JPH04109368U - エンジンの回転検出構造 - Google Patents

エンジンの回転検出構造

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JPH04109368U
JPH04109368U JP1174491U JP1174491U JPH04109368U JP H04109368 U JPH04109368 U JP H04109368U JP 1174491 U JP1174491 U JP 1174491U JP 1174491 U JP1174491 U JP 1174491U JP H04109368 U JPH04109368 U JP H04109368U
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JP
Japan
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engine
crankshaft
speed
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detection structure
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Pending
Application number
JP1174491U
Other languages
English (en)
Inventor
覚 谷
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの回転速度検出用の電磁式の回転セ
ンサで検出される磁性金属製の被検出部材のクランク軸
への取付けを簡易で安価に行う。 【構成】 被検出部材29を、クランク軸24における
フライホイール26取付用の座金28から一体連設して
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、クランク軸に取付けた磁性金属製の被検出部材の通過を電磁式の回 転センサで感知してエンジンの回転速度を検出できるよう構成したエンジンの回 転検出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、作業等、例えばエンジンの負荷に応じて出力を変更できるように制 御する機構を備えたものにあっては、エンジンの回転速度を検出する必要があり 、このため、その検出手段として、エンジンのクランク軸に取付けた磁性金属製 の被検出部材がクランク軸の回転によって通過することを電磁式の回転センサで 感知するようにしているものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、被検出部材のクランク軸への取付けを、クランク軸の 軸部分に取付用のブラケット等を介して行っていたので、その取付用の部品を必 要とする分コスト的に割高になっていた。
【0004】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、被検出部材のクランク軸 への取付けを簡易で安価に行うことのできるエンジンの回転検出構造の提供を目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるエンジンの回転検出構造は、上記目的を達成するために、冒記 構造のものにおいて、前記被検出部材を、前記クランク軸におけるフライホイー ル取付用の座金から一体連設してあることを特徴構成とする。 かかる特徴構成による作用・効果は次の通りである。
【0006】
【作用】
すなわち、被検出部材を、クランク軸におけるフライホイール取付用の座金か ら一体連設してあることから、被検出部材は、フライホイールの取付けと共に何 等特別な取付部品を必要とすることなくクランク軸に取付けられることになる。
【0007】
【考案の効果】
従って、フライホイールをクランク軸に取付ける座金が被検出部材に兼用され ているから、被検出部材をクランク軸に取付けるためのブラケット等の特別な部 品を必要とせず、簡易な構造となると共に、安価に構成できるに至った。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図5に、本考案にかかる構造を備えた乗用型田植機を示している。この乗用型 田植機は、左右一対の前車輪1及び後車輪2を備えた走行機体の後部に、油圧シ リンダ3で昇降操作されるリンク機構4を介して苗植付装置5を装備すると共に 、走行機体の前部にエンジン6を搭載し、走行機体の中間部に運転部7を設けて 構成している。
【0010】 図4に示すように、エンジン6の出力ベルトプーリ8、及び、ミッションケー ス9の入力ベルトプーリ10を割りプーリで構成し、両ベルトプーリ8,10に わたって張設した伝動ベルト11に、この伝動ベルト11を緊張させるためのテ ンションローラ12を弾性的に接当させると共に、両ベルトプーリ6,7におけ る割りプーリ間隔を入力ベルトプーリ7の回転軸心周りでの揺動操作で変更する 操作機構13を設けてベルト式無段変速装置14を構成している。すなわち、操 作機構13を揺動操作することにより、出力ベルトプーリ6と入力ベルトプーリ 7の一方のベルト巻回径が大きくなり、他方のベルト巻回径が小さくなるように 変更調節する。
【0011】 図4に示すように、操作機構13には、連動ロッド15及び揺動連動部材16 を介して電動駆動機構17を連動連結させている。そして、図4に示すように、 電動駆動機構17を駆動制御する制御装置18には、運転部7における操縦ボッ クス7Aに設けられた第1ポテンショメータ19と、前記揺動連動部材16に連 動ロッド20を介して連動連結した第2ポテンショメータ21とを、それらの出 力信号が入力されるように接続している。電動駆動機構17は、電動モータ17 aにネジ機構(図示せず)を介して出退移動部材17bを連動させて成り、電動 モータ17aの回動力をネジ機構により直線動力に変換して出力するうに構成し ている。そして、連動ロッド15に連結したスプリング22が操作部13に増速 操作方向の付勢力を付与するように構成すると共に、第1ポテンショメータ19 の操作軸に連動連結した変速レバー23の揺動操作によってベルト式無段変速装 置14を操作するように構成している。
【0012】 図1に示すように、エンジン6の出力ベルトプーリ8を設けたクランク軸24 の他端部には、冷却ファン25を備えたフライホイール26がナット27による 締結で取付けられている。ナット27は、座金28を介してクランク軸24の軸 端に螺着している。この座金28は、鉄板製であって、図2に示すように、円板 状の座金部分より被検出部材としての被検出用アーム29を座金部分の径方向に 延出してその先端部を屈曲形成している。図1に示すように、エンジン冷却風を シリンダヘッドへ導く導風カバー30に、被検出アーム29の先端部の存否を検 出する半導体磁気抵抗素子からなる回転センサ31を取付けていると共に、この 回転センサ31はその検出出力信号を入力させるように前記制御装置18に接続 している。回転センサ31は、被検出アーム29の先端部が回転センサ31の感 知領域内に位置するとき、つまり回転センサ31の先端の感知面と被検出アーム 29の先端部とが相対向するとき、所定電圧信号を出力する。
【0013】 従って、上記構成によれば、前記変速レバー23を操作すると、第1ポテンシ ョメータ19が回転し、制御装置18への入力電力V1 が変化(高速側への操作 で小さく、低速側への操作で大きく変化)し、制御装置18は、図3に示すよう に、第1ポテンショメータ19からの入力電力V1 と第2ポテンショメータ21 からの入力電力V2 を比較し、V1 がV2 より小さい場合には高速方向用リレー 32へ、V1 がV2 より大きい場合には低速方向用リレー33へ、それぞれ出力 することにより、電動駆動機構17が高速側又は低速側に作動し、V1 とV2 と が一致すると高速方向用リレー32又は低速方向用リレー33への出力が停電し 電動駆動機構も停止する。
【0014】 そして、回転センサ31での検出信号から得られるエンジン回転速度に基づい てエンジン負荷を検出し、その検出結果に基づいてエンジン負荷が適正に維持さ れるようベルト式無段変速装置14を制御する。すなわち、前記変速レバー23 のフルアクセル位置に対応した無負荷エンジン回転速度が基準エンジン回転速度 (3800rmp)として予め設定されており、走行負荷に応じてベルト式無段 変速装置14の変速位置を変更する基準としてのエンジン回転速度として、前記 基準回転速度(3800rmp)より所定量だけ低い第1所定回転速度(例えば 3400rpm)、及び、第1所定回転速度より低い第2所定回転速度(例えば 3000rpm)を設定して、回転センサ31での出力による実エンジン回転速 度が前記第2所定回転速度未満であれば、走行負荷がエンジン出力より大である から、ベルト式無段変速装置14を低速側に切換えると共に、実エンジン回転速 度が第2所定回転速度以上で第1所定回転速度以下であれば走行負荷がエンジン 出力とバランスしているのでベルト式無段変速装置14を現状変速位置に維持し 、実エンジン回転速度が第1所定回転速度を越える回転速度であれば走行負荷が エンジン出力より小さくなっているのでベルト式無段変速装置14を高速側に切 換えるように制御するものである。
【0015】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンとその回転検出構造を示す縦断後面図
【図2】エンジンとその回転検出構造を示す分解斜視図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】乗用型田植機の変速機構を示す側面図
【図5】乗用型田植機を示す全体側面図
【符号の説明】
6 エンジン 24 クランク軸 26 フライホイール 28 座金 29 被検出部材 31 回転センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸(24)に取付けた磁性金属
    製の被検出部材(29)の通過を電磁式の回転センサ
    (31)で感知してエンジン(6)の回転速度を検出で
    きるよう構成したエンジンの回転検出構造であって、前
    記被検出部材(29)を、前記クランク軸(24)にお
    けるフライホイール(26)取付用の座金(28)から
    一体連設してあることを特徴とするエンジンの回転検出
    構造。
JP1174491U 1991-03-06 1991-03-06 エンジンの回転検出構造 Pending JPH04109368U (ja)

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JP1174491U JPH04109368U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 エンジンの回転検出構造

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JP1174491U JPH04109368U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 エンジンの回転検出構造

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Publication Number Publication Date
JPH04109368U true JPH04109368U (ja) 1992-09-22

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ID=31900836

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JP1174491U Pending JPH04109368U (ja) 1991-03-06 1991-03-06 エンジンの回転検出構造

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