JPH04108859U - 小型携帯電子機器の電池絶縁シート - Google Patents

小型携帯電子機器の電池絶縁シート

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Publication number
JPH04108859U
JPH04108859U JP1105091U JP1105091U JPH04108859U JP H04108859 U JPH04108859 U JP H04108859U JP 1105091 U JP1105091 U JP 1105091U JP 1105091 U JP1105091 U JP 1105091U JP H04108859 U JPH04108859 U JP H04108859U
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JP
Japan
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battery
portable electronic
small portable
insulating sheet
small
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Pending
Application number
JP1105091U
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English (en)
Inventor
浩 丸山
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Publication date
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    • Y02E60/12

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボタン型小型電池を組み込んだ小型携帯電子機
器において用いられる電池の消耗を防止するための電池
絶縁シートであって、完成後の小型携帯電子機器に組み
込まれ・装着された状態であっても、複数回の通電状態
の設定が容易に可能となるようにする。 【構成】本考案の電池絶縁シート17の所定位置に複数
の穴状の円形切抜きを配置するようにし、小型携帯電子
機器に装着された状態でボタン型小型電池15と本体1
0とを通電状態とする必要がある場合は、本考案の電池
絶縁シート17を引出し電池接点バネ16が従来の電池
絶縁シート13の円形切抜き14よりボタン型小型電池
15に接するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は小型携帯電子機器の電池絶縁シート、特に電池の消耗を防止すると共 に小型携帯電子機器に装着された後も複数回の通電状態の設定が容易に可能とで きる電池絶縁シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の電池絶縁シートはシートの所定位置に1つの穴状の円形切抜きを 配置することにより電池絶縁シートを小型携帯電子機器に装着した後も一度だけ は通電が可能なように設計されていた。以下、従来の電池絶縁シートを装着した 小型携帯電子機器の外観図と断面図を示す図2〜図4を用いて説明する。
【0003】 図2(a)は従来の電池絶縁シートを装着した小型携帯電子機器の完成品の外 観図である。また、図2(b)はその小型携帯電子機器の完成品の断面図である 。さらに、図2(c)はその状態における電池絶縁シートと、円形切抜きと、電 池接点バネの関係を示す概念図である。
【0004】 図2(a)において従来の小型携帯電子機器は本体10の組立が完了すると、 ボタン型小型電池15と電池の消耗を防止するため電池絶縁シート13を装着し 、電池フタ11をかぶせてビス12により電池フタ11を本体10に固定化する 工程を経て完成品としていた。従って、その場合図2(b)に示すように電池接 点バネ16は電池絶縁シート13によりボタン型小型電池15とは接触しておら ず本体10は絶縁状態となっている。この状態における電池絶縁シート13と、 円形切抜き14と、電池接点バネ16の関係を概念図として示したのが図2(c )である。
【0005】 しかし、小型携帯電子機器はその後完成品の検査工程において製品機能を検査 するためにボタン型小型電池15を通電状態とする必要があるので、図2(c) に示すように電池絶縁シート13は1つの穴状の円形切抜き14を配置している 。すなわち、検査工程において小型携帯電子機器の機能を検査するためにボタン 型小型電池を通電状態とする必要がある場合は、電池絶縁シートを引出し電池接 点バネ16が電池絶縁シート13の円形切抜き14よりボタン型小型電池15に 接するようにする。この状態の小型携帯電子機器の断面図を図3(a)に示し、 その状態における電池絶縁シート13と、円形切抜き14と、電池接点バネ16 の関係を図3(b)に示す。
【0006】 そして、小型携帯電子機器の検査が完了すると電池絶縁シート13をさらに引 き出すことにより、電池接点バネ16は電池絶縁シート13により再びボタン型 小型電池15と絶縁状態となる。この状態の小型携帯電子機器の断面図を図4( a)に示し、その状態における電池絶縁シート13と、円形切抜き14と、電池 接点バネ16の関係を図4(b)に示す。
【0007】 このように従来の小型携帯電子機器の電池絶縁シート13は所定の位置に1つ だけ円形切抜き14を配置していたので、電池絶縁シート13を装着後一度だけ は通電状態とすることができた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
従って、上記検査工程の作業後、検査ミスなどにより再度検査を行う必要がで てきた場合は、従来の電池絶縁シートでは再び小型携帯電子機器を通電状態とす るためには装着した電池絶縁シートを取り外さねばならなかった。そのためには 、電池フタ11を本体10に固定しているビス12をはずさねばならず手間と時 間がかかるだけでなく、その作業の際に部品を破損することもあるという問題が あった。
【0009】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、完成後の小型 携帯電子機器に組み込まれ・装着された状態であっても、複数回の通電状態の設 定が容易に可能となる電池絶縁シートを得ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案に係わる小型携帯電子機器の電池絶縁シー トは、電池絶縁シートの所定位置に複数の切抜きを配置するようにしたものであ る。
【0011】
【作用】
従って、本考案の小型携帯電子機器の電池絶縁シートによれば,完成後の小型 携帯電子機器の検査において複数回の通電状態の設定が容易に可能となるように なる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図について説明する。図1(a)は本考案の小型携 帯電子機器の電池絶縁シートの外観図である。図から明らかなように本考案の電 池絶縁シート17は2ヶ所実施例において、円形切抜き14を配置している。ま た、図1(b)〜図1(e)は本考案の電池絶縁シート17によって、完成後の 小型携帯電子機器に組み込まれ・装着された状態であっても、複数回の通電状態 の設定が可能となることを説明するための、本考案の電池絶縁シート17を装着 した小型携帯電子機器の断面図である。
【0013】 すなわち、本考案の電池絶縁シート17を装着した小型携帯電子機器の断面図 を示す図1(b)〜図1(e)において、1回目の通電状態を示す図1(b)及 びその後の絶縁状態を示す図1(c)については、従来の電池絶縁シートに関す る説明と同様である。そして、本考案の電池絶縁シート17において、2回目の 通電が必要な場合は図1(c)に示す状態より本考案の電池絶縁シート17をさ らに引き出す。すると2つ目の円形切抜き14が電池接点バネ16の位置まで来 るので再び通電状態とすることができる。この状態の小型携帯電子機器の断面図 を図1(d)に示す。
【0014】 その後、本考案の電池絶縁シート17をさらに引き出すと、電池接点バネ16 は本考案の電池絶縁シート17によりボタン型小型電池15と絶縁状態となり、 従って本体10には通電されず電池の消耗を防止することができる。この状態の 小型携帯電子機器の断面図を図1(e)に示す。
【0015】 従って、本考案の電池絶縁シート17によれば、容易に完成後の小型携帯電子 機器であっても複数回の通電状態の設定が可能となることがわかる。なお、上記 説明は円形切抜き14を2ヶ所設けた例で説明したが、3ヶ所以上でも同様であ ることは容易に類推できる。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の小型携帯電子機器の電池絶縁シートによれば、 電池絶縁シートの所定位置に複数の切抜きを配置するようにしたので、完成後の 小型携帯電子機器において複数回の通電状態の設定が容易に可能できるという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電池絶縁シートの一実施例を説明する
ための電池絶縁シートの外観図及びその電池絶縁シート
を装着した小型携帯電子機器の断面図である。
【図2】従来の電池絶縁シートを説明するための電池絶
縁シートの外観図及びその電池絶縁シートを装着した小
型携帯電子機器の断面図である。
【図3】従来の電池絶縁シートが装着され、電池と接続
している小型携帯電子機器の断面図と、このときの電池
絶縁シートの動作を説明する説明図である。
【図4】従来の電池絶縁シートにより、絶縁された小型
携帯電子機器の断面図と、このときの電池絶縁シートの
動作を説明する説明図である。
【符号の説明】
10 小型携帯電子機器本体 11 電池フタ 12 ビス 13 従来の電池絶縁シート 14 切抜き 15 ボタン型小型電池 16 電池接点バネ 17 本考案の電池絶縁シート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボタン型小型電池を組み込んだ小型携帯
    電子機器において用いられる電池の消耗を防止するため
    の電池絶縁シートであって、電池絶縁シートの所定位置
    に複数の切抜きを配置したことを特徴とする小型携帯電
    子機器の電池絶縁シート。
JP1105091U 1991-03-04 1991-03-04 小型携帯電子機器の電池絶縁シート Pending JPH04108859U (ja)

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JP1105091U JPH04108859U (ja) 1991-03-04 1991-03-04 小型携帯電子機器の電池絶縁シート

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JP1105091U JPH04108859U (ja) 1991-03-04 1991-03-04 小型携帯電子機器の電池絶縁シート

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JPH04108859U true JPH04108859U (ja) 1992-09-21

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ID=31900608

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101256843B1 (ko) * 2011-06-30 2013-04-22 조영자 모빌장치
JP2013164925A (ja) * 2012-02-09 2013-08-22 Smk Corp ボタン電池用絶縁シート
JP6484375B1 (ja) * 2018-08-24 2019-03-13 株式会社ドリテック 電池収納部を有する電子機器

Cited By (4)

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