JPH04110365U - オープンシヨーケース - Google Patents
オープンシヨーケースInfo
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- JPH04110365U JPH04110365U JP1297791U JP1297791U JPH04110365U JP H04110365 U JPH04110365 U JP H04110365U JP 1297791 U JP1297791 U JP 1297791U JP 1297791 U JP1297791 U JP 1297791U JP H04110365 U JPH04110365 U JP H04110365U
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- JP
- Japan
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- air
- temperature
- cold air
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- protective
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- Pending
Links
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims abstract description 33
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2層エアカーテン式のオープンショーケース
における冷気及び保護空気の風量を常に適切に制御す
る。 【構成】 2層エアカーテン式のオープンショーケース
において、外気温度センサaで検出される外気温度To
と庫内温度設定装置bに設定された設定温度Ts との差
ΔTを演算手段cで算出し、冷気風量決定手段dで該温
度差ΔTに対応して冷気の風量CA を決定し、さらに保
護空気風量決定手段eで保護空気の風量CB を冷気の風
量CA との比が一定となる如く決定することにより、設
定温度に拘らず冷気の風量及び保護空気の風量を常に適
切に制御する。
における冷気及び保護空気の風量を常に適切に制御す
る。 【構成】 2層エアカーテン式のオープンショーケース
において、外気温度センサaで検出される外気温度To
と庫内温度設定装置bに設定された設定温度Ts との差
ΔTを演算手段cで算出し、冷気風量決定手段dで該温
度差ΔTに対応して冷気の風量CA を決定し、さらに保
護空気風量決定手段eで保護空気の風量CB を冷気の風
量CA との比が一定となる如く決定することにより、設
定温度に拘らず冷気の風量及び保護空気の風量を常に適
切に制御する。
Description
【0001】
本考案は2層エアカーテン式のオープンショーケースに関するものである。
【0002】
図2は従来のこの種のオープンショーケースの一例、例えば特開平1−102
278号公報に開示されたものである。図中、1は前面に開口部2を有し、断熱
壁3にて構成されるショーケース本体、4は断熱壁3の内側に設けられたダクト
板であり、該ダクト板4と断熱壁3との間の空間は仕切板5によってダクト6及
び7に分割されている。該ダクト6及び7の一端はそれぞれ開口部2の上端にて
吹出口8及び9を構成しており、他端はそれぞれ開口部2の下端にて吸込口10
及び11を構成している。また、ダクト6内には冷却器12及びファン13が設
けられており、該冷却器10によって冷却された空気(冷気)を吹出口8から吸
込口10に向って送り、冷気のエアカーテンAを形成する如くなっている。また
、ダクト7内にはファン14が設けられており、冷却されない空気(保護空気)
を吹出口9から吸込口11に向って送り、保護空気のエアカーテンBを形成する
如くなっている。また、15はダクト板4とエアカーテンA,Bとに囲まれた商
品陳列室であり、その中には複数の商品陳列棚16が配設されている。また、1
7はショーケース本体1の前面上部に設けられた外気温度センサ、18は冷気風
量可変装置、19は保護空気風量可変装置、20はマイコン制御器である。
【0003】
前記装置では外気温度センサ17により検出される外気温度に応じて、マイコ
ン制御器20にて庫内温度のばらつきを予め設定された所定の範囲に保持し得る
冷気の風量を決定し、冷気風量可変装置18を介してファン13を制御し、さら
にマイコン制御器20にて保護空気の風量を前記冷気の風量との比が一定となる
如く決定し、保護空気風量可変装置19を介してファン14を制御していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、オープンショーケースでは外気温度と庫内温度との差によって庫外
と庫内との圧力差が異なり、温度差が大きいほど圧力差も大きくなって換気量が
増加し、温度のばらつきを小さくするためにはより多くの風量が必要となる。
【0005】
しかしながら、前記装置では外気温度にのみ着目して風量を決定しているため
、庫内を任意の設定温度に冷却する場合には該設定温度、即ち庫内温度の変化に
対応できず、前記温度差に対して風量が少なすぎて庫内温度のばらつきが所定の
範囲を越えたり、多すぎて必要以上に庫内温度のばらつきを小さくする、即ち余
分な電力を消費するという問題があった。
【0006】
本考案は前記従来の問題点に鑑み、冷気及び保護空気の風量を常に適切に制御
し得るオープンショーケースを提供することを目的とする。
【0007】
図1は本考案のオープンショーケースの概要を示すもので、図中、aは外気温
度を検出する外気温度センサ、bは庫内の温度を任意に設定する庫内温度設定装
置、cは外気温度と設定温度との差を求める演算手段、dは冷気の風量を前記温
度差に基いて決定する冷気風量決定手段、eは保護空気の風量を前記冷気の風量
との比が一定となる如く決定する保護空気風量決定手段、fは冷気風量可変装置
、gは保護空気風量可変装置、hは冷気用のファン、iは保護空気用のファンで
ある。
【0008】
外気温度センサaで検出される外気温度To 及び庫内温度設定装置bに設定さ
れた設定温度Ts は演算手段cに入力され、その差ΔTが求められる。該温度差
ΔTは冷気風量決定手段dに入力され、ここで冷気の風量CA が、例えば温度差
ΔTの平方根にほぼ比例する如く決定される。該決定された冷気の風量CA は冷
気風量可変装置fに入力され、これに従って冷気用のファンhの動作が制御され
る。また、前記冷気の風量CA は保護空気風量決定手段eにも入力され、ここで
保護空気の風量CB が該冷気の風量CA との比が一定となる如く決定される。該
決定された保護空気の風量CB は保護空気風量可変装置gに入力され、これに従
って保護空気用のファンiの動作が制御される。
【0009】
図3は本考案のオープンショーケースの一実施例を示すもので、図中、従来例
と同一構成部分は同一符号をもって表す。即ち、1はショーケース本体、2は開
口部、3は断熱壁、4はダクト板、5は仕切板、6及び7はダクト、8及び9は
吹出口、10及び11は吸込口、12は冷却器、13及び14はファン、15は
商品陳列室、16は商品陳列棚、17は外気温度センサ、18は冷気風量可変装
置、19は保護空気風量可変装置、21は庫内温度設定装置、22はマイコン制
御器、Aは冷気のエアカーテン、Bは保護空気のエアカーテンである。
【0010】
庫内温度設定装置21はショーケース本体1の適当な位置、ここでは前面上部
に設けられ、庫内温度として任意の温度Ts を設定する。該設定温度Ts は外気
温度センサ17で検出される外気温度To とともにマイコン制御器22に入力さ
れる。マイコン制御器22は前記外気温度To 及び設定温度Ts に基き、図4の
フローチャートに示すようなプログラムに従って冷気の風量CA 及び保護空気の
風量CB を決定し、これらを冷気風量可変装置18及び保護空気風量可変装置1
9に入力する。
【0011】
なお、ファン13及び14、外気温度センサ17、冷気風量可変装置18、保
護空気風量可変装置19、庫内温度設定装置21はそれぞれ、図1中のファンh
及びi、外気温度センサa、冷気風量可変装置f、保護空気風量可変装置g、庫
内温度設定装置bに対応する。また、マイコン制御器22及びそのプログラムに
よって図1中の演算手段c、冷気風量決定手段d及び保護空気風量決定手段eが
実現される。
【0012】
次に、前記装置の動作を説明するが、基本的な動作、即ち冷却器12及びファ
ン13によって冷気のエアカーテンAを形成し、ファン14によって保護空気の
エアカーテンBを形成して庫内を冷却する点は従来例と同様である。
【0013】
まず、マイコン制御器22は外気温度センサ17より外気温度To を読取り(
ステップs1)、また、庫内温度設定装置21より設定温度Ts を読取り(ステ
ップs2)、それらの差ΔT=To −Ts を算出する(ステップs3)。
【0014】
次に、マイコン制御器22は予め設定した冷気の風量CA を決定する関数f(
x)、例えばf(x)=k・x1/2 (但し、kは比例定数)に前記温度差ΔTを
xとして代入し、冷気の風量CA を求め(ステップs4)、冷気風量可変装置1
8に送出する(ステップs5)。該冷気風量可変装置18は冷気の風量がCA と
なるようファン13を制御する。
【0015】
また、マイコン制御器22は前記求めた冷気の風量CA に一定の定数α(但し
、α<1)を乗じて保護空気の風量CB を求め(ステップs6)、保護空気風量
可変装置19に送出する(ステップs7)。該保護空気風量可変装置19は保護
空気の風量がCB となるようファン14を制御する。
【0016】
このように前記実施例によれば、外気温度と設定温度との差ΔTに対応して冷
気の風量CA を決定し、さらに保護空気の風量CB を該冷気の風量CA との比が
一定となる如く決定し、ファン13及び14の動作を制御してエアカーテンA及
びBの風量を適切に調節することができる。
【0017】
なお、運転開始直後、除霜中あるいは除霜終了後のように通常の冷却運転時に
比べて外気温度と設定温度との差が一時的に小さくなる場合は必ずしも前述した
ように制御しなくても良い。
【0018】
以上説明したように本考案によれば、設定温度に拘らず冷気の風量及び保護空
気の風量を常に適切に制御することができ、風量が少なすぎて庫内温度のばらつ
きが所定の範囲を越えたり、風量が多すぎて余分な電力を消費することがない等
の利点がある。
【図1】 本考案のオープンショーケースの概要を示す
説明図
説明図
【図2】 従来のオープンショーケースの一例を示す構
成図
成図
【図3】 本考案のオープンショーケースの一実施例を
示す構成図
示す構成図
【図4】 図3中のマイコン制御器におけるプログラム
のフローチャート
のフローチャート
a…外気温度センサ、b…庫内温度設定装置、c…演算
手段、d…冷気風量決定手段、e…保護空気風量決定手
段、f…冷気風量可変装置、g…保護空気風量可変装
置、h…冷気用のファン、i…保護空気用のファン。
手段、d…冷気風量決定手段、e…保護空気風量決定手
段、f…冷気風量可変装置、g…保護空気風量可変装
置、h…冷気用のファン、i…保護空気用のファン。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
G05D 23/00 G 9132−3H
Claims (2)
- 【請求項1】 冷却器によって冷却された空気(冷気)
及び冷却されない空気(保護空気)をショーケース本体
の開口部の一側から他側に向って該冷気を内側として送
ることにより内外2層のエアカーテンを形成して庫内を
任意の設定温度に冷却するオープンショーケースにおい
て、外気温度を検出する外気温度センサと、外気温度と
設定温度との差を求める演算手段と、冷気の風量を前記
温度差に基いて決定する冷気風量決定手段と、保護空気
の風量を前記冷気の風量との比が一定となる如く決定す
る保護空気風量決定手段とを備えたことを特徴とするオ
ープンショーケース。 - 【請求項2】 冷気の風量を温度差の平方根にほぼ比例
する如く決定する冷気風量決定手段を備えたことを特徴
とする請求項1記載のオープンショーケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297791U JPH04110365U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | オープンシヨーケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1297791U JPH04110365U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | オープンシヨーケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04110365U true JPH04110365U (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31901260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1297791U Pending JPH04110365U (ja) | 1991-03-08 | 1991-03-08 | オープンシヨーケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04110365U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187391A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Nakano Refrigerators Co Ltd | 冷蔵用ショーケース |
WO2014029612A1 (de) | 2012-08-22 | 2014-02-27 | Aht Cooling Systems Gmbh | Kühlregal |
US9560921B2 (en) | 2012-08-22 | 2017-02-07 | Aht Cooling Systems Gmbh | Cooling unit arrangement |
US9930974B2 (en) | 2012-08-22 | 2018-04-03 | Aht Cooling Systems Gmbh | Cooling device |
-
1991
- 1991-03-08 JP JP1297791U patent/JPH04110365U/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007187391A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Nakano Refrigerators Co Ltd | 冷蔵用ショーケース |
JP4636505B2 (ja) * | 2006-01-13 | 2011-02-23 | 中野冷機株式会社 | 冷蔵用ショーケース |
WO2014029612A1 (de) | 2012-08-22 | 2014-02-27 | Aht Cooling Systems Gmbh | Kühlregal |
DE102012107712A1 (de) * | 2012-08-22 | 2014-02-27 | Aht Cooling Systems Gmbh | Kühlregal |
US9560921B2 (en) | 2012-08-22 | 2017-02-07 | Aht Cooling Systems Gmbh | Cooling unit arrangement |
US9901190B2 (en) | 2012-08-22 | 2018-02-27 | Aht Cooling Systems Gmbh | Cooling unit |
US9930974B2 (en) | 2012-08-22 | 2018-04-03 | Aht Cooling Systems Gmbh | Cooling device |
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