JPH04111268U - ギヤードモータ - Google Patents

ギヤードモータ

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Publication number
JPH04111268U
JPH04111268U JP2092791U JP2092791U JPH04111268U JP H04111268 U JPH04111268 U JP H04111268U JP 2092791 U JP2092791 U JP 2092791U JP 2092791 U JP2092791 U JP 2092791U JP H04111268 U JPH04111268 U JP H04111268U
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JP
Japan
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gear
case
motor
bearing
main case
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Pending
Application number
JP2092791U
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English (en)
Inventor
康伸 中桐
隆 藤本
Original Assignee
富士電気化学株式会社
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Publication date
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Priority to JP2092791U priority Critical patent/JPH04111268U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤードモータのモータ部分とギヤ機構の部
分とを少ない構成部品で一体的に組み立てて、組立工数
も少なくする。 【構成】 メインケース1と軸受プレート2とサブケー
ス3とでモータ部品(ステータ5、ロータ6)とギヤ部
品14、17の支持体およびケースを構成する。サブケ
ース3は、ロータ軸7の軸受機能と、ギヤ部品14、1
7の軸受機能の両方を担っている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小型のモータに変速用のギヤ機構を一体的に組合わせたギヤード モータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のギヤードモータの構造は、ケースに収納された単独で完結した構造のモ ータに対し、所定のギヤ比のギヤ機構を小さなケースに組み込んだギヤーヘッド を組み合わせ、両者をネジ止めで連結・固定したり、別に連結金具を用いて固定 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
それぞれ独立した構造のモータとギヤーヘッドとを連結・固定してギヤードモ ータとする構造では、全体としての部品点数が多く、モータとギヤーヘッドをそ れぞれ組み立てる工数と、ギヤーヘッドとモータとを組み合わせてネジ止めする 工数を合わせると、全体としての組立工数も非常に多く、したがってコスト高に なっていた。
【0004】 この考案は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、モータ とギヤ機構とを一体に組み込んだ部品点数、組立工数の少ない安価で小型のギヤ ードモータを実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るギヤードモータは、一端側が開口した筒状のモータ収納部を有 するメインケースと、このメインケースの前記モータ収納部に嵌合して収納され たステータと、このステータ内に組み合わされてロータ軸の一端側が前記メイン ケースの軸受部に支持されたロータと、前記モータ収納部の開口を塞ぐように前 記メインケースに嵌合装着され、前記ロータ軸の他端側を貫通させた状態で支持 する軸受プレートと、この軸受プレートを覆うように前記メインケースに嵌合装 着されてギヤ収納部を形成するサブケースと、このサブケースと前記軸受プレー トとによって所定の配置で回転自在に支持され、ロータ軸の回転を変速するギヤ 機構とを備えたものである。
【0006】
【作用】
前記メインケースにステータとロータを取り付けて前記軸受プレートを嵌合装 着することでモータ部分が構成される。このメインケースにさらに前記サブケー スを嵌合装着することでギヤ収納部が形成され、ここに前記ギヤ機構が配置され る。ギヤ機構の各ギヤを回転自在に支持する軸受手段は、前記ロータ軸の軸受を も担っている軸受プレートとサブケースとによって構成される。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例によるギヤードモータのサブケースを取り除いた状態 の平面図であり、図2はサブケースを取付けた状態での図1のイ−イ断面図であ る。両図において、1はメインケース、2は軸受プレート、3はサブケースであ り、それぞれプラスチック成形品からなる。
【0008】 メインケース1は上端側に開口した筒状のモータ収納部4を有し、その内部に ステッピングモータのクローポール形ステータ5が嵌め込まれて固定されており 、ステータ5の筒内に永久磁石型ロータが回転自在に収納されている。モータ収 納部4の底部内面の中心にロータ軸7が嵌合する軸受穴8が形成されており、ロ ータ軸7の下端がこの軸受穴8によって支持される。ただしメインケース1には ロータ軸7の上端側を支持する機能は無い。
【0009】 モータ収納部4にステータ5とロータ6を収納した状態で、メインケース1の 上面部分に軸受プレート2がモータ収納部4の開口を塞ぐように嵌合装着される 。軸受プレート2の詳細を図3に示している。軸受プレート2には、ロータ軸7 の上端側を貫通させた状態で支持する軸受穴9が形成されているとともに、2個 の小さな位置決め穴10が形成されている。一方、メインケース1には前記位置 決め穴10に対応する2個の位置決め突起11(図1)が形成されており、2個 の突起11を2個の穴10に圧入させるようにして軸受プレート2をメインケー ス1に組み合わせる。これで軸受プレート2がメインケース1に対して正確な位 置に取付けられたことになり、ロータ軸7の上端側が軸受穴9を貫通する。この ときとき軸受穴9の下面部分がロータ軸7の径差段部に当接し、ロータ6のスラ スト方向の位置決めがなされる。
【0010】 なお、ロータ軸7はプラスチックの成形品であり、軸受プレート2の上方に突 出した上端部分には第1ギヤ12が形成されている。また、軸受プレート2の下 面には長方形状の突片13が形成されている。メインケース1にはモータ収納部 4のとなりに端子部が形成されており、その端子部の配線窓部分が軸受プレート 2の突片13によって塞がれるようになっている。
【0011】 また軸受プレート2の上面側には、ギヤ部品14用のギヤ軸15の下端を支持 する軸受穴16が形成されているとともに、もう一つのギヤ部品17を回転自在 に支持するためのギヤ軸18が一体に突設されている。ギヤ部品14、17は共 にプラスチックの成形品であり、ギヤ部品14には第1ギヤ12に噛み合う大径 の第2ギヤ19と、それより小径の第3ギヤ20とが形成されており、ギヤ部品 17は第3ギヤ20に噛み合う第4ギヤ21と、それより小径の第5ギヤ22が 形成されている。この第5ギヤ22が出力ギヤである。
【0012】 軸受プレート2の上面側にギヤ部品14と17を装着した状態で、メインケー ス1の上面箱形部分を上から覆うようにサブケース3が取付けられる。このサブ ケース3の詳細な構成を図4に示している。サブケース3の周縁部下面側には、 2個の位置決め突起23と、3個の係止爪24が形成されている。一方メインケ ース1の周壁部分の上面側には、位置決め突起23に対応する2個の位置決め穴 25と、係止爪24に対応する3個の係止穴26とが形成されている。突起23 と穴25の嵌合によってサブケース3がメインケース1に対して位置決めされ、 係止穴26に係止爪24が弾性的に引っ掛かることによってサブケース3が簡単 に外れないようになっている。
【0013】 またサブケース3の下面側には、ギヤ部品14用のギヤ軸15の上端を支持す る軸受穴27が形成されている。つまり、ギヤ軸15の下端は軸受プレート2に 支持され、上端はサブケース3に支持される。このギヤ軸15にギヤ部品14が 回転自在に装着されており、軸受穴16および軸受穴27を形作っている小さな 筒状部間に挾まれてギヤ部品14のスラスト方向の位置決めがなされている。
【0014】 また、軸受プレート2と一体のギヤ軸18に取付けられたドラム形のギヤ部品 17は、サブケース3の円筒部28内に収容され、その上端の第5ギヤ22が円 筒部28の上端開口から突出している。円筒部28によってギヤ部品17がラジ アル方向に位置決めされているとともに、第5ギヤ22の上面側と円筒部28の 下面側とが当接することによってギヤ部品17のスラスト方向の位置決めもなさ れている。
【0015】
【考案の効果】
この考案のギヤードモータは、メインケースとサブケースそれに軸受プレート という3つの部品を組み合わせることで、モータ部品および変速ギヤ機構のギヤ 部品の支持体およびケースを形作っている。特に軸受プレートはメインケース側 に収納されるロータの軸受機能を担っているとともに、サブケースとの間に配置 されるギヤ機構の位置決めおよび軸受機能の作用を果たしている。この構造によ って、少ない部品点数でモータ部分とギヤ機構部分とを非常にコンパクトに一体 化したギヤードモータを実現することができる。また部品点数が少なくて組立も 容易になるので、この種のギヤードモータを安価に量産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるギヤードモータのサ
ブケースを取り外した状態の平面図である。
【図2】同上ギヤードモータのサブケースを取付けた状
態での図1におけるイ−イ断面図である。
【図3】同上ギヤードモータの軸受プレートの平面図と
断面図と底面図である。
【図4】同上ギヤードモータのサブケースの平面図と断
面図と底面図である。
【符号の説明】
1 メインケース 2 軸受プレート 3 サブケース 4 モータ収納部 5 ステータ 6 ロータ 7 ロータ軸 12 第1ギヤ 14 ギヤ部品 15 ギヤ軸 17 ギヤ部品 18 ギヤ軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開口した筒状のモータ収納部を
    有するメインケースと、このメインケースの前記モータ
    収納部に嵌合して収納されたステータと、このステータ
    内に組み合わされてロータ軸の一端側が前記メインケー
    スの軸受部に支持されたロータと、前記モータ収納部の
    開口を塞ぐように前記メインケースに嵌合装着され、前
    記ロータ軸の他端側を貫通させた状態で支持する軸受プ
    レートと、この軸受プレートを覆うように前記メインケ
    ースに嵌合装着されてギヤ収納部を形成するサブケース
    と、このサブケースと前記軸受プレートとによって所定
    の配置で回転自在に支持され、ロータ軸の回転を変速す
    るギヤ機構とを備えたギヤードモータ。
JP2092791U 1991-03-11 1991-03-11 ギヤードモータ Pending JPH04111268U (ja)

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JP2092791U JPH04111268U (ja) 1991-03-11 1991-03-11 ギヤードモータ

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JPH04111268U true JPH04111268U (ja) 1992-09-28

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ID=31906886

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