JPH04107005A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JPH04107005A
JPH04107005A JP2225761A JP22576190A JPH04107005A JP H04107005 A JPH04107005 A JP H04107005A JP 2225761 A JP2225761 A JP 2225761A JP 22576190 A JP22576190 A JP 22576190A JP H04107005 A JPH04107005 A JP H04107005A
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pulse signal
flip
signal
flop circuit
transfer
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JP2225761A
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Tomoaki Takano
知明 高野
Masaru Wada
勝 和田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、GaAs FET系のDCFL(Direc
t coupledPET logic)を用いたフリ
ップフロップ回路に関し、特にクロック信号と反転クロ
ック信号で交互に動作するマスタスレーブ型のフリップ
フロップ回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、セント側入力端子に供給される入力パルス信
号と、リセット側入力端子に供給される反転入力パルス
信号を、所定のクロック信号が供給される第1の転送部
を介して帰還ループを有する第1のデータ保持部に供給
し、更に該第1のデータ保持部からの第Iの出力パルス
信号及び第1の反転出力パルス信号を、反転クロック信
号が供給される第2の転送部を介して帰還ループを有す
る第2のデータ保持部に供給し、該第2のデータ保持部
から第2の出力パルス信号及び第2の反転出力パルス信
号を出力してなるフリップフロップ回路において、上記
第1の転送部と上記第1のデータ保持部における各セッ
ト側回路及びリセ・ノド何回路を夫々ANDとNORか
らなる1つの論理ゲートで構成すると共に、上記第2の
転送部と上記第2のデータ保持部における各セット側回
路及びリセット側回路を夫々ANDとNORからなる1
つの論理ゲートで構成することにより、回路構成を簡略
化させて消費電力の低減化を図れるようにすると共に、
フリップフロップ回路を構成する論理ゲートの数の削減
化を図って最高動作周波数を向上させ、高速動作が実現
できるようにしたものである。
また、本発明は、上記フリップフロ・ンプ回路において
、上記第1及び第2の転送部を夫々転送ゲートで構成す
ると共に、上記第1及び第2のデータ保持部を夫々イン
バータで構成し、更に上記第1及び第2のデータ保持部
の各帰還ループに夫々ダイオードを接続して構成するこ
とにより、通常のFETに関する製造プロセスを踏襲し
ながらも、各転送部における寄生容量の充放電を高速化
させて、最高動作周波数の向上並びにフリップフロップ
回路自体の高集積化を図れるようにしたものである。
〔従来の技術〕
一般に、化合物半導体、例えばGaAs FET系の基
本回路としては、DCFL(Direct Coupl
ed FET Logic)。
5CFL(Source Coupled FET L
ogjc)等がある。この中でも、DCFLは、回路構
成が簡単で低消費電力であることから、GaAs集積回
路のLSI化に有望である。
従来のDCFLを用いた半導体集積回路、例えば797
17071回路は、例えば特開昭63−280509号
公報に記載されているように、例えばGaAs MES
PET(GaAs metal semiconduc
tor FET)を論理ゲート素子としたGaAs集積
回路で構成されたマスクスレーブ型フリップフロップ回
路が知られている。
このマスタスレーブ型フリップフロップ回路は、第10
図に示すように、複数のNORゲート(N)により構成
される。
即ち、セント側入力端子φ8.及びクロック端子φiを
介して夫々入力パルス信号P、7及びクロ。
り信号Pアが供給されるNORゲート(Nl)と、リセ
ット側入力端子φ1.及びクロック端子φ1を介して夫
々反転入力パルス信号■1o及びクロック信号PTが供
給されるNORゲートCUt>からなる第1の転送部(
21)と、NORゲート(N、)からの出力信号P、が
供給されると共に、後記NORゲート(N4)からの出
力信号P4がその帰還ループ12を介して給供されるN
ORゲート(N、)と、NORゲ) (Nz)からの出
力信号P2が供給されると共に、上記NORゲート(N
3)からの出力信号P、がその帰還ループ7!1 を介
して供給されるNORゲート(N4)からなる第1のデ
ータ保持部(22)とで構成されたマスタフリップフロ
ップ回路(23)と、該マスタフリップフロップ回路(
23)からの出力パルス信号P、 (=p、)及び反転
クロック端子φ7を介しての反転クロック信号丁、が夫
々供給されるNORゲート(NS)と、マスタフリップ
フロップ回路(23)からの反転出力パルス信号P、 
(=P、)及び反転クロック端子φ7を介しての反転ク
ロック信号丁アが夫々供給されるNORゲート(N&)
からなる第2の転送部(24)と、NORゲート(N、
)からの出力信号P、が供給されると共に、後記NOR
ゲ−) (Ns)からの出力信号pHがその帰還ループ
14を介して供給されるNORゲート(N、)と、NO
Rゲート(N6)からの出力信号P、が供給されると共
に、上記NORゲート(N?)からの出力信号P、がそ
の帰還ループ!、を介して供給されるNORゲート(N
、)からなる第2のデータ保持部(25)とで構成され
たスレーブフリップフロップ回路(26)とから成る。
このマスクスレーブ型フリップフロップ回路(23)は
、クロック信号Pアが例えば高レベルのとに、入力パル
ス信号P、。及び反転入力パルス信号p iy+で決ま
る値をマスタフリップフロップ回路(23)に記憶し、
反転クロック信号丁、が低レベルのときに、上記マスタ
フリップフロップ回路(23)で記憶した状態をスレー
ブフリップフロップ回路(26)に記憶して各出力端子
φ。、及びφ。、からその記憶した値を夫々P0..及
び丁。、、として出力するようになされている。このマ
スタスレーブ型フリップフロップ回路は、上記動作から
れかるように、シフトレジスタやカウンタ等に広(用い
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のマスタスレーブ型フリップフロッ
プ回路は、例えばセット側入力端子φ8゜に供給された
入力パルス信号Pi、、が夫々マスタフリップフロップ
回路(23)及びスレーブフリップフロップ回路(26
)に記憶されてセット側出力端子φ。、まで伝搬するの
に、4つのNORゲート(Nl)。
(Ns)、(Ns)及び(N7)を経由することになる
ため、1段当たりのゲート遅延時間をτpdとすると、
入力から出力まで4τpdの時間がかかる。そのため、
このマスクスレーブ型フリップフロップ回路の最高動作
周波数としては、1/(4τpd)が限度である。
これに対して、5CFLを用いたフリップフロップ回路
の場合、素子数が多くなり回路構成が複鮒になるが、縦
ずみ構造が可能であるため、上記フリップフロ・ンブ回
路の2倍の周波数17(2τpd)で動作させることが
できる。このことから、DCFLを用いたフリップフロ
ップ回路は、高速動作の点で不利である。
このDCFLを用いたフリップフロップ回路の欠点を解
消するために本発明者は、2つの回路構成を提案した。
提案された回路は、DCFLによるインバータと転送ゲ
ートを用いて構成され、具体的には、第11図に示すよ
うに、入力パルス信号P4、が供給されるセット側入力
端子φi5を有し、ゲートにクロック信号P、が供給さ
れる転送ゲー) (g+)と反転入力パルス信号下、い
が供給されるリセット側入力端子φ、Rを有し、ゲート
にクロック信号Pアが供給される転送ゲート(gz)か
らなる第1の転送部(21)と、転送ゲート(g+)か
らの出力信号P1と帰還ループ12を介して供給される
後記インバータ(I2)からの出力信号P4との合成信
号が供給されるインバータ(I1)と、転送ゲート(g
2)からの出力信号P2と帰還ループ!、を介して供給
される上記インバータ(I1)からの出力信号Pコとの
合成信号が供給されるインバータ(1,)からなる第1
のデータ保持部(22)とで構成されたマスタフリップ
フロップ回路(23)と、該マスタフリップフロ・ンブ
回路(23)からの出力パルス信号p、 (=p、)及
び反転クロック信号丁アが供給される転送ゲート(gs
)と、マスタフリップフロップ回路(23)からの反転
出力パルス信号p、 (=p、)及び反転クロック信号
1が供給される転送ゲート(ga)からなる第2の転送
部(24)と、転送ゲー) (gz)からの出力信号P
、と帰還ルー−yiaを介して供給される後記インバー
タ(I4)からの出力信号P8との合成信号が供給され
るインバータ(I、)と、転送ゲート軸4)からの出力
信号Pbと帰還ループr、を介して供給される上記イン
バータ(■ユ)からの出力信号P、との合成信号が供給
されるインバータ(I4)からなる第2のデータ保持部
(25)とで構成されたスレーブフリップフロップ回路
(26)とから成り、更に、第1及び第2のデータ保持
部(22)及び(25)の各帰還ループに夫々帰還信号
Ps、Pa及びPt、Paの電圧を制限するための帰還
抵抗Rが接続されてなる。
このマスタスレーブ型フリップフロップ回路の場合、第
1及び第2の転送部(21)及び(24)として、遅延
時間が短い転送ゲート軸+)、(gz)及び(gs)+
(g4)を用いているため、理論的には、上記第10図
で示すマスタスレーブ型フリップフロップ回路における
最高動作周波数の2倍の周波数で高速動作させることが
できる。
ところが、実際、各転送ゲー) (g+)、(gz)及
び(gi) 、(g4)のゲート・ソース間容量Cgs
が帰還抵抗Rを通して充放電し、各ゲート側の電荷は、
小刻みにオン・オフするクロック信号Pア又は反転クロ
ック信号Ptにより高速に充放電されるが、各ソース側
の電荷は、比較的長時間にわたって充放電が行なわれる
ため、この充放電に要する時間が信号の伝搬速度を制限
するという不都合がある。
そこで、これを改善させる回路構成として第12図に示
すように、各帰還抵抗Rにバイパス用のコンデンサCを
夫々並列に接続して構成し、このコンデンサCによって
、ソース側の電荷を高速に充放電させて、信号の伝搬の
高速化を図るようにする。
ところが、この回路構成の場合、回路の部品点数が多く
なるという欠点と、集積回路中にコンデンサCを設ける
ために、チップ上で大きな面積を費やしてしまうという
欠点があり、フリップフロップ回路の高集積化には限界
があるという不都合がある。
本発明は、このような点に鑑み成されたもので、その目
的とするところは、回路構成が簡略化でき、消費電力の
低減化が図れると共に、フリップフロップ回路を構成す
る論理ゲートの数の削減化が図れ、最高動作周波数の向
上並びに高速動作を実現させることができるフリップフ
ロップ回路を提供することにある。
また、本発明は、通常のFETに関する製造プロセスを
踏襲しながらも、各転送部における寄生容量の充放電を
高速化でき、最高動作周波数の向上並びにフリップフロ
ップ回路自体の高集積化を図ることができるフリップフ
ロップ回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、セット側入力端子φ、、に供給される入力パ
ルス信号P、1とリセット個入力端子φ、ヨに供給され
る反転入力パルス信号Pi7を、所定のクロック信号P
Tが供給される第1の転送部(3)を介して帰還ループ
J2.及び!、を有する第1のデータ保持部(4)に供
給し、更に該第1のデータ保持部(4)からの第1の出
力パルス信号P、及び第1の反転出力パルス信号丁、を
、反転クロック信号−p−アが供給される第2の転送部
(5)を介して帰還ループ!、及び14を有する第2の
データ保持部(6)に供給し、該第2のデータ保持部(
6)から第2の出力パルス信号P。、、L及び第2の反
転出力パルス信号P outを出力してなるフリップフ
ロップ回路(A、)において、第1の転送部(3)と第
1のデータ保持部(4)における各セット側回路及びリ
セット側回路を夫々ANDとNORからなる1つの論理
ゲート(Gl)、 (Gz)で構成すると共に、第2の
転送部(5)と第2のデータ保持部(6)におけする各
セット側回路及びリセット側回路を夫々ANDとNOR
からなる1つの論理ゲート(G3) 、 (G、)で構
成する。
また、本発明は、上記フリップフロップ回路(A2)に
おいて、第1及び第2の転送部(3)及び(5)を夫々
転送ゲート(g+)、 (gz)及び(gz)、(g4
)で構成すると共に、第1及び第2のデータ保持部(4
)及び(6)を夫々インバータ(II)、 (I2)及
び(rz)、 (14)で構成し、更に上記第1及び第
2のデータ保持部(4)及び(6)の各帰還ループ1.
.l、及びls、12mに夫々ダイオード(D、)、 
(oz)及び(Ih)、 (D4)を接続して構成する
〔作用〕
上述の本発明の構成によれば、第1の転送部(3)及び
第1のデータ保持部(4)における各セット側及びリセ
ット側の回路構成が夫々1つの論理ゲート(GO及び(
C,)で構成することができると共に、第2の転送部(
5)及び第2のデータ保持部(6)における各セット側
及びリセット側の回路構成が夫々1つの論理ゲー)(G
l)及び(G2)で構成することができるため、フリッ
プフコツブ回路(Aυの実質的な論理ゲートの数を4つ
に削減することができ、論理ゲートの数によって左右さ
れる最高動作周波数及び信号の伝搬速度を高めることが
できると共に、消費電力の低減化も同時に図ることがで
きる。
また、上述の本発明の構成によれば、第1及び第2のデ
ータ保持部(4〕及び(6)の各帰還ループlI。
it及び12s、i<にダイオード(DI) 、 (D
Z)及び(D:l) 、 (D4)を接続するようにし
たので、各ダイオード(Dυ、 (OX)及び(Di)
、 (D4)における接合容量Cによって、第1及び第
2の転送部(3)及び(5)を構成する各転送ゲート(
g+)、(tz)及び(gs)、 (g4)の寄生容量
(ゲート・ソース間容量)Cgsの充放電を高速に行な
わしめることができると共に、各ダイオード(DI)、
(Dz)及び(D3)、 (04)の内部抵抗rにより
帰還信号PI、Pg及びP、、P、の電圧制限を図るこ
とができる。このように、ダイオード(D)を帰還ルー
プlに接続することによって、帰還ループiに帰還抵抗
とバイパス用のコンデンサを並列に接続したことと等価
になり、最高動作周波数の向上並びに高速動作を図るこ
とができる。
しかも、ダイオード(D)は、小面積で形成することが
できるため、高速動作が可能なフリップフロップ回路(
A2)の高集積化を促進させることができる。また、ダ
イオード(D)は、通常のFET製造プロセスで同時に
形成することができるため、製造プロセス上、何ら変更
することを要しない。
〔実施例〕
以下、第1図〜第9図を参照しながら本発明の詳細な説
明する。
第1図は、第1実施例に係るマスタスレーブ型フリップ
フロップ回路(以下、単にフリップフロップ回路と記す
)(AI)の構成を示す論理回路図である。
このフリップフロップ回路(A1)は、セット側入力端
子φ、、及びリセット側入力端子φ、8を介して夫々入
力パルス信号P、7及び反転入力パルス信号1、、、が
供給されるマスタフリップフロップ回路(1)と、該マ
スタフリップフロップ回路(1)からの出力パルス信号
P、及び反転出力パルス信号P1が供給され、セット側
出力端子φ。、及びリセット側出力端子φ。7を介して
夫々出力パルス信号P out及び反転出力パルス信号
丁。、を出力するスレーブ79717071回g (2
)とで構成される。
マスタフリップフロップ回路(1)は、セット側入力端
子φ、、からの入力パルス信号P8..及びクロック端
子φアからのクロック信号P、の論理積p ssをとり
、リセット側入力端子φ、lからの反転入力パルス信号
丁、7及びクロック端子φ、からのクロック信号Pアの
論理積P1mをとる第1の転送部(3)と、上記一方の
論理積PSmと帰還ループ!2からの後記NOR論理P
!とのNOR論理P1をとり、上記他方の論理積P R
&と帰還ループ2Iからの上記NOR論理P+ とのN
OR論理P2をとる第1のデータ保持部(4)とからな
る。
スレーブフリップフロップ回路(2)は、マスタフリッ
プフロップ回路(1)からのセット側出力パルス信号P
a(=pl)と反転クロック端子T、がらの反転クロッ
ク信号P7の論理積P。をとり、マスタフリップフロッ
プ回路(1)からのリセット側反転出力パルス信号−P
、(=P))と反転クロック端子φ、からの反転クロッ
ク信号−Ptの論理積Pubをとる第2の転送部(5)
と、上記一方の論理積F’sbと帰還ループ14からの
後記N OR論理P4とのNOR論理論理をとり、上記
他方の論理積P。と帰還ループ!、からの上記NOR論
理P、とのN。
R論理P4をとる第2のデータ保持部(6)とからなる
次に、この第1実施例に係るフリップフロツブ回III
(AI)の動作について第2図のタイミングチャートを
参照しながら説明する。説明の簡略化のために、マスタ
フリップフロップ回路(1)とスレーブフリップフロッ
プ回路(2)の動作を個別に説明する。
最初に、マスタフリップフロップ回路(1)の動作につ
いて説明すると、まず、t0時において、クロック信号
P7、入力パルス信号Pifiが共に高レベルであるこ
とから、一方の論理積Pemは高レベルとなる。また、
反転入力パルス信号P、わが低レベルであることから、
他方の論理積P1mは低レベルとなる。このとき、一方
の論理積P。が高レベルであるため、一方のNOR論理
論理は必ず低レベルとなり、他方のNOR論理P2は高
レベルとなる。この状態は、他方の論理積P□が高レベ
ルになるまで続く。
次に、t1時において、クロック信号Ptが高レベルに
あるとき、入力パルス信号P8..が低レベル、反転入
力パルス信号P、わが高レベルになることから、各論理
積PSm及びPlaは夫々低レベル及び高レベルとなる
。このとき、他方の論理積PRsが高レベルになること
から、一方のNOR論理論理は高レベルとなり、他方の
NOR論理P2は低レベルとなる。この状態は、一方の
論理積Pinが高レベルになるまで続く。
次に、t2時において、クロック信号PTが高レベルに
あるとき、入力パルス信号p inが高レベル、反転入
力パルス信号−p−87が低レベルになることから、各
論理積PSs及びPRmは夫々高レベル及び低レベルと
なり、各NOR論理P、及びP2は夫々低レベル及び高
レベルとなる。この状態は、他方の論理積pHl1mが
高レベルになるまで続く。
次に、t1時において、クロック信号P、が立上がった
とき、入力パルス信号P、7が低レベル、反転入力パル
ス信号下、9が高レベルにあることから、各論理積ps
a及びPlmは夫々低レベル及び高レベルとなり、各N
OR論理P、及びP2は夫々高レベル及び低レベルとな
る。この状態は、一方の論理fl P S sが高レベ
ルになるまで続く。
次に、t4時において、クロック信号P、か高レベルに
あるとき、入力パルス信号P8、が高レベル、反転入力
パルス信号下、わが低レベルになることから、各論理積
PSm及びPliは夫々高レベル及び低レベルとなり、
各NOR論理P1及びP!は夫々低レベル及び高レベル
となる。この状態は、他方の論理積P□が高レベルにな
るまで続く。
以下、同様に、tS、L6+  ’−1時において、各
NOR論理P、及びP2のレベルが相互に切換わる。尚
、各NOR論理P、及びP2は、マスタフリップフロッ
プ回路(1)からのセット側出力パルス信号P1及びリ
セント側反転出力パルス信号P、と等価である。
次に、スレーブフリップフロンブ回! (2)の動作に
ついて説明する。
まず、Ll。時において、反転クロック信号下アカ高レ
ベル、出力パルス信号P。が低レベル、反転出力パルス
信号下、が高レベルであることから、各論理積PSb及
びPR1+は夫々低レベル及び高レベルとなり、各NO
R論理P3及びP4は夫々高レベル及び低レベルとなる
。この状態は、一方の論IfPsbが高レベルになるま
で続く。
次に、t1時において、反転クロック信号P丁が立上が
ったとき、出力パルス信号P、が高レベル、反転出力パ
ルス信号下、が低レベルにあることから、各論理!!J
P1k及びP。は夫々高レベル及び低レベルとなり、各
NOR論理P、及びP4は夫々低レベル及び高レベルと
なる。この状態は、他方の論理積P。が高レベルになる
まで続く。
以下、同様に、t1□、  u13+  14+  t
Is時において、各NOR論理PSb及びpHbのレベ
ルが相互に切換わる。尚、各NOR論理P3及びP、は
、スレーブフリップフロップ回路〔2)からの出力パル
ス信号P。ut及び反転出力パルス信号P。、、と等価
である。
以上の動作かられかるように、各入力パルス信号P8.
.と反転入力パルス信号P8、中、クロック信号Pアの
高レベル時における値をマスタフリップフロップ回路(
1)の第1のデータ保持部(4)において夫々反転した
状態で保持し、更にマスタフリップフロップ回路(1)
からの各出力パルス信号P、と反転出力パルス信号丁、
中、反転クロック信号下。
の高レベル時における値をスレーブフリップフロップ回
路(2)の第2のデータ保持部(6)において夫々反転
した状態で保持し、各出力端子φ。、及びφ。えより夫
々出力パルス信号P out及び反転出力パルス信号P
。uLとして出力する。即ち、全体的にみると、各入力
パルス信号P8゜と反転入力パルス信号P in中、反
転クロック信号−Pm7の高レベル時における値を夫々
出力パルス信号P0゜、及び反転出力パルス信号P o
uLとして出力するようになされる。
ここで、マスタフリップフロップ回路(1)のセット側
回路のみをみると、以下の論理式が成り立つ。
P+ ”” (pH1−Py ) +Pz    ・・
・・(1)(Pz=(P+、、・Pア)+PI) 上式(1)を変形して P r = (P ;、、・py) ・I2   ・・
・・(2)とする。この論理式は、入力パルス信号P8
..とクロック信号P、のNAND論理と、他方のNO
R論理P2に対する否定論理との論理積を表わすもので
、等価回路で示すと、第3図に示すように、例えば3つ
のFETQ、、Q、、Q、を有する1つの論理ゲート(
G)となる。本例では、これらFETQ7.Q−、Ch
を例えばGaAs MESFET ’P GaAsJF
ET又はGaAs HEMT等で構成することができる
そして、この論理ゲー) (G)を用いて第1図で示す
論理回路を等価的に表わすと、第4図で示すように、4
つの論理ゲート(Gl)、(GZ)及び(C,)。
(G4)で構成される。即ち、マスタフリップフロップ
回路(1)においては、第1の転送部(3)及び第1の
データ保持部(4〕における各セット側回路及びリセッ
ト側回路が夫々1つの論理ゲー)(G、)及び(Gりで
構成され、スレーブフリップフロップ回路(2)におい
ては、第2の転送部(5)及び第2のデータ保持部(6
)における各セット側回路及びリセット側回路が夫々1
つの論理ゲート(cs)及び(G、)で構成される。
この第1実施例によれば、従来において8つ必要であっ
た論理ゲートを4つに削減することができ、論理ゲート
の数によって左右される最高動作周波数及び信号の伝搬
速度を高めることができる。
即ち、例えばセット側入力端子φ、Sに供給される入力
パルス信号P、、、についてみると、入力から出力まで
2段の遅延で済み、ゲート遅延時間をτpdとすると、
入力から出力までの遅延時間は2τpd、最高動作周波
数はl/(2τpd)となり、5CFLを用いたフリッ
プフロップ回路と同等の高速動作が可能になる。しかも
、論理ゲートの数が削減されることから消費電力の低減
化も図ることができる。
上記第1実施例は、論理ゲートの数を削減させることに
より、信号伝搬の高速化を図るようにしたが、次に各転
送部を構成する論理ゲートの代わりに遅延時間が短かい
転送ゲートを用い、更に転送ゲートにおける寄生容量の
影響を解消させて信号伝搬の高速化を図ると共に、フリ
ップフロップ回路自体の高集積化を図れるようにした第
2実施例に係るフリップフロップ回路(A2)について
、第5図〜第9図を参照しながら説明する。尚、第1図
と対応するものについては同符号を記す。
第5図は、第2実施例に係るフリップフロップ回路(A
2)の構成を示す論理回路図である。
このフリップフロップ回路(A2)においても、基本的
にはマスタフリップフロップ回路(1)とスレーブフリ
ップフロップ回路(2)からなり、マスタフリップフロ
ップ回路(1)は、第1の転送部(3)と第1のデータ
保持部(4)で構成され、スレーブフリップフロップ回
路(2)は、第2の転送部(5)と第2のデータ保持部
(6)で構成される。これは、上記第1実施例の基本構
成と同じである。異なるところは、第1及び第2の転送
部(3)及び(5)を夫々ゲート遅延時間が短かい転送
ゲート(g+)、 (gz)及び(gi)、 (gn)
で構成し、第1及び第2のデータ保持部(4)及び(6
)を夫々インバータ(I+)、 (rz)及び(13)
、  (r、)で構成している点である。
即ち、マスタフリップフロップ回路(1)は、入力パル
ス信号P8、が供給されるセント側入力端子φ、1を有
し、ゲートにクロック端子φ、からのクロック信号P7
が供給される転送ゲート(g+)と、反転入力パルス信
号P、oが供給されるリセット側入力端子φ3.を有し
、ゲートにクロック端子φ□からのクロック信号P、が
供給される転送ゲート(gりからなる第1の転送部(3
)と、一方の転送ゲート(g+)からの出力信号P1と
帰還ループ12を介して供給される後記インバータ(I
2)からの出力信号P2との合成信号が供給されるイン
バータ(■υと、他方の転送ゲート(gz)からの出力
信号pH,と帰還ループ!1を介して供給される上記イ
ンバータ(I、)からの出力信号P1との合成信号が供
給されるインバータ(I2)からなる第1のデータ保持
部(4)とで構成され、スレーブフリップフロップ回路
(2)は、マスタフリップフロップ回路(1)からセッ
ト側出力パルス信号p−(”p+)及び反転クロック端
子T、からの反転クロ2り信号v7が供給される転送ゲ
ー) (gn)と、マスタフリップ70ツブ回路(1)
からのリセット側反転出力パルス信号P。
(=Pり及び反転クロック端子φ、からの反転クロック
信号−P、が供給される転送ゲート(gn)からなる第
2の転送部(5)と、一方の転送ゲート軸、)からの出
力信号P。と帰還ループ14を介して供給される後記イ
ンバータ(I4)からの出力信号P4との合成信号が供
給されるインバータ(I、)と、他方の転送ゲート(g
4)からの出力信号Pubと帰還ループ13を介して供
給される上記インバータ(1、)からの出力信号P、と
の合成信号が供給されるインバータ(I4)からなる第
2のデータ保持部(6)とで構成される。
しかして、この第2実施例においては、第1及び第2の
データ保持部(4)及び(6)の各帰還ループ1+ 、
1−z及びX、、Z、に夫々帰還ダイオードD、、D、
及びD3.D、を接続してなる。
これらダイオードD、−D、は、半導体のPN接合ある
いは金属半導体接合で構成することができ、また、半導
体中の空乏層を絶縁体とする接合容量が存在することか
ら、例えば、第13図で示すバイパス用のコンデンサが
自然に内在していることになる。この場合、上記空乏層
の厚みは、通常の誘電体膜を絶縁体としたコンデンサの
誘電体膜の厚みに比べ、非常に薄いことから、小さな面
積で上記バイパス用コンデンサと同等のコンデンサを形
成することができる。また、各ダイオードD1〜D4に
は内部抵抗が存在し、しかも、図示の如く、各帰還信号
P、〜P4に対して順方向に接続すれば、従来の第12
図における帰還抵抗RをダイオードDに変更しても何ら
問題はない。即ち、この場合のダイオードDを等価的に
示すと、第6図に示すように、内部抵抗rとコンデンサ
(接合容量)Cが並列に接続されたかたちになる。
また、各ダイオードD、−D4は、化合物半導体のFE
T、例えばGaAs FETを形成する方法と全く同し
方法で形成できるため、各帰還ループ!1〜f、に夫々
ダイオードD、−D、を接続しても通常の製造プロセス
に何ら変更を要する必要がないという利点がある。即ち
、ダイオードDは、第7図に示すように、例えばGaA
s MESFET (11)及びGaAs JFET 
(12)におけるソース(13)とドレイン(14)を
短絡することにより容易に形成することができる。尚、
この第7図において、(15)はゲートである。
ここで、第5図で示す論理回路を等価的に表わすと第8
図に示すように、各インバータ(1+)、 (Iz)及
び(h)、(1,)が夫々DCFLで構成された回路構
成となる。
次に、この第2実施例に係るフリップフロップ回路(g
z)の動作を第9図のタイミングチャートに基いて説明
する。説明の簡略化のために、上記第1実施例のときと
同様にマスタフリップフロップ回路(1)とスレーブフ
リップフロップ回路(2)の各動作について個別に説明
する。
最初に、マスタフリップフロップ回路(1)の動作につ
いて説明すると、まず、10時において、クロック信号
FTが高レベル、入力パルス信号p inが低レベル、
反転入力パルス信号−p 、、、が高レベルであること
から、一方の転送ゲー)(g+)からの転送信号P。は
低レベルとなり、他方の転送ゲート(g2)からの転送
信号P、1.は高レベルとなる。このとき、一方のイン
バータ(I、)は、セット状態に保持されると共に、他
方のインバータ(I2)はリセット状態に保持される。
この状態は、入力パルス信号P、、、とクロック信号P
tが高レベルになるまで続く。
そして、次のt3時、即ち、入力パルス信号P、7が高
レベル、反転入力パルス信号P、わが低レベルの状態で
、クロック信号P、が立上がったとき、一方の転送信号
PSmが同時に立上がり、他方の転送信号pHl11は
低レベルを保持する。このとき、一方の転送信号Ps、
は、帰還信号P2に打ち勝って、一方のインバータ(I
Oをリセット状態にさせる。同じく、他方の転送信号P
1mは、帰還信号P1に打ち勝って、他方のインバータ
(I2)をセット状態にさせる。
そして、次のむ8時、即ち、クロック信号P。
が高レベルの状態で、入力パルス信号P、わが立下がり
、反転入力パルス信号Tinが立上がったとき、一方の
転送信号P。が同時に立下がり、他方の転送信号P、1
.は同時に立上がる。このとき、一方の転送信号PSa
は、帰還信号P2に打ち勝って、方のインバータ(it
)をセット状態にさせ、他方の転送信号P1mは、帰還
信号P、に打ち勝って、他方のインバータ(I2)をリ
セット状態にさせる。そして、この状態は、入力パルス
信号Pi、、及びクロック信号Ptが共に高レベルにな
るまで保持される。尚、各インバータ(r+)及び(r
x)からの出力信号P+及びP2は、マスタフリップフ
ロップ回路(1)からのセット側出力パルス信号P、及
びリセット側反転出力パルス信号P、と等価である。
次に、スレーブフリップフロップ回路(2)の動作につ
いて説明する。
まず、Ll。時において、反転クロック信号丁。
が高レベル、出力パルス信号P、が高レベル、反転出力
パルス信号V、が低レベルであることから、一方の転送
ゲート(gs)からの転送信号psbは高レベルとなり
、他方の転送ゲート(g4)からの転送信号P。は低レ
ベルとなる。このとき、一方のインバータ(I、)はリ
セット状態に保持されると共に、他方のインバータ(I
4)はセット状態に保持される。
この状態は、反転出力パルス信号丁、と反転クロック信
号丁、が共に高レベルになるまで続く。
そして、次のI8時、即ち、出力パルス信号P、が低レ
ベル、反転出力パルス信号P、が高レベルの状態で、反
転クロック信号P、が立上がったとき、他方の転送信号
pHlbが同時に立上がり、一方の転送信号PSkは低
レベルを保持する。このとき、一方の転送信号P9は、
帰還信号P4に打ち勝って、一方のインバータ(1、)
をセット状態にさせ、他方の転送信号p+tbは、帰還
信号P、に打ち勝って、他方のインバータ(I4)をリ
セット状態にさせる。
そして、次のt1□時、即ち、出力パルス信号P、が高
レベル、反転出力パルス信号P、が低レベルの状態で、
反転クロック信号−P、が立上がったとき、一方の転送
信号P sbは同時に立上がり、他方の転送信号P++
bは低レベルを保持する。このとき、一方の転送信号p
sbは、帰還信号P4に打ち勝って、一方のインバータ
(【、)をリセット状態にさせ、他方の転送信号Pえゎ
は、帰還信号P3に打ち勝って、他方のインバータ(I
4)をセット状態にさせる。そして、この状態は、反転
出力パルス信号P、及び反転クロック信号Pアが共に高
レベルになるまで保持される。尚、各インバータ(I、
)及び(I4)からの出力信号P、及びP4は、スレー
ブフリップフロップ回路(2)からのセント側出力パル
ス信号P out及びリセット側反転出力パルス信号下
。、と等価である。
以上の動作かられかるように、この第2実施例において
も上記第1実施例と同様に、各入力パルス信号P、7と
反転入力パルス信号P、、、中、クロック信号P、の高
レベル時における値をマスタフリップフロップ回路(1
)の第1のデータ保持部(4)において夫々反転した状
態で保持し、更にマスタフリップフロップ回路(1)か
らの各出力パルス信号P。
と反転出力パルス信号P、中、反転クロック信号P、の
高レベル時における値をスレーブフリップフロップ回路
(2)の第2のデータ保持部(6)において夫々反転し
た状態で保持し、各出力端子φ。8及びφ。8より夫々
出力パルス信号P。、L及び反転出力パルス信号I。u
Lとして出力する。
この第2実施例によれば、第1及び第2の転送部(3)
及び(5)を遅延時間の短かい転送ゲート(gl)。
(g、)及び軸z) 、(g4)で構成すると共に、第
1及び第2のデータ保持部(4)及び(6)をインバー
タ(I、)。
(I2)及び(13)、(14)で構成し、更に各帰還
ループ2、.2.及びi、、i、にダイオード(DI)
、 (ox)及び(Ih) 、 (D4)を接続するよ
うにしたので、各ダイオード(DI)、(02)及び(
Di)、 (D、)における接合容量によって、各転送
ゲート(g+)、(gz)及び(gs) 。
(g4)のゲート・ソース間容量Cgsの充放電を高速
に行なうことができると共に、各ダイオード(Dυ。
(t+z)及び(D3) 、(D4)における内部抵抗
rにより帰還信号P1〜P4の電圧制限を図ることがで
きる。
このように、ダイオード(D)を各帰還ループl、〜!
4に接続することによって、各帰還ループis〜i、4
に帰還抵抗とバイアス用のコンデンサを並列に接続した
ことと等価になり、最高動作周波数の向上並びに高速動
作を図ることができる。
しかも、ダイオード(D)は、小面積で形成することが
できるため、高速動作が可能な上記フリップフロップ回
路(A2)の高集積化を図ることができる。また、ダイ
オード(D)は、通常のFET製造プロセスで同時に形
成することができるため、製造プロセス上、何ら変更す
ることを要しない。
〔発明の効果〕
本発明に係るフリップフロップ回路によれば、回路構成
を簡略化させて消費電力の低減化が図れると共に、フリ
ップフロップ回路を構成する論理ゲートの数が削減でき
、最高動作周波数の向上及び高速動作が実現できる。
また、本発明に係るフリップフロップ回路によれば、通
常のFETに関する製造プロセスを踏襲しながらも、各
転送部における寄生容量の充放電が高速化でき、最高動
作周波数の向上並びにフリップフロップ回路自体の高集
積化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例に係るマスタスレーブ型フリップフ
ロップ回路の構成を示す論理回路図、第2図はその動作
を示すタイミングチャート、第3図は第1実施例に係る
論理ゲートを示す等価回路図、第4図は第1実施例に係
るマスタスレーブ型フリップフロ21回路の構成を示す
等価回路図、第5図は第2実施例に係るマスタスレーブ
型フリップフロップ回路の構成を示す論理回路図、第6
図は第2実施例に係るダイオードを等価的に示す説明図
、第7図は第2実施例に係るダイオードを示す構成図、
第8図は第2実施例に係るマスタスレーブ型フリップフ
ロ71回路の構成を示す等価回路図、第9図はその動作
を示すタイミングチャート、第10図は従来例に係るマ
スクスレーブ型フリップフロップ回路の構成を示す論理
回路図、第11図は提案例に係るマスタスレーブ型フリ
ップフロップ回路の構成を示す論理回路図、第12図は
他の提案例に係るマスタスレーブ型フリップフロップ回
路の構成を示す論理回路図である。 (A、)及び(八2)はマスタスレーブ型フリップフロ
ップ回路、(1)はマスタフリップフロップ回路、(2
)はスレーブフリップフロップ回路、(3)は第1の転
送部、(4)は第1のデータ保持部、(5)は第2の転
送部、(6)は第2のデータ保持部、(G1)〜(G4
)は論理ゲート、(gl)〜(g4)は転送ゲート、(
11)〜(I4)はインバータ、(貼)〜(D、)はダ
イオードである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セット側入力端子に供給される入力パルス信号と、
    リセット側入力端子に供給される反転入力パルス信号を
    、所定のクロック信号が供給される第1の転送部を介し
    て帰還ループを有する第1のデータ保持部に供給し、更
    に該第1のデータ保持部からの第1の出力パルス信号及
    び第1の反転出力パルス信号を、反転クロック信号が供
    給される第2の転送部を介して帰還ループを有する第2
    のデータ保持部に供給し、該第2のデータ保持部から第
    2の出力パルス信号及び第2の反転出力パルス信号を出
    力してなるフリップフロップ回路において、 上記第1の転送部と上記第1のデータ保持部における各
    セット側回路及びリセット側回路を夫々ANDとNOR
    からなる1つの論理ゲートで構成すると共に、上記第2
    の転送部と上記第2のデータ保持部における各セット側
    回路及びリセット側回路を夫々ANDとNORからなる
    1つの論理ゲートで構成してなるフリップフロップ回路
    。 2、セット側入力端子に供給される入力パルス信号と、
    リセット側入力端子に供給される反転入力パルス信号を
    、所定のクロック信号が供給される第1の転送部を介し
    て帰還ループを有する第1のデータ保持部に供給し、更
    に該第1のデータ保持部からの第1の出力パルス信号及
    び第1の反転出力パルス信号を、反転クロック信号が供
    給される第2の転送部を介して帰還ループを有する第2
    のデータ保持部に供給し、該第2のデータ保持部から第
    2の出力パルス信号及び第2の反転出力パルス信号を出
    力してなるフリップフロップ回路において、 上記第1及び第2の転送部を夫々転送ゲートで構成する
    と共に、上記第1及び第2のデータ保持部を夫々インバ
    ータで構成し、上記第1及び第2のデータ保持部の各帰
    還ループに夫々ダイオードを接続してなるフリップフロ
    ップ回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5656962A (en) * 1994-11-30 1997-08-12 Intel Corporation Master-slave flip-flop circuit with bypass
KR20180058111A (ko) * 2016-11-23 2018-05-31 삼성전자주식회사 플립 플롭

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US5656962A (en) * 1994-11-30 1997-08-12 Intel Corporation Master-slave flip-flop circuit with bypass
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