JPH04108596U - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JPH04108596U
JPH04108596U JP1696691U JP1696691U JPH04108596U JP H04108596 U JPH04108596 U JP H04108596U JP 1696691 U JP1696691 U JP 1696691U JP 1696691 U JP1696691 U JP 1696691U JP H04108596 U JPH04108596 U JP H04108596U
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gear
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正敏 戸所
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株式会社スタツフ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金魚などを模して成形した本体ケースに面白
味のある動きをさせながら走行させる。 【構成】 本体ケースに、車輪と、揺動自在に支持され
た尾ひれ及び脇ひれとを設け、本体ケースの内部には、
ゼンマイバネを巻き掛けたゼンマイバネ巻き上げ軸と、
車輪を支持する駆動軸と、偏心回転板を支持する駆動軸
を設け、上記ゼンマイバネ巻き上げ軸には、クラッチを
介した原動ギヤと、ピニオンギヤとを取付け、このピニ
オンギヤには、スプリングの弾力に抗して押し下げられ
るように支持されたラックギヤを連結し、上記各駆動軸
には、上記原動ギヤと歯合するギヤを設け、上記偏心回
転板には、リンク片を連結し、このリンク片には、上記
各ひれに設けた駆動レバーに連結する連結部を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の走行玩具には、金魚などの模型が、その顔面模型部の口から舌を出没さ せると同時に、尾ひれと脇ひれを揺動させながら走行するというように面白味の ある動きをするものは未だみられない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、そのような面白味のある動きをする走行玩具を提供することを目的 とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、金魚などを模して成形した本体ケー スに前輪と後輪を取付け、この本体ケースの前端顔面模型部部には、金魚などの 口を模した開口部を設け、上記本体ケースの後端には、揺動自在に突出するよう に支持された尾ひれを設け、この尾ひれには、駆動レバーを連結し、上記本体ケ ースの左右両側部には、揺動自在に突出するように支持された脇ひれをそれぞれ 設け、この各脇ひれには、駆動レバーを連結し、上記本体ケースの内部には、機 枠を取り外し可能に設置し、この機枠には、ゼンマイバネを巻き掛けたゼンマイ バネ巻き上げ軸と、上記の前輪又は後輪を支持した駆動軸と、偏心回転板を取付 けた駆動軸とをそれぞれ架設し、上記ゼンマイバネ巻き上げ軸には、クラッチを 介した原動ギヤと、ピニオンギヤを取付け、このピニオンギヤの近傍には、昇降 自在に支持されたラックギヤを設け、このラックギヤには、同ラックギヤを常時 押し上げるように付勢するスプリングを懸架し、上記本体ケースの上部には、上 記ラックギヤを押し下げる押下片を設け、上記ピニオンギヤとラックギヤの間に は、これらのギヤと歯合するギヤであって、ラックギヤの上昇時にピニオンギヤ との歯合が外れるように支持された遊動ギヤを設け、上記各駆動軸には、上記原 動ギヤと歯合するギヤを取付け、上記偏心回転板には、上記本体ケースの前後方 向に往復運動するように支持されたリンク片を連結し、このリンク片には、上記 開口部から出没する舌片と、上記各駆動レバーに連結する連結部とを設けてなる ものである。
【0005】
【実施例】
以下図面にもとづいて本考案の実施例を説明すると、1は金魚を模して成形し た本体ケースで、ほぼ半球状に膨らむように成形したケース片2と、このケース 片2の底面を被う皿状に成形した底板3とをビスなどで取り外し可能に結合して なる。4は本体ケース1の前端部に設けた金魚の顔面模型部で、一対の目玉片5 、5と、金魚の口を模した開口部6とからなる。7は本体ケース1の後端部に設 けた尾ひれで、その基端に設けた支軸8を本体ケース1の後端部内に設けた軸受 け45に挿入することにより、支軸8を支点にして本体ケース1の後端から揺動 自在に突出するように支持されている。9は尾ひれ7の基端に連結した駆動レバ ー、10は駆動レバー9の先端から垂下するように設けた軸ピン、11、11は 本体ケース1の左右両側部に設けた脇ひれで、それらの基端に設けた支軸12、 12を本体ケース1の左右両側部内に設けた軸受け(図中省略)にそれぞれ挿入 することにより、各支軸12、12を支点にして本体ケース1左右両側部から揺 動自在に突出するように支持されている。13、13は脇ひれ11、11の基端 に連結した駆動レバー、14、14は各駆動レバー13、13の先端からそれぞ れ立ち上がるように設けた軸ピン、15は本体ケース1の内部に取り外し可能に 設置した機枠で、これには、ゼンマイバネ16を巻き掛けたゼンマイバネ巻き上 げ軸17と、本体ケース1を支える後輪18、18を支持した駆動軸19と、機 枠15の一方の外側面において偏心回転板20を支持した駆動軸21とをそれぞ れ架設し、軸17には、クラッチ22を介した原動ギヤ23と、ピニオンギヤ2 4を取付け、このピニオンギヤ24の近傍には、昇降自在に支持されたラックギ ヤ25を設け、このラックギヤ25には、ラックギヤ25を常時押し上げるスプ リング26を懸架し、本体ケース1の上部内に設けた上下方向のガイド孔27に は、背ひれを模して成形し、かつラックギヤ25を押し下げる押下片28を嵌合 させ、ピニオンギヤ24とラックギヤ25の間には、これらのギヤと歯合し、か つ機枠15に設けた長孔29に遊動自在に架設した支軸30により支持されたギ ヤであって、ラックギヤ25の上昇時にピニオンギヤ24との歯合が外れる位置 に移動する遊動ギヤ31を設け、駆動軸19には、原動ギヤ23と歯合するギヤ 32を取付け、駆動軸21には、原動ギヤ23とギヤ32及びギヤ46を介して 歯合するギヤ33を取付けある。34はリンク片で、本体ケース1の前後方向に 長くなる長孔35を穿設し、この長孔35に駆動軸19と、機枠15から突出さ せたガイド突起36とを嵌合させて、本体ケース1の前後方向に往復運動するよ うに支持し、リンク片34の後端部には、本体ケース1の上下方向に長くなる長 孔37を穿設し、この長孔37に偏心回転板20を嵌合させて、偏心回転板20 の偏心回転運動をリンク片34の往復運動に変換するものである。38はリンク 片34の前端に固定した連結板で、これには、開口部6から出没する舌片39と 、軸ピン14、14に係合する係合部40、40とを設けてなる。41はリンク 片34の後端に固定した連結板で、軸ピン10に係合する係合部42を設けてな る。43は本体ケース1の底部の前方に架設した車軸で、その両端には、前輪4 4を取付けてある。
【0006】 上記の構成よりなる走行玩具では、押下片28によりラックギヤ25をスプリ ング26の弾力の抗して押し下げると、遊動ギヤ31がピニオンギヤ24と歯合 する位置へ押されながら回転して、ピニオンギヤ24を回転させる。この回転が ゼンマイバネ巻き上げ軸17を経てゼンマイバネ16とクラッチ22に伝わるの で、ゼンマイバネ16は巻き締められ、クラッチ22はその噛み合いが外れるよ うに回転する。そのため、ゼンマイバネ巻き上げ軸17の上記回転が原動ギヤ1 9に伝わらず、原動ギヤ19が静止状態に保持され、従って、後輪18、18、 尾ひれ7、脇ひれ11、11、舌片39のいずれもが静止状態に保持される。 押下片28によるラックギヤ25の押し下げを解除すると、ラックギヤ25が スプリング25の弾力を受けて元位置へ上昇する。この上昇時には、遊動ギヤ3 1がピニオンギヤ24から外れる位置へ押されながら回転するので、ピニオンギ ヤ24は静止状態に保持される。そこでラックギヤ25の押し下げを繰り返し行 うと。ゼンマイバネ16が徐々に巻き締められていく。 ゼンマイバネ16が十分に巻き締められ、又は適度に巻き締められたところで 、ラックギヤ25の押し下げを止めると、ゼンマイバネ16に解弾作用が生じて 、ゼンマイバネ巻き上げ軸17を逆回転させ、その回転がクラッチ22に伝わる ので、クラッチ22が噛み合った状態で回転する。この回転が原動ギヤ23に伝 わり、この原動ギヤ23の回転が、ギヤ32、駆動軸19、後輪18、18の順 に伝わって、本体ケース1を床面などで走行させる。それと同時に原動ギヤ23 の上記回転が、ギヤ46、ギヤ33、駆動軸21、偏心回転板20、リンク片3 4、舌片39、軸ピン10、14、14、駆動レバー9、13、13の順に伝わ って、舌片39を開口部6から出没させるとともに、尾ひれ7と脇ひれ11、1 1を、それらの支軸8、12、12を支点にしてそれぞれ揺動させる。
【0007】 本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、例えば、本体ケース1とそ れに取付ける尾ひれ7、脇ひれ11、11、押下片28を動物模型、人形その他 各種の模型に応じて変更したり、原動ギヤ23と各駆動軸19、21の間を適当 数のギヤ同志の歯合により連結するなど適宜設計変更しうる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、叙上のように構成したから、金魚などの模型が、その顔面模型部の 口から舌を出没させると同時に、尾ひれと脇ひれを揺動させながら走行するとい うように面白味のある動きをする走行玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は斜視図である。
【図2】図2は本体ケースの内部の構成の組立を示す平
面図である。
【図3】図3は本体ケースの内部の構成の組立を示す側
面図である。
【図4】図4はゼンマイバネの動力を伝達する機構を説
明する図である。
【図5】図5はゼンマイバネを巻き締める機構を説明す
る図である。
【符号の説明】
1…本体ケース、4…顔面模型部、6…開口部、7…尾
ひれ、9…駆動レバー、11、11…脇ひれ、13、1
3…駆動レバー、15…機枠、16…ゼンマイバネ、1
7…ゼンマイハネ巻き上げ軸、18、18…後輪、19
…駆動軸、20…偏心回転板、21…駆動軸、22…ク
ラッチ、23…原動ギヤ、24ピニオンギヤ、25…ラ
ックギヤ、26…スプリング、28…押下片、31…遊
動ギヤ、34…リンク片、38、41…連結板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金魚などを模して成形した本体ケースに前
    輪と後輪を取付け、この本体ケースの前端顔面模型部部
    には、金魚などの口を模した開口部を設け、上記本体ケ
    ースの後端には、揺動自在に突出するように支持された
    尾ひれを設け、この尾ひれには、駆動レバーを連結し、
    上記本体ケースの左右両側部には、揺動自在に突出する
    ように支持された脇ひれをそれぞれ設け、この各脇ひれ
    には、駆動レバーを連結し、上記本体ケースの内部に
    は、機枠を取り外し可能に設置し、この機枠には、ゼン
    マイバネを巻き掛けたゼンマイバネ巻き上げ軸と、上記
    の前輪又は後輪を支持した駆動軸と、偏心回転板を取付
    けた駆動軸とをそれぞれ架設し、上記ゼンマイバネ巻き
    上げ軸には、クラッチを介した原動ギヤと、ピニオンギ
    ヤを取付け、このピニオンギヤの近傍には、昇降自在に
    支持されたラックギヤを設け、このラックギヤには、同
    ラックギヤを常時押し上げるように付勢するスプリング
    を懸架し、上記本体ケースの上部には、上記ラックギヤ
    を押し下げる押下片を設け、上記ピニオンギヤとラック
    ギヤの間には、これらのギヤと歯合するギヤであって、
    ラックギヤの上昇時にピニオンギヤとの歯合が外れるよ
    うに支持された遊動ギヤを設け、上記各駆動軸には、上
    記原動ギヤと歯合するギヤを取付け、上記偏心回転板に
    は、上記本体ケースの前後方向に往復運動するように支
    持されたリンク片を連結し、このリンク片には、上記開
    口部から出没する舌片と、上記各駆動レバーに連結する
    連結部とを設けてなる走行玩具。
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JPH0737675Y2 JPH0737675Y2 (ja) 1995-08-30

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