JPH04109606A - U型コア - Google Patents
U型コアInfo
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- JPH04109606A JPH04109606A JP22879390A JP22879390A JPH04109606A JP H04109606 A JPH04109606 A JP H04109606A JP 22879390 A JP22879390 A JP 22879390A JP 22879390 A JP22879390 A JP 22879390A JP H04109606 A JPH04109606 A JP H04109606A
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- JP
- Japan
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- magnetic leg
- shaped core
- leg
- center
- coil
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- Pending
Links
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、チョークコイル及びノイズフィルタ等の磁
芯に使用される磁性材料よりなるU型コアに関し、さら
に詳細には、各部寸法を有効活用した構造設計が為され
て、小型軽量化されたU型コアに関するものである。
芯に使用される磁性材料よりなるU型コアに関し、さら
に詳細には、各部寸法を有効活用した構造設計が為され
て、小型軽量化されたU型コアに関するものである。
(従来の技術)
近年、電子機器への小型化の要求が高まり、殊に屋外或
いは屋内において、携帯して使用することが可能な薄型
軽量なる電子機器が要望されている。
いは屋内において、携帯して使用することが可能な薄型
軽量なる電子機器が要望されている。
このため、これらの電子機器の一構成要素であるチョー
クコイル及びノイズフィルタ等も小型軽量化が切望され
ている。
クコイル及びノイズフィルタ等も小型軽量化が切望され
ている。
従って、前記チョークコイル及びノイズフィルタ等の磁
芯として使用されている磁性材料よりなるコアに就いて
も、薄型化及び軽量化が強く求められ、これまでにも種
々の提案がなされてきた。
芯として使用されている磁性材料よりなるコアに就いて
も、薄型化及び軽量化が強く求められ、これまでにも種
々の提案がなされてきた。
前記コアとしては、U型形状を有するU型コアが知られ
ており、該U型コアの従来例を、第6図を参照しながら
説明する。
ており、該U型コアの従来例を、第6図を参照しながら
説明する。
第6図において、フェライト等の磁性材料よりなるU型
コア1は、縦方向に長形をなす中心磁脚2と、該中心磁
脚2と路間−形状(中心磁脚2の断面積と、側磁脚3の
断面積とが路間−)を有する側磁脚3と、が溝4を介し
て平行に配置されるとともに、各々一端がヨーク部5に
より連結されることにより構成されている。
コア1は、縦方向に長形をなす中心磁脚2と、該中心磁
脚2と路間−形状(中心磁脚2の断面積と、側磁脚3の
断面積とが路間−)を有する側磁脚3と、が溝4を介し
て平行に配置されるとともに、各々一端がヨーク部5に
より連結されることにより構成されている。
この際、前記中心磁脚2及び側磁脚3がヨーク部5に連
結された連結面の反対面は、一般に前記U型コア1が一
組に組合わされることによりコイル等を構成するたぬ、
同一面上に形成されている。
結された連結面の反対面は、一般に前記U型コア1が一
組に組合わされることによりコイル等を構成するたぬ、
同一面上に形成されている。
さらに、前記U型コア1の中心磁脚2、側磁脚3及びヨ
ーク部5より造形される上下のU型面も各々同一面上に
形成されているのが一般的である。
ーク部5より造形される上下のU型面も各々同一面上に
形成されているのが一般的である。
また、前記U型コア1の中心磁脚2には、同図に仮想線
にて示すように、エナメル線等が捲回されたコイルボビ
ン6が嵌装されるようになっている。
にて示すように、エナメル線等が捲回されたコイルボビ
ン6が嵌装されるようになっている。
従って、前記U型コア1は、該コイルボビン6が中心磁
脚2に嵌装されるとともに、他のU型コア或いはT型コ
アと組合わされることにより、コイル等を構成するよう
になっている。
脚2に嵌装されるとともに、他のU型コア或いはT型コ
アと組合わされることにより、コイル等を構成するよう
になっている。
上記のようにして、前記U型コア1にコイルボビン6を
嵌装すると、該コイルボビン6の巻線上部及び下部が、
該U型コア1の中心磁脚2の上下面よりそれぞれZa及
びzb幅突出するようになる。
嵌装すると、該コイルボビン6の巻線上部及び下部が、
該U型コア1の中心磁脚2の上下面よりそれぞれZa及
びzb幅突出するようになる。
このことは、前記U型コアlより構成されるコイル等を
電子回路基板等に搭載する際の搭載高さが低背に為され
ているとは言文ず、該搭載の安定が悪い等の不具合があ
った。
電子回路基板等に搭載する際の搭載高さが低背に為され
ているとは言文ず、該搭載の安定が悪い等の不具合があ
った。
かかる理由により、別のU型コアが案出されており、該
U型コアを、第7図を参照しながら説明する。
U型コアを、第7図を参照しながら説明する。
U型コア11は、横方向に長形をなす中心磁脚12と、
該中心磁脚12と路間−形状(中心磁脚12の断面積と
、側磁脚13の断面積とが路間−)を有するとともに、
縦方向に長形をなす側磁脚13と、が溝14を介して平
行に配置されるとともに、各々一端がヨーク部5により
連結されることにより構成されている。
該中心磁脚12と路間−形状(中心磁脚12の断面積と
、側磁脚13の断面積とが路間−)を有するとともに、
縦方向に長形をなす側磁脚13と、が溝14を介して平
行に配置されるとともに、各々一端がヨーク部5により
連結されることにより構成されている。
この際、前記中心磁脚12及び側磁脚13がヨーク部I
Sに連結された連結面の反対面は、同一面上に形成され
るとともに、該側M1脚13及びヨーク部15より造形
される上方のし型面及び該12、側磁脚13及びヨーク
部15より造形される下方のし型面も各々同一面上に形
成されている。
Sに連結された連結面の反対面は、同一面上に形成され
るとともに、該側M1脚13及びヨーク部15より造形
される上方のし型面及び該12、側磁脚13及びヨーク
部15より造形される下方のし型面も各々同一面上に形
成されている。
前記U型コア11は、該側磁脚13及びヨーク部15の
高さから該中心磁脚12の高さを差引いた空間17を有
しているため、図示しないコイルボビンが嵌装さた場合
、該コイルボビンの巻線上部が、該空間17の分だけ突
出することがないようになっている。
高さから該中心磁脚12の高さを差引いた空間17を有
しているため、図示しないコイルボビンが嵌装さた場合
、該コイルボビンの巻線上部が、該空間17の分だけ突
出することがないようになっている。
なお、前記U型コア11は、例えば複数の加圧蘭を有す
る複動型ブレス装置(図示省略)により、粉末状の磁性
材料を加圧成型することにより成型加工される。
る複動型ブレス装置(図示省略)により、粉末状の磁性
材料を加圧成型することにより成型加工される。
上記の複動型ブレス装置によれば、各々の加圧面が複式
運動して、前記磁性材料を加圧するため。
運動して、前記磁性材料を加圧するため。
該磁性材料を均一な密度を有するように成型加工するこ
とが困難であり、該複動加圧される際に内部応力等によ
り、成型体であるU型コア11にマイクロクラック等が
発生する恐れがあった。
とが困難であり、該複動加圧される際に内部応力等によ
り、成型体であるU型コア11にマイクロクラック等が
発生する恐れがあった。
さらに、前記複動型ブレス装置は、大型であり2動作制
御が複雑且つ成型速度が遅いたぬに、大量生産に不向き
であった。
御が複雑且つ成型速度が遅いたぬに、大量生産に不向き
であった。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の中心磁脚及び側Ia脚の断面
積が路間−で且つ中心磁脚、側FiIIII!!及びヨ
ーク部の上下のり型面が同一面状に形成されたU型コア
によれば、該中心磁脚にコイルボビンを嵌装すると、該
コイルボビンの巻線上下部が該U型面より突出してしま
い、該U型コアを組立ることにより構成されるコイル等
が、他の電子部品等に比較して高背であるとともに、該
突出部が障害となり、該コイルを電子回路基板等に安定
搭載することができないという問題点があった。
積が路間−で且つ中心磁脚、側FiIIII!!及びヨ
ーク部の上下のり型面が同一面状に形成されたU型コア
によれば、該中心磁脚にコイルボビンを嵌装すると、該
コイルボビンの巻線上下部が該U型面より突出してしま
い、該U型コアを組立ることにより構成されるコイル等
が、他の電子部品等に比較して高背であるとともに、該
突出部が障害となり、該コイルを電子回路基板等に安定
搭載することができないという問題点があった。
さらに、前記コイルボビンが効率よく収容され且つ前記
コイル等を低背にすることができるように、前記側磁脚
及びヨーク部の上面より空間を有して中心磁脚を側磁脚
より延設したU型コアにおいては、中心磁脚の断面積と
、側磁脚の断面積と、を略凹−にするために、該中心磁
脚を横方向に長形化していることより、該U型コア自体
が横方向に長大化してしまい、該U型コアより構成され
るコイル等を小型化することができないという問題点が
あった。
コイル等を低背にすることができるように、前記側磁脚
及びヨーク部の上面より空間を有して中心磁脚を側磁脚
より延設したU型コアにおいては、中心磁脚の断面積と
、側磁脚の断面積と、を略凹−にするために、該中心磁
脚を横方向に長形化していることより、該U型コア自体
が横方向に長大化してしまい、該U型コアより構成され
るコイル等を小型化することができないという問題点が
あった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、各部
寸法を荷動活用した構造設計がなされて小型且つ軽量、
しかも磁気的特性に優れたU型コアを提供するものであ
る。
寸法を荷動活用した構造設計がなされて小型且つ軽量、
しかも磁気的特性に優れたU型コアを提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、この発明は、中心磁脚と、
これに平行に配置された側磁脚と、前記中心磁脚の一端
側と前記側磁脚の一端側とを互いに連結するヨーク部と
、からなるU型コアにおいて、前記U型コアのし型面を
、該中心磁脚と11111511脚との間に設けられた
溝の中央部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割する
ように加工したことにより、上記目的を達成するもので
ある。
これに平行に配置された側磁脚と、前記中心磁脚の一端
側と前記側磁脚の一端側とを互いに連結するヨーク部と
、からなるU型コアにおいて、前記U型コアのし型面を
、該中心磁脚と11111511脚との間に設けられた
溝の中央部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割する
ように加工したことにより、上記目的を達成するもので
ある。
また、この発明は、前記側磁脚の断面積に対して中心磁
脚の断面積を小さくなるようにしたことにより、上記目
的を達成するものである。
脚の断面積を小さくなるようにしたことにより、上記目
的を達成するものである。
(作用)
本発明においては、中心磁脚と、これに平行に配置され
た側磁脚と、前記中心磁脚の一端側と前記側磁脚の一端
側とを互いに連結するヨーク部とからなるU型コアのし
型面を、該中心磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の中
央部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割加工してい
るため、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンの一方の
巻線部を、該側磁脚及びヨーク部の高さから該中心磁脚
の高さを差引いた分突出することを防止でき、従って該
U型コアにより構成されるコイル等を低背にすることが
できるとともに、前記分割加工により切除された磁性材
1分だけ該コイル等を軽量化することができる。
た側磁脚と、前記中心磁脚の一端側と前記側磁脚の一端
側とを互いに連結するヨーク部とからなるU型コアのし
型面を、該中心磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の中
央部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割加工してい
るため、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンの一方の
巻線部を、該側磁脚及びヨーク部の高さから該中心磁脚
の高さを差引いた分突出することを防止でき、従って該
U型コアにより構成されるコイル等を低背にすることが
できるとともに、前記分割加工により切除された磁性材
1分だけ該コイル等を軽量化することができる。
また、前記U型コアは、該側磁脚及びヨーク部よりなる
面よりも、該コイルボビンの一方の巻線部を突出しない
ように構成することができるたぬ、前記コイル等を電子
回路基板等に搭載する際に、腹面を該基板との当接面と
することにより、該コイル等を該基板に安定搭載できる
。
面よりも、該コイルボビンの一方の巻線部を突出しない
ように構成することができるたぬ、前記コイル等を電子
回路基板等に搭載する際に、腹面を該基板との当接面と
することにより、該コイル等を該基板に安定搭載できる
。
さらに、前記U型コアのU型面を、該中心磁脚と側磁脚
との間に設けられた溝の中央部もしくは側磁脚側に沿っ
て、複数に分割加工することにより、該側磁脚の断面積
に対して中心磁脚の断面積を小さくすることができるた
め、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンに捲回される
巻線の巻線量を増加することができ、コイル等のインダ
クタンス値を増大することができる。
との間に設けられた溝の中央部もしくは側磁脚側に沿っ
て、複数に分割加工することにより、該側磁脚の断面積
に対して中心磁脚の断面積を小さくすることができるた
め、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンに捲回される
巻線の巻線量を増加することができ、コイル等のインダ
クタンス値を増大することができる。
(実施例)
本発明の実施例を、図面に基いて詳細に説明する。
第1図は本発明に係わるU型コアの実施例を示す斜視図
、第2図(a)は同実施例のU型コアを示す平面図、第
2図(b)は同実施例のU型コアのx−X断面を示す断
面図、第3図は同実施に係わるU型コア同士を組合わせ
ることにより構成されるコイルを示す平面図、第4図は
本発明に係わる他のU型コアを示す斜視図、第5図は本
発明に係わる他のし型コアを示す斜視図が示されている
。
、第2図(a)は同実施例のU型コアを示す平面図、第
2図(b)は同実施例のU型コアのx−X断面を示す断
面図、第3図は同実施に係わるU型コア同士を組合わせ
ることにより構成されるコイルを示す平面図、第4図は
本発明に係わる他のU型コアを示す斜視図、第5図は本
発明に係わる他のし型コアを示す斜視図が示されている
。
第1図に示すU型コア51は、下記の工程等により製造
される。
される。
粉末状の磁性材料を単動型プレス装置等により、中心磁
脚と、これに平行に配置された側磁脚と前記中心磁脚の
一端側と前記側磁脚の一端側とを互いに連結するヨーク
部と、を有するU型成型部材に成型加工する。
脚と、これに平行に配置された側磁脚と前記中心磁脚の
一端側と前記側磁脚の一端側とを互いに連結するヨーク
部と、を有するU型成型部材に成型加工する。
該単動型プレス装置は、複数の加圧面が複式連動して磁
性材料を加圧する複動型ブレス装置と異なり、対向する
単一面により加圧するように構成されているため、該装
置が小型且つ動作制御が容易で、大量生産にも適してい
る。
性材料を加圧する複動型ブレス装置と異なり、対向する
単一面により加圧するように構成されているため、該装
置が小型且つ動作制御が容易で、大量生産にも適してい
る。
この際、前記単動型プレス装置のプレス面が平面加工さ
れていることにより、前記U型成型部材の中心磁脚、側
磁脚及びヨーク部により造形される上下のU型面は、各
々平面をなしている。
れていることにより、前記U型成型部材の中心磁脚、側
磁脚及びヨーク部により造形される上下のU型面は、各
々平面をなしている。
次に、前記U型成型部材を、該中心磁脚と側磁脚との間
に設けられた溝の中央部もしくは側la脚側に沿って、
該中心磁脚及びヨーク部の一部を、研摩材等より形成さ
れた円板型グラインダが装備されたグラインダ装置によ
り切削加工する。
に設けられた溝の中央部もしくは側la脚側に沿って、
該中心磁脚及びヨーク部の一部を、研摩材等より形成さ
れた円板型グラインダが装備されたグラインダ装置によ
り切削加工する。
この際、該切削加工による切削幅及び深度は、該中心共
通柱の幅及び前記溝幅の略半分を和した幅程であるとと
もに、1tit記円板型グラインダが軸着された回転軸
の設置高さによる切削深度になっている。
通柱の幅及び前記溝幅の略半分を和した幅程であるとと
もに、1tit記円板型グラインダが軸着された回転軸
の設置高さによる切削深度になっている。
上記のようにして製造されたU型コア51は第1図に示
すように、前記切削加工により略正方形状をなす中心磁
脚52と、縦方向に長形をなす側磁脚53と、がll5
4を介して平行に配置されるとともに、各々一端がヨー
クff155により連結されることにより構成されてい
る。
すように、前記切削加工により略正方形状をなす中心磁
脚52と、縦方向に長形をなす側磁脚53と、がll5
4を介して平行に配置されるとともに、各々一端がヨー
クff155により連結されることにより構成されてい
る。
この際、前記切削加工により中心磁脚52の上面が一部
切欠かれて、切欠部57が形成されるとともに、該中心
磁脚52の連結部から該溝54の略中央部までのヨーク
部55の上面が一部切欠かれて、全切欠部56が形成さ
れている。
切欠かれて、切欠部57が形成されるとともに、該中心
磁脚52の連結部から該溝54の略中央部までのヨーク
部55の上面が一部切欠かれて、全切欠部56が形成さ
れている。
前記U型コア51は、第2図(a)を参昭することによ
り判るように、上面及び下面がU型形状をなしている。
り判るように、上面及び下面がU型形状をなしている。
さらに、第2図(b)に示すように、前記中1し・磁脚
52及びヨーク部55の一部に前記切欠部57及び全切
欠部56が切欠形成されていることにより、前記中心磁
脚52が、前記側磁脚53の高さH2から中心磁脚52
の高さHlを差引いた高さ幅分だけ低背に形成されてい
る。
52及びヨーク部55の一部に前記切欠部57及び全切
欠部56が切欠形成されていることにより、前記中心磁
脚52が、前記側磁脚53の高さH2から中心磁脚52
の高さHlを差引いた高さ幅分だけ低背に形成されてい
る。
従って、エナメル線等が捲回されたコイルボビン65(
仮想線表示)が、前記中心磁脚52に嵌装された際に、
該コイルボビン65の上方の捲線部は、該側磁脚53及
びヨーク部55の高さH2より突出しないようにするこ
とができる。
仮想線表示)が、前記中心磁脚52に嵌装された際に、
該コイルボビン65の上方の捲線部は、該側磁脚53及
びヨーク部55の高さH2より突出しないようにするこ
とができる。
また、同図を参照すると、該U型コア51に前記切欠部
57及び全切欠部56が形成されることにより、中心磁
脚52の中心fB脚断面横62の略2倍が、側磁脚53
の側磁脚断面積63になっている。
57及び全切欠部56が形成されることにより、中心磁
脚52の中心fB脚断面横62の略2倍が、側磁脚53
の側磁脚断面積63になっている。
前記コイルボビン65が中心磁脚52に嵌装されたU型
コア51は、第3図に示すように、線対称形状を有する
他のU型コア61と組合わされることにより、チョーク
コイルまたはノイズフィルタ等のコイル60が構成され
るようになっている。
コア51は、第3図に示すように、線対称形状を有する
他のU型コア61と組合わされることにより、チョーク
コイルまたはノイズフィルタ等のコイル60が構成され
るようになっている。
上記U型コア51によると、該U型コア51の一方のU
型面において、中心磁脚52及びヨーク部55の一部を
切削加工することにより、切欠部57及び全切欠部56
を形成しているため、該側磁脚53の高さH2より中心
磁脚52の高さHlが低背に形成されて、該中心磁脚5
2にコイルボビン65を嵌装した場合に該高さH2がら
高さHlを差引いた分だけ該コイルボビン65の巻線上
部が突出することを防止でき、従って該U型コアにより
構成されるコイル等を低背にすることができる。
型面において、中心磁脚52及びヨーク部55の一部を
切削加工することにより、切欠部57及び全切欠部56
を形成しているため、該側磁脚53の高さH2より中心
磁脚52の高さHlが低背に形成されて、該中心磁脚5
2にコイルボビン65を嵌装した場合に該高さH2がら
高さHlを差引いた分だけ該コイルボビン65の巻線上
部が突出することを防止でき、従って該U型コアにより
構成されるコイル等を低背にすることができる。
さらに、前記U型コア51は、前記切削加工により中心
Mill#]52及び該中心磁脚52の連結部から該溝
54の略中央部までのヨーク部55の上面が一部切欠か
れているため、該切欠により切除された磁性材粒分だけ
該U型コア51延いてはコイル60を軽量化することが
できる。
Mill#]52及び該中心磁脚52の連結部から該溝
54の略中央部までのヨーク部55の上面が一部切欠か
れているため、該切欠により切除された磁性材粒分だけ
該U型コア51延いてはコイル60を軽量化することが
できる。
また、前記U型コア51は、該側磁脚53及びヨーク部
55よりなる面よりも、該コイルボビン65の一方の巻
線部を突出しないように構成することができるため、該
U型コア51が組込まれたコイル等を電子回路基板等(
図示省略)に搭載する際に、腹面を該基板との当接面と
することにより、該コイル60を該基板に安定して搭載
することができる。
55よりなる面よりも、該コイルボビン65の一方の巻
線部を突出しないように構成することができるため、該
U型コア51が組込まれたコイル等を電子回路基板等(
図示省略)に搭載する際に、腹面を該基板との当接面と
することにより、該コイル60を該基板に安定して搭載
することができる。
さらに、該U型コア5IのIll 磁脚断面積63に対
して中心磁脚断面積62が、切欠部57が形成されるこ
とにより略半分になっているため、中心磁脚52に嵌装
されるコイルボビン65に捲回されるエナメル線等の巻
線量を増加することができ、従ってコイル60のインダ
クタンス値を増大することができる。
して中心磁脚断面積62が、切欠部57が形成されるこ
とにより略半分になっているため、中心磁脚52に嵌装
されるコイルボビン65に捲回されるエナメル線等の巻
線量を増加することができ、従ってコイル60のインダ
クタンス値を増大することができる。
なお、本実施例においては、中心磁脚断面積62の略2
倍が側磁脚断面積63となるように、切削加工により切
欠部57及び全切欠部56を形成したが、これに限るこ
とはなく、該切欠部57を大きくして中心磁脚断面積6
2を小さくすることにより、該倍率をより大きく (整
数倍に限ることはない)すると、コイルボビン65に捲
回することのできる巻線の巻線量をより増大することが
できるようになる。
倍が側磁脚断面積63となるように、切削加工により切
欠部57及び全切欠部56を形成したが、これに限るこ
とはなく、該切欠部57を大きくして中心磁脚断面積6
2を小さくすることにより、該倍率をより大きく (整
数倍に限ることはない)すると、コイルボビン65に捲
回することのできる巻線の巻線量をより増大することが
できるようになる。
この際、前記切欠部57及び全切欠部56を大きくする
ことにより、中心磁脚断面積62が小さくなるが、これ
により製造されるU型コアは、チョークコイルまたはノ
イズフィルタ等に使用されるのが一般であるため、該中
心磁脚断面積62と側磁脚断面積63とが同一とならな
くても、該U型コアの磁気的特性に問題はない。
ことにより、中心磁脚断面積62が小さくなるが、これ
により製造されるU型コアは、チョークコイルまたはノ
イズフィルタ等に使用されるのが一般であるため、該中
心磁脚断面積62と側磁脚断面積63とが同一とならな
くても、該U型コアの磁気的特性に問題はない。
さらに、本実施例において、前記中心磁脚52は、略正
方形状を有する場合に就いて説明したが、これに限るこ
とはなく、例えば縦方向に長形をなしていてもよ(、ま
た横方向に長形ななしていてもよく、さらには略楕円形
状をなしていてもよい。
方形状を有する場合に就いて説明したが、これに限るこ
とはなく、例えば縦方向に長形をなしていてもよ(、ま
た横方向に長形ななしていてもよく、さらには略楕円形
状をなしていてもよい。
次に、本発明に係わる他の実施例を第4図を参昭しなが
ら説明する。
ら説明する。
本実施例においては、先の実施例と同様箇所には、同一
符号を付して説明を省略する。
符号を付して説明を省略する。
上記切削加工に使用されるグラインダ装置は。
例えば円板型グラインダを有するものであり、該円板型
グラインダが、前記溝54の中央部より側磁脚53側ま
で切削加工できるように幅広に形成されている。
グラインダが、前記溝54の中央部より側磁脚53側ま
で切削加工できるように幅広に形成されている。
前記グラインダ装置により切削加工されると、前記中心
磁脚52及び該中心磁脚52の連結部から前記側磁脚5
3の近情付近までのヨーク部S5が切削加工されて、そ
れぞれ切欠部57及び全切欠部76が形成されることに
なる。
磁脚52及び該中心磁脚52の連結部から前記側磁脚5
3の近情付近までのヨーク部S5が切削加工されて、そ
れぞれ切欠部57及び全切欠部76が形成されることに
なる。
このことにより製造されるU型コア71は、前記全切欠
部76の切欠量が一層増加することにより、軽量化する
ことができる6 本実施例においても、先の実施例同様の効果を奏する。
部76の切欠量が一層増加することにより、軽量化する
ことができる6 本実施例においても、先の実施例同様の効果を奏する。
次に、本発明に係わる他の実施例を第5図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
本実施例においでも、先の実施例と同様箇所には、同一
符号を付して説明を省略する。
符号を付して説明を省略する。
前記切削加工に使用されるグラインダ装置の円板型グラ
インダにテーバ加工を施しておくと、全切欠部86にテ
ーバ部88が形成されたU型ファ81を製造することが
でき、該テーバ部88により磁性材料の切削分量が多く
なり、該U型コア8!をより一層軽量化できる。
インダにテーバ加工を施しておくと、全切欠部86にテ
ーバ部88が形成されたU型ファ81を製造することが
でき、該テーバ部88により磁性材料の切削分量が多く
なり、該U型コア8!をより一層軽量化できる。
本実施例においても、先の実施例同様の効果を奏する。
なお、上記切削加工に使用されるグラインダ装置におけ
る円板型グラインダの稜部に曲面加工を施しておくと、
該グラインダ装置により切削加工することにより、全切
欠部86に切削曲部が形成されたU型コア81を製造す
ることができ、このことにより、該U型コア81等を組
合わせる工程等において一層該U型コア81にマイクロ
クラック等が発生することを防止できる。
る円板型グラインダの稜部に曲面加工を施しておくと、
該グラインダ装置により切削加工することにより、全切
欠部86に切削曲部が形成されたU型コア81を製造す
ることができ、このことにより、該U型コア81等を組
合わせる工程等において一層該U型コア81にマイクロ
クラック等が発生することを防止できる。
なお、前記磁性材料に鉄粉を適用した場合は、加圧成型
することにより圧粉磁芯が形成され、またフェライト粉
を適用した場合は、該フェライト粉にバインダを加えて
造粒し、加圧成型し、さらに焼成することによりフェラ
イトコアが形成される。
することにより圧粉磁芯が形成され、またフェライト粉
を適用した場合は、該フェライト粉にバインダを加えて
造粒し、加圧成型し、さらに焼成することによりフェラ
イトコアが形成される。
(発明の効果)
本発明に係わるU型コアは、上記のように構成されてい
るため、以下に記載するような効果を有する。
るため、以下に記載するような効果を有する。
(1)中心磁脚と、これに平行に配置された(l[lI
!脚と、前記中心磁脚の一端側と前記側磁脚の一端側と
を互いに連結するヨーク部と、からなるU型コアのU型
面を、該中心磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の中央
部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割加工している
ため、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンの一方の巻
線部を、該側磁脚及びヨーク部の高さから該中心磁脚の
高さを差りいた分突出することを防止でき、従って該U
型コアにより構成されるコイル等を低背小型にすること
ができるという優れた効果を有する。
!脚と、前記中心磁脚の一端側と前記側磁脚の一端側と
を互いに連結するヨーク部と、からなるU型コアのU型
面を、該中心磁脚と側磁脚との間に設けられた溝の中央
部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分割加工している
ため、該中心磁脚に嵌装されるコイルボビンの一方の巻
線部を、該側磁脚及びヨーク部の高さから該中心磁脚の
高さを差りいた分突出することを防止でき、従って該U
型コアにより構成されるコイル等を低背小型にすること
ができるという優れた効果を有する。
(2)また、前記U型コアは、前記分割加工により切除
された磁性材粒分だけ該U型コア延いては該U型コアが
組込まれたフィル等を軽量化することができるという優
れた効果を有する。
された磁性材粒分だけ該U型コア延いては該U型コアが
組込まれたフィル等を軽量化することができるという優
れた効果を有する。
(3)また、前記U型コアは、該側磁脚及びヨーク部よ
りなる面よりも、中心磁脚に嵌装されたコイルボビンの
一方の巻線部を突出しないように構成することができる
ため、前記コイル等を電子回路基板等に搭載する際に、
鏡面を該基板との当接面とすることにより、該コイル等
を該基板に安定して搭載することができるとともに、該
コイル等が搭載される電子機器等を小型化することがで
きるという優れた効果を有する。
りなる面よりも、中心磁脚に嵌装されたコイルボビンの
一方の巻線部を突出しないように構成することができる
ため、前記コイル等を電子回路基板等に搭載する際に、
鏡面を該基板との当接面とすることにより、該コイル等
を該基板に安定して搭載することができるとともに、該
コイル等が搭載される電子機器等を小型化することがで
きるという優れた効果を有する。
(4)さらに、前記し型面を、該中心磁脚と側磁脚との
間に設けられた溝の中央部もしくは側磁脚側に沿って、
複数に分割加工して、該側磁脚の断面積に対して中心磁
脚の断面積を小さくなるようにしているため、該中心磁
脚に嵌装されるコイルボビンに捲回される巻線の巻線量
を増加できることより、コイル等のインダクタンス値を
増大でき、従って同一形状のコイルであってもより効率
よくインダクタンス値を得ることができるという優れた
効果を有する。
間に設けられた溝の中央部もしくは側磁脚側に沿って、
複数に分割加工して、該側磁脚の断面積に対して中心磁
脚の断面積を小さくなるようにしているため、該中心磁
脚に嵌装されるコイルボビンに捲回される巻線の巻線量
を増加できることより、コイル等のインダクタンス値を
増大でき、従って同一形状のコイルであってもより効率
よくインダクタンス値を得ることができるという優れた
効果を有する。
第1図は本発明に係わるU型コアの実施例を示す斜視図
、 第2図(a)は同実施例のU型コアを示す平面図、 第2図(b)は同実施例のU型コアのX−X断面を示す
断面図、 第3図は同実施に係わるU型コア同士を組合わせること
により構成されるコイルを示す平面図、第4図は本発明
に係わる他のU型コアを示す斜視図、 第5図は本発明に係わる他のU型コアを示す斜視図、 第6図は従来のし型コアを示す斜視図、第7図は他の従
来のU型コアを示す斜視図である。 第 1図 5 l ・ 53 ・ 56 ・ 62 ・ 63 ・ U型コア、52・ 側磁脚、55・ ・ 全切欠部、57・ 中心磁脚断面積、 側磁脚断面積。 ・中心磁脚、 ・ヨーク部、 ・切欠部、
、 第2図(a)は同実施例のU型コアを示す平面図、 第2図(b)は同実施例のU型コアのX−X断面を示す
断面図、 第3図は同実施に係わるU型コア同士を組合わせること
により構成されるコイルを示す平面図、第4図は本発明
に係わる他のU型コアを示す斜視図、 第5図は本発明に係わる他のU型コアを示す斜視図、 第6図は従来のし型コアを示す斜視図、第7図は他の従
来のU型コアを示す斜視図である。 第 1図 5 l ・ 53 ・ 56 ・ 62 ・ 63 ・ U型コア、52・ 側磁脚、55・ ・ 全切欠部、57・ 中心磁脚断面積、 側磁脚断面積。 ・中心磁脚、 ・ヨーク部、 ・切欠部、
Claims (2)
- (1)中心磁脚と、これに平行に配置された側磁脚と、
前記中心磁脚の一端側と前記側磁脚の一端側とを互いに
連結するヨーク部と、からなるU型コアにおいて、前記
U型コアのU型面を、該中心磁脚と側磁脚との間に設け
られた溝の中央部もしくは側磁脚側に沿って、複数に分
割するように加工したことを特徴とするU型コア。 - (2)前記側磁脚の断面積に対して中心磁脚の断面積を
小さくなるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
U型コア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22879390A JPH04109606A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | U型コア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22879390A JPH04109606A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | U型コア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109606A true JPH04109606A (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16881942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22879390A Pending JPH04109606A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | U型コア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04109606A (ja) |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22879390A patent/JPH04109606A/ja active Pending
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