JPH04106602U - 簡易濾過装置 - Google Patents

簡易濾過装置

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Publication number
JPH04106602U
JPH04106602U JP1703091U JP1703091U JPH04106602U JP H04106602 U JPH04106602 U JP H04106602U JP 1703091 U JP1703091 U JP 1703091U JP 1703091 U JP1703091 U JP 1703091U JP H04106602 U JPH04106602 U JP H04106602U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
tank
filter paper
sludge
filtration
Prior art date
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Pending
Application number
JP1703091U
Other languages
English (en)
Inventor
富美雄 中原
Original Assignee
株式会社エフエスケー
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エフエスケー filed Critical 株式会社エフエスケー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラッジを簡便に固液分離できる保守が容易
な簡易濾過装置を提供すること。 【構成】 回転掻き取り式等の濾過器1から排出された
スラッジを受けるタンク5の内部に、多数の透孔を持つ
濾過槽6を設置し、この濾過槽6の底部内面に下から順
に濾紙7、ケイソウ土8、濾布9、濾紙10を積層す
る。濾過された原液は濾過器1へ戻される。また濾紙1
0は目詰まりしたら容易に交換することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はたとえば回転掻き取り式の濾過器から排出されるスラッジのように処 理量が少ないスラッジを簡便に固液分離するための簡易濾過装置に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
濾過エレメントによる濾過器、プレコート式濾過器、回転掻き取り式濾過器等 のドレンから排出されるスラッジは多量の原液を含んだスラリー状のものである ため、更に固液分離を行うことが望まれる。 従来はこのようなスラッジは内部に濾布の袋を入れた濾過槽やスラッジを濾紙 で受けるようにした濾過槽で簡易濾過を行っていたのであるが、濾布または濾紙 が短時間で目詰まりしてしまうため頻繁に交換しなければならず、その保守に多 くの手数が掛かるという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような従来の問題点を解決して、たとえば回転掻き取り式の濾過 器から排出されるスラッジのように処理量が少ないスラッジを簡便に固液分離す ることができ、また保守が極めて容易な簡易濾過装置を提供するために完成され たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本考案は、スラッジを受けるタンクの内 部に、多数の透孔を持つ濾過槽を設置し、この濾過槽の底部内面に濾布または濾 紙とケイソウ土を積層し、更にその上面に濾布または濾紙を重ねたことを特徴と するものである。
【0005】
【実施例】 以下に本考案を図示の実施例によって更に詳細に説明する。 図1において、1は回転掻き取り式の濾過器であり、その回転式の濾過筒2の 表面に堆積するスラッジは掻き板3により掻き取られ、スラッジ排出管4からタ ンク5に排出される。 タンク5の内部には底部に多数の透孔を持つ濾過槽6が設置してあり、実施例 ではこの濾過槽6の底部内面に下側から濾紙7、ケイソウ土8、濾布9の順で濾 過材が積層されている。またその上面には更に、濾紙10が重ねられている。こ の濾紙10の上端は濾過槽6の上縁11に達している。なお濾過槽6のサイズは 例えば縦が350mm 横が250mm 、深さが300mm であり、ケイソウ土8は#3000 、層 厚30mm程度とされている。
【0006】 12はこのタンク5の底部から回収された原液を受ける原液タンク、13はポ ンプ、14は原液タンク12内の原液を回転掻き取り式の濾過器1へ供給する原 液供給管、15は回転掻き取り式の濾過器1で濾過された濾液の取り出し管であ る。
【0007】
【作用】
このように構成された本考案の簡易濾過装置は、スラッジを固液分離するため に使用されるものであり、原液を含むスラッジはまず濾紙10により濾過され、 更に濾布9、ケイソウ土8、濾紙7により順次濾過される。そして濾過されたス ラッジは主として濾紙10の表面に残り、原液のみが濾過槽6の底部の孔からタ ンク5に落下することとなる。
【0008】 このように本考案の簡易濾過装置においては、スラッジは濾紙10→濾布9→ ケイソウ土8の順で3段階に濾過されるので、遠心分離器や真空脱水器等に比較 すると濾過精度は劣るが、濾過精度は向上し十分にスラッジを固液分離すること ができる。そして上記のように濾過されたスラッジは主として濾紙10の表面に 残ることとなるので、濾過速度が低下した場合には上面の濾紙10のみを交換す ればよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案は以上に説明したように、回転掻き取り式濾過器等から排出される原液 を含むスラッジを簡便に固液分離できるものであり、上面の濾布または濾紙のみ を交換するだけで長期間にわたり使用することができる。また簡便な濾過装置で あるにもかかわらず、3段階の濾過を行わせることにより実用的には十分な濾過 を行うことができるものである。よって本考案は従来の問題点を解消した簡易濾 過装置として、その実用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転掻き取り式の濾過器 2 濾過筒 3 掻き板 4 スラッジ排出管 5 タンク 6 濾過槽 7 濾紙 8 ケイソウ土 9 濾布 10 濾紙 11 濾過槽の上縁 12 原液タンク 13 ポンプ 14 原液供給管 15 濾液の取り出し管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラッジを受けるタンクの内部に、多数
    の透孔を持つ濾過槽を設置し、この濾過槽の底部内面に
    濾布または濾紙とケイソウ土を積層し、更にその上面に
    濾布または濾紙を重ねたことを特徴とする簡易濾過装
    置。
JP1703091U 1991-02-28 1991-02-28 簡易濾過装置 Pending JPH04106602U (ja)

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JP1703091U JPH04106602U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 簡易濾過装置

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JP1703091U JPH04106602U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 簡易濾過装置

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Publication Number Publication Date
JPH04106602U true JPH04106602U (ja) 1992-09-14

Family

ID=31903873

Family Applications (1)

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JP1703091U Pending JPH04106602U (ja) 1991-02-28 1991-02-28 簡易濾過装置

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JP (1) JPH04106602U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025214A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Ishiyama Akihisa 天ぷら油2重濾過器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950124