JPH04108874U - 電気コネクタ構造 - Google Patents

電気コネクタ構造

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JPH04108874U
JPH04108874U JP1699891U JP1699891U JPH04108874U JP H04108874 U JPH04108874 U JP H04108874U JP 1699891 U JP1699891 U JP 1699891U JP 1699891 U JP1699891 U JP 1699891U JP H04108874 U JPH04108874 U JP H04108874U
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housing
terminal fitting
terminal
pressing piece
electrical connector
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健策 佐藤
国明 佐藤
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ヒロセ電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ハウジングに対する端子金具の抜け止めを確
実にした電気コネクタ構造を提供すること。 【構成】 端子金具2の被係止部4bとハウジング3の
係止部10aとの係合、及び端子金具2をその被係止部
4bがハウジング3の係止部10aに係合する方向に押
圧する押圧片11の先端11bと端子金具2の係合突起
8との係合により、ハウジング3からの端子金具2の抜
け外れを阻止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はダブルロックを有する電気コネクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気コネクタ構造として特開昭1−213973号公報などに 開示されている。
【0003】 この開示技術はハウジングの通路内へ突出する弾性腕の突起を、通路内に収容 されたターミナルの凹部の嵌合させ、弾性腕の外方への変位を防止するために固 定部材を設けたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例にあっては、ターミナルへの係止が一か所であって、ダ ブルロックにはなっていないために、固定部材が外れるとターミナルの係止が不 安定なものになり、ターミナルのハウジングへの係止を確実なものにすることが できないという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点を解消するものであり、端子金具のコネクタ本体への 係止の二重係止が可能になり、しかも、これらの係止を確実なものにして、端子 金具の抜け強度を向上させることができる電気コネクタ構造を提供することを目 的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、ハウジング内に端子金具を挿入固定してな る電気コネクタ構造において、前記ハウジングの内部一側面に係止部を設け、こ の係止部に係合する被係止部を前記端子金具に設け、前記ハウジングの内部他側 面に前記端子金具をその被係止部が前記ハウジングの係止部に係合する方向に押 圧する押圧片を突設し、この押圧片の先端に係合する係合突起を前記端子金具に 突設してなり、前記係止部と被係止部との係合、及び前記押圧片先端と係合突起 との係合により、前記ハウジングからの前記端子金具の抜け外れを阻止するよう にしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ハウジング内に端子金具を挿入すると、この端子金具が押圧片によりハウジン グ内の一側面方向に押圧されて、この端子金具の被係止部がハウジングの係止部 に係合すると共に、端子金具の係合突起が押圧片の先端に係合する。即ち、2箇 所の係合によりハウジングに対する端子金具の抜け止めが確実に行なわれる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
【0009】 図1は本考案に係る電気コネクタ構造の分解断面図であり、同図中、符号1は 電気コネクタで、端子金具2とハウジング3とを有している。
【0010】 端子金具2は、導電性金属よりなるもので、その長さ方向略中間部より一端側 に短軸四角筒状のソケット部4を、他端側にリード線結合部5をそれぞれ有して いる。ソケット部4内には一対の端子片6,6が配設されており、この端子片6 ,6相互間に後述する他方のコネクタ17の端子棒18が挿入挟持される。リー ド線結合部5はリード線7の端部7aにカシメ等にて結合固定されている。なお 、ソケット部4の横幅(リード線7の軸線と直交する方向の寸法)L1 はリード 線結合部5の横幅L2 の略2倍に設定されている。また、ソケット部4の一側面 4aとリード線結合部5の一側面5aは互いに均一面となっている。また、ソケ ット部4の一端(リード線結合部5側端)4bは、後述するハウジング3の係止 部に係合する被係止部となっている。更に、ソケット部4の一側面4aの略中央 には係合突起(ランス)8が突設されており、この係合突起8は後述する押圧片 11の先端に係合する。
【0011】 ハウジング3は合成樹脂製で四角筒状をなし、その一端開口部が端子金具挿入 口9となっており、この挿入口9からハウジング3の内部に端子金具2が挿入固 定される。ハウジング3の内部一側面3aには、その軸線方向略中間部より他端 (反挿入口9側端)側に亘って凹部10が設けられている。この凹部10の一端 面(挿入口9側端面)10aは段状の係止部となっており、この係止部10aに 端子金具2のソケット部4の一端4b、即ち、被係止部が係合することにより、 ハウジング3に対して端子金具2が抜け止めされる。また、凹部10の他端面( 反挿入口9側端面)10bは段状のストッパ部となっており、このストッパ部1 0bに端子金具2のソケット部4の他端4cが当接することにより、ハウジング 3内における端子金具2の挿入方向に対する位置決めがなされる。ハウジング3 の内部他側面3bには押圧片(ランス片)11が一体に突設されている。この押 圧片11の基端11aがハウジング3の内部他側面3bに連接されている。押圧 片11の先端11b側は、ハウジング3の中心側に延出している。押圧片11の 基端11aから略中間部までの間は、漸次ハウジング3の反挿入口9側に向かっ て傾斜する傾斜部11cとなっている。また、押圧片11の略中間部から先端1 1bまでの間は、ハウジング3の軸線と平行な直状部11dとなっている。この 押圧片10の先端11bに端子金具2の係合突起8が係合することにより、ハウ ジング3に対して端子金具2が抜け止めされる。
【0012】 また、ハウジング3内へ端子金具2を挿入したとき、この端子金具2のソケッ ト部4の他端4cが押圧片11の傾斜面11cに摺接案内されてハウジング3の 内部一側面3a方向に変位するようになっいる。更に、ハウジング3内へ端子金 具2を挿入したとき、そのソケット部4の一側面4aに押圧片11の直状部11 dが摺接することにより、この端子金具2は、その被係止部4bがハウジング3 の係止部10aに係合する方向に押圧されるようになっている。ハウジング3の 内部他側面3bには、押圧片11より下側に位置してハウジング3の中心側に延 出する突壁部12が一体形成されている。この突壁部12の一端面(ハウジング 3の挿入口9側端面)12aは、その延出端面12b側に向かうに従い漸次ハウ ジング3の反挿入口9側に向かって傾斜している。また、突壁部12の延出端面 12bはハウジング3の軸線と平行になっている。ハウジング3の内部他側面3 bには、押圧片11の基端11aの近傍上側に位置して係合段部13が設けられ ている。この係合段部13にスペーサ14の一側面14aに突設された係合突起 (ランス)15が係合される。
【0013】 このスペーサ14は、合成樹脂製の直方体よりなる。そして、このスペーサ1 4はハウジング3内に所定状態に挿入されたとき、この端子金具2のリード線結 合部5の一側面5aとハウジング3の内部他側面3bとの間に圧入される。斯か るスペーサ14の圧入状態にあっては、その係合突起15がハウジング3の内部 他側面3bの係合段部13に係合することにより、このスペーサ14が濫りに抜 け外れないようになっている。ハウジング3の反挿入口9側端には端子挿通部1 6が設けられている。この端子挿通部16に図2に示す別の他方の電気コネクタ 17の端子棒18が挿通される。
【0014】 この他方の電気コネクタ17は、ハウジング19を有している。このハウジン グ19は一端面が開口する有底四角筒状をなしている。このハウジング19内に 上述した本考案の電気コネクタ1のハウジング3全体が密嵌合される。他方の電 気コネクタ17のハウジング19の底面の挿通孔20を介して端子棒18の略中 間部より先端側18aがハウジング19の内方に突出している。この端子棒18 が本考案のコネクタ1の端子片6,6相互間に挿入挟持される。この端子棒18 の略中間部より基端側18bはリード線結合部となっていて、リード線21の端 部21aにカシメ等にて結合固定されている。
【0015】 しかして、図1に示す分解状態において、端子金具2をハウジング3内に、そ の挿入口9から挿入する。すると、端子金具2のソケット部4の他端4cが押圧 片11の傾斜部11cに摺接案内されることにより、端子金具2は、ハウジング 3の内部一側面3a方向に変位して、ソケット4の他側面4dがハウジング3の 内部他側面3aに接触する。この状態において端子金具2を更にハウジング3内 に押し込むと押圧片11は自身の弾性に抗して撓んで、その直状部11dが端子 金具2のソケット4の一側面4aに摺接する。
【0016】 このため、端子金具2は、その被係止部4bがハウジング3の係止部10aに 係合する方向(図1中、左方向)に押圧される。この後、端子金具2を更にハウ ジング3内方に押し込むと、この端子金具2のソケット部4の他端4cが突壁部 12の一端面12a、即ち、傾斜面に摺接案内されることにより、端子金具2は 、ハウジング3の凹部10方向(図1中、左方向)に変位する。そして、端子金 具2のソケット部4の一側面4aが突壁部12の延出端面12bにソケット部4 の他側面4dがハウジング3の凹部10の底面10cにそれぞれ接触する。また 、端子金具2のソケット部4の他端4cがハウジング3のストッパ部10b当接 し、ソケット部4の被係止部4bがハウジング3の係止部10aに係合する。ま た、端子金具2のソケット部4の係合突起8が押圧片11の先端11bに係合す る。このような状態にした後、端子金具3のリード線結合部5の一側面5aとハ ウジング3の内部他側面3bとの間にスペーサ14を圧入嵌挿すると、端子金具 2のリード線結合部5の他側面5bがハウジング3の内部一側面3aに圧着する 。そして、スペーサ14の先端面14bが押圧体11の基端11a近傍に当接す ると共に、このスペーサ14の係合突起15がハウジング3の内部他側面3bの 係合段部13に係合し、図2に示す如くハウジング3に対して端子金具2が挿入 固定されて、電気コネクタが組み立てられるものである。
【0017】 このような組立状態においては、端子金具2の被係止部4bがハウジング3の 係止部10aに係合し、且つ端子金具2の係合突起8が押圧体11の先端11b に係合していることにより、ハウジング3からの端子金具2の抜け外れが確実に 阻止される。
【0018】 また、端子金具2のリード線結合部5の一側面5aとハウジング3の内部他側 面5bとの間にスペーサ14を圧入嵌挿したから、端子金具2の、ハウジング3 の軸線と直交する方向への動きも阻止されるので、ハウジング3に対する端子金 具2の固定がより一層確実となる。
【0019】 なお、上述のようにして組み立てた電気コネクタ1は、そのハウジング3を図 2に示す他方の電気コネクタ17のハウジング19内に図3に示す如く密嵌合さ れる。この嵌合状態においては、他方の電気コネクタ17の端子棒18が、電気 コネクタ1の端子金具2の端子片6,6相互間に挿入挟持されて、両電気コネク タ1,17のリード線7,21が電気的に接続されるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上の如く本考案は、ハウジング内に端子金具を挿入固定してなる電気コネク タ構造において、前記ハウジングの内部一側面に係止部を設け、この係止部に係 合する被係止部を前記端子金具に設け、前記ハウジングの内部他側面に前記端子 金具をその被係止部が前記ハウジングの係止部に係合する方向に押圧する押圧片 を突設し、この押圧片の先端に係合する係合突起を前記端子金具に突設してなり 、前記係止部と被係止部との係合、及び前記押圧片先端と係合突起との係合によ り、前記ハウジングからの前記端子金具の抜け外れを阻止するようにしたことを 特徴とするものである。
【0021】 従って、端子金具の被係止部ととハウジングの係止部との係合及び端子金具の 係合突起とハウジングの押圧片先端との係合により、ハウジングに対する端子金 具の抜け止めを確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案に係る電気コネクタ構造の分解断
面図である。
【図2】図2は電気コネクタと別の電気コネクタの接続
前の状態の断面図である。
【図3】図2に示す両電気コネクタの接続状態の断面図
である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ 2 端子金具 3 ハウジング 3a 内部一側面 3b 内部他側面 4b 被係止部 8 係合突起 10a 係止部 11 押圧片 11b 先端

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に端子金具を挿入固定して
    なる電気コネクタ構造において、前記ハウジングの内部
    一側面に係止部を設け、この係止部に係合する被係止部
    を前記端子金具に設け、前記ハウジングの内部他側面に
    前記端子金具をその被係止部が前記ハウジングの係止部
    に係合する方向に押圧する押圧片を突設し、この押圧片
    の先端に係合する係合突起を前記端子金具に突設してな
    り、前記係止部と被係止部との係合、及び前記押圧片先
    端と係合突起との係合により、前記ハウジングからの前
    記端子金具の抜け外れを阻止するようにしたことを特徴
    とする電気コネクタ構造。
JP1991016998U 1991-03-01 1991-03-01 電気コネクタ構造 Expired - Lifetime JP2507940Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045474A (ja) * 1983-08-20 1985-03-11 Mazda Motor Corp 自動車のステアリング装置
JPS60140645A (ja) * 1983-12-07 1985-07-25 パテント‐トロイハント‐ゲゼルシヤフト・フユール・エレクトリツシエ・グリユーラムペン・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング コンパクト型低圧放電ランプ

Patent Citations (2)

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