JPH0410744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410744Y2 JPH0410744Y2 JP1986066827U JP6682786U JPH0410744Y2 JP H0410744 Y2 JPH0410744 Y2 JP H0410744Y2 JP 1986066827 U JP1986066827 U JP 1986066827U JP 6682786 U JP6682786 U JP 6682786U JP H0410744 Y2 JPH0410744 Y2 JP H0410744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mushroom cultivation
- sliding
- shelf
- holding bars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、えのきだけ、ひらたけなどに代表さ
れるきのこの人工栽培用の棚に関する。
れるきのこの人工栽培用の棚に関する。
従来技術
従来、えのきだけ、ひらたけなどの人工栽培
は、800c.c.〜1000c.c.位のプラスチツク製広口びん
30(第3図)の中に、おがくず、米糠などを充
填して殺菌し、菌糸培養基とし、これに植菌して
から16〜20本を一まとめにして、蓋のない箱状の
コンテナ31中に並べて、これを作業者が、山形
鋼などの鋼材を箱形に組んで、下部に車輪を付け
た移動棚に、上下方向に、きのこの生長する為の
一定の空間をあけて、4〜5段に重ねて収納し、
調温、調湿した栽培室で、きのこを生育させるの
が一般的な方法である。
は、800c.c.〜1000c.c.位のプラスチツク製広口びん
30(第3図)の中に、おがくず、米糠などを充
填して殺菌し、菌糸培養基とし、これに植菌して
から16〜20本を一まとめにして、蓋のない箱状の
コンテナ31中に並べて、これを作業者が、山形
鋼などの鋼材を箱形に組んで、下部に車輪を付け
た移動棚に、上下方向に、きのこの生長する為の
一定の空間をあけて、4〜5段に重ねて収納し、
調温、調湿した栽培室で、きのこを生育させるの
が一般的な方法である。
ところで、コンテナ31(第5図)は、普通硬
質塩化ビニールなどで一体成型される上蓋のない
箱状のものが用いられ、コンテナには、ところど
ころに重量の軽減と空気の流通性とを考慮して空
隙32,33が設けられている。このコンテナに
培養基を収容すると、かなりの重量となり、これ
を棚に出し入れする際に、コンテナ31の縁34
に手をかけて、棚の奥の方へ押し入れたり、引き
出したりする際、コンテナを保持している棚桟、
或は棚板などの塗装やメツキをはがしてしまい、
その部分に錆が発生する。きのこ栽培室内の相対
湿度は、過飽和状態であるため、錆は結露によつ
て赤水となつて、下段のきのこの上に滴下し、き
のこを汚損してしまう欠点があつた。又、さびが
多くなるにつれて、コンテナの棚への引き出し、
押し入れの際にコンテナに力がかかり、コンテナ
の縁34の角の部分34aが出し入れの度に前後
に屈曲される為、亀裂が入り、そこから破損して
しまうことが多かつた。
質塩化ビニールなどで一体成型される上蓋のない
箱状のものが用いられ、コンテナには、ところど
ころに重量の軽減と空気の流通性とを考慮して空
隙32,33が設けられている。このコンテナに
培養基を収容すると、かなりの重量となり、これ
を棚に出し入れする際に、コンテナ31の縁34
に手をかけて、棚の奥の方へ押し入れたり、引き
出したりする際、コンテナを保持している棚桟、
或は棚板などの塗装やメツキをはがしてしまい、
その部分に錆が発生する。きのこ栽培室内の相対
湿度は、過飽和状態であるため、錆は結露によつ
て赤水となつて、下段のきのこの上に滴下し、き
のこを汚損してしまう欠点があつた。又、さびが
多くなるにつれて、コンテナの棚への引き出し、
押し入れの際にコンテナに力がかかり、コンテナ
の縁34の角の部分34aが出し入れの度に前後
に屈曲される為、亀裂が入り、そこから破損して
しまうことが多かつた。
考案の構成
本考案は、この様な従来のきのこ栽培棚の欠点
を解消した栽培棚を提供することを目的とするも
のであつて、その要旨は、四角形の、一対の枠体
間に連結棒及び/又は連結板を跨設すると共に、
各枠体の対向位置に横断面がL状の、きのこ栽培
容器用コンテナ摺動保持桟を横方向に対設し、該
コンテナ摺動保持桟の、コンテナとの摺動面に摩
擦軽減並びに錆防止用の長手方向に溝が形成され
ているプラスチツク帯状体を固設したことを特徴
とする鉄製のきのこ栽培棚にある。以下、一実施
例に基ずいて詳細に説明する。
を解消した栽培棚を提供することを目的とするも
のであつて、その要旨は、四角形の、一対の枠体
間に連結棒及び/又は連結板を跨設すると共に、
各枠体の対向位置に横断面がL状の、きのこ栽培
容器用コンテナ摺動保持桟を横方向に対設し、該
コンテナ摺動保持桟の、コンテナとの摺動面に摩
擦軽減並びに錆防止用の長手方向に溝が形成され
ているプラスチツク帯状体を固設したことを特徴
とする鉄製のきのこ栽培棚にある。以下、一実施
例に基ずいて詳細に説明する。
本考案に係るきのこ栽培棚は、第4図に示すよ
うに、中空の鋼製角パイプ1a〜1dを、夫々の
両端において固着して、縦長の長方形の枠体1を
形成し、これと全く同じ寸法に構成したもう一つ
の枠体2(第3図)を準備し、両者を、中空角パ
イプから成る連結棒3,3……を用いて、連結し
て、直方形状のフレームを形成する。二つの枠体
1,2の相対する位置には、縦方向にコンテナ3
1の高さと培養基用広口びん30、きのこの丈3
5などに応じた一定の間隔をおいて、横方向に、
断面がL状の鋼材から成るコンテナ摺動保持桟
4,4……が、その両端部を、枠体1の縦方向の
角パイプ1a,1b、に固着されることにより、
又枠体2についても全く、同様に固着されること
により、設けられている。これら相対向するコン
テナ摺動保持桟間の距離は、コンテナ31の幅に
ほぼ等しくなるようにして、コンテナ底面の左右
両コーナー部31a,31bを保持できるように
決められている。更に、これら、コンテナ摺動保
持桟4,4……の、コンテナ底面との摺動面に
は、ポリエチレンなどから成るプラスチツク帯状
体5が接着剤により、固着されている。プラスチ
ツク帯状体5は、その接着面側は平面に、又、コ
ンテナとの当接面側には、第2図に示すように、
複数個の突条5a,5a,……を形成しておくこ
とにより、コンテナとの摩擦が軽減されると共
に、凝結水分が突条間の溝を伝つて、一側に流去
するように配慮されている。6,6,……は、移
動用の車輪である。
うに、中空の鋼製角パイプ1a〜1dを、夫々の
両端において固着して、縦長の長方形の枠体1を
形成し、これと全く同じ寸法に構成したもう一つ
の枠体2(第3図)を準備し、両者を、中空角パ
イプから成る連結棒3,3……を用いて、連結し
て、直方形状のフレームを形成する。二つの枠体
1,2の相対する位置には、縦方向にコンテナ3
1の高さと培養基用広口びん30、きのこの丈3
5などに応じた一定の間隔をおいて、横方向に、
断面がL状の鋼材から成るコンテナ摺動保持桟
4,4……が、その両端部を、枠体1の縦方向の
角パイプ1a,1b、に固着されることにより、
又枠体2についても全く、同様に固着されること
により、設けられている。これら相対向するコン
テナ摺動保持桟間の距離は、コンテナ31の幅に
ほぼ等しくなるようにして、コンテナ底面の左右
両コーナー部31a,31bを保持できるように
決められている。更に、これら、コンテナ摺動保
持桟4,4……の、コンテナ底面との摺動面に
は、ポリエチレンなどから成るプラスチツク帯状
体5が接着剤により、固着されている。プラスチ
ツク帯状体5は、その接着面側は平面に、又、コ
ンテナとの当接面側には、第2図に示すように、
複数個の突条5a,5a,……を形成しておくこ
とにより、コンテナとの摩擦が軽減されると共
に、凝結水分が突条間の溝を伝つて、一側に流去
するように配慮されている。6,6,……は、移
動用の車輪である。
上記実施例では、プラスチツク帯状体は、接着
剤によりコンテナ摺動保持桟に固着したが、これ
は、予め、コンテナ摺動保持桟をプラスチツク帯
状体の軟化点以上に加熱しておいて、これにプラ
スチツク帯状体を当接加圧して、その接合面を一
部融解し、固設してもよい。又、連結棒に代えて
連結板によつて枠体を連結してもよく、両者を併
用してもよい。
剤によりコンテナ摺動保持桟に固着したが、これ
は、予め、コンテナ摺動保持桟をプラスチツク帯
状体の軟化点以上に加熱しておいて、これにプラ
スチツク帯状体を当接加圧して、その接合面を一
部融解し、固設してもよい。又、連結棒に代えて
連結板によつて枠体を連結してもよく、両者を併
用してもよい。
効 果
本考案に係るきのこ栽培棚は、プラスチツク帯
状体を介してコンテナを支持し、コンテナは、プ
ラスチツク帯状体上を摺動するため、摩擦抵抗が
きわめて少なく、わずかな力で、桟上を移動させ
ることができ、作業者の疲労の軽減とコンテナの
破損を大幅に減少せしめることができる。又、コ
ンテナとの摺動部はすべてプラスチツクによつて
被覆されているので、錆が発生したり、この錆が
コンテナによつて掻きとられて、これが、過飽和
状態の栽培室内で赤水となつて製品を汚損し、製
品の歩溜りを悪くするといつた事故が皆無となる
上、コンテナ側面の凝結水が、桟からきのこ栽培
容器に落下して、水きのこなどの不良品を発生す
るおそれが全くないなどの優れた効果がある。
状体を介してコンテナを支持し、コンテナは、プ
ラスチツク帯状体上を摺動するため、摩擦抵抗が
きわめて少なく、わずかな力で、桟上を移動させ
ることができ、作業者の疲労の軽減とコンテナの
破損を大幅に減少せしめることができる。又、コ
ンテナとの摺動部はすべてプラスチツクによつて
被覆されているので、錆が発生したり、この錆が
コンテナによつて掻きとられて、これが、過飽和
状態の栽培室内で赤水となつて製品を汚損し、製
品の歩溜りを悪くするといつた事故が皆無となる
上、コンテナ側面の凝結水が、桟からきのこ栽培
容器に落下して、水きのこなどの不良品を発生す
るおそれが全くないなどの優れた効果がある。
第1図は、本考案の一実施例の要部を示す斜視
図、第2図は、第1図のA−A線断面図である。
第3図は、本考案の一実施例を使用状態で示す一
部省略正面図、第4図は、第3図に示す実施例の
縮小側面図、第5図は、きのこ栽培容器収納用コ
ンテナの平面図である。
図、第2図は、第1図のA−A線断面図である。
第3図は、本考案の一実施例を使用状態で示す一
部省略正面図、第4図は、第3図に示す実施例の
縮小側面図、第5図は、きのこ栽培容器収納用コ
ンテナの平面図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 四角形の一対の枠体間に連結棒及び/又は連
結板を跨つて設けると共に、各枠体の対向位置
に横断面がL状のきのこ栽培容器用コンテナ摺
動保持桟を横方向に対設し、該コンテナ摺動保
持桟の、コンテナとの摺動面に長手方向に溝が
形成されている錆防止及び摩擦軽減用のプラス
チツク帯状体を固設したことを特徴とする鉄製
きのこ栽培棚。 (2) きのこ栽培用棚が移動用車輪を備えている移
動棚である請求の範囲第1項記載のきのこ栽培
棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986066827U JPH0410744Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986066827U JPH0410744Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62178851U JPS62178851U (ja) | 1987-11-13 |
JPH0410744Y2 true JPH0410744Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=30905183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986066827U Expired JPH0410744Y2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410744Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01285125A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-16 | Kanebo Ltd | きのこの人工栽培法 |
US8234812B1 (en) * | 2008-12-03 | 2012-08-07 | Terry Colless | Fodder-growing enclosure |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217120B2 (ja) * | 1973-03-28 | 1977-05-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50150529U (ja) * | 1974-05-31 | 1975-12-15 | ||
JPS5217120U (ja) * | 1975-07-24 | 1977-02-07 |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP1986066827U patent/JPH0410744Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5217120B2 (ja) * | 1973-03-28 | 1977-05-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62178851U (ja) | 1987-11-13 |
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