JPH04109098A - ターボ形遠心送風機 - Google Patents
ターボ形遠心送風機Info
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- JPH04109098A JPH04109098A JP22574990A JP22574990A JPH04109098A JP H04109098 A JPH04109098 A JP H04109098A JP 22574990 A JP22574990 A JP 22574990A JP 22574990 A JP22574990 A JP 22574990A JP H04109098 A JPH04109098 A JP H04109098A
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- JP
- Japan
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- blade
- centrifugal
- casing
- motor
- plate
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- Pending
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 7
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は渦巻状のケーシングを有するターボ形遠心送
風機の低騒音化に関するものである。
風機の低騒音化に関するものである。
[従来の技術]
従来のターボ形遠心送風機は例えば特開昭63−150
497号公報に示されているような構成である。即ち、
第7図と第8図並びに第9図及び第10図に示すように
遠心羽根4は、主板1と副板2との間に複数枚の翼3を
挟持させた構成で、渦巻状のケーシング5に収められて
いる。多翼3は湾曲していて、主板1と副板2とに垂直
に挟まれ、副板2の中心部には吸込穴7か形成されてい
る。ケーシング5の遠心羽根4の主板側の面にはモータ
6が取付けられていて、このモータ6の回転軸にケーシ
ング5内において遠心羽根4が取付けられている。
497号公報に示されているような構成である。即ち、
第7図と第8図並びに第9図及び第10図に示すように
遠心羽根4は、主板1と副板2との間に複数枚の翼3を
挟持させた構成で、渦巻状のケーシング5に収められて
いる。多翼3は湾曲していて、主板1と副板2とに垂直
に挟まれ、副板2の中心部には吸込穴7か形成されてい
る。ケーシング5の遠心羽根4の主板側の面にはモータ
6が取付けられていて、このモータ6の回転軸にケーシ
ング5内において遠心羽根4が取付けられている。
上記した構成のターボ形遠心送風機において、遠心羽根
4がモータ6により回転されると、吸込穴7から羽根内
周の吸込部に空気が流入する。
4がモータ6により回転されると、吸込穴7から羽根内
周の吸込部に空気が流入する。
流入した空気は翼3間で圧力が高められ、羽根外周の羽
根吐出口8に流出する。この空気の流れは、ケーシング
5の一形状をなす舌部5aから遠心羽根4の回転方向に
向かって徐々に集められてゆき、ケーシング5の吐出口
9から外部へ流出する。
根吐出口8に流出する。この空気の流れは、ケーシング
5の一形状をなす舌部5aから遠心羽根4の回転方向に
向かって徐々に集められてゆき、ケーシング5の吐出口
9から外部へ流出する。
E発明が解決しようとする課題]
従来のターボ形遠心送風機においては送風運転時、翼3
の外周部から生ずる後流とケーシング5の舌部5aとの
干渉によって生ずる、真3の枚数2と回転数Nの積で求
まるNZを基本周波数とする離散的な周波数特性をもつ
回転音(笛音)や、遠心羽根4が軸方向に垂直な面で僅
かに振れることによってケーシング5内面との間で生ず
る圧力変動が起因となる騒音や、翼3上面の乱れによる
騒音、及び吐出口9部の気流音などの騒音が発生すると
いった解決すべき課題を含んでいる。特に、前2者は送
風性能と深いrWJ係があり、遠心羽根4と舌部5aの
隙間を小さくする程、循環流量が減って送風性能は向上
するが回転音は上昇するとか、同様に遠心羽根4の主板
1及び副板2とケーシング5の隙間小さくする程、循環
流量が減って送風性能は上昇するが騒音が上昇するなど
裏腹の関係があり、例えば特開昭63−150497号
公報にみるように遠心羽根4を吸音材質で構成するなど
して騒音の低減が計られているが、吸音材の素材は比較
的高価なうえ、製造面でも量産性が悪く、コスト高にな
るといった難点がある。
の外周部から生ずる後流とケーシング5の舌部5aとの
干渉によって生ずる、真3の枚数2と回転数Nの積で求
まるNZを基本周波数とする離散的な周波数特性をもつ
回転音(笛音)や、遠心羽根4が軸方向に垂直な面で僅
かに振れることによってケーシング5内面との間で生ず
る圧力変動が起因となる騒音や、翼3上面の乱れによる
騒音、及び吐出口9部の気流音などの騒音が発生すると
いった解決すべき課題を含んでいる。特に、前2者は送
風性能と深いrWJ係があり、遠心羽根4と舌部5aの
隙間を小さくする程、循環流量が減って送風性能は向上
するが回転音は上昇するとか、同様に遠心羽根4の主板
1及び副板2とケーシング5の隙間小さくする程、循環
流量が減って送風性能は上昇するが騒音が上昇するなど
裏腹の関係があり、例えば特開昭63−150497号
公報にみるように遠心羽根4を吸音材質で構成するなど
して騒音の低減が計られているが、吸音材の素材は比較
的高価なうえ、製造面でも量産性が悪く、コスト高にな
るといった難点がある。
この発明はかかる従来の課題を解決するなめになされた
もので、低コストで騒音の低減を計ることのできるター
ボ形遠心送風機を得ることを目的とするものである。
もので、低コストで騒音の低減を計ることのできるター
ボ形遠心送風機を得ることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
第1の発明に係るターボ形遠心送風機は、相対向する主
板と副板との間にモータの回転軸方向に対して傾斜を設
けた複数枚の翼を挟持させた遠心羽根を渦巻状のケーシ
ングに収めたものである。
板と副板との間にモータの回転軸方向に対して傾斜を設
けた複数枚の翼を挟持させた遠心羽根を渦巻状のケーシ
ングに収めたものである。
また第2の発明に係る他のターボ形遠心送風機は、遠心
羽根を覆う渦巻状のケーシングに、該ケーシングと遠心
羽根の主板との隙間及び副板との隙間がそれぞれ遠心羽
根の中心から羽根径の略2/3までは広く、それを越え
る部分では狭くなるような段差を設けたものである。
羽根を覆う渦巻状のケーシングに、該ケーシングと遠心
羽根の主板との隙間及び副板との隙間がそれぞれ遠心羽
根の中心から羽根径の略2/3までは広く、それを越え
る部分では狭くなるような段差を設けたものである。
さらに第3の発明に係る他のターボ形遠心送風機は、吐
出口がモータの回転軸に垂直な面に設けられたものにお
いて、その吐出口に対向する側のケーシングを吐出側に
向けてその全周にわたり傾斜させたものである。
出口がモータの回転軸に垂直な面に設けられたものにお
いて、その吐出口に対向する側のケーシングを吐出側に
向けてその全周にわたり傾斜させたものである。
[作用]
第1の発明のターボ形遠心送風機においては、遠心羽根
の多翼がモータの回転軸方向に対して傾斜しているため
、ケーシングの舌部と翼との同時的な干渉が避けられ、
回転音が低減する。
の多翼がモータの回転軸方向に対して傾斜しているため
、ケーシングの舌部と翼との同時的な干渉が避けられ、
回転音が低減する。
また第2の発明の他のターボ形遠心送風機においては、
遠心羽根とケーシングとの距離が広げられているので、
圧力変動の伝搬を減衰させ、騒音の低減を計ることがで
きるとともに、羽根径の略2/3を越える部分では遠心
羽根とゲージングとの距離が狭くなっているので、送風
性能の低下をきたさないですむ。
遠心羽根とケーシングとの距離が広げられているので、
圧力変動の伝搬を減衰させ、騒音の低減を計ることがで
きるとともに、羽根径の略2/3を越える部分では遠心
羽根とゲージングとの距離が狭くなっているので、送風
性能の低下をきたさないですむ。
さらに第3の発明の池のターボ形遠心送風機においては
、吐出口に向かう空気流がケーシングの吐出側に向う全
周にわたる傾斜により吐出口に案内され、この部分での
渦の発生を押さえ、渦による騒音を低減することができ
る。
、吐出口に向かう空気流がケーシングの吐出側に向う全
周にわたる傾斜により吐出口に案内され、この部分での
渦の発生を押さえ、渦による騒音を低減することができ
る。
[実施例]
第1図と第2図並びに第3図は第1の発明に係るターボ
形遠心送風機の一実施例を示し、第1図は遠心羽根の斜
視図、第2図は遠心羽根についての説明図、第3図はタ
ーボ形遠心送風機の平面図である。この実施例のターボ
形遠心送風機は、相対向する主板1と副板2とで複数枚
の翼3を挟持してなる遠心羽根4と、この遠心羽根4を
覆う渦巻状のゲージング5と、遠心羽根4を駆動させる
モータ6とを主体として構成されている。多翼3は回転
方向に湾曲し、かつモータ6の回転軸方向に対して傾斜
角θが付けられ反回転方向又は回転方向に傾斜している
(区側の翼は反回転方向に傾斜している)。遠心羽根4
の副板2の中心部には吸込穴7が形成され、遠心羽根4
の外周には羽根吐出口8が形成されている。モータ6は
ケーシング5の遠心羽根4の主板1側の面に取付けられ
ていて、このモータ6の回転軸にケーシング5内におい
て遠心羽根4が取付けられている。ゲージング5には舌
部5aに続き遠心羽根4の接線方向に吐出口9が設けら
れている。
形遠心送風機の一実施例を示し、第1図は遠心羽根の斜
視図、第2図は遠心羽根についての説明図、第3図はタ
ーボ形遠心送風機の平面図である。この実施例のターボ
形遠心送風機は、相対向する主板1と副板2とで複数枚
の翼3を挟持してなる遠心羽根4と、この遠心羽根4を
覆う渦巻状のゲージング5と、遠心羽根4を駆動させる
モータ6とを主体として構成されている。多翼3は回転
方向に湾曲し、かつモータ6の回転軸方向に対して傾斜
角θが付けられ反回転方向又は回転方向に傾斜している
(区側の翼は反回転方向に傾斜している)。遠心羽根4
の副板2の中心部には吸込穴7が形成され、遠心羽根4
の外周には羽根吐出口8が形成されている。モータ6は
ケーシング5の遠心羽根4の主板1側の面に取付けられ
ていて、このモータ6の回転軸にケーシング5内におい
て遠心羽根4が取付けられている。ゲージング5には舌
部5aに続き遠心羽根4の接線方向に吐出口9が設けら
れている。
上記した構成のターボ形遠心送風機において、遠心羽根
4がモータ6により回転されると、吸込穴7から羽根内
周の吸込部に空気が流入する。
4がモータ6により回転されると、吸込穴7から羽根内
周の吸込部に空気が流入する。
流入した空気は翼3間で圧力が高められ、羽根外周の羽
根吐出口8に流出する。この空気の流れは、ケーシング
5の一形状をなす舌部5aから遠心羽根4の回転方向に
向かって徐々に集められてゆき、ケーシング5の吐出口
9から外部へ流出する。
根吐出口8に流出する。この空気の流れは、ケーシング
5の一形状をなす舌部5aから遠心羽根4の回転方向に
向かって徐々に集められてゆき、ケーシング5の吐出口
9から外部へ流出する。
遠心羽根4の回転において、多翼3の外周部は主板1側
から副板2側に遅れながらケーシング5の舌部5aを横
切ることになる。即ち、舌部5aを真中全体が同時に横
切ることはなく、真中方向に位相差をもって舌部5aを
横切る。
から副板2側に遅れながらケーシング5の舌部5aを横
切ることになる。即ち、舌部5aを真中全体が同時に横
切ることはなく、真中方向に位相差をもって舌部5aを
横切る。
従って、翼先端から発した後流が真中全体で舌部5aに
衝突するこれまでのターボ形遠心送風機より回転音のレ
ベルが低下する。なお、翼3の傾斜方向を区側とは反対
にしても同様な効果を得ることができる。
衝突するこれまでのターボ形遠心送風機より回転音のレ
ベルが低下する。なお、翼3の傾斜方向を区側とは反対
にしても同様な効果を得ることができる。
第4図は第2の発明に係るターボ形遠心送風機の一実施
例を示した断面図である。この実施例のターボ形遠心送
風機は、相対向する主板1と副板2とで複数枚の翼3を
挟持してなる遠心羽根4と、この遠心羽根4を覆う渦巻
状のケーシング5と、遠心羽根4を駆動させるモータ6
とを主体として構成されている。多翼3は回転方向に湾
曲し、遠心羽根4の副板2の中心部には吸込穴7が形成
されている。モータ6はゲージング5の遠心羽根4の主
板1側の面に取付けられていて、このモータ6の回転軸
にケーシング5内において遠心羽根4が取付けられてい
る。
例を示した断面図である。この実施例のターボ形遠心送
風機は、相対向する主板1と副板2とで複数枚の翼3を
挟持してなる遠心羽根4と、この遠心羽根4を覆う渦巻
状のケーシング5と、遠心羽根4を駆動させるモータ6
とを主体として構成されている。多翼3は回転方向に湾
曲し、遠心羽根4の副板2の中心部には吸込穴7が形成
されている。モータ6はゲージング5の遠心羽根4の主
板1側の面に取付けられていて、このモータ6の回転軸
にケーシング5内において遠心羽根4が取付けられてい
る。
渦巻状のケーシング5は主板側と副板側とに分割構成さ
れ、副板側に遠心羽根側へバーリングした形態に吸込口
10が設けられている。ケーシング5には、主板1との
隙間及び副板2との隙間がそれぞれ遠心羽根4の中心か
ら羽根径の略2/3までは広く、羽根外径よりほぼ1/
3以上は、羽根吐出口8から吸込穴7へリサイクルする
循環流量を抑えるように狭くなるような段差11が設け
られている。
れ、副板側に遠心羽根側へバーリングした形態に吸込口
10が設けられている。ケーシング5には、主板1との
隙間及び副板2との隙間がそれぞれ遠心羽根4の中心か
ら羽根径の略2/3までは広く、羽根外径よりほぼ1/
3以上は、羽根吐出口8から吸込穴7へリサイクルする
循環流量を抑えるように狭くなるような段差11が設け
られている。
上記した構成のターボ形遠心送風機において、遠心羽根
4がモータ6により回転されると、吸込口10から羽根
内周の吸込部に空気が流入する。流入した空気は翼3間
で圧力が高められ、羽根外周の羽根吐出口8に流出する
。この時、遠心羽根4はいくら精度よく制作されていて
も必ず回転軸方向に垂直な面での振れが生ずる。
4がモータ6により回転されると、吸込口10から羽根
内周の吸込部に空気が流入する。流入した空気は翼3間
で圧力が高められ、羽根外周の羽根吐出口8に流出する
。この時、遠心羽根4はいくら精度よく制作されていて
も必ず回転軸方向に垂直な面での振れが生ずる。
この振れに対してこれまでのターボ形遠心送風機ではケ
ーシングの内面が固定されているため、空気の脈動が生
じ騒音となるが、本例のターボ形遠心送風機では、遠心
羽根4とゲージング5との距離が広げられているので、
脈動による圧力変動の伝搬を減衰させ、騒音の低減を計
ることができるとともに、羽根径の略2/3を越える部
分では遠心羽根4とケーシング5との距離が狭くなって
いるので、送風性能の低下もきたさない。また、ゲージ
ング5に段差11を設けることにより、ケーシング5の
剛性が増し、その固有振動数が高くなるので遠心羽根4
やモータ6との共振による騒音や振動も抑えることがで
きる。
ーシングの内面が固定されているため、空気の脈動が生
じ騒音となるが、本例のターボ形遠心送風機では、遠心
羽根4とゲージング5との距離が広げられているので、
脈動による圧力変動の伝搬を減衰させ、騒音の低減を計
ることができるとともに、羽根径の略2/3を越える部
分では遠心羽根4とケーシング5との距離が狭くなって
いるので、送風性能の低下もきたさない。また、ゲージ
ング5に段差11を設けることにより、ケーシング5の
剛性が増し、その固有振動数が高くなるので遠心羽根4
やモータ6との共振による騒音や振動も抑えることがで
きる。
第5図と第6図は第3の発明に係るターボ形遠心送風機
の一実施例を示した平面図と断面図である。この実施例
のターボ形遠心送風機も前例のものと同様に、相対向す
る主板1と副板2とで複数枚の翼3を挟持してなる遠心
羽根4と、この遠心羽根4を覆う渦巻状のゲージング5
と、遠心羽根4を駆動させるモータ6とを主体として構
成されている。ただし、ケーシング5における吐出口9
が図示のように、回転軸に垂直な面に設けられているも
のである。そして、この吐出口9に対向する側の上記ケ
ーシング5は、吐出側に向けてその全周にわたり傾斜1
2が設けられている。
の一実施例を示した平面図と断面図である。この実施例
のターボ形遠心送風機も前例のものと同様に、相対向す
る主板1と副板2とで複数枚の翼3を挟持してなる遠心
羽根4と、この遠心羽根4を覆う渦巻状のゲージング5
と、遠心羽根4を駆動させるモータ6とを主体として構
成されている。ただし、ケーシング5における吐出口9
が図示のように、回転軸に垂直な面に設けられているも
のである。そして、この吐出口9に対向する側の上記ケ
ーシング5は、吐出側に向けてその全周にわたり傾斜1
2が設けられている。
上記した構成のターボ形遠心送風機において、遠心羽根
4がモータ6により回転されると、吸込口10から羽根
内周の吸込部に空気が流入する。流入した空気は翼3間
で圧力が高められ、はぼ90’向きを変えられて吐出口
9から流出する。吐出口9に向かう空気流はケーシング
5の吐出側に対向する面の全周にわたる傾斜12により
吐出口9に案内され、この部分での渦の発生が押さえら
れる。従って、渦による騒音が低減する。なお、吐出口
9が副板側のケーシング5に設けられた場合には傾斜1
2は主板側のケーシング5に設ければよい。
4がモータ6により回転されると、吸込口10から羽根
内周の吸込部に空気が流入する。流入した空気は翼3間
で圧力が高められ、はぼ90’向きを変えられて吐出口
9から流出する。吐出口9に向かう空気流はケーシング
5の吐出側に対向する面の全周にわたる傾斜12により
吐出口9に案内され、この部分での渦の発生が押さえら
れる。従って、渦による騒音が低減する。なお、吐出口
9が副板側のケーシング5に設けられた場合には傾斜1
2は主板側のケーシング5に設ければよい。
以上、いずれの実施例についても、吸音材質によらず、
遠心羽根4又はケーシング5の構造により騒音の低減を
実現したもので、低コストで騒音の低減が可能である。
遠心羽根4又はケーシング5の構造により騒音の低減を
実現したもので、低コストで騒音の低減が可能である。
[発明の効果]
以上のように第1の発明によれば、遠心羽根の多翼がモ
ータの回転軸方向に対して傾斜しているため、ケーシン
グの舌部と翼との同時的な干渉が避けられ、低コストで
回転音を低減することができる。
ータの回転軸方向に対して傾斜しているため、ケーシン
グの舌部と翼との同時的な干渉が避けられ、低コストで
回転音を低減することができる。
また第2の発明によれば、遠心羽根とケーシングとの距
離が広げられているので、遠心羽根の振れによる圧力変
動の伝搬を減衰させ、低コストで騒音を低減させること
ができ、羽根径の略2/3を越える部分では遠心羽根と
ケーシングとの距離が狭くなっているので、送風性能の
低下もきたさない。
離が広げられているので、遠心羽根の振れによる圧力変
動の伝搬を減衰させ、低コストで騒音を低減させること
ができ、羽根径の略2/3を越える部分では遠心羽根と
ケーシングとの距離が狭くなっているので、送風性能の
低下もきたさない。
さらに第3の発明によれば、吐出口に向かう空気流がケ
ーシングの吐出側に向う全周にわたる傾斜により吐出口
に案内され、この部分での渦の発生を押さえ、低コスト
で渦による騒音を低減することができる。
ーシングの吐出側に向う全周にわたる傾斜により吐出口
に案内され、この部分での渦の発生を押さえ、低コスト
で渦による騒音を低減することができる。
第1図はこの発明によるターボ形遠心送風機の一実施例
を示す遠心羽根の斜視図、第2図は同じく遠心羽根につ
いての説明図、第3図は同じくターボ形遠心送風機の平
面図、第4図はこの発明の他の実施例を示すターボ形遠
心送風機の断面図、第5図と第6図はそれぞれこの発明
の他の実施例を示すターボ形遠心送風機の平面図と断面
図、第7図、第8図、第9図、第10図はそれぞれ従来
例としてのターボ形遠心送風機の説明図である。図にお
いて、1は主板、2は副板、3は翼、4は遠心羽根、5
はケーシング、5aは舌部、6はモータ、7は吸込穴、
9は吐出口、10は吸込口、11は段差、12は傾斜、
θは傾斜角である。なお、図中同一符号は、同−又は相
当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄(他2名)
を示す遠心羽根の斜視図、第2図は同じく遠心羽根につ
いての説明図、第3図は同じくターボ形遠心送風機の平
面図、第4図はこの発明の他の実施例を示すターボ形遠
心送風機の断面図、第5図と第6図はそれぞれこの発明
の他の実施例を示すターボ形遠心送風機の平面図と断面
図、第7図、第8図、第9図、第10図はそれぞれ従来
例としてのターボ形遠心送風機の説明図である。図にお
いて、1は主板、2は副板、3は翼、4は遠心羽根、5
はケーシング、5aは舌部、6はモータ、7は吸込穴、
9は吐出口、10は吸込口、11は段差、12は傾斜、
θは傾斜角である。なお、図中同一符号は、同−又は相
当部分を示す。 代理人 大 岩 増 雄(他2名)
Claims (3)
- (1)、相対向する主板と副板とで複数枚の翼を挟持し
た遠心羽根と、この遠心羽根を覆う渦巻状のケーシング
と、上記遠心羽根を駆動させるモータとを主体としてな
り、上記各翼には上記主板と上記副板との間で上記モー
タの回転軸方向に対して傾斜が設けられていることを特
徴とするターボ形遠心送風機。 - (2)、相対向する主板と副板とで複数枚の翼を挟持し
た遠心羽根と、この遠心羽根を覆う渦巻状のケーシング
と、上記遠心羽根を駆動させるモータとを主体としてな
り、上記ケーシングには、主板との隙間及び副板との隙
間がそれぞれ遠心羽根の中心から羽根径の略2/3まで
は広く、それを越える部分では狭くなるような段差が設
けられていることを特徴とするターボ形遠心送風機。 - (3)、相対向する主板と副板とで複数枚の翼を挟持し
た遠心羽根と、この遠心羽根を覆う渦巻状のケーシング
と、上記遠心羽根を駆動させるモータとを主体としてな
り、吐出口が上記モータの回転軸に垂直な面に設けられ
たものにおいて、上記吐出口に対向する側の上記ケーシ
ングを上記吐出側に向けてその全周にわたり傾斜させた
ことを特徴とするターボ形遠心送風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22574990A JPH04109098A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ターボ形遠心送風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22574990A JPH04109098A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ターボ形遠心送風機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109098A true JPH04109098A (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=16834231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22574990A Pending JPH04109098A (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | ターボ形遠心送風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04109098A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0795688A3 (en) * | 1993-10-18 | 1997-10-01 | Hitachi, Ltd. | Centrifugal Fluid Assembly |
JP2002285999A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-03 | Noritz Corp | 送風機および燃焼装置 |
JP2004116355A (ja) * | 2002-09-25 | 2004-04-15 | Asmo Co Ltd | 流体ポンプのインペラ |
KR100725813B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-06-08 | 삼성전자주식회사 | 원심팬 |
JP2010156342A (ja) * | 2003-03-03 | 2010-07-15 | Daikin Ind Ltd | 換気ユニット |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP22574990A patent/JPH04109098A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5857834A (en) * | 1993-10-18 | 1999-01-12 | Hitachi, Ltd. | Centrifugal fluid machine |
EP0984167A3 (en) * | 1993-10-18 | 2000-09-27 | Hitachi, Ltd. | Centrifugal fluid assembly |
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