JPH04108120A - ギル練篠機におけるスライバーのブレンド方法と、そのためのスライバーガイド装置 - Google Patents

ギル練篠機におけるスライバーのブレンド方法と、そのためのスライバーガイド装置

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JPH04108120A
JPH04108120A JP22555590A JP22555590A JPH04108120A JP H04108120 A JPH04108120 A JP H04108120A JP 22555590 A JP22555590 A JP 22555590A JP 22555590 A JP22555590 A JP 22555590A JP H04108120 A JPH04108120 A JP H04108120A
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guide
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traverse
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はギル練i機におけるスライバーのブレンド方法
と、そのためのスライバーガイド装置に関する。
〈従来の技術とその解決されるべき課題〉一般に、長繊
維ステープルを素材とする糸の紡績において、ギル練願
機はスライバーの合宿により、異繊維とのブレンドを昂
めることにも有効であって、その意味から長繊維の紡績
上重要な前工程の一部を構成している。
従来ではそのブレンド不良の場合、合潤回数を増すこと
によって、異繊維との均整化を図っているが、仮令何度
合省したとしても、供給スライバーはそのスライバーガ
イドの規制を受けて、常時縦方向の平行状態に配列され
てしまうことになるため、良好なブレンド状態を得るこ
とができない。そして、そのブレンド不良はドラフト作
用中における繊維間の引抜抵抗を不均一化し、その結果
可紡性や通過性、生産効率、品質などの低下を招くこと
にもなる。
この点、開繊機やカード機を用いてブレンドする方法も
試みられており、これによればスライバーが縦方向のみ
ならず、横方向にも移動されるため、上記ブレンド不良
の解決に役立つものと言える。しかし、この方法では繊
維の素材や繊度、繊維長さ、強さ、伸度などの如何によ
って、その使用が限定され、近時の多様な複合繊維に対
応し難い問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明はこのような課題の解決を企図しており、そのギ
ル練濯機におけるスライバーのブレンド方法として、ク
リールからフィードローラー組を経てギルボックス内へ
スライバーを供給し、そのギルボックスとこれの出口側
に臨むフロントローラー組との相互間で、上記スライバ
ーに所定のドラフト作用を与えるギル練篠機において、
上記フィードローラー組とクリールとの前後相互間へ、
スライバーの1本づづを横ズレ不能に仕掛は得る櫛歯型
の上段トラバースガイドと、同じく下段トラバースガイ
ドとの一対を横断状態に介挿設置し、 その両トラバースガイドへスライバーを数本づつの上下
振り分け状態に仕掛けた上、その何れか一方のトラバー
スガイドを固定状態に保ちつつ、残る他方のトラバース
ガイドを左右横方向へ往復運動させるか、又はその両ト
ラバースガイドを相反する左右横方向へ往復運動させる
ことによって、上記振り分け状態にあるスライバーを平
面視の交錯し合う蛇行状に変移させ乍ら、上記ギルボッ
クス内へ送り込むことを主な特徴とし、又、その方法の
実施に供するスライバーガイド装置として、ギル練願機
におけるスライバーのフィードローラー組とクリールガ
イドピンとの前後相互間へ、垂立状態に介挿設置された
装置フレームと、 その装置フレームの上部位置へ遊転自在に軸支された左
右一対の上段トラバースガイド用挟持ローラー組と、 その挟持ローラー組によりスライバーのil路を横断す
る設置状態として、且つ左右横方向への移動可能に支架
された櫛歯型の上段トラバースガイドと、 同じく装置フレームの中途高さ位置へ遊転自在に軸支さ
れた左右一対の下段トラバースガイド用挟持ローラー組
と、 その挟持ローラー組によりやはりスライバーの通路を横
断する設置状態として、且つ左右横方向への移動可能に
支架された櫛歯型の下段トラバースガイドと、 上記の両トラバースガイドに共通する駆動源として、装
置フレームの下部中央位置に取付けられた可逆回転モー
ターと、 そのモーターの出力軸へ、相互の一体回転可蛯に組付け
られた上段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー並び
に下段トラバースガイド用ベルト駆動プーリーの一対と
、 その上段トラバースガイド用のベルト駆動プーリーと上
記挟持ローラー組とに亘って捲き掛けられた無端な上段
トラバースガイド用伝動ベルトと、下段トラバースガイ
ド用のベルト駆動プーリーと上記挟持ローラー組とに亘
って、上段トラバースガイド用伝動ベルトと相反する方
向への回走自在に捲き掛けられた無端な下段トラバース
ガイド用伝動ベルトとを備え、 その上段トラバースガイド用伝動ベルトの上端部を上段
トラバースガイドへ、同じく伝動ベルトの下端部を上段
トラバースガイド用ベルト駆動プーリーへ各々組付は一
体化する一方、 下段トラバースガイド用伝動ベルトの上端部を下段トラ
バースガイドへ、同じく伝動ベルトの下端部を下段トラ
バースガイド用ベルト駆動プーリーへ各々組付は一体化
して、 上記モーターを一定量だけ正逆回転させることにより、
上記両トラバースガイドを相反する左右横方向へ往復運
動させるように設定したことを主な特徴とするものであ
る。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構成を詳述
すると、第1〜4図はそのギル練i機の概略を表わして
おり、(10a)〜(10h)は複数本(回倒では合計
8本)のスライバーであって、櫛歯型のクリールガイド
ピン(11)に1本づづ仕掛けられた上、そのクリール
駆動機構(図示省略)や第1.2フイ一ドローラー組(
12a) (12b) (13a) (13b)により
、ギルボックス(14a) (14b)内へ供給される
ことになる。(F)はそのスライバー(10a)〜(I
Oh)の紡出方向(前後縦方向)を示している。
上記ギルボックス(14a) (14b)の形態として
、回倒では上下一対の櫛歯型循環回走帯から成るギルフ
ォーラ−を示唆しており、その回走帯の上記紡出方向(
F)に向かう駆動によって、スライバー(10a)〜(
10h)をその複数本の引き揃った繊維束(M)として
送り出すようになっているが、そのギルフォーラ−の形
態に代え、上下一対の櫛歯型回転胴から成るロータリー
ギルの形態として具体化しても、勿論良い。
(15a) (15b) (15c)は上記ギルボック
ス(14a) (14b)の出口側に配列設置されたフ
ロントローラー組であって、これにより上記スライバー
(10a)〜(10h)の繊維束(M)に対し、所定の
ドラフト作用が付与されることとなる。尚、上記ギルボ
ックス(14a) (14b)とクリールガイドピン(
11)との前後相互間に介挿軸架されるフィードローラ
ー組(12a) (12b) (13a) (13b)
の設置個数は、図示の2組に限らず、これを自由に増減
させることができる。
(G)は上記第1フィードローラー組(12a) (1
2b)とクリールガイドピン(11)との前後相互間に
介挿設置されるスライバーガイド装置を総称しており、
これは上記スライバー(10a)〜(10h)の通路を
横断する如くに並ぶ上下一対のWI#1型トラバースガ
イド(A)(B)と、その両トラバースガイド(A)(
B)を相反する左右横方向へ往復運動させる駆動機構(
C)とから成る。
即ち、これを抽出して示した第8〜22図において、(
16)は上記第1フィードローラー組(12a) (1
2b)とクリールガイドピン(11)との前後相互間へ
、垂立状態に固定設置される板璧型の装置フレームであ
り、その左右両端部から一対の耳片(I7)が上向き一
体的に張り出されることによって、上記スライバー(1
0a)〜(10h)の通過可能な正面視の0字型を呈し
ている。
そして、その両耳片(17)の張り出し先端部には、左
右一対の上段トラバースガイド(A)用挟持ローラー組
(18a) (18b)が、比較的に短かい支軸(19
a) (19b)を介して遊転自在に取付けられている
一方、同じ(両耳片(17)の張り出し基端部付近には
、左右一対の下段トラバースガイド(B)用挟持ローラ
ー組(20a) (20b)が、比較的に長い支軸(2
1a)(21b)を介して、やはり遊転自在に取付けら
れている。
上段トラバースガイド(A)の挟持ローラー組(18a
) (18b)と、下段トラバースガイド(B)の挟持
ローラー組(20a) (20b)とは、その各支軸(
19a) (19b) (21a) (21b)の長さ
に長短差が付与されており、以って第9図から明白な如
く、互いに前後方向へ一定量(W)だけ位置ズレ変化さ
れているのである。そのため、後述する両トラバースガ
イド(A)(B)用の伝動ベルトを、その干渉し合うこ
となく各別に捲き掛けることができる。
その場合、上段トラバースガイド(A)の挟持ローラー
組(18a) (18b)と、下段トラバースガイド(
B)の挟持ローラー組(20a) (20b)とは同一
寸法として、その互換使用できるようになっていると共
に、特にその各挟持ローラー組(18a) (18b)
 (20a) (20b)を形作るボトムローラー(I
lllb) (20b)が、トラバースガイド(A)(
B)の後述するスライドバーを挟める前後一対の張り出
し鍔付きとして形成されており、その挟んだスライドバ
ーを上方からトップローラ−(18a) (20a)に
よって、その離脱不能に拘束するようになっている。
上段トラバースガイド(A)と下段トラバースガイド(
B)は、その全体的な櫛歯型である旨を先に一言した通
り、何れもスライドバー(22) (23)とこれから
一体的に植立する多数のガイドピン(24) (25)
との組立体であって、そのガイドピン(24)(25)
の隣り合う相互間へ、上記スライバー(10a)〜(1
0h)の1本づづが横ズレ不t#、に仕掛けられるよう
になっている。
もっとも、そのガイドピン(24) (25)の各個は
スライドバー(22) (23)へ、第11.12図の
ようなネジ締結具などによって、上方から抜き差し可能
に取付けられており、例えばこれに仕掛けられるスライ
バー(10a)〜(10h)の本数が増減したり、或い
はそのガイド′ピン(24) (25)の隣り合う間隔
ピッチを変えたいような場合、これに支障なく対応でき
るようになっている。
そして、上段トラバースガイド(A)のスライドバー(
22)と下段トラバースガイド(B)のスライドバー(
23)は、その何れも対応する挟持ローラー組(18a
) (18b) (20a) (20b)の左右相互間
に亘って、第8図のような水平設置状態に且つ離脱不能
に横架されており、これに下方から各々裏当て一体化さ
れた伝動ベルト(26) (27)を介して、上記スラ
イバー(10a) 〜(10h)の紡出方向(F)と直
交する左右横方向へ往復運動されるようになっているの
である。
(28)はその駆動源としての変速機付き可逆回転モー
ターであって、上記装置フレーム(16)の下部中央位
置に取付けられており、後述のように予しめ決められた
一定量づつ自動間歇的に正逆回転作用する。 (29)
はそのモーター(28)の出力軸であって、言うまでも
なく上記挟持ローラー組(18a) (18b) (2
0a) (20b)の支軸(19a) (19b) (
21a) (21b)と悉く平行な前後方向に沿って延
在している。
(30)は上段トラバースガイド(A)用の径大なベル
ト駆動プーリーであり、上記モーター(28)の出力軸
(29)へ一体回転し得るように嵌め付けられている。
しかも、その嵌め付は状態では上段トラバースガイド(
A)用の上記したローラー組(18a) (18b)と
、同じ垂直線上に関係位置している。(31)はその垂
直線上に正しく臨む関係状態として、上記装置フレーム
(16)におけるベルト駆動プーリー (30)の下部
周辺位置へ、各々支軸(32)により遊転自在に且つ左
右対称な配置に取付けられた一対の第1ベルトガイドロ
ーラーであり、上段トラバースカイト(A)用伝動ベル
ト(26)のテンションローラーとしても機能する。
(33)は同じく左右対称な配置として分布する第2ベ
ルトガイドローラーの一対であるが、これば上記した下
段トラバースガイド(B)用挟持ローラー組(20a)
 (20b)における就中ボトムローラー(20b)の
長い支軸(21b)を兼用して、これにより装置フレー
ム(16)の言わば中途高さ位置へ、遊転自在に架設さ
れている。その長い支軸(21b>の基端部へ嵌め付け
られることによって、上記した上段トラバースガイド(
A)用の挟持ローラー組(18a)(18b)やベルト
駆動プーリー(30)、第1ベルトガイドローラー(3
1)と同じ垂直線上に臨まされているのである。
そして、これらの全体に亘って第8図のように、上段ト
ラバースガイド(A)用の%端な伝動ベルト(26)が
捲きH)けられていると共に、その伝動ベルト(26)
の上端部は上段トラバースガイド(A)のスライドバー
(22)へ、下方から複数の固定ボルト(34)などに
よって組付けられている一方、同じく伝動ベルト (2
6)の下端部が上記した径大なベルト駆動プーリー(3
0)の円周面上部へ、やはり別な固定ポル) (35)
などを介して組付は一体化されている。
そのため、上記モーター(28)を駆動源として、その
ベルト駆動プーリー(30)が第8図の時計方向(X)
へ一定量だけ回転されると、伝動ベルト(26)を介し
て上段トラバースガイド(A)が、同図の左方向(L)
へ一定量だけ横移動(往動)し、又反時計方向(Y)へ
一定量だけ回転される時には、同じく上段トラバースガ
イド(A)が右方向(R)へ一定量だけ横移動(復動)
することになる。
他方、(36)は下段トラバースガイド(B)用の径小
なベルト駆動プーリーであって、その円周面から外向き
一体的に張り出す一対の取付片(37)を備えており、
その両取付片(37)が固定ボルト(38)によって、
上記した上段トラバースガイド(A)用の径大なベルト
駆動プーリー(30)へ、その正面から一体回転し得る
ように組付けられている。
その場合、上段トラバースガイド(A)のベルト駆動プ
ーリー(30)が径大化されているに反し、下段トラバ
ースガイド(B)のベルト駆動プーリー (36)が径
小化された所以は、その両者を共通のモーター(28)
によって同じ量だけ一体回転させつつも、その周速差に
基き上段トラバースガイド(A)が上記横移動量を多く
、下段トラバースガイド(B)の横移動量を少なく、そ
の互いに変化させることにある。つまり、モーター(2
8)の単位回転量に対して、上段トラバースガイド(A
)を速く、下段トラバースガイド(B)を遅く横移動さ
せるようになっているわけである。
但し、その両ベルト駆動プーリー(30) (36)に
おける直径の寸法化に当っては、逆に上段トラバースガ
イド(A)の横移動量を少なく (横移動速度を遅く)
、下段トラバースガイド(B)の横移動量を多く (横
移動速度を速く)相違変化させても良い。又、両ベルト
駆動プーリー(30) (36)の直径を同一に寸法化
して、その両トラバースガイド(A)(B)の横移動量
(横移動速度)を等しく設定することも可能である。
(39)は上記径小なベルト駆動プーリー(36)の固
定ポル) (38)を受は入れるべく、その両取付片(
37)に貫通形成されたスライド調整長孔であって、第
8.14.20図のような上下方向に細長く開口してい
る。そのため、下段トラバースガイド(B)用の径小な
ベルト駆動プーリー(36)を上段トラバースガイド(
A)用の径大なベルト駆動プーリー(30)へ組付ける
に際し、そのスライド調整長孔(39)に沿って上下方
向へスライドさせることにより、第15図のように径小
なベルト駆動プーリー (36)を径大なベルト駆動プ
ーリー(30)と、一定量(1)だけ偏心した関係状態
に組付けることができる。
このような偏心量(1)を保つ状態に組付けるならば、
両ベルト駆動プーリー(30) (36)が上記モータ
ー(28)を駆動源として一体に回転された時、その下
段トラバースガイド(B)用の径小なベルト駆動プーリ
ー(36)の回転作用直径(d)だけが大小変化するこ
とになるため、これによっても上段トラバースガイド(
A)の上記横移動量(横移動速度)に対して、下段トラ
バースガイド(B)の横移動量(横移動速度)を相違さ
せることができるのである。
上記の径小なベルト駆動プーリー(36)は、これと対
応する下段トラバースガイド(B)用の上記挟持ローラ
ー組(20a) (20b)と同じ垂直軸線上に関係位
置していること言うまでもない、 (40)はその垂直
線上に正しく臨む関係状態として、上記装置フレーム(
16)における径大なベルト駆動プーリー(30)の上
部周辺位置へ、各々長い支軸(41)を介して遊転自在
に且つ左右対称な配置に取付けられた一対の第3へルト
ガイドローラーであり、下段トラバースガイド(B)用
伝動ベルト (27)のテンションローラーとしても機
能する。
そして、上記した径小なベルト駆動プーリー(36)と
左右一対づつの挟持ローラー組(20a) (20bン
並びに第3へルトガイドローラー(40)の全体に亘っ
て、第8図のように下段トラへ〜スガイド(B)用の無
端な伝動ベルト(27)が捲き掛けられていると共に、
その伝動ベルト(27)の上端部は下段トラバースガイ
ド(B)のスライドバー(23)へ、下方から複数の固
定ボルト(42)などによって組付けられている一方、
同じく伝動ベルト(27)の下端部が径小なベルト駆動
プーリー(36)の円周面下部へ、やはり別な固定ポル
l−(43)などを介して組付は一体化されている。
そのため、上記モーター(28)を駆動源として、その
下段トラバースガイド(B)用の径小なベルト駆動プー
リー(36)が、上記の径大なベルト駆動プーリー(3
0)と一体に、第8図の時計方向(X)へ一定量だけ回
転される時には、伝動ベルト(27)を介して下段トラ
バースガイド(B)が、同図の右方向(r−)へ一定量
だけ横移動(往動)し、又反時計方向(Y)へ一定量だ
け回転されると、同じく下段トラバースガイド(B)が
左方向(f)へ一定量だけ横移動(復動)することにな
る。
つまり、共通のモーター(28)を駆動源として、両ベ
ルト駆動プーリー(30) (36)が同し方向へ一体
回転されることにより、上段トラバースガイド(A)と
下段トラバースガイド(B)が相反方向へ回走作用する
各別の伝動ベルト(26) (27)を介して、互いに
相反する左右横方向へ往復運動するようになっているわ
けである。但し、両トラバースガイド(A)(B)の何
れか一方を固定状態に保ち、残る他方のみを左右横方向
へすばやく往復運動させるように構成することもできる
(44)は上記した径大なベルト駆動プーリー(30)
の円周面に臨む左右一対の回転方向切替え用検知センサ
ーであって、回倒のようなリミットスイッチや回転型ポ
テンショメーターなどから具体化されており、その検知
センサー(44)の接触子(45)が上記ベルト駆動プ
ーリー(30)の水平な直径線上に位置する対峙状態と
して、上記装置フレーム(16)の下部に取付けられて
いる。(46)はその両検知センサー(44)と対応す
る左右一対の回転量調整用セットビスであり、上記ベル
ト駆動プーリー(30)における円周面の下半部へ、抜
き差し自在に植え付けられている。
そして、モーター(28)によりベルト駆動プーリー 
(30) (36)が、第8図の時計方向(X)へ一体
回転された時には、同図の左側に位置するセットビス(
46)の露出頭部が、これと対応する左側センサー (
44)の接触子(45)を作動させ、その電気的なスイ
ッチ作用により、上記モーター(28)の回転方向を反
時計方向(Y)へ切替え制御する。又、逆に同図の反時
計方向(Y)へ回転された時には、右側に位lするセッ
トビス(46)の頭部が第10図のように、右側センサ
ー(44)の接触子(45)を作動させで、上記モータ
ー(28)の回転方向を時計方向(X)へ切替えるよう
になっている。
つまり、先に一言したように、モーター(28)がセッ
トビス(46)によって予しめ決められた一定量づづ、
自動間歇的に正逆回転作用し、これと連帯する上段トラ
バースガイド(A)並びに下段トラバースガイド(B)
が、その回転量に比例する一定量だけ左右横方向へ往復
運動するようになっているわけである。但し、上記モー
ター(28)の回転方向切替え用検知センサー(44)
は、これを径小な下段トラバースガイド用ベルト駆動プ
ーリー(36)の円周面へ臨むように設置しても、さし
つかえない。
(47)は上記の運動量を正面から目視できるようにす
るため、その径大なベルト駆動プーリー(30)におけ
る円周面の下半部に沿って付与された調整ガイド目盛で
あり、第16図から明白なように、その目1(48)の
表示位置に対応開口された多数のビス受は入れ孔(48
)へ、上記セットビス(46)を選択的にねじ込み植立
させることによって上記運動量を予しめ大小に調整する
ことができる。
この点、回倒では一対の上記セットビス(46)を左右
対称な位置に植え付けることにより、モーター (28
)の正逆回転量を互いに同一として、両トラバースガイ
ド(A>(B)の往動量と復動量を等しく設定している
が、勿論これを予じめ相違変化させても良い。
更に、(49)は上記径小なベルト駆動プーリー(36
)から張り出す取付片(37)に沿う如く、同じく径大
なベルト駆動プーリー(30)の正面に上下数段として
付与された上記偏心量(1)の調整ガイド目盛であり、
その目盛(49)と合致させるべき矢印などの位置決め
指標(50)が、上記取付片(37)に付与されてもい
る。
そのため、先に一言した通り、下段トラバースガイド(
B)用の径小なベルト駆動プーリー(36)を固定ポル
) (3B)によって、径大なベルト駆動プーリー(3
0)の正面へ組付けるに際し、これを取付片(37)の
スライド調整長孔(39)とその調整ガイド目盛(49
)に従って、上下方向へスライドさせることにより、径
大なベルト駆動プーリー(30)との偏心量(1)を予
しめ大小に調整セットすることができる。
〈作用〉 上記構成のスライバーガイド装置(C)を備えた本発明
のギル練篠機によって、例えば合計8本の異繊維なスラ
イバー(IOa)〜(10h)をブレンドするに当って
は、その1本づつを第1〜4図のようにクリールガイド
ピン(11)へ仕掛けると共に、その進行中心線を言わ
ば境界とする内側位置の左右2本づつ(10c) (1
0d) (10e) (10f)は、これらを下段トラ
バースガイド(B)のガイドピン(25)へ各別に仕掛
ける一方、残る外側位置の左右2本づつ(10a) (
10b) (10g) (10h)は、これらを上段ト
ラバースガイド(A)のガイドピン(24)へ、やはり
各別に仕掛けることによって、上下の振り分け指向状態
に保った上、その悉くを紡出方向(F)へ送るべく稼働
するのである。
但し、逆に内側位置の左右2本づつ(10c) (10
d)(10e) (10f)を上段トラバースガイド(
A)のガイドピン(24)へ、外側値1の左右2本づつ
(10a) (10b) (10g) (loh)を下
段トラバースガイド(B)のガイドピン(25)へ各別
に仕掛けても、勿論良い。
そうすれば、上記スライバーガイド装置(G)が第1フ
ィードローラー組(12a) (12b)とクリールガ
イドピン(11)との前後相互間に介挿設置されている
と共に、そのスライバーガイド装置(G)の上段トラバ
ースガイド(A)と下段トラバースガイド(B)は、上
記モーター(28)を駆動源としつつ、これにより相反
する左右横方向へ往復運動されるため、上記内側に位置
する左右2本づつのスライバー(10c) (10d)
 (10e) (10f)と、外側に位置する左右2本
づつのスライバー(10a) (10b) (10g)
 (10h)が、第2図や第5〜7図から示唆されるよ
うに、その紡出方向(F)への進行過程において、自づ
と平面視の交錯又は接離し合うように蛇行することとな
り、その左右横方向への移り変り作用のもとにフィード
ローラー組(12a) (12b) (13a) (1
3b)を経由しつつ、ギルボックス(14a) (14
b)内へ合流状態に供給されると共に、そのギルボック
ス(14a)(14b)の出口側(前方)からフロント
ローラー組(15a) (15b) (15c)によっ
て、所定のドラフト作用が与えられる。
その結果、最終的にフロントローラー組(15a) (
15b) (15c)から紡出される繊維束(M)とし
て、その全体的に均一・高精密なj!織繊維ブレンド状
態を効率良く得られることになる。又、そのブレンド状
態の品質に優れるため、上記ドラフト作用中における繊
維間の引抜抵抗も均整化し、従って通過性や可紡性、生
産効率なども著しく向上するのである。
その場合、上記スライバーガイド装置(G)はこれを第
1フィードローラー組(12a) (12b)と極力接
近する位置へ介在させることが好ましい、蓋し、上記蛇
行状に変移作用したスライバー(10a)〜(10h)
に対して、フィードローラー組(12a) (12b)
(13a) (13b)のニップ作用をロスなく効果的
に付与できるからである。又、上記した両トラバースガ
イド(A)(B)の左右横方向に沿う往復運動は、その
スライバー(10a)〜(10h)の送り速度などとの
関係を考慮して、適当な速度や運動量に選定することが
できるけれども、実際上1分間当りに約56回往復運動
させる程度が、その効果的な1つの目安となる。
特に、図示の実施例に基き説示した通り、上段トラバー
スガイド(A)用ベルト駆動プーリー(30)と下段ト
ラバースガイド(B)用ベルト駆動プーリー(36)と
の直径寸法に相違変化を与えたり、又その両ベルト駆動
プーリー(30) (36)を互いに偏心させて組付け
たり、更にはその偏心量(L)やモーター(28)の正
逆回転量を大小に調整したりするならば、繊維の素材や
繊度、繊維長さ、強さ、伸度などによる使用上の制約を
受けることも一切なく、−層高品質なブレンド状態を常
に得られると共に、近時の多様な長・短繊維混綿やその
他の複合繊維に対しても、その製造上容易に対応できる
こととなる。
尚、図示の実施例ではモーター(28)を駆動源として
、上段トラバースガイド(A)と下段トラバースガイド
(B)との両者を、相反する左右横方向へ一挙間時に往
復運動させているが、上記蛇行状の変移作用を達成でき
るならば、その両者の何れか一方を固定状態に保ち、残
る他方のみを左右横方向へすばやく往復運動させるよう
に定めても良い。
又、モーター(28)に代るエヤーシリンダーや油圧シ
リンダーなどを駆動源として、これを上段トラバースガ
イド(A)と下段トラバースガイド(B)の何れか一方
又は双方へ作用的に連結して、上記同様な左右横方向に
沿う往復運動を行なわせるように設定することも可能で
ある。更に、両トラバースガイド(A)(B)の左右横
方向に沿う往復運動量(運動速度ンは、これを変速機付
きモーター(28)の変速作用によって、相違変化させ
ることも考えられる。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明ではクリールからフィードローラ
ー組(12a) (12b) (13a) (13b)
を経てギルボックス(14a) (14b)内へスライ
バー(10a) 〜(10h)を供給し、そのギルボッ
クス(14a) (14b)とこれの出口側に臨む7o
ントロ一ラー組(15a) (15b) (15c)と
の相互間で、上記スライバー(10a)〜(10h)に
所定のドラフト作用を与えるギル練篠機において、 特に、フィードローラー組(12a) (12b) (
13a) (13b)とクリールとの前後相互間へ、ス
ライバー(10a)〜(10h)の1本づづを横ズレ不
能に仕掛は得る櫛歯型の上段トラバースガイド(A)と
、同じく下段トラバースガイド(B)との一対を横断状
態に介挿設置し、 その両トラバースガイド(A)(B)へスライバー(1
0a)〜(10h)を数本づつの上下振り分け状態に仕
掛けた上、その何れか一方のトラバースガイド(A)(
B)を固定状態に保ちつつ、残る他方のトラバースガイ
ド(A)(B)を左右横方向へ往復運動させるか、又は
その両トラバースガイド(A)(B)を相反する左右横
方向へ往復運動させることによって、 上記振り分け状態にあるスライバー(10a)〜(lO
h)を平面視の交錯し合う蛇行状に変移させ乍ら、上記
ギルボックス(14a) (14b)内へ送り込むよう
になっているため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全
に解決することができ、その従来の合宿方式に比し数倍
も優れた異繊維のブレンド状態を効率良く得られる効果
がある。
特に、請求項2の構成を採用するならば、従来の開繊機
やカード機によるブレンド方法と比較しても、その繊維
の素材や繊度、強さ、繊維長さ、伸度などの如何による
制約を一切受けず、異繊維の境界が不明な全体として均
一・高品質のブレンド状態をますます容易に得られると
共に、近時の多様な複合繊維を製造するに当り、その広
範囲に対応できる効果もある。
又、上記ブレンド方法の実施に供するスライバーガイド
装置(G)として、請求項3に記載の構成を採用するな
らば、その上段トラバースガイド(A)と下段トラバー
スガイド(B)が装置フレーム(16)とユニット化さ
れており、しかも共通の可逆回転モーター(28)を駆
動源として、その各別なベルト駆動プーリー(30) 
(36)や伝動ベルト (26)(27)、挟持ローラ
ー組(18a) (18b) (20a) (20b)
などの伝動系統により、−挙同時に相反する左右横方向
へ往復運動されるようになっているため、既設のギル練
篠機におけるフィードローラー組(12a) (12b
) (13a) (13b)とクリールガイドピン(1
1)との前後相互間へ、極めて容易に組み入れ介在させ
ることができ、その状態のもとに上記した異繊維の優れ
たブレンド効果を得られるのである。
殊更、請求項4.5に記載の構成を採用するならば、上
記モーター(28)を両トラバースガイド(A)(B)
に共通の駆動源として活用しつつも、繊維の素材や繊度
、繊維長さ、強さ、伸度などの変化に対応させることが
一層容易となり、このことは図示実施例のように両ベル
ト駆動プーリー(30) (36)の偏心量(1)も、
予じめ大小調整できるように定めることによって、更に
一層効果的に達成されることとなる。
又、請求項6に記載の構成を採用するならば、そのモー
ター(28)を一定量だけ回転する毎の自動間歇的に正
逆方向へ切替えることができるため、両トラバースガイ
ド(A)(B)の往復運動作用が円滑・確実に達成され
ることとなり、その際図示実施例のように正逆回転量の
大小調整も行なえるように定めるならば、上記複合繊維
の製造上その多様性に一層対応しやすく、頗る実益大で
あると言える。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明におけるギル練篠機を、そのスライ
バーガイド装置の作用状態として示す各全体概略斜面図
、第3.4図は同じく側面図と平面図、第5図は第4図
の5−5線に沿う拡大断面図、第6図は第5図に対応す
るスライバーの変移作用過程を示す断面図、第7図は同
じく変移作用状態を示す平面図、第8.9図はスライバ
ーガイド装置を抽出して示す正面図と側面図、第10図
は第8図に対応するモーターの回転方向切替え作用状態
を示す正面図、第11〜13図は第8図の11〜lI&
lI、12−12線並びに13−13線に沿う各部分拡
大断面図、第141Mは同じく第8図の駆動機構部分を
抽出して示す拡大正面図、第15図は第14図に対応す
る両ベルト駆動プーリーの偏心状態を示す正面図、第1
6〜18図は上段トラバースガイド用のベルト駆動プー
リーを抽出して示す一部切欠き正面図、平面図並びに底
面図、第19図は第16図の19−19線断面図、第2
0.21図は下段トラバースガイド用のベルト駆動プー
リーを抽出して示す正面図と底面図、第22図は第20
図の22−22線断面図である。 (10a)〜(lOh)・・・スライバー(11)・・
・・・・・クリールガイドピン(12a) (12b)
  ・・・・第1フィードローラー組(13a) (1
3b)  ・・・・第2フィードローラー組(14a)
 (14b)  ・・・・ギルボックス(15a) (
15b) (15c) ・・フロントローラー組(16
)・・・・・・・装置フレーム (18a) (18b) (20a) (20b)  
・挟持ローラー組(19a) (19b) (21a)
 (21b)  ・支軸(22) (23)  ・・・
・・スライドバー(24) (25)  ・・・・・ガ
イドピン(26) (27)  ・・・・・伝動ベルト
(28)・・・・・・・可逆回転モーター(29)・・
・・・・・出力軸 (30) (36)  ・・・・・ベルト駆動プーリー
(31) (33) (40)  ・・・ベルトガイド
ローラー(44)・・・・・・・検知センサー (45)  ・・・・・・・接触子 (46)・・・・・・・セットビス (A)(B)  ・・・・・トラバースガイド(C) 
 ・・・・・・・駆動機構 (F)  ・・・・・・・紡出方向 (G)  ・・・・・・・スライバーガイド装置(M)
  ・・・・・・・繊維東 第74図 第75図 第x図 第〃ス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クリールからフィードローラー組を経てギルボツク
    ス内へスライバーを供給し、そのギルボツクスとこれの
    出口側に臨むフロントローラー組との相互間で、上記ス
    ライバーに所定のドラフト作用を与えるギル練篠機にお
    いて、 上記フィードローラー組とクリールとの前後相互間へ、
    スライバーの1本づづを横ズレ不能に仕掛け得る櫛歯型
    の上段トラバースガイドと、同じく下段トラバースガイ
    ドとの一対を横断状態に介挿設置し、 その両トラバースガイドへスライバーを数本づつの上下
    振り分け状態に仕掛けた上、その何れか一方のトラバー
    スガイドを固定状態に保ちつつ、残る他方のトラバース
    ガイドを左右横方向へ往復運動させるか、又はその両ト
    ラバースガイドを相反する左右横方向へ往復運動させる
    ことによって、 上記振り分け状態にあるスライバーを平面視の交錯し合
    う蛇行状に変移させ乍ら、上記ギルボツクス内へ送り込
    むことを特徴とするギル練篠機におけるスライバーのブ
    レンド方法。 2、両トラバースガイドを相反する左右横方向へ往復運
    動させるに当り、その往復運動の速度に相違変化を与え
    ることを特徴とする請求項1記載のギル練篠機における
    スライバーのブレンド方法。 3、ギル練篠機におけるスライバー(10a)〜(10
    h)のフィードローラー組(12a)(12b)(13
    a)(13b)とクリールガイドピン(11)との前後
    相互間へ、垂立状態に介挿設置された装置フレーム(1
    6)と、その装置フレーム(16)の上部位置へ遊転自
    在に軸支された左右一対の上段トラバースガイド用挟持
    ローラー組(18a)(18b)と、その挟持ローラー
    組(18a)(18b)によりスライバー(10a)〜
    (10h)の通路を横断する設置状態として、且つ左右
    横方向への移動可能に支架された櫛歯型の上段トラバー
    スガイド(A)と、同じく装置フレーム(16)の中途
    高さ位置へ遊転自在に軸支された左右一対の下段トラバ
    ースガイド用挟持ローラー組(20a)(20b)と、
    その挟持ローラー組(20a)(20b)によりやはり
    スライバー(10a)〜(10h)の通路を横断する設
    置状態として、且つ左右横方向への移動可能に支架され
    た櫛歯型の下段トラバースガイド(B)と、 上記の両トラバースガイド(A)(B)に共通する駆動
    源として、装置フレーム(16)の下部中央位置に取付
    けられた可逆回転モーター(28)と、 そのモーター(28)の出力軸(29)へ、相互の一体
    回転可能に組付けられた上段トラバースガイド用ベルト
    駆動プーリー(30)並びに下段トラバースガイド用ベ
    ルト駆動プーリー(36)の一対と、その上段トラバー
    スガイド用のベルト駆動プーリー(30)と上記挟持ロ
    ーラー組(18a)(18b)とに亘って捲き掛けられ
    た無端な上段トラバースガイド用伝動ベルト(26)と
    、 下段トラバースガイド用のベルト駆動プーリー(36)
    と上記挟持ローラー組(20a)(20b)とに亘って
    、上段トラバースガイド用伝動ベルト(26)と相反す
    る方向への回走自在に捲き掛けられた無端な下段トラバ
    ースガイド用伝動ベルト(27)とを備え、 その上段トラバースガイド用伝動ベルト(26)の上端
    部を上段トラバースガイド(A)へ、同じく伝動ベルト
    (26)の下端部を上段トラバースガイド用ベルト駆動
    プーリー(30)へ各々組付け一体化する一方、 下段トラバースガイド用伝動ベルト(27)の上端部を
    下段トラバースガイド(B)へ、同じく伝動ベルト(2
    7)の下端部を下段トラバースガイド用ベルト駆動プー
    リー(36)へ各々組付け一体化して、 上記モーター(28)を一定量だけ正逆回転させること
    により、上記両トラバースガイド(A)(B)を相反す
    る左右横方向へ往復運動させるように設定したことを特
    徴とするギル練篠機のスライバーガイド装置。 4、上段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(30
    )と下段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(36
    )との何れか一方を径大化し、残る他方を径小化するこ
    とにより、 モーター(28)の単位回転量に対する両トラバースガ
    イド(A)(B)の往復運動量を相違変化させるように
    設定したことを特徴とする請求項3記載のギル練篠機の
    スライバーガイド装置。 5、上段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(30
    )と下段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(36
    )との何れか一方を径大化し、残る他方を径小化すると
    共に、 その両ベルト駆動プーリー(30)(36)を相互の偏
    心状態に組付けることにより、モーター(28)の単位
    回転量に対する両トラバースガイド(A)(B)の往復
    運動量を相違変化させるように設定したことを特徴とす
    る請求項3記載のギル練篠機のスライバーガイド装置。 6、上段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(30
    )又は下段トラバースガイド用ベルト駆動プーリー(3
    6)の円周面に臨む左右一対の回転方向切替え用検知セ
    ンサー(44)を装置フレーム(16)に取付ける一方
    、 その検知センサー(44)の接触子(45)と対応する
    セットビス(46)の左右一対を、上記ベルト駆(動プ
    ーリー(30)(36)の円周面へ植え付けて、そのセ
    ットビス(46)の露出頭部が検知センサー(44)の
    接触子(45)を作動させる電気的なスイッチ作用によ
    って、モーター(28)の回転方向を正逆に切替え制御
    するように設定したことを特徴とする請求項3記載のギ
    ル練篠機のスライバーガイド装置。
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Cited By (3)

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