JPH04110449A - 高強度強磁性型制振合金 - Google Patents
高強度強磁性型制振合金Info
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- JPH04110449A JPH04110449A JP22899890A JP22899890A JPH04110449A JP H04110449 A JPH04110449 A JP H04110449A JP 22899890 A JP22899890 A JP 22899890A JP 22899890 A JP22899890 A JP 22899890A JP H04110449 A JPH04110449 A JP H04110449A
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Landscapes
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、近イ[タービン用利料、建築用月料等に強く
要求されている高制振・[41と高い強度を同時こ有し
た高Cr系フェライI・の高強度強磁性型制振合金に関
する。
要求されている高制振・[41と高い強度を同時こ有し
た高Cr系フェライI・の高強度強磁性型制振合金に関
する。
運転中に強い振動を受(プるターピンITI A=A料
や、地震、風雨等による振動が蜀(つられ7゜[い連築
用月料には、近年高い制振性が要求され、かつ構造物と
し−ご必要な強度も要求される。
や、地震、風雨等による振動が蜀(つられ7゜[い連築
用月料には、近年高い制振性が要求され、かつ構造物と
し−ご必要な強度も要求される。
このような用途を目的どして提案された桐材としては、
例えば特開昭514−1’11315号公報があり、こ
れは強磁性を有する高Cr合金に冷17旧下延と熱間圧
延とを組合せ、粗大粒を形成させて磁区移動を容易化し
、効率よく制振性を持たせた合金に関する技術である。
例えば特開昭514−1’11315号公報があり、こ
れは強磁性を有する高Cr合金に冷17旧下延と熱間圧
延とを組合せ、粗大粒を形成させて磁区移動を容易化し
、効率よく制振性を持たせた合金に関する技術である。
しかしながら従来の強磁・l’l〕型制振合金し1強度
が低く、」1記の構造用月料としての使用に1刷えがた
い。
が低く、」1記の構造用月料としての使用に1刷えがた
い。
本発明は、−1−記課題に鑑のなされたものて、強磁・
ヒ]型の高Cr系フ、rライj・合金に間○、Nbおよ
びWを添IJIil してこれを焼鈍し、金属間化合物
を析出さぜることにより優れた制振性ど高い強度を有す
る強磁性型制振合金を提供する。
ヒ]型の高Cr系フ、rライj・合金に間○、Nbおよ
びWを添IJIil してこれを焼鈍し、金属間化合物
を析出さぜることにより優れた制振性ど高い強度を有す
る強磁性型制振合金を提供する。
[f1題を解決ずろための手段〕
本発明の!llr徴どするところ(J、千凪比で、C:
0.05 % 以下7 3i:o、o5〜0.1 % 1\4 丁) 0.05へ・ ○、l 9(
i。
0.05 % 以下7 3i:o、o5〜0.1 % 1\4 丁) 0.05へ・ ○、l 9(
i。
Cr:8 〜I5 %
N : 0.008% 以下
に制限し、さらにl刷o、Nt)およびWをそれぞれ0
.1%以−!二、かつ 5%≧2間o −1−2Nb −1−W≧ 0−5%の
バランスて含み、残部Fcおよび不可避的不純物からな
る成分系に550〜650’Cて100時間以上1.0
00時間以−1:の力1占鈍処理を施して金属間化合物
を析出さ−IJて著しく高強度化させることを特徴どし
、かつ、フェラ、イト系強磁性型ダンピング機構により
高い制振性1・j加したことを特徴とする冒強度強磁1
el型制振合金である。
.1%以−!二、かつ 5%≧2間o −1−2Nb −1−W≧ 0−5%の
バランスて含み、残部Fcおよび不可避的不純物からな
る成分系に550〜650’Cて100時間以上1.0
00時間以−1:の力1占鈍処理を施して金属間化合物
を析出さ−IJて著しく高強度化させることを特徴どし
、かつ、フェラ、イト系強磁性型ダンピング機構により
高い制振性1・j加したことを特徴とする冒強度強磁1
el型制振合金である。
本発明では、振動による交番応力作用下ての磁区移動の
ヒステリシス(ごより制振特性を得るために、高い強磁
性を示す高Cr系フェライ)・合金を基本成分系とし、
かつNo、NbおよびWの金属間化合物を析出させて、
分散強化を勾えて高い強度を持たぜることを特徴どする
。
ヒステリシス(ごより制振特性を得るために、高い強磁
性を示す高Cr系フェライ)・合金を基本成分系とし、
かつNo、NbおよびWの金属間化合物を析出させて、
分散強化を勾えて高い強度を持たぜることを特徴どする
。
次に本発明の限定理由を説明−1−ろ。
まずCは、固溶状態てもまたNo、NbおよびWと化合
して、徹細炭化物どして析出しても磁区移動の障害どし
て作用し、て制振性を低下さ一口ろため、−]二1(艮
を0.05%とする。
して、徹細炭化物どして析出しても磁区移動の障害どし
て作用し、て制振性を低下さ一口ろため、−]二1(艮
を0.05%とする。
81は、脱酸5(Aとして重要であるため最低0.05
%が必要であるが、O,M6以−I−を添加すると磁区
移動の障害効果が著しくなるため、L限を0.19(i
とする。
%が必要であるが、O,M6以−I−を添加すると磁区
移動の障害効果が著しくなるため、L限を0.19(i
とする。
M nは、脱酸のため最低0.05”6を確保する必要
があるが、O,l%i以」二の添加では制振性の低下が
起こる。このためl’In量は0.05〜0.1%とす
る。
があるが、O,l%i以」二の添加では制振性の低下が
起こる。このためl’In量は0.05〜0.1%とす
る。
C1−は、強磁性フエライj・を得る元素として、マ]
・リックスの、II(,8本的な磁性同士およびフェラ
イト・フォーマ−として重要である。そのため最低8%
必要であるが、15%以」二であると後段の熱処理11
6冒こ磁区移動に有害なσ相を析出さぜるため、制振性
−1かえって不利である。従ってCr量は8〜1506
とする。
・リックスの、II(,8本的な磁性同士およびフェラ
イト・フォーマ−として重要である。そのため最低8%
必要であるが、15%以」二であると後段の熱処理11
6冒こ磁区移動に有害なσ相を析出さぜるため、制振性
−1かえって不利である。従ってCr量は8〜1506
とする。
Nは、J1!i:地中に固溶しても、」;た窒化物とし
て析出しても制振性の])[1害効果を勾えるために、
−1゜限を0.0089(iとする。
て析出しても制振性の])[1害効果を勾えるために、
−1゜限を0.0089(iとする。
次に本発明のポイン1〜どなるMO,NbおよびWは、
金属間化合物としてイバ出させて強度確保する士で不可
欠であり、またフェライト・フォーマ−としても重要で
あるため、それぞれ単独にO,19g以上の添加を必要
とする。さらにこれら3元素が複合して有効な金属間化
合物を析出する条件を検dτ1したところ、3元素の添
加バランスは 5%≧21−to −1−2Nl〕+W≧ 0,5%が
適切である、1どが1′すっだ。このバランス以下であ
ると、強度、制振性がともに不十分てあり、逆にこのバ
ラノス以」−であると、金属間化合物の11Y1害効果
により制振性の低下が特に著しい。
金属間化合物としてイバ出させて強度確保する士で不可
欠であり、またフェライト・フォーマ−としても重要で
あるため、それぞれ単独にO,19g以上の添加を必要
とする。さらにこれら3元素が複合して有効な金属間化
合物を析出する条件を検dτ1したところ、3元素の添
加バランスは 5%≧21−to −1−2Nl〕+W≧ 0,5%が
適切である、1どが1′すっだ。このバランス以下であ
ると、強度、制振性がともに不十分てあり、逆にこのバ
ラノス以」−であると、金属間化合物の11Y1害効果
により制振性の低下が特に著しい。
次に金属間化合物の析出のためのfj5処理二「程につ
いて述へる。
いて述へる。
予めフェライト中のhto 、 NbおよびWの金属間
化合物の析出条件を検問したところ、温度は550〜6
50°Cの範囲内にあり、適切処理時間は100〜1
、000 時間でアルl トカ判ツタ。処:jlij
?、【、′i!度が550°C以上650°C以下、も
しくは処」[1時間が100時間以下であるど、金属間
化合物の析出が不十分であるため強度が低く、一方処理
時間が1,000時間を超えると、4r属間化合物の粗
大化をまねき制振性が低下する。
化合物の析出条件を検問したところ、温度は550〜6
50°Cの範囲内にあり、適切処理時間は100〜1
、000 時間でアルl トカ判ツタ。処:jlij
?、【、′i!度が550°C以上650°C以下、も
しくは処」[1時間が100時間以下であるど、金属間
化合物の析出が不十分であるため強度が低く、一方処理
時間が1,000時間を超えると、4r属間化合物の粗
大化をまねき制振性が低下する。
実施例−1
第1表に示す成分範囲の供試合金を作製し、これを60
0″Cで5oo時間L1を鈍した後、20tnmlli
(X 1.、lotnm幅x200mm長さの板状試験
片および引張試験片を加重[シ、機械インピーダンス法
による制振性測定および室温での引張試験を行った。
0″Cで5oo時間L1を鈍した後、20tnmlli
(X 1.、lotnm幅x200mm長さの板状試験
片および引張試験片を加重[シ、機械インピーダンス法
による制振性測定および室温での引張試験を行った。
第1表に示す合金の・)1つ、No、I〜N01j1は
本発明の成分範囲の合金であり、N005〜No、I6
は本発明の成分範囲外の比較例合金である。
本発明の成分範囲の合金であり、N005〜No、I6
は本発明の成分範囲外の比較例合金である。
比較例合金のNO,5,6,7f、JそれぞれC,Si
およびMnが本発明以−L、l々0.8,9はCrが本
発明の範囲外、No、IOはNが本発明以上、さらにN
O,il、12゜13は1−1o、NbおよびWがそれ
ぞれ本発明成分の下限以下、No、T1.l、15,1
61J、Mo、NbおよびWの添加ハラ比較例合金のN
o、5+6+7はそれぞれC+ S lおよびMnの過
剰添加による磁区移動の[;[1害効果によ−)て制振
性が低い。
およびMnが本発明以−L、l々0.8,9はCrが本
発明の範囲外、No、IOはNが本発明以上、さらにN
O,il、12゜13は1−1o、NbおよびWがそれ
ぞれ本発明成分の下限以下、No、T1.l、15,1
61J、Mo、NbおよびWの添加ハラ比較例合金のN
o、5+6+7はそれぞれC+ S lおよびMnの過
剰添加による磁区移動の[;[1害効果によ−)て制振
性が低い。
No、8はCrが少な過ぎるため、またNo、9は逆に
Cr過剰による金属間化合物の粗大化によりそれぞれ制
振性が低い。
Cr過剰による金属間化合物の粗大化によりそれぞれ制
振性が低い。
No、IOはN過剰であるために制振性が低い。
No、lI、12,13 i;IそれぞれMo、Nbお
よびWが本発明成分以下であるため、強度が不十分であ
る。
よびWが本発明成分以下であるため、強度が不十分であ
る。
No、Il、l、15.16はそれそイー1.1−IO
lNbおよびWが本発明の添J」11バランス以上であ
るため、強度は十分であるが制振・]イ1が低い。
lNbおよびWが本発明の添J」11バランス以上であ
るため、強度は十分であるが制振・]イ1が低い。
これに対して本発明例の合金No、I〜No、 1.1
は、制振性7強度としに十分な9、〒性を示す。
は、制振性7強度としに十分な9、〒性を示す。
実施例−2
次に第2表に示す供試鋼を作製し、これに第3表へ〜J
に示ず熱処理を施しt5二後、前記実施例1と同じ試験
を行った。
に示ず熱処理を施しt5二後、前記実施例1と同じ試験
を行った。
第3表に示す熱処理のうぢ、△〜Dは本発明例E〜Jは
比較例である。
比較例である。
比較例の1Σ、)?は焼■1.温度が本発明以下、G。
1−1は#弓dj温度が本発明以」−7、Iは・焼鈍時
間が本発明以下1、Jは本発明を超える例である。
間が本発明以下1、Jは本発明を超える例である。
比曽例E〜1は金属間化合物の析出が不十分であるため
、制振性は一1分であるが強度は低い。
、制振性は一1分であるが強度は低い。
比較例Jは、金属間化合物の粗大化のため制振・1牛が
低い。
低い。
これに対して本発明例の熱処理tJミ△〜Dによる合金
は、十分な制振性ど強度を存する。
は、十分な制振性ど強度を存する。
以」二説明した如く本発明の制振合金は、割振性と強度
が同時に要求されるような発電用タービン利料や高層建
築用H料として、高い強度と優れた制振性どを発揮し、
品質、性能の向」二に資する効果は極めて大きい。
が同時に要求されるような発電用タービン利料や高層建
築用H料として、高い強度と優れた制振性どを発揮し、
品質、性能の向」二に資する効果は極めて大きい。
代理ノ、 弁理士 秋 沢 政 光
信 1名
■
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量比で、 C:0.05%以下、 Si:0.05〜0.1%、 Mn:0.05〜0.1%、 Cr:8〜15%、 N:0.008%以下 に制限し、さらにMo、NbおよびWをそれぞれ0.1
%以上、かつ 5%≧2Mo+2Nb+W≧0.5% のバランスで含み、残部Feおよび不可避的不純物から
なる成分系に550〜650℃で100時間取上1,0
00時間以下の焼鈍処理を施して金属間化合物を析出さ
せて著しく高強度化させることを特徴とし、かつ、フェ
ライト系強磁性型ダンピング機構により高い制振性を付
加したことを特徴とする高強度強磁性型制振合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22899890A JPH04110449A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 高強度強磁性型制振合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22899890A JPH04110449A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 高強度強磁性型制振合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110449A true JPH04110449A (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16885159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22899890A Pending JPH04110449A (ja) | 1990-08-30 | 1990-08-30 | 高強度強磁性型制振合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04110449A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013076153A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Disco Corp | ステンレス鋼 |
JP2017039956A (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 日新製鋼株式会社 | 高Al含有制振性フェライト系ステンレス鋼材および製造方法 |
JP2017039955A (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 日新製鋼株式会社 | 制振性フェライト系ステンレス鋼材および製造方法 |
-
1990
- 1990-08-30 JP JP22899890A patent/JPH04110449A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2017030063A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 日新製鋼株式会社 | 制振性フェライト系ステンレス鋼材および製造方法 |
WO2017030064A1 (ja) * | 2015-08-17 | 2017-02-23 | 日新製鋼株式会社 | 高Al含有制振性フェライト系ステンレス鋼材および製造方法 |
US10570979B2 (en) | 2015-08-17 | 2020-02-25 | Nippon Steel Nisshin Co., Ltd. | High Al-content vibration-damping ferritic stainless steel material, and production method |
RU2725239C2 (ru) * | 2015-08-17 | 2020-06-30 | Ниппон Стил Стэйнлесс Стил Корпорейшн | Вибродемпфирующий материал ферритной нержавеющей стали и способ производства |
RU2725240C2 (ru) * | 2015-08-17 | 2020-06-30 | Ниппон Стил Стэйнлесс Стил Корпорейшн | ВИБРОДЕМПФИРУЮЩИЙ МАТЕРИАЛ ФЕРРИТНОЙ НЕРЖАВЕЮЩЕЙ СТАЛИ С ВЫСОКИМ СОДЕРЖАНИЕМ Al И СПОСОБ ПРОИЗВОДСТВА |
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