JPH04111277A - ディスクマガジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＣＤオートチェンジャー等に使用するディスク
マガジンに関する。

従来の技術 近年、ディスクマガジンは車載用ＣＤオートチェンジャ
ーの普及とともに多く使用されてきている。

以下に従来のディスクマガジンについて説明する。

第７図〜第９図に示すように、ケース本体１にはその一
側面に設けられたディスク挿入口２と、挿脱されるディ
スクを直接案内するたて断面形状が角形のディスク支持
突起４で形成されたディスク案内溝３を備えている。６
はケース本体１に挿入されたディスクを示す。

また、他の従来例として、第１０図に示すようにディス
ク案内溝６およびディスク支持突起γはそのたて断面形
状が台形をしている。

し上のように形成されたディスク案内溝３，６は左右一
対で設けられており、挿入されるディスク５を挿入案内
し、側方から押圧する板ばね（図示せず）等の押圧力で
ディスク５を挿入位置に保持する。

」−記の構成では、手でディスクを入れようとするとき
に一対の左右の溝に正確に挿入できず段違いに挿入した
り、才だ段違いに挿入されていることに気づかないとい
う不都合が生じ、機器からディスクを返納す、Ａきに機
器とディスクマガジンとの間の相対高さのずれ等によっ
て、返納すべきディスクがディスク案内溝にうまく案内
されずに、ディスク支持突起に当接して返納不能となる
ことが生じる。

そこで第１１図に示すよう々独立した案内スリット８を
もったスリット板９を挿入口に設けたり、挿入口に挿入
方向と平行に複数の薄い仕切板（図示せず）を一定間隔
で積重ねて独立した複数の挿入スリットを形成したもの
もある。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の構成では、スリット板や挿入
スリットを設置するので構造が複雑で、かつコストアン
プになるという問題点や、また、機構を小形化するため
にディスクをディスクマガジンから完全に引き出さない
で、その」ユニのディスクと一部がオーバーラツプした
形で再生を行う小形チェンジャーを実現するときには、
仕切板を用いるとディスクと仕切板との間のすき間が少
なくなるので、機？＋ｇが加振されたときにディスク面
がすれたりして定速回転ができなくなるという問題点、
さらに機器からディスク返納時にディスク先端が仕切板
と当接して返納できなくなるという問題点を有していた
。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、手で挿入
するときも段違いに挿入することを防止でき、かつ、機
器からの返納も確実にでき、その上小形化にも適し、簡
単で安価に構成できるディスクマガジンを提供すること
を目的とする。

課題を解決するだめの手段 この課題を解決するために本発明のディスクマ断面形状
を剣先状もしくは上下非対称に形成した複数対のディス
ク支持突起および、またはディスク支持突起の先端をそ
の厚さのほぼ中心線上に位置させたディスク支持突起お
よび、捷たは先端部をディスク挿入口の開口面から奥部
に位置させたディスク支持突起を備えた構成を有してい
る。

作　　　用 この構成によって、溝間隔が従来と同一であっても溝巾
を大巾に増加させたと同等の効果があり、機器とディス
クマガジンとの相対高さのずれが大巾に許容されること
となり、ディスク返納動作の信頼性が向上することと々
る。また、手でのディスク挿入時、誤って段違いに挿入
しようとしてもディスクが曲げられて挿入力が大きく要
求されることから感覚的に段違い挿入に気づくこととな
り、さらに、ディスクの読取面を傷つきにくくすること
となる。

実施例 以下に本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。

本発明の実施例を示す第１図ないし第６図では、従来例
と同一部品に同一番号を付して説明は省略する。

（実施例１） 第１図ないし第３図に示すように、ケース本体１には、
たて断面形状が剣先状で上下面が平板状のディスク支持
突起１１で形成されたディスク案内７ＩＩ４１２を備え
ている。ディスク支持突起１１の先端１０は、ディスク
支持突起１１の厚さｔの中心線上に位置させる。

第４図は上下面が円弧状のディスク支持突起１３を示す
。

以上のように本実施例によれば、ディスク支持突起のた
て断面形状を剣先状にし、その先端をディスク支持突起
の厚さの中心線上に位置させることにより、ディスクマ
ガジンの高さと機器側のディヌク給排高さとを合せたと
き、機器から排出される干゛イヌクが案内溝の中央に上
下方向のスペスを十分にもって返納することができる。

（実施例２） 第５図に示すように、ディスク支持突起１４の先端１０
はディスク支持突起１４の厚さｔの中心線上に位置させ
、その」ユニ面は非対称に形成する。

ディスク支持突起１４の上面側のディスク支持面のディ
スク半径方向の支持長さｌよりその下面側でのディスク
支持長さｍを太きく形成している。

以上のように本実施例によれば、ディスク支持突起のた
て断面形状を非対称の形状とし、その先端をディスク支
持突起の厚さの中心線上に位置させることにより、ディ
スクのラベル面を上に、ディスクの読取り面を下に向け
て挿入したとき、ディスクの読取り面が小さい支持部で
支持されるので、ディスクの読取り面への傷つきを防止
できる。

また、片方（第５図では左１１ｔｌｌ　）のディスク案
内溝に挿入されたディスクの他方（第５図では右側）は
上方への自由度が、下方への自由度に比べて少なくなり
、他方（第５図ではイ］側）のディスク案内’ｌ：Ｉ）
ではその逆になる。従って手でディスクを挿入するとき
、左右のディスク案内溝の高さが異なるということが起
こりにくくなり、仮に段違いに挿入されようとしても挿
入が重くなる等で早く気伺くことができる。

（実施例３） 第６図に示すように、剣先状のディスク支持突起の挿入
口寄りの先端１５が本体１のディスク挿入口２の開口面
から後退させた位置に設けられている。５はディスクマ
ガジン内に収納されているディスク、１６はディスクマ
ガジンから取出され演奏位置にあるディスクを示す。

以上のように本実施例によれば、ディスク支持突起の先
端部をディスク挿入口の開口面から後退させた位置に設
けることにより、再生するディスクの機器倶ｌへの引出
量を少なくすることができ、従って機器全体の大きさを
小さくできるとともに、使用後のディスクの返納に際し
てはディスクの先端部と、ディスクマガジンのディスク
支持突起の先端とが最も接近した位置にあるので、左右
上下の剣先状の先端部で案内されてディスク案内溝に確
実に案内されて収納位置に収納保持することができる。

発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明は、デ
ィスク挿入口の左右の内倶１壁にそって上下方向に設け
た複数対のディスク案内溝を形成するディスク支持突起
のたて断面形状を剣先状もしくは上下非対称に形成し、
かつその先端をア゛イスク支持突起の厚さのほぼ中心線
上に位置させ、およびまたはディスク支持突起の先端部
をディスク挿入口の開口面から後退させた位置に設ける
ことにより、ディスクの挿脱操作性が良く構造も簡単で
、かつディスクオートチェンジャーを小形化することが
できる優れたディスクマガジンを実現できるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例のディスクマガジンの正
面図、第２図は同平面図、第３図および第４図は同ディ
スク案内溝の要部を示す断面図、第５図は本発明の第２
の実施例のディスク案内溝の要部を示す断面図、第６図
はチェンジャーの平面図、第７図は従来のディスクマガ
ジンの平面図、第８図は同正面図、第９図と第１０図は
同ディスク案内溝の要部を示す断面図、第１１図はディ
スク挿入口に取付ける挿入スロットの正し用図である。 １・・・・・・ケース本体、２・・・・・・ディスク挿
入口、１１・・・・・・ディスク支持突起、１２・・・
・・ディスク案内溝。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　ほか２名区 Σ Ｃ刈 Ｘ 区 ０つ ア Ｕ）

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）ディスクの挿脱を行うディスク挿入口と、前記デ
   ィスク挿入口の左右の内側壁にそって上下方向に設けた
   複数対のディスク案内溝を備え、前記ディスク案内溝を
   構成するたて断面形状を剣先状に形成した複数個のディ
   スク支持突起を備えたディスクマガジン。
2. （２）ディスク支持突起の先端をその厚さの中心線上に
   位置させた請求項１記載のディスクマガジン。
3. （３）ディスクの挿脱を行うディスク挿入口と、前記デ
   ィスク挿入口の左右の内側壁にそって上下方向に設けた
   複数対のディスク案内溝を備え、前記ディスク案内溝を
   構成する先端部を前記ディスク挿入口の開口面から奥部
   に位置させた複数個のディスク支持突起を備えたディス
   クマガジン。
4. （４）ディスク支持突起のたて断面形状を上下非対称に
   形成した請求項１記載のディスクマガジン。
5. （５）ディスク支持突起のディスクの読取面の支持長さ
   をディスクのラベル面の支持長さより短くした請求項４
   記載のディスクマガジン。