錫分は摺接面全体に引き延ばされるだけで容易に
除去されない。そして、砥石をツール面から離間させれ
ば、再び溶融した錫分が時間の経過と共に酸化し、上述
のような不具合を招く恐れがある。
さらにまた、上記砥石はツール面に摺接しても損傷を与
えないように、ボンディングツールよりも柔らかい材料
で作られる。この砥石でツール面ヲ摺接すると、ツール
面のクリーニング作用がなされるとともに砥石を構成す
る砥粒が剥離する。
えないように、ボンディングツールよりも柔らかい材料
で作られる。この砥石でツール面ヲ摺接すると、ツール
面のクリーニング作用がなされるとともに砥石を構成す
る砥粒が剥離する。
クリーニングが終わって砥石をツール面から離間すると
、ツール面には酸化物の微粒子と砥石の砥粒とが付着し
ていることになる。この状態で、先に述べた特開昭63
−166238号公報および特開昭63−250829
号公報のように、ボンディングツールおよびクリーニン
グ機構の一側のノズルからエアーを吹き出しても、この
吹き出し方向がボンディングツールおよびクリーニング
機構の横方向からであるから、ツール面に付着する酸化
物等の微粒子と砥粒を完全に吹き飛ばすことができない
不具合がある。
、ツール面には酸化物の微粒子と砥石の砥粒とが付着し
ていることになる。この状態で、先に述べた特開昭63
−166238号公報および特開昭63−250829
号公報のように、ボンディングツールおよびクリーニン
グ機構の一側のノズルからエアーを吹き出しても、この
吹き出し方向がボンディングツールおよびクリーニング
機構の横方向からであるから、ツール面に付着する酸化
物等の微粒子と砥粒を完全に吹き飛ばすことができない
不具合がある。
本発明は、上記事情に着目してなされたものであり、ボ
ンディングツールのツール面に付着する付着物の除去を
完全になし、ボンディング精度および信頼性の向上化を
図れる半導体製造装置のボンディングツールに対するク
リーニング方法およびクリーニング装置を提供すること
を目的とする。
ンディングツールのツール面に付着する付着物の除去を
完全になし、ボンディング精度および信頼性の向上化を
図れる半導体製造装置のボンディングツールに対するク
リーニング方法およびクリーニング装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成するため本発明は、テープキャリヤに
形成されたリードを、加熱されたボンディングツールで
加圧して被ボンディング部材に接合するテープキャリヤ
方式の半導体製造装置において、上記ボンディングツー
ルを冷却する工程と、この工程のつぎに、冷却された上
記ボンディングツールのツール面に付着した付着物を除
去する工程と、この工程のつぎに、付着物を除去したボ
ンディングツールを再び所定のボンディング温度まで温
度上昇させる工程を有することを特徴とする半導体製造
装置のボンディングツールに対するクリーニング方法で
ある。
形成されたリードを、加熱されたボンディングツールで
加圧して被ボンディング部材に接合するテープキャリヤ
方式の半導体製造装置において、上記ボンディングツー
ルを冷却する工程と、この工程のつぎに、冷却された上
記ボンディングツールのツール面に付着した付着物を除
去する工程と、この工程のつぎに、付着物を除去したボ
ンディングツールを再び所定のボンディング温度まで温
度上昇させる工程を有することを特徴とする半導体製造
装置のボンディングツールに対するクリーニング方法で
ある。
また本発明は、テープキャリヤに形成されたリードを、
加熱されたボンディングツールで加圧して被ボンディン
グ部材に接合するテープキャリヤ方式の半導体製造装置
において、上記ボンディングツールのボンディング面を
研磨して付着した付着物を除去する手段と、このボンデ
ィングツールのボンディング面に相対向して配置されボ
ンディング面に気体を吹き付けてボンディング面に残存
する付着物を吹き飛ばす手段と、上記ボンディングツー
ルの周囲を真空吸引して吹き飛ばされた付着物を吸引す
る手段を具備したことを特徴とする半導体製造装置のボ
ンディングツールに対するクリーニング装置である。
加熱されたボンディングツールで加圧して被ボンディン
グ部材に接合するテープキャリヤ方式の半導体製造装置
において、上記ボンディングツールのボンディング面を
研磨して付着した付着物を除去する手段と、このボンデ
ィングツールのボンディング面に相対向して配置されボ
ンディング面に気体を吹き付けてボンディング面に残存
する付着物を吹き飛ばす手段と、上記ボンディングツー
ルの周囲を真空吸引して吹き飛ばされた付着物を吸引す
る手段を具備したことを特徴とする半導体製造装置のボ
ンディングツールに対するクリーニング装置である。
(作 用)
上記ボンディングツールを冷却してこのツール面に付着
する付着物を固形化してから付着物を除去するので、除
去が確実である。そして、付着物をツール面から除去し
てからボンディングツールを再び所定のボンディング温
度まで温度上昇させるので、クリーニング後におけるボ
ンディング作業を確実になす。除去した付着物を回収し
て周囲に飛散させないから、二次的な障害発生を阻止す
る。
する付着物を固形化してから付着物を除去するので、除
去が確実である。そして、付着物をツール面から除去し
てからボンディングツールを再び所定のボンディング温
度まで温度上昇させるので、クリーニング後におけるボ
ンディング作業を確実になす。除去した付着物を回収し
て周囲に飛散させないから、二次的な障害発生を阻止す
る。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図に示すように、ボンディングツール6にはカート
リッジヒータ8が一体に取着されるとともに熱電対9が
装着されている。これらカートリッジヒータ8および熱
電対9は、温度調節器10に電気的に接続されていて、
上記ボンディングツール6を設定された温度に加熱し、
かつ同時に温度検知が行われる。上記温度調節器10は
、半導体製造装置である、たとえばインナリードボンデ
ィング装置の制御装置11と電気的に接続され、制御装
置11から温度調節器10を介してボンディングツール
6に対する設定温度等のデータ通信ができるようにる。
リッジヒータ8が一体に取着されるとともに熱電対9が
装着されている。これらカートリッジヒータ8および熱
電対9は、温度調節器10に電気的に接続されていて、
上記ボンディングツール6を設定された温度に加熱し、
かつ同時に温度検知が行われる。上記温度調節器10は
、半導体製造装置である、たとえばインナリードボンデ
ィング装置の制御装置11と電気的に接続され、制御装
置11から温度調節器10を介してボンディングツール
6に対する設定温度等のデータ通信ができるようにる。
上記ボンディングツール6の下方部位には、ガイドレー
ル]、2にスライド自在に挿嵌されるとともにボールね
じ部13に螺合する図示しないめねじ部を備えたスライ
ドテーブル14が設けられる。
ル]、2にスライド自在に挿嵌されるとともにボールね
じ部13に螺合する図示しないめねじ部を備えたスライ
ドテーブル14が設けられる。
上記ボールねじ部13の一端部には、正逆回転自在な駆
動モータ15か連結されていて、ボールねじ部13を回
転駆動することによりスライドテーブル14を任意の方
向に移動できるようになっている。
動モータ15か連結されていて、ボールねじ部13を回
転駆動することによりスライドテーブル14を任意の方
向に移動できるようになっている。
上記スライドテーブル14には、後述するエアーフロー
ユニット16およびクリーニングユニット17とが配設
される。
ユニット16およびクリーニングユニット17とが配設
される。
はじめに、上記エアーブローユニット16について説明
すると、上記ボンディングツール6のツール面6aに対
向するユニット本体18の上面には、その略中央部にエ
アーブロー孔19が開口し、このエアーブロー孔19を
囲繞するようにエアー吸引室20の上面開口部が開口す
る。上記エアーブロー孔19の他端部は、ユニット本体
18の側面に開口しているとともに、図示しない圧縮エ
アー配管が接続される。上記圧縮エアー配管には、上記
制御装置11に電気的に接続される電磁開閉弁や、圧縮
エアー源が設けられる。上記エアー吸引室20には吸引
孔21が連通していて、この吸引孔21の他端部はユニ
ット本体18の側面に開口している。そして吸引孔21
には、図示しな0真空配管か接続される。上記真空配管
には、上記制御装置11に電気的に接続される電磁開閉
弁や、真空源が設けられる。
すると、上記ボンディングツール6のツール面6aに対
向するユニット本体18の上面には、その略中央部にエ
アーブロー孔19が開口し、このエアーブロー孔19を
囲繞するようにエアー吸引室20の上面開口部が開口す
る。上記エアーブロー孔19の他端部は、ユニット本体
18の側面に開口しているとともに、図示しない圧縮エ
アー配管が接続される。上記圧縮エアー配管には、上記
制御装置11に電気的に接続される電磁開閉弁や、圧縮
エアー源が設けられる。上記エアー吸引室20には吸引
孔21が連通していて、この吸引孔21の他端部はユニ
ット本体18の側面に開口している。そして吸引孔21
には、図示しな0真空配管か接続される。上記真空配管
には、上記制御装置11に電気的に接続される電磁開閉
弁や、真空源が設けられる。
つぎに、上記クリーニングユニット17について説明す
る。上下面に回転軸を突出したノ\ウジング22がスラ
イドテーブル14に配設されていて、上方に突出する回
転軸に円板状の砥石受は台23および図示しないスプリ
ングを介して砥石24が嵌着される。すなわち、上記砥
石24はボンディングツール6のツール面6aに対向し
ているとともに砥石受は台23に弾性的に支持されるこ
とになる。上記ハウジング22の側方には駆動モータ2
5が配置され、この下方に突出する回転軸と!−ウジン
グ22から下方に突出される回転軸には。
る。上下面に回転軸を突出したノ\ウジング22がスラ
イドテーブル14に配設されていて、上方に突出する回
転軸に円板状の砥石受は台23および図示しないスプリ
ングを介して砥石24が嵌着される。すなわち、上記砥
石24はボンディングツール6のツール面6aに対向し
ているとともに砥石受は台23に弾性的に支持されるこ
とになる。上記ハウジング22の側方には駆動モータ2
5が配置され、この下方に突出する回転軸と!−ウジン
グ22から下方に突出される回転軸には。
それぞれプーリ26,26が嵌着され、かつ互いのプー
リ26,26間に駆動ベルト27が掛は渡される。上記
駆動モータ25は、上記制御装置11に電気的に接続さ
れる。
リ26,26間に駆動ベルト27が掛は渡される。上記
駆動モータ25は、上記制御装置11に電気的に接続さ
れる。
しかして、先に第4図で説明したように、半導体素子2
の電極7・・・にテープキャリヤ3のインナリード51
.・を対向させ、加熱されたボンディングツール6のツ
ール面6aを当接加圧して、電極7・・・とインナリー
ド5・・・とのボンディングをなす。
の電極7・・・にテープキャリヤ3のインナリード51
.・を対向させ、加熱されたボンディングツール6のツ
ール面6aを当接加圧して、電極7・・・とインナリー
ド5・・・とのボンディングをなす。
このようなボンディングツール作用を予め設定した回数
だけ行ったら、ツール面6aに酸化物等が付着したこと
として、以下に述べる操作をなす。
だけ行ったら、ツール面6aに酸化物等が付着したこと
として、以下に述べる操作をなす。
ボンディング作業中は、上記カートリッジヒータ8でボ
ンディングツール6を約400〜500℃の高温に保持
制御している。ここで制御装置11から温度調節器10
に、データ通信によってボンディングツール6のツール
面6aに対するクリーニング温度が設定される。この温
度は、ボンディングツール6における加圧対象物の金属
融点、すなわちインナリード5の表面にメツキされた錫
の融点よりも低い温度である、たとえば200〜300
℃とするみ 上記制御装置11は、温度調節器10に低温指示信号を
出して、カートリッジヒータ8の加熱作用を停止させる
一方、駆動モータ15に駆動信号を出して、スライドテ
ーブル14を移動させる。
ンディングツール6を約400〜500℃の高温に保持
制御している。ここで制御装置11から温度調節器10
に、データ通信によってボンディングツール6のツール
面6aに対するクリーニング温度が設定される。この温
度は、ボンディングツール6における加圧対象物の金属
融点、すなわちインナリード5の表面にメツキされた錫
の融点よりも低い温度である、たとえば200〜300
℃とするみ 上記制御装置11は、温度調節器10に低温指示信号を
出して、カートリッジヒータ8の加熱作用を停止させる
一方、駆動モータ15に駆動信号を出して、スライドテ
ーブル14を移動させる。
上記エアーブローユニット16のユニット本体18上面
がボンディングツール6のツール面6aに対向したとこ
ろで停止する。圧縮エアー源とエアーブロー孔19とを
連通させ、真空源とエアー吸引室20とを連通させる。
がボンディングツール6のツール面6aに対向したとこ
ろで停止する。圧縮エアー源とエアーブロー孔19とを
連通させ、真空源とエアー吸引室20とを連通させる。
エアーブロー孔19から吹き出される圧縮エアーはボン
ディングツール6のツール面6aに吹き付けられ、これ
を冷却する。また、エアーブロー孔19からツール面6
aに吹き付けられて温度上昇したエアーおよびボンディ
ングツール6周囲の雰囲気エアーがエアー吸引室20に
吸引される。その結果、ボンディングツール6は急速に
設定温度である金属融点よりも低い温度に降下し、ツー
ル面6aに付着する酸化物および溶融していた錫分など
は、完全に固形化する。
ディングツール6のツール面6aに吹き付けられ、これ
を冷却する。また、エアーブロー孔19からツール面6
aに吹き付けられて温度上昇したエアーおよびボンディ
ングツール6周囲の雰囲気エアーがエアー吸引室20に
吸引される。その結果、ボンディングツール6は急速に
設定温度である金属融点よりも低い温度に降下し、ツー
ル面6aに付着する酸化物および溶融していた錫分など
は、完全に固形化する。
この温度を熱電対9が検知し、温度調節器10を介して
制御装置11が判断したら、エアーブローと、エアー吸
引作用を停止する。
制御装置11が判断したら、エアーブローと、エアー吸
引作用を停止する。
つぎに第2図に示すように、再び駆動モータ15を駆動
してスライドテーブル14をスライドさせ、クリーニン
グユニット17の砥石24がボンディングツール6のツ
ール面6aに対向したところで停止する。そして、クリ
ーニングユニット17の駆動モータ25を駆動して砥石
24を回転させるとともにボンディングツール6を降下
させ、ツール面6aを砥石24に当接する。ツール面6
aに付着する固形化した酸化物等は効率よく剥離される
。またこのとき、ボンディングツール6と砥石24を相
対的にX−Y方向に移動させると、さらにより効果的な
りリーニングができる。
してスライドテーブル14をスライドさせ、クリーニン
グユニット17の砥石24がボンディングツール6のツ
ール面6aに対向したところで停止する。そして、クリ
ーニングユニット17の駆動モータ25を駆動して砥石
24を回転させるとともにボンディングツール6を降下
させ、ツール面6aを砥石24に当接する。ツール面6
aに付着する固形化した酸化物等は効率よく剥離される
。またこのとき、ボンディングツール6と砥石24を相
対的にX−Y方向に移動させると、さらにより効果的な
りリーニングができる。
所定時間経過後は、第3図に示すように、クリニングユ
ニット17の駆動モータ25を停止するとともに、再び
スライドテーブル14を移動して、エアーブローユニッ
ト16のユニット本体18上面がボンディングツール6
のツール面6aに対向したところで停止する。圧縮エア
ー源とエアーブロー孔19とを連通させ、真空源とエア
ー吸引室20とを連通させる。エアーブロー孔19から
吹き出される圧縮エアーはボンディングツール6のツー
ル面6aに吹き付けられ、上記砥石24によってツール
面6aから剥離され、かつ今だツール面6aに付着残存
したままの付着物を吹き飛ばす。すなわちこの付着物は
、酸化物と固形化した錫分の微粒子および砥石24から
剥離した砥粒等の混合物である。ツール面6aから吹き
飛ばされた付着物は、周囲にあるエアー吸引室20の真
空作用によって吸引され、周囲に飛散することがない。
ニット17の駆動モータ25を停止するとともに、再び
スライドテーブル14を移動して、エアーブローユニッ
ト16のユニット本体18上面がボンディングツール6
のツール面6aに対向したところで停止する。圧縮エア
ー源とエアーブロー孔19とを連通させ、真空源とエア
ー吸引室20とを連通させる。エアーブロー孔19から
吹き出される圧縮エアーはボンディングツール6のツー
ル面6aに吹き付けられ、上記砥石24によってツール
面6aから剥離され、かつ今だツール面6aに付着残存
したままの付着物を吹き飛ばす。すなわちこの付着物は
、酸化物と固形化した錫分の微粒子および砥石24から
剥離した砥粒等の混合物である。ツール面6aから吹き
飛ばされた付着物は、周囲にあるエアー吸引室20の真
空作用によって吸引され、周囲に飛散することがない。
その結果、ツール面6aは完全にクリニングされた状態
となり、ここから除去された付着物を確実に回収して周
囲への悪影響がない。
となり、ここから除去された付着物を確実に回収して周
囲への悪影響がない。
上記制御装置11は温度調節器10にデータ通信を送っ
てカートリッジヒータ8を発熱させ、ボンディング温度
である400〜500℃を設定してボンディングツール
6を加熱する。熱電対9がボンディングツール6の温度
上昇を検知したら、再びボンディング作業が再開される
。
てカートリッジヒータ8を発熱させ、ボンディング温度
である400〜500℃を設定してボンディングツール
6を加熱する。熱電対9がボンディングツール6の温度
上昇を検知したら、再びボンディング作業が再開される
。
なお上記実施例においては、半導体製造装置として、イ
ンナリードボンディングを適用して説明したが、これに
限定されるものではなく、加熱されたボンディングツー
ルでボンディング部材を被ボンディング部材に加圧して
接合する装置の全てを含む。
ンナリードボンディングを適用して説明したが、これに
限定されるものではなく、加熱されたボンディングツー
ルでボンディング部材を被ボンディング部材に加圧して
接合する装置の全てを含む。
上記実施例においては、ボンディングツール6の下方部
位にスライドテーブル14を設け、ここにエアーブロー
ユニット16およびクリーニングユニット17を備えた
構成としたが、たとえば、上記エアーブローユニット1
6およびクリーニングユニット17を固定とし、上記ボ
ンディングツール6をスライド自在として位置決めする
ようにしてもよい。
位にスライドテーブル14を設け、ここにエアーブロー
ユニット16およびクリーニングユニット17を備えた
構成としたが、たとえば、上記エアーブローユニット1
6およびクリーニングユニット17を固定とし、上記ボ
ンディングツール6をスライド自在として位置決めする
ようにしてもよい。
予めプログラムされるボンディング回数は必しも同一と
する必要はなく、たとえば100回ボンディング作用を
なした後でツール面6aのクリーニングをしたら、次回
は99回ボンディングした後ツール面6aのクリーニン
グをなすよう、ボンディング回数を漸次減少させるよう
にしてもよい。
する必要はなく、たとえば100回ボンディング作用を
なした後でツール面6aのクリーニングをしたら、次回
は99回ボンディングした後ツール面6aのクリーニン
グをなすよう、ボンディング回数を漸次減少させるよう
にしてもよい。
ツール面6aに摺接して付着物を除去する手段として砥
石24を用いたが、たとえばサンドベーパ、あるいは研
磨テープなど、砥石24に準するものに代用してもよい
。
石24を用いたが、たとえばサンドベーパ、あるいは研
磨テープなど、砥石24に準するものに代用してもよい
。
ボンディングツール6のツール面6aに付着した付着物
を固形化するための冷却手段として、圧縮エアーの吹き
付けと真空吸引構造を採用したが、これに代るものとし
て、たとえばN2ガスあるいは還元ガスの吹き付けを行
ってもよく、またボンディングツール6に水路を形成し
て冷却水を導通させる水冷構造を採用してもよい。
を固形化するための冷却手段として、圧縮エアーの吹き
付けと真空吸引構造を採用したが、これに代るものとし
て、たとえばN2ガスあるいは還元ガスの吹き付けを行
ってもよく、またボンディングツール6に水路を形成し
て冷却水を導通させる水冷構造を採用してもよい。
以上説明したように本発明によれば、上記ボンディング
ツールを冷却し、冷却されたボンディングツールのツー
ル面に付着した付着物を除去し、ツール面から付着物を
除去したボンディングツールを再びボンディング温度ま
で温度上昇させるクリーニング方法であるから、ツール
面に付着した付着物の除去を完全になすとともに、再開
後のボンディング作業が確実で信頼性の向上化を図れる
などの効果を奏する。
ツールを冷却し、冷却されたボンディングツールのツー
ル面に付着した付着物を除去し、ツール面から付着物を
除去したボンディングツールを再びボンディング温度ま
で温度上昇させるクリーニング方法であるから、ツール
面に付着した付着物の除去を完全になすとともに、再開
後のボンディング作業が確実で信頼性の向上化を図れる
などの効果を奏する。
また本発明は、ボンディングツールのボンディング面を
研磨して付着した付着物を除去する手段、このボンディ
ングツールのボンディング面に相対向して配置されボン
ディング面に気体を吹き付けてツール面に残存する付着
物を吹き飛ばす手段、上記ボンディングツールの周囲を
真空吸引して吹き飛ばされた付着物を吸引する手段を具
備したクリーニング装置であるから、ツール面のクリー
ニングを確実になすとともに除去した付着物を周囲に飛
散させることがなく、二次的な障害防止を図れるなどの
効果を奏する。
研磨して付着した付着物を除去する手段、このボンディ
ングツールのボンディング面に相対向して配置されボン
ディング面に気体を吹き付けてツール面に残存する付着
物を吹き飛ばす手段、上記ボンディングツールの周囲を
真空吸引して吹き飛ばされた付着物を吸引する手段を具
備したクリーニング装置であるから、ツール面のクリー
ニングを確実になすとともに除去した付着物を周囲に飛
散させることがなく、二次的な障害防止を図れるなどの
効果を奏する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す、ボンデ
ィングツールツール面のクリーニング工程を順に示す図
、第4図は半導体製造装置におけるボンディング状態を
拡大した図である。 3・・・テープキャリヤ、5・・・インナリード、6・
・・ボンディングツール、2・・・被ボンディングツー
ル部材(半導体素子) 6a・・・ツール面、16・
・・エアーブローユニット、17・・・クリーニングユ
ニット、24・・・砥石、19・・・エアーブロー孔、
20・・・エアー吸引室。 第1図 1!2図
ィングツールツール面のクリーニング工程を順に示す図
、第4図は半導体製造装置におけるボンディング状態を
拡大した図である。 3・・・テープキャリヤ、5・・・インナリード、6・
・・ボンディングツール、2・・・被ボンディングツー
ル部材(半導体素子) 6a・・・ツール面、16・
・・エアーブローユニット、17・・・クリーニングユ
ニット、24・・・砥石、19・・・エアーブロー孔、
20・・・エアー吸引室。 第1図 1!2図
Claims (2)
- (1)テープキャリヤに形成されたリードを、加熱され
たボンディングツールで加圧して被ボンディング部材に
接合するテープキャリヤ方式の半導体製造装置において
、上記ボンディングツールを冷却する工程と、前記工程
で冷却された上記ボンディングツールのツール面に付着
した付着物を除去する工程と、前記工程で付着物を除去
したボンディングツールを加熱し再び所定のボンディン
グ温度まで温度上昇させる工程とを有することを特徴と
する半導体製造装置のボンディングツールに対するクリ
ーニング方法。 - (2)テープキャリヤに形成されたリードを、加熱され
たボンディングツールで加圧して被ボンディング部材に
接合するテープキャリヤ方式の半導体製造装置において
、上記ボンディングツールのツール面を研磨して付着し
た付着物を除去する手段と、このボンディングツールの
ツール面に相対向して配置されツール面に気体を吹き付
けてツール面に残存する付着物を吹き飛ばす手段と、上
記ボンディングツールの周囲を真空吸引して吹き飛ばさ
れた付着物を吸引する手段とを具備したことを特徴とす
る半導体製造装置のボンディングツールに対するクリー
ニング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22799790A JP2839673B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ボンディングツールのクリーニング方法およびクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22799790A JP2839673B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ボンディングツールのクリーニング方法およびクリーニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04111329A true JPH04111329A (ja) | 1992-04-13 |
JP2839673B2 JP2839673B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=16869562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22799790A Expired - Fee Related JP2839673B2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | ボンディングツールのクリーニング方法およびクリーニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2839673B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003347362A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品保持部材再生装置及び部品装着装置、並びに部品装着方法 |
JP2004193364A (ja) * | 2002-12-11 | 2004-07-08 | Shibuya Kogyo Co Ltd | ボンディング装置 |
JP2005005382A (ja) * | 2003-06-10 | 2005-01-06 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるボンディング装置 |
JP2005322770A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置および電子部品装着方法 |
US8016180B2 (en) * | 2009-11-26 | 2011-09-13 | Ats Automation Tooling Systems Inc. | Thermode cleaning method |
JPWO2016152661A1 (ja) * | 2015-03-20 | 2018-01-11 | 東レエンジニアリング株式会社 | ボンディングツール冷却装置およびこれを備えたボンディング装置ならびにボンディングツール冷却方法 |
CN115780957A (zh) * | 2023-02-06 | 2023-03-14 | 四川省蜀锦工贸有限责任公司 | 一种引脚焊锡去除装置 |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP22799790A patent/JP2839673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003347362A (ja) * | 2002-05-24 | 2003-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品保持部材再生装置及び部品装着装置、並びに部品装着方法 |
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CN115780957A (zh) * | 2023-02-06 | 2023-03-14 | 四川省蜀锦工贸有限责任公司 | 一种引脚焊锡去除装置 |
CN115780957B (zh) * | 2023-02-06 | 2023-05-19 | 四川省蜀锦工贸有限责任公司 | 一种引脚焊锡去除装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2839673B2 (ja) | 1998-12-16 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |