JPH04107300A - 電解洗浄装置およびスティン発生を防止する電解洗浄方法 - Google Patents

電解洗浄装置およびスティン発生を防止する電解洗浄方法

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JPH04107300A
JPH04107300A JP22608490A JP22608490A JPH04107300A JP H04107300 A JPH04107300 A JP H04107300A JP 22608490 A JP22608490 A JP 22608490A JP 22608490 A JP22608490 A JP 22608490A JP H04107300 A JPH04107300 A JP H04107300A
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JP
Japan
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metal strip
electrolytic
cleaning liquid
cleaning
electrolytic cleaning
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JP22608490A
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English (en)
Inventor
Osamu Yoshioka
修 吉岡
Kiyoshi Shimizu
潔 清水
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、金属ストリップの表面にスティンを発生させ
ない電解洗浄袋りおよびこの電解洗浄装置を使用した金
属ストリップの表面にスティンを発生させない電解洗浄
方法に関する。
[従来の技術] 横型電解洗浄装置により金属ストップの表面を清浄にす
るに際しては、第4図に示すように横型の電解洗浄槽4
1の中にアルカリクリーニング液を溶かした水溶液42
を満たし、入側デフレクタ−ロール43および入側浸漬
ロール44により金属ストリップ45を電解洗浄槽41
に導き入れる。そして、金属ストリップ45のパスライ
ンの上下にパスラインに近接かつ対面して配置した、複
数対の電極46間をとおす、そして、圧側浸漬ロール4
7および出側デフレクタ−ロール48を介して、外部に
搬出する。このとき金属ストリップ45をマイナス極、
電極46をプラス極として通電する。このようにして通
電することにより、水溶液中の水が電気分解され泡が発
生する。、二の泡は金属ストリップ45の表面に当たっ
て、金属ストリップ45の表面に付着した油脂層を部分
的に破壊し、この部分にクリーニング液が侵入すること
により油脂層全体を分解する。
このような横型電解洗浄装置により、金属ストップの表
面を清浄にする作業を行なっている途中で、横型電解洗
浄装置の前後の設備の段取替え作業等の理由により、金
属ストリップが横型電解洗浄装置中に浸漬された状態で
停止されることがある。このような時には、電解整流器
をオフにして横型電解洗浄装置中に電解電圧がかからな
いようにしている。しかしながら、実際には残留電圧が
電極46間に残り、02が発生して金属ストリップの裏
側にたまってテンパーカラーを発生させる。また、液中
の汚れ分が金属ストリップの表面に付着して、金属スト
リップが着色される。
このような金属ストリップの着色を防止する方法として
は、特公昭62〜236号公報に記載の技術がある。こ
の方法は、残留電圧と同電位の逆電圧を電極に印加する
ことでテンパーカラーの発生を防止する方法である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の金属ストリップの着色防
止方法は、テンパーカラーの発生には有効であるが、上
述したような液の汚れ分の付着による着色によるスティ
ンの発生を防止するには有効でないという問題点があっ
た。
この発明は、従来技術の上記のような問題点を解消し、
金属ストリップの表面に発生するあらゆる種類の着色を
防止することのできる電解洗浄装置、およびこの電解洗
浄装置を使用した金属ストリップの表面にスティンを発
生させない電解洗浄方法を提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段コ この発明に係る電解洗浄装置は、洗浄液に浸漬した電極
間に金属ストリップ通路を設けて、該金属ストリップを
連続的に洗浄する電解洗浄装置において、前記金属スト
リップ通路の電極に近接して洗浄液吐出装置を配置した
電解洗浄装置である。
また、この発明に係るスティン発生を防止する電解洗浄
方法は、洗浄液に浸漬した電極間に金属ストリップ通路
を設けるとともに、該金属ストリップ通路の電極に近接
して洗浄液吐出装置を配置し、前記金属ストリップ停止
時に前記洗浄液吐出装置から金属ストリップの表面に向
けて洗浄液を吐出するスティン発生を防止する電解洗浄
方法である。
[作用] この発明に係る電解洗浄装置は、洗浄液に浸漬した電極
間に金属ストリップ通路を設けて、該金属ストリップを
連続的に洗浄する電解洗浄装置において、前記金属スト
リップ通路の電極に近接して洗浄液吐出装置を配置して
いる。そして、金属ストリップが停止したときには、前
記洗浄液吐出装置から洗浄液を金属ストリップの表面に
吐出することにより、金属ストリップの表面に付着しよ
うとする02や他のスティンの原因となるものを洗いな
がしてやることができる。したがって、金属ストリップ
にスティンが発生することはない。
また、この発明に係るスティン発生を防止する電解洗浄
方法は、洗浄液に浸漬した電極間に金属ストリップ通路
を設けるとともに、該金属ストリップ通路の1極に近接
して洗浄液吐出装置を配置し、前記金属ストリップ停止
時に前記洗浄液吐出装置から金属ストリップの表面に向
けて洗浄液を吐出するようにしている。したがって、金
属ストリップの表面に付着しようとする02や他のステ
ィンの原因となるものを洗い流してやることができ、金
属ストリップにスティンが発生することはない。
[実施例] 本発明の1実施例の電解洗浄装置およびスティン発生を
防止する電解洗浄方法を、第1図〜第3図により説明す
る。第1図は、本発明のI実m例の電解洗浄装置の全体
構成を示す説明図、第2図は本発明の1実施例の電解洗
浄装置の主要部分を構成する電解タンクの詳細説明図、
第3図はスティン発生を防止する電解洗浄方法を示す説
明図である。
本発明の1実施例の電解洗浄装置の全体構成を、第1図
に基づき説明すると次のとおりである。すなわち、ペイ
オフリール1から巻き戻した金属ストリップ2は、入側
シャー3によりコイル端部が切断される。そしてウェル
ダ−4により、先行コイルの後端部と接続される。その
後、アルカリダンクタンク5で粗洗いされ、隘1ブラシ
スクラバータンク6で粗いよごれが除去される。そして
、電解タンク7で電解洗浄され、阻2ブラシスクラバー
タンク8で細かい汚れが除去された後、ホットリンスタ
ンク9でゆすがれ、リンガ−ユニット10で表面の水分
が絞り取られた後、ドライヤー11で乾燥さる。さらに
は、プライドルロール12を経て、出側シャー13で所
定のコイルの大きさになるように切断されて、テンショ
ンリール14により巻き取られる。
本発明の1実施例の電解洗浄装置の主要部分を構成する
電解タンクを第2図により説明すると、次のようである
。すなわち、横型電解タンク6の中にはアルカリクリー
ニング液を溶がした水溶液15が満たされている。金属
ストリップ2は、入側デフレクタ−ロール16および入
側浸漬ロール17により電解タンク7に導き入れる。そ
して、金属ストリップ2のパスラインの上下にパスライ
ンに近接かつ対面して配置した、複数対の電極18間を
通過する。そして、出側浸漬ロール19および出側デフ
レクタ−ロール20を介して、外部に搬出される。この
電解タンク7には、金属ストリップ通路の電極18に近
接して洗浄液吐出装置21を複数配置している。そして
、ポンプ22により電解タンク7がら配管23を介して
洗浄液を前記洗浄液吐出装置21に供給するようにして
いる。
次に、前記洗浄液吐出装置21を使用したスティン発生
を防止する電解洗浄方法を、第3図により説明する。前
記ポンプ22のモーター24の電源25からの電気の供
給をオンオフするスイッチ26には、プライドルロール
12の駆動モーター27に直結したパルスゼネレーター
28がらの信号が常時送られるようになっている。そし
て、パルスゼネレーター28がらの信号が0になったと
き、すなわちラインが停止したとき、前記スイッチ26
がオンしてポンプ22が駆動し、洗浄液が電解タンク7
がら配管23を介して洗浄液吐出装置21に送られ、洗
浄液が金属ストリップ2の表面に向けて吐出され、金属
ストリップ2の表面に付着してスティン発生の原因とな
る02等を洗い流す、そして、プライドルロール12の
Nm−fニー9−27に直結したパルスゼネレーター2
8からの信号が0回転以上になると、前記スイッチ26
がオフとなり、ポンプ22が停止する。なお、ライン停
止時には、を極18に付着した油脂弁を除去するため、
電極18の極性を極性切替スイッチ2つにより切替える
ようにしているが、この極性切替スイッチ29に対する
切替指令も前記バルスゼネし一ター28がらの信号と同
期して行なうようにしている。第3図中符号3oはプラ
イドルロールの速度調整器、31は整流器である。
なお、洗浄液の吐出方向は、金属ストリップの進行方向
でも進行方向と反対方向でもよい。
また、洗浄液の流速は1.2〜2.0m/Sec。
程度あればよい。
[発明の効果] 本発明により、金属ストリップにスティンが発生しない
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の】実施例の電解洗浄装置の全体構成を
示す説明図、第2図は本発明の1実施例の電解洗浄装置
の主要部分を構成する電解タンクの詳細説明図、第3図
はスティン発生を防止する電解洗浄方法を示す説明図、
第4図は横型電解洗浄槽の説明図である9 7・・電解タンク、18−[Vi、21・・洗浄液吐出
装置、22・ポンプ、23−配管、24・・モーター、
26 スイフチ、28・パルスゼネレーター

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄液に浸漬した電極間に金属ストリップ通路を
    設けて、該金属ストリップを連続的に洗浄する電解洗浄
    装置において、前記金属ストリップ通路の電極に近接し
    て洗浄液吐出装置を配置したことを特徴とする電解洗浄
    装置。
  2. (2)洗浄液に浸漬した電極間に金属ストリップ通路を
    設けるとともに、該金属ストリップ通路の電極に近接し
    て洗浄液吐出装置を配置し、前記金属ストリップ停止時
    に前記洗浄液吐出装置から金属ストリップの表面に向け
    て洗浄液を吐出することを特徴とするスティン発生を防
    止する電解洗浄方法。
JP22608490A 1990-08-28 1990-08-28 電解洗浄装置およびスティン発生を防止する電解洗浄方法 Pending JPH04107300A (ja)

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