JPH04106913A - アルミニウム電解コンデンサ - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサInfo
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- JPH04106913A JPH04106913A JP22472690A JP22472690A JPH04106913A JP H04106913 A JPH04106913 A JP H04106913A JP 22472690 A JP22472690 A JP 22472690A JP 22472690 A JP22472690 A JP 22472690A JP H04106913 A JPH04106913 A JP H04106913A
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Landscapes
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電解コンデンサの異常時の引火を防止するこ
とが可能なアルミニウム電解コンデンサに関するもので
ある。
とが可能なアルミニウム電解コンデンサに関するもので
ある。
アルミニウム電解コンデンサは、アルミニウム箔からな
る陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して巻回したコン
デンサ素子に電解コンデンサ輛動用電解液を含浸させ、
このコンデンサ素子をアルミニウム製あるいは合成樹脂
製の外装ケースに封口体と共に組込んだ構造となってい
る。
る陽極箔と陰極箔とをセパレータを介して巻回したコン
デンサ素子に電解コンデンサ輛動用電解液を含浸させ、
このコンデンサ素子をアルミニウム製あるいは合成樹脂
製の外装ケースに封口体と共に組込んだ構造となってい
る。
アルミニウム電解コンデンサに逆電圧を印加したり、ま
たは過電流が流れると、内部にガスが発生し、遂には安
全装置（安全弁）が作動（開弁）し、電解コンデンサと
しての機能を失うことになるが、安全装置の作動時に電
気的なショートが発生すると、ガス化した駆動用電解液
に引火して火災を引き起こすことがある。
たは過電流が流れると、内部にガスが発生し、遂には安
全装置（安全弁）が作動（開弁）し、電解コンデンサと
しての機能を失うことになるが、安全装置の作動時に電
気的なショートが発生すると、ガス化した駆動用電解液
に引火して火災を引き起こすことがある。
電解コンデンサ駆動用電解液中に多量の水分があれば引
火は起こらないが、余分な水分があると、アルミニウム
ケースやアルミニウム箔と水とが反応して水素ガスが発
生したり、電解コンデンサの使用温度を高くすることが
できないために多量の水分を含有させることはできない
のが実状である。
火は起こらないが、余分な水分があると、アルミニウム
ケースやアルミニウム箔と水とが反応して水素ガスが発
生したり、電解コンデンサの使用温度を高くすることが
できないために多量の水分を含有させることはできない
のが実状である。
本発明はこのような問題点を解決するために、電解コン
デンサ内に水酸化アルミニウムを存在させたものである
。
デンサ内に水酸化アルミニウムを存在させたものである
。
水酸化アルミニウムは加熱されると、多量の水分を放出
するので、難燃剤として用いるものである。すなわち、
電解コンデンサの異常時には、電解液がガス化するほど
、同電解コンデンサの温度が上昇するので、水酸化アル
ミニウムから水分が発生し、水分によりショート火花が
発生しても引火を抑えることができる。
するので、難燃剤として用いるものである。すなわち、
電解コンデンサの異常時には、電解液がガス化するほど
、同電解コンデンサの温度が上昇するので、水酸化アル
ミニウムから水分が発生し、水分によりショート火花が
発生しても引火を抑えることができる。
先ず、電解コンデンサ内に水酸化アルミニウムを存在さ
せる方法について述べる。
せる方法について述べる。
■水酸化アルミニウムを分散させた液体中に、コンデン
サ素子を構成するセパレータを浸漬し、乾燥して液体を
除去し、水酸化アルミニウムをセパレータに担持させる
。しかる後に、このセパレータを使用してコンデンサ素
子を製作する。
サ素子を構成するセパレータを浸漬し、乾燥して液体を
除去し、水酸化アルミニウムをセパレータに担持させる
。しかる後に、このセパレータを使用してコンデンサ素
子を製作する。
■電解コンデンサ駆動用電解液中に水酸化アルミニウム
を分散させ、コンデンサ素子の含浸時にコンデンサ素子
に含有させる方法。
を分散させ、コンデンサ素子の含浸時にコンデンサ素子
に含有させる方法。
■フッ素樹脂パウダー、例えばポリテトラフルオロエチ
レンと水酸化アルミニウムを混練し、フェルト状に延伸
したもの（シート）を使用し、コンデンサ素子の外側に
巻回したり、またはある大きさに裁断し、ケース底に設
置する。
レンと水酸化アルミニウムを混練し、フェルト状に延伸
したもの（シート）を使用し、コンデンサ素子の外側に
巻回したり、またはある大きさに裁断し、ケース底に設
置する。
■ケース内でのコンデンサ素子固定剤、例えばアタック
チックポリプロピレン樹脂中に水酸化アルミニウムを分
散させ、コンデンサ素子を固定する。
チックポリプロピレン樹脂中に水酸化アルミニウムを分
散させ、コンデンサ素子を固定する。
■コンデンサ素子をケース内に挿入し、封口する前に、
またはコンデンサ素子をケース内に挿入する前に、水酸
化アルミニウム粉末をケース内に直接投入する。
またはコンデンサ素子をケース内に挿入する前に、水酸
化アルミニウム粉末をケース内に直接投入する。
〈実施例１〉
次に、上記■に関し、第１表に本発明に係る電解コンデ
ンサ駆動用電解液の実施例組成を比較例と共に記載する
。電導度（μｓ／ ａｍ ）は４０℃において測定し、
火花電圧（Ｖ）は８５℃において測定した値である。
ンサ駆動用電解液の実施例組成を比較例と共に記載する
。電導度（μｓ／ ａｍ ）は４０℃において測定し、
火花電圧（Ｖ）は８５℃において測定した値である。
着火するか否かの燃焼試験を行なった。その結果を第２
表に示す。
表に示す。
第２表 発生ガスの燃焼試験
次に、第１表に示した実施例１と比較例１の電解液をそ
れぞれ使用し、定格電圧２５０Ｖ・定格静電容量１００
０μＦのアルミニウム電解コンデンサを各２０個製作し
た。
れぞれ使用し、定格電圧２５０Ｖ・定格静電容量１００
０μＦのアルミニウム電解コンデンサを各２０個製作し
た。
また、第１表に示した実施例２〜６と比較例２〜６の電
解液をそれぞれ使用し、定格電圧４００ｖ・２２０μＦ
のアルミニウム電解コンデンサを各２０個製作した。
解液をそれぞれ使用し、定格電圧４００ｖ・２２０μＦ
のアルミニウム電解コンデンサを各２０個製作した。
次に、これら全ての電解コンデンサに対して直流１０Ａ
を逆に流したところ、内部ガスが発生し、約１分強で安
全装置が作動した。この安全装置の作動時にライターの
火を近付け、発生したガスが第２表から明らかなように
、水酸化アルミニウムを含有しない比較例１〜６の電解
コンデンサにおいてはその全てにおいて、発生ガスが着
火してしまうのに対して、本発明に係る電解コンデンサ
においては着火するということはなく、安全であること
が分かった。
を逆に流したところ、内部ガスが発生し、約１分強で安
全装置が作動した。この安全装置の作動時にライターの
火を近付け、発生したガスが第２表から明らかなように
、水酸化アルミニウムを含有しない比較例１〜６の電解
コンデンサにおいてはその全てにおいて、発生ガスが着
火してしまうのに対して、本発明に係る電解コンデンサ
においては着火するということはなく、安全であること
が分かった。
本発明は水酸化アルミニウムを使用したので。
安全装置が作動し、内部ガスが外部に発生したとしても
、着火することがないので、難燃性のアルミニウム電解
コンデンサを提供することができるものである。
、着火することがないので、難燃性のアルミニウム電解
コンデンサを提供することができるものである。
Claims (4)
- （１）アルミニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパ
レータを介して巻回したコンデンサ素子に電解コンデン
サ駆動用電解液を含浸させ、封口体と共にケースに組込
んだアルミニウム電解コンデンサにおいて、ケース内に
水酸化アルミニウムを内在させたアルミニウム電解コン
デンサ。 - （２）セパレータに水酸化アルミニウムを担持させたこ
とを特徴とする請求項（１）に記載のアルミニウム電解
コンデンサ。 - （３）電解コンデンサ駆動用電解液中に水酸化アルミニ
ウムを分散させたことを特徴とする請求項（１）に記載
のアルミニウム電解コンデンサ。 - （４）水酸化アルミニウムの担持体を内蔵した請求項（
１）に記載のアルミニウム電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22472690A JP2961435B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | アルミニウム電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22472690A JP2961435B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | アルミニウム電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106913A true JPH04106913A (ja) | 1992-04-08 |
| JP2961435B2 JP2961435B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=16818286
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22472690A Expired - Fee Related JP2961435B2 (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | アルミニウム電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2961435B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04286109A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-12 | Hitachi Aic Inc | 電解コンデンサ用電解液 |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP22472690A patent/JP2961435B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04286109A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-12 | Hitachi Aic Inc | 電解コンデンサ用電解液 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2961435B2 (ja) | 1999-10-12 |
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