JPH04108001A - 超音波発生器及び超音波照射装置 - Google Patents

超音波発生器及び超音波照射装置

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JPH04108001A
JPH04108001A JP2226933A JP22693390A JPH04108001A JP H04108001 A JPH04108001 A JP H04108001A JP 2226933 A JP2226933 A JP 2226933A JP 22693390 A JP22693390 A JP 22693390A JP H04108001 A JPH04108001 A JP H04108001A
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
supersonic wave
ultrasonic
piezoelectric
spherical shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP2226933A
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English (en)
Inventor
Kikuo Wakino
喜久男 脇野
Toshihiko Kikko
橘高 敏彦
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超音波発生器及び超音波照射装置に関する。
具体的にいえば、本発明は、主として、結石破壊装置や
ハイパーサーミア装置等の超音波変換器等に用いること
を目的とするものである。
[背景技術] 近年強力超音波を医療分野に応用する動きが活発になっ
ている。例えば、癌の温熱療法は超音波を生体組織中に
照射し、組織を構成している高分子に振動を与え、高分
子間の摩擦で加温する方法である。電磁波に比べ、超音
波は生体に対して高い集束性と浸透性を有しているため
、この温熱療法は有効な加温法と考えられている。
第3図に示すものは、従来より知られている超音波ハイ
パーサーミア装置31である。この装置31は、4個の
凹面状をした圧電振動子32を対称に配置し、凹面状圧
電振動子32の出射軸が一点で交わるようにしている。
そして、生体34の表面に当接させたウォーターバック
33内で、この圧電振動子32を水中に漬け、水中で圧
電振動子32を振動させ、圧電振動子32から放射され
た超音波αを水から生体34へと伝搬させ、生体34内
の患部(斜線部分)で超音波αを集束させ、患部を加温
している。
また、超音波を利用した結石破壊の分野でも、圧電振動
子により衝撃波を発生させる装置が用いられている。
第4図に示すものは、従来より用いられている体外衝撃
波結石破壊装置41であり、腎臓42内の結石43に向
けて衝撃波のエネルギーを集中させているところを示し
ている。これは、油44と水45を溜められた容器46
の球面状をした底面47に320個のチップ状をした圧
電振動子48を配置し、各圧電振動子48から焦点(結
石43の位置)に向けて超音波αを放射させるようにな
っている。なお、49は超音波プローブ、50は水と油
な仕切る分離膜である。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような超音波ハイパーサーミア装置や結石破壊装
置等の超音波変換器にあっては、いかにして強力な超音
波を発生させるか、という点が共通した課題となってい
る。この問題を解決する方法としては、個々の圧電振動
子への入力パワーを大きくして発生する超音波のエネル
ギーを増大させる方法と、圧電振動子の配置密度を大き
くする方法とが考えられる。
しかし、上記のような装置で用いられている圧電振動子
は、単に圧電体の両面に励振用の電極を設けただけのも
のであり、入力パワーを大きくすると、圧電振動子自体
に大きな電歪引張応力が働き、圧電振動子が電気歪によ
って引張破壊に至るという問題がある。このため、圧電
振動子を構成する圧電体の引っ張り強度によって許容入
力パワーが制限されてしまい、それ以上大きな入力パワ
ーを印加することができず、強力な超音波を放射させる
ことができなかった。
また、圧電振動子の実装密度を大きくする方法も、従来
の装置では、分割された複数の圧電振動子が用いられて
いるので、圧電振動子の配置されていない空間が生じて
しまい、圧電振動子の配置密度の向上にも限界がありた
本発明は、叙上の従来例の欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ハイパワーな超音波を
発生させることのできる超音波発生器と、その超音波を
集束させてハイパワーな超音波を効率よく照射させるこ
とができる超音波照射装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段コ 本発明の超音波発生器は、ほぼ球殻状をした圧電振動子
と、張力を付与して圧電振動子の外面に巻き重ねられた
ファイバーと、前記圧電素子に開口された超音波放射孔
とからなることを特徴としている。
また、本発明の超音波照射装置は、反射面が楕円体の少
なくとも一部をなすように構成された反射器と、前記反
射器の一方の焦点に配置された、前記超音波発生器とか
らなることを特徴としている。
[作用] 本発明の超音波発生器にあっては、張力を付与して圧電
振動子の外面に巻き重ねられたファイバーによって、圧
電振動子に初期応力(圧縮応力)を与えであるので、大
ぎなパワーが印加された場合でも、電気歪によって自己
破壊しにくく、高い入力パワーにも耐えられる。したが
って、大きなパワーの電界を印加することによって強力
な超音波を発生させることがでとる。しかも、ほぼ球殻
状をした圧電振動子から中心部へ向けて放射された超音
波エネルギーは、球殻状の圧電振動子内で集束され、集
束された超音波エネルギーは、超音波放射孔から外部へ
放出される。したがって、指向性を持つ強力な超音波を
圧電振動子から放射させることができる。
また、本発明の超音波照射装置にあっては、反射器の反
射面によって構成される回転楕円面の一方の焦点に上記
超音波発生器を配置しているので、超音波発生器から放
射された強力な超音波は他方の焦点に集束され、焦点で
強力な超音波エネルギーの集中が得られる。したがって
、他方の焦点に被照射物を置けば、被照射物に強力な超
音波を照射させることができる。
さらに、圧電振動子の外面にファイバーを強く巻くとい
う簡単な方法により、圧電振動子に圧縮店力を付与する
ことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図に本発明の一実施例の超音波発生器lを示す。2
は、ほぼ球殻状をした圧電振動子であって、PZTのよ
うな圧縮強度の大きな圧電セラミクス材料からなる中空
球殻状の圧電体8の内面及び外面にそれぞれ電極9a、
9bが形成されており、球殻の厚み方向に分極処理が施
されている。
また、この圧電振動子2の適当な箇所には、超音波放射
孔4が開口されている。
この圧電振動子2は、PZTセラミクスの仮焼粉末に水
とバインダーを混合してスラリーを作成し、このスラリ
ーを球殻状のキャビティを有する型に流し込んで成型し
、得られた成型体を所定温度で焼成して球殻状の圧電体
8を製作し、焼成後に圧電体8の内面と外面にそれぞれ
銀ペーストを塗布及び焼付けして電極9a、9bを形成
したものである。また、球殻状をした圧電振動子2の分
極処理は、圧電振動子2を60″Cに加熱した絶縁オイ
ル中に漬け、内面及び外面の電極9a、9b間に3 k
V/+mの直流電界を印加することにより分極させるこ
とができる。
さらに、圧電振動子2の外面には、スチールファイバー
やガラヌファイバー カーボンファイバー等の引張り強
度の大きなファイバー3を張力を与えて巻き付けである
。これにより圧電振動子2は、初期応力として圧縮応力
を付与されており、電気歪(特に、引張歪)に対して大
きな強度を備えることになり、大きなパワーが入力され
ても圧電歪によって自己破壊を生じることがない。
しかして、電源10より超音波振動子2の内外面の電極
9a、9b間に駆動電界を印加すると、圧電体8が伸び
縮みして微小振動することにより表面から超音波αが放
射される。圧電振動子2から外面側へ放射された超音波
は、エネルギーを拡散させながら広がってゆくが、内面
側へ放射された超音波αのエネルギーは球殻の中心で凝
集される。この中心でエネルギーを凝集された強力な超
音波は、圧電振動子2の超音波放射孔4から外部へ出射
される。したがって、この超音波発生器1は、指向性を
もった強力な超音波発生源となる。
しかも、外面なファイバー3によって巻かれているので
、圧電体8として引張応力に弱い圧電セラミクス材料を
用いても、より高い入力パワーに耐えることかでき、破
壊させることなく大きな入力パワーを印加できるように
なる。従って、より大きな入力パワーを印加することに
より、−層強力な超音波を出射させることができる。ま
た、球殻状の圧電振動子2を用いることにより、振動子
を曲面の内側に隙間なく並べたのと同じ効果を得ること
ができ、実質的に実装密度を高め強力な超音波を発生さ
せることが可能になる。また、ファイバー3は、圧電振
動子2の外面に巻かれているので、圧電振動子2の内面
側における振動を妨げることがない。
第2図に示すものは、上記超音波発生器1を用いた超音
波照射装置5であって、回転楕円面の一部をなす反射面
6を有する反射器7の一方の焦点Pに超音波発生器1を
配置している。しかも、超音波発生器1の超音波放射孔
4は、反射面6の中心・に向けている。
しかして、反射器7の焦点Pに配置された超音波発生器
1から超音波αを放射させると、放射された超音波βは
他方の焦点Qへ直接向かうことなく、反射面6へ向けて
放射され、反射面6で反射される。反射面6で反射され
た超音波αは、反射器7の他方の焦点Qへ向かって集束
し、超音波エネルギーが焦点Qで集中される。従って、
超音波発生器lから離れた位置にある他方の焦点Qに被
照射物(例えば、人体の患部など)をおけば、被照射物
に強力な超音波αを照射させることができ、例えば結石
破壊や温熱療法等に用いれば、より高い効果が得られる
口発明の効果・] 本発明によれば、圧電振動子の内部に凝集した超音波エ
ネルギーを超音波放射孔からエネルギー密度の大きな超
音波として出射させることができ、指向性のある強力な
超音波を出射させることができる。しかも、高い入力パ
ワーにも耐えられるので、大きなパワーの電界を印加し
て一層強力な超音波を発生させることができる。
また、本発明の超音波照射装置によれば、超音波発生器
から放射された強力な超音波エネルギーを他方の焦点に
集束させることができ、他方の焦点に置かれた被照射物
に強力な超音波を照射させることができる。
さらに、張力を付与して圧電振動子の外面にファイバー
を巻くという簡単な方法により、球殻状をした圧電振動
子に圧縮応力を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る超音波発生器の一実施例を示す断
面図、第2図は本発明に係る超音波照射装置を示す概略
断面図、第3図は従来例の超音波ハイパーサーミア装置
を示す概略図、第4図は従来の結石破壊装置を示す概略
図である。 1・・・超音波発生器 2・・・圧電振動子 3・・・ファイバー 4・・・超音波放射孔 5・・・超音波照射装置 6・・・反射面 7・・・反射器 P、Q・・・焦点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ほぼ球殻状をした圧電振動子と、 張力を付与して圧電振動子の外面に巻き重ねられたファ
    イバーと、 前記圧電振動子に開口された超音波放射孔とからなるこ
    とを特徴とする超音波発生器。
  2. (2)反射面が回転楕円体の少なくとも一部をなすよう
    に構成された反射器と、 前記反射器の一方の焦点に配置された、請求項1の超音
    波発生器とからなることを特徴とする超音波照射装置。
JP2226933A 1990-08-28 1990-08-28 超音波発生器及び超音波照射装置 Pending JPH04108001A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014516292A (ja) * 2011-04-05 2014-07-10 アイ、テック、ケア 反射板を有する眼科用超音波治療装置
JP2021511740A (ja) * 2018-01-22 2021-05-06 チョンチン ハイフー メディカル テクノロジー カンパニー・リミテッド 超音波変換器、集束超音波治療装置

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