JPH04107234A - 高強度高靭性チタン合金 - Google Patents

高強度高靭性チタン合金

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JPH04107234A
JPH04107234A JP22591490A JP22591490A JPH04107234A JP H04107234 A JPH04107234 A JP H04107234A JP 22591490 A JP22591490 A JP 22591490A JP 22591490 A JP22591490 A JP 22591490A JP H04107234 A JPH04107234 A JP H04107234A
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JP
Japan
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strength
toughness
titanium alloy
alloy
titanium alloys
Prior art date
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Pending
Application number
JP22591490A
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English (en)
Inventor
Atsuhiko Kuroda
篤彦 黒田
Minoru Okada
稔 岡田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り策上n皿月上上 本発明は高強度高靭性チタン合金、より詳細には化学工
業、エネルギー開発分野、一般工業用構造材として用い
られる高強度高靭性チタン合金に関する。
従迷jυ支術 現在使用されているチタン合金としては、工業用純チタ
ン及びα型、α+B型、β型のチタン合金が知られてい
る。
また上記チタン合金のうち、α十β型のチタン合金とし
てはTi−6AQ−4V、Ti−6Ag−23n−4T
i−6A、to、Ti6A[−2Sn−4Zr−2Mo
、 Ti−3Aff−2,5V、 Ti−8,Aff−
1kto−IVが知られでいる。
チタン合金にZrを添加したものとしては、上記したT
iTi−6Al−2Sn−4Zr−6,TiTi−6A
l−2Sn−4Zr−2の他、Ti−11,5Mo−6
Zr−4,5Sn合金等が知られているが、屓とVとの
合金系にZrを添加した合金は知られていない。
明が解決しようとする課題 チタン合金はチタン合金の高強度、低比重の特性を活か
し、構造材として多く用いられている。
ところがチタン合金は靭性が低いため、構込材として用
いた場合、亀裂に対する抵抗が不十分である。従ってチ
タン合金を構造材としで用いる場合、強度の向上のみを
主眼とするのではなく、靭性値の向上にも注意を払う必
要がある。しかしながら現在までのところ、強度を確保
しつつ靭性値を向上させたものは発明されていない。
すなわち、従来知られているチタン合金の重体化時効に
よる熱処理方法を施したものでは、強度の向上は可能で
あるけれども靭性値の低下が大きく、構造材として用い
る場合には問題が残るといった課題があった。
本発明は上記した課題に鑑み発明されたものであって、
チタン合金の本質的な問題点である靭性の低い点を解決
し、強度及び靭性値のバランスに優れたチタン合金を提
供することを目的としている。ここで、本発明では、焼
鈍後の機械的性質のうち、室温での02%耐力が9!J
gf/mm”以上、靭性値としては室温でのシャルピー
衝撃値で代表させ、この値が3.0kgm7cm2以上
を有することを目標とした。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明に係るチタン合金は、
重量%でもって1を4.0%以上7.0%以下、■を3
0%以上5.0%以下、Zrを01%以上90%以下の
割合で含有し、残部力5Ti及び不可避的な不純物から
なることを特徴としでいる。
以下、本発明に係る窩強度高靭性チタン合金の成分割合
の限定理由について説明する。
(1)u、vについて Aεはチタン合金にとってはα相安定化元素であり、最
も一般的に用いられる添加元素である。
一方Vはβ相安定化元素である。これらの元素は固溶強
化の目的でチタン合金に添加されている。
チタン合金を強化するためにはAgを40%以上、また
Vを3.0%以上添加することが必要である。一方、A
lの濃度が7.0%を超えるとα相中にα2と呼ばれる
金属間化合物が析出し、著しくチタン合金の脆化を引き
起こす。またVが50%を超えて含まれると、チタン合
金全体の強度は著しく高くなるが、靭性値は逆に大きく
低下し、目標値を満足させることはできない。
(2)Zrについて Zrの濃度が01%未満であると靭性値の向上効果が表
われない6一方、90%を超えて含有するとチタン合金
の強度は増大するが、靭性値が目標値を満たすことがで
きなくなる。
(3)最後に不可避的な不純物とは、Fe、 C,Hl
o、N、Y等をいい、これらは通常、下記の範囲内で含
まれることが許される。
Fe: 0.30%以下 C: 0.10%以下 H: 0.0125%以下 0 ; 0.20%以下 N ; 0.05%以下 Y : 0.005%以下 作■ a+β型のチタン合金にZrを添加すると、Zrはα相
とβ相の両相に固溶するいわゆる中立型の元素となるこ
とが知られている。
本発明者らはチタン合金の強靭化を図るためにチタン合
金の破壊過程を調査した結果、a十β型のチタン合金の
破壊はα相とβ相との結晶の界面において亀裂が進展し
ていることに基づいていることを見いだした。この場合
、破壊の主亀裂の前面に微細な亀裂が多数発生し、この
微細な亀裂が連結して破壊が進んでぃた。従って破壊の
抵抗を高めるためには微小亀裂の発生を防止することが
重要である。
この微細亀裂の発生を防止するためには、主亀裂の前方
で応力を受けている領域の破壊抵抗を高めることが必要
である。このためにはa・βの両相の強度を同時に高め
ることが必要であると考えられた。
そこで本発明者らはZrがα相とβ相の両相に固溶する
いわゆる中立型の元素であることに着目し、α相とβ相
との両相の強度を向上させるためにはZrの添加が有効
であると考え、Zrの添加を検討し、本発明を完成する
に至った。
1血五旦止μ凡藍判 以下、本発明に係るチタン合金の実施例および比較例に
ついて説明する。
通常の方法により、後記する第1表に示した組成のチタ
ン合金を製造した。
これらチタン合金の機械的性質に与える添加成分の影響
を調査する目的で、第1表に示した成分のチタン合金を
溶解して機械的性質を調査した。
実験素材は各1kgのインゴット(外径φ50mmx高
さ110mm)をアルゴン雰囲気下でスカル溶解により
作成した。前記インゴットを1100°Cに加熱後、幅
50mmX厚さ30mmまでB域で鍛造した後、900
℃に再加熱して幅50mmX厚さ7mmまでa+β域で
熱間圧延を行った。
圧延後の素材は705°Cにおいて1時間加熱保持後、
室温まで空冷する熱処理を行った。
上記熱処理後の素材より圧延長手方向(二平行部の肉厚
が3mm 、幅が6.25mmおよび標点間距離が25
mmの板状試験片を採取し、25°CにおいてASTM
E8にしたがって引張試験を行った。また靭性値を評価
する目的で圧延長手方向に幅が5闘のJIS4号ハーフ
サイズのシャルピー衝撃試験片(■ノツチ)を採取し、
25°Cにおいて試験を行った。
これらの試験結果を第1表に示す。試験結果の評価は0
.2%耐力とシャルピー衝撃値に注目しでおこない、0
2%耐力が95. Okgf/mm2以上、かつシャル
ピー値が3.0kgm/cm2以上を達成した場合につ
いて目標を達成したものとして表1中の評価○とした。
第1表の結果より、本発明に係る範囲内の成分組成にお
いて、室温での強度および靭性値の両特性における目標
が、02%耐力が95.0kgf/mm2以上、かつシ
ャルピー値が3.0kgm/cm2以上と達成されてい
る。
光JRΣ次里 以上の説明により明らかなように、本発明に係るチタン
合金にあっては、重量%でもってAQを40%以上70
%以下、■を30%以上50%以下、Zrを0.1%以
上90%以下の割合で含有し、残部がT1及び不可避的
な不純物からなることを特徴としているので、a相と3
相との両相の強度を向上させ、チタン合金の本質的な間
顕点である靭性の低い点を解決し、強度及び靭性値が共
に(iれたチタン合金を提供することができる。
特許出願人 ・ 住友金属工業株式会社代 理 人  
 弁理士   井内龍二第十表 機械的性罰刺己晧果 本発明範囲外

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でもってAlを4.0%以上7.0%以下
    、Vを3.0%以上5.0%以下、Zrを0.1%以上
    9.0%以下の割合で含有し、残部がTi及び不可避的
    な不純物からなることを特徴とする高強度高靭性チタン
    合金。
JP22591490A 1990-08-27 1990-08-27 高強度高靭性チタン合金 Pending JPH04107234A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8834601B2 (en) 2009-12-18 2014-09-16 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Method for producing low aluminium titanium-aluminium alloys

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US8834601B2 (en) 2009-12-18 2014-09-16 Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation Method for producing low aluminium titanium-aluminium alloys

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