JPH04106420A - 光フアイバジヤイロ - Google Patents

光フアイバジヤイロ

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JPH04106420A
JPH04106420A JP2225617A JP22561790A JPH04106420A JP H04106420 A JPH04106420 A JP H04106420A JP 2225617 A JP2225617 A JP 2225617A JP 22561790 A JP22561790 A JP 22561790A JP H04106420 A JPH04106420 A JP H04106420A
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light
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emitting element
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洋三 西浦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は自動車、飛行機、船舶など運動体の回転角速
度を測定するための光ファイバジャイロに関する。特に
光路の全てを光ファイバで構成した位相変調方式の光フ
ァイバジャイロに関する。
【  従  来  の  技  術  】光ファイバジ
ャイロはファイバコイルの中を左廻り右廻りに伝搬する
光の位相差がコイルの角速度に比例することを利用して
角速度を求めるものである。 位相変調方式というのは、ファイバコイルの一方の端近
くの光ファイバの一部を伸縮させてこの中を伝搬する光
の位相を変調するものである。干渉光の強度を受光素子
で検出するがこの中には変調周波数及びその高調波信号
がベッセル函数を係数とする展開式の形で含まれる。そ
こで変調周波数またはその整数倍の周波数のキャリヤ信
号を作り、受光素子出力をこれによって同期検波すれば
基本波成分または任意の毘調波成分を得ることができる
。 奇数次の高調波(基本波を含む)は 2 E +  E2  J 2−−1(ξ)sinΔθ
      (1)と書くことができる。ただしEl、
E2は左廻り右廻り光の振幅NJ2イ、1(ξ)は(2
m+1)次ベッセル函数、Δθは左廻り光、右廻り光の
位相差である。ξは変調の大きさを表し、 である。bは位相変調の振幅、Ωは位相変調角周波数、
Lはファイバコイルのファイバ長、nはファイバ屈折率
、Cは真空中の光速である。 偶数次の高調波は 2EI E2  J2.、(ξ)cosΔθ     
 (3)と書くことができる。光の振幅と変調の大きさ
ξとが安定していれば基本波だけから位相差Δθを求め
ることができる。 変調の大きさξを一定にするためには、適当な偶数次高
調波が0になるように、位相変調器駆動回路を制御すれ
ばよい。するとJ2゜(ξ。)=0となる2n次ベッセ
ル函数の零点にξが固定される。 光の振幅が変動するのであれば、基本波を4倍高調波で
割ってtanΔθの形で位相差を求めれば良い。 位相変調方式の光ファイバジャイロについては、特願平
1−5711i34〜37、特願平1−281628〜
31112955(10、特願平2−3809.2−1
0055などの発明がなされている。 光ファイバジャイロは、左廻り光と右廻り光を干渉させ
るのであるから、偏波面が同一でなければならない。偏
波面が異なると干渉光は偏波面の挟角の余弦に比例する
値となるし、偏波面が直交すれば光は干渉しない。 そこで左廻り光右廻り光の偏波面を揃えなければならな
い。シングルモード光ファイバの場合は縮退した2つの
偏波面の光が同一の位相定数で伝搬するから、偏波面が
回転する。 そこでシングルモード光ファイバではなく偏波面保存光
ファイバによって光路の大部分を構成し、光が2つに分
割される前に偏光子を通して直線偏光にしておくという
工夫が考えられる。偏波面が直交2軸に対して保存され
る。偏波面回転が起こらないので、左廻り光右廻り光の
偏波面を揃えて両者を干渉させることができる。 しかし偏波面保存光ファイバは単なるシングルモード光
ファイバに比べ高価であるので極めて高額の光ファイバ
ジャイロになってしまう。 やはりファイバコイルや光路の大部分は単なるシングル
モード光ファイバによって製作したいものである。きこ
ろがシングルモード光ファイバにはいくつかの問題があ
る。 シングルモードといっても位相定数についてひとつのモ
ードしか立たないということであり、偏波面の直交する
2つのモードが実際には存在する。偏波面の異なるモー
ドは理想的には独立であるが、位相定数が巨視的には同
一であるから偏波面の回転が起こりうる。 異なる偏波面を持つモードは微視的な位相定数のゆらぎ
が異なるので、同じ距離たけ伝搬しても実効的な光路長
が同じということはない。 そこで偏波面の異なる2つのモードの伝搬を許すとする
と、光路長の異なる左廻り右廻りの光が干渉することに
なり、干渉光にオフセットが含まれる。ここでオフセッ
トというのは、コイルの角速度Ω。が0であるのに位相
差へ〇がOでない場合ΔθのOからのずれをいう。実効
的な光路長が違うのであればこれは当然のことである。 左廻り光右廻り光が厳密に同じ経験をしなければならな
い。このためには左廻り光右廻り光に分ける前に偏光子
に通して偏波面を一方向に固定するのがを効である。こ
うするとシングルモードファイバの中にひとつの偏波面
のモードしか通らないので、光路長が同一になるのであ
る。ここまでは前述の偏波面保存光ファイバの場合と同
じである。 しかしシングルモード光ファイバでは偏波面の回転が起
こりうるので、これたけでは不十分である。偏光子を通
って直線偏光になってからファイバコイルを伝搬し、再
び偏光子を反対向きに通過する。この時偏波面が偏光子
の主軸と一致するとは限らない。主軸となす角をψとす
ると、偏光子を通り抜ける光量はeOsψに比例して減
少する。 この角度が左廻り右廻り光によって同一とは限らないし
、温度によっても変動する。 そこでシングルモード光ファイバを用いるときには、偏
光子の他に、デボラライザ(depo Iarizer
)を必要とする。これは任意の直線偏光を無偏光に変換
するものである。 例えば、 K、B6b+a et al、:”Low−Drift
 Fiber Gyro Using aSuperl
uilnescent Diode”、ELECTRO
NIC5LETTER8゜vol、I7.No、IO,
p352(1981)。 にこのような光ファイバジャイロが提案されている。第
2図に構造を示す。 発光素子1から出射された光はレンズ21、ビームスプ
リッタ22、偏光子23、レンズ24を経て光ファイバ
25の一端に入射する。これは光を集光させて小さいフ
ァイバコアに入射するものであるが偏光子23があるの
で直線偏光になっている。つまりひとつの偏波面のモー
ドのみを通すようにしているのである。このファイバ2
5はカップラ26により他のファイバ27と結合してい
る。ここで左廻り光と右廻り光に分離される。右廻り光
はファイバ25から一旦空間に出てレンズ28、デポラ
ライザ29、レンズ30を経て再びファイバ3に入りフ
ァイバコイル4を右廻りに伝搬する。この後位相変調器
5を通る。 左廻り光はファイバ27から位相変調器5を通りファイ
バフィル4を左廻りに伝搬する。この後デポラライザ2
9を通過する。デポラライザ29は直線偏光を無偏光に
するもので、偏光子と逆の働きをする。これはLyot
 depolarlzerといい、複屈折性を持つ結晶
2枚を光学主軸が45″捩じれたように貼り合わせたも
のである。その厚みは1:2になっている。しかも何れ
の結晶の厚みも、光の可干渉長(コヒーレントレングス
)より、異常光、常光線の光路差が長くなるようになっ
ている。薄いデボラライザを使おうとすると、可干渉長
の短い発光素子が必要である。 第2図のものはシングルモード光ファイバを使うもので
、偏光子、デポラライザを用いることにより偏波面回転
による出力変動の問題を解決している。 同じ(B6hm等は第3図に示す光ファイバジャイロを
も提案している。発光素子1から出射された光がシリン
ドリカルレンズ33、レンズ34.35を経て絞られフ
ァイバ36の一端に入射する。 このファイバ36はカップラ37により、受光素子36
につながるファイバ32に連結している。 ファイバ36から出射した光はレンズ38、偏光子39
、レンズ40を通って他のファイバ41に入射する。カ
ップラ42によりこの光が左廻り光と右廻り光に分岐さ
れる。 右廻り光は、ファイバ端43から自由空間に出て、レン
ズ45、デポラライザ46、レンズ47を通り光ファイ
バ3のコアに入射する。そして)ァイバコイル4を右廻
りに通過し、位相変調器5を通りカップラ42から偏光
子39へと戻ってゆ(。 左廻り光は、カップラ42から位相変調器5を通り、フ
ァイバコイル4を左廻りに回って、デポラライザ46を
反対向きに通過する。 第2図の装置も第3図の装置も先ず偏光子で偏波面をひ
とつに固定し、この後2つの光に分けてデポラライザを
通して無偏光にしている。左廻り光と右廻り光は位相変
調器5を通ることにより異なる時刻に位相変調を受ける
。受光素子出力は変調信号に同期してロックインアンプ
(図示せず)で増幅される。位相変調方式としての処理
は従来のものと同様である。 デボラライザを通るので無偏光になり、これが偏光子を
再び通る。それぞれの光成分は偏光子の主軸となす角の
余弦だけが通過することになる。 従って偏波面回転が起こっていたとしても偏光子を通過
することによる光量の変動、減退の問題を回避できる。
【発明が解決しようとする課題】
第2図、第3図に示すものは実験室で組み立てた装置で
あって実用機ではない。実用的な軽量小型のものにする
ためには偏光子やデポラライザをファイバ化する事が強
く望まれる。偏光子、デポラライザはこの実験ではバル
クの光学部品を使っておりファイバよりずっと大きい。 これらの部品に平面波として光を通すために、レンズを
前後に配置しなければならない。このため嵩ばった装置
になってしまう。 偏光子やデポラライザを光ファイバで作ることができる
。これは良く知られている。これらの部品を光ファイバ
化して初めて実用的なものになるまたプリズムよりなる
ビームスプリッタを使うのは同様に望ましくなく、これ
は光ファイバカップラに置き換えるべきである。すると
第3図のような構成になるが、このバルク光学部品であ
る偏光子、デボラライザを光ファイバで置き換えるとそ
れでよいかというとそうではない。 発光素子1から出射された光は直線偏光であるが、これ
が偏光子に至るまでの光ファイバにおいて偏波面回転す
る可能性がある。この部分の中継ファイバは短いもので
あるが、発光素子工の出射光の偏光方向と、ファイバ型
偏光子の偏光方向とを合致させることが難しい。もしこ
れが合致していないと、通過する光量が少なくなる。第
2図、第3図のようにバルク光学結晶の偏光子を用いる
場合は、受光素子に到達する光量が最大になるよう偏光
子を回転して調整できる。しかしファイバ型偏光子の場
合は、シングルモード光ファイバと融着結合して初めて
光が通るわけであるから、偏光子の偏波方向を調整する
ことはできない。 発光素子の方を回転して偏光方向を一散させることがで
きたとしても、シングルモード光ファイバであるので、
温度変化や応力によって偏波面が回転することがある。 するとやはり偏光子を通過する光量が減少し、スケール
ファクタが変動する偏光子よりもファイバコイルに近い
部分の光ファイバ中での偏波面回転の問題は、ファイバ
コイルの近傍にデボラライザを入れることにより解決で
きた。しかし偏光子よりも発光素子に近い方の光ファイ
バ中での偏波面回転の問題はいまなお解決ができていな
い。
【課題を解決するための手段】
本発明の光ファイバジャイロは、偏光子、デポラライザ
を含む全ての光路を光ファイバ化したものである。そし
て発光素子から出射された光を無偏光にするための実質
的なデボラライザを追加する。このデポラライザは発光
素子から出射された光が直線偏光であることを利用する
もので、複屈折性の光ファイバを光学主軸が直線偏光に
対して45°傾いたように配置する。この複屈折性光フ
ァイバはシングルモード光ファイバの先端に融着接続さ
れるものである。発光素子と複屈折性が組合わされて実
質的にデポラライザとなる。 但し複屈折性光ファイバの長さには次の条件が課される
。すなわち複屈折性光ファイバの複屈折性による直交偏
波間の時間遅れが発光素子の可干渉時間以上となる長さ
でなければならない。こうであって初めて直交偏波間の
干渉がなくなり無偏光になるのである。 複屈折性光ファイバというのは直交する偏波を持つ光の
間で屈折率に差があるものである。偏波面保存光ファイ
バもそのひとつである。
【  作  用  】
本発明の装置に於いては発光素子のすぐ後ろに光学主軸
が発光素子の直線偏光と45″′をなすように新しく複
屈折性光ファイバを入れているから実質的にデポラライ
ザとして働き、ここを通る光が直線偏光から無偏光にな
る。無偏光になってからファイバ型偏光子へ入射し直線
偏光に変えられるのであるから、ファイバ型偏光子の出
力に現れる光量は一定である。 偏波面回転が起こっても、これは全ての偏波面を持つ光
に対して起こっているのであるから、無偏光であること
に変わりがない。ファイバ型偏光子の出力に現れる光量
が一定であるので、ファイバと発光素子、ファイバ型偏
光子の軸合わせ、調整といったことは不要になる。また
ファイバに加えられた応力、温度変化によっても出力光
量が変動しない。 ファイバ型偏光子を通る光量が一定するからスケールフ
ァクタが変動しない。高精度の角速度測定を行うことが
できる。
【  実  施  例  】
第1図は本発明の実施例を示す。これは光路が全て光フ
ァイバで構成されている。ただしシングルモード光ファ
イバを主としているが、偏波面保存光ファイバを一部に
用いている。 この光ファイバジャイロは、発光素子1、複屈折性光フ
ァイバ2、デポラライザ3、ファイバコイル4、位相変
調器5、受光素子6、ファイバカップラ7.8、ファイ
バ型偏光子9、集光光学系10などを含む。これらの部
品が光ファイバにより相互に連結されている。 発光素子1は単色光を出す光源である。レーザダイオー
ド、スーパールミネッセントダイオードが用いられる。 ただしコヒーレント長が短いものでなければならない。 デポラライザ3は直線偏光を無偏光にする素子である。 このデポラライザ3を入れることは第2図、第3図にも
現れており良く知られている。ところが本発明では、光
学主軸が発光素子の偏光に対して45″傾いた複屈折性
光ファイバよりなる実質的なもうひとつのデポラライザ
を追加している。これが新規である。 デポラライザ3も光ファイバで作る。これは第4図で示
すように偏波面保存光ファイバ2本を、光学主軸が45
″をなすように軸方向に接続したものである。そして2
つの偏波面を持つ光の光路差が発光素子のコヒーレント
長以上であるようにする。2つの光ファイバの長さは2
:1である。 本発明では複屈折性光ファイバを発光素子の直後に入れ
て実質的なデポラライザとしている。これの長さは、光
の屈折率をnxznw、ファイバの長さを!、発光素子
のコヒーレント長をhとすると、 (n、−ny  )f>h          (4)
でなければならない。そうでなければ無偏光にならない
からである。 複屈折性光ファイバと発光素子の偏光が45’をなすの
でX方向の光に振幅はcos45°、X方向の光の振幅
がsin 45° となり強度はこれを2乗平均したも
のになり、1/2ずつとなる。以後任意の偏波面を持つ
光の振幅が等しくなる。 ファイバコイル4はシングルモード光ファイバを多数回
巻き回したものである。位相変調器5は円筒形の圧電振
動子にファイバフィルの一端近(の光ファイバを巻き付
けたものである。圧電振動子に交流の励起電圧を与える
とこれが半径方向に膨縮するので光ファイバが伸縮しこ
の中を伝搬する光の位相が変化する。 受光素子6はpinホトダイオード・などであり、ファ
イバコイルを左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉
光の強度を検出する。 ファイバカップラ7.8は2本の光ファイバの被覆を剥
離して接近させ融着して引き伸ばしたものである。コア
間の距離が小さいのでエバネッセント結合する。一方の
端から光を入れると、他方の2本の端に半分ずつの光パ
ワーが出てくるように調整して作る。ビームスプリ・ツ
タのように嵩高くなくて小型の分岐素子である。 ファイバ型偏光子9は偏波面保存光ファイノくを円筒に
巻き付けたものである。直交する偏波面を持つ二つのモ
ードの内ひとつのモードが放射モードとなって減衰する
から残りのひとつのモードの光だけがこの中を通過でき
る。だから偏光子と等価の働きをする。 次にファイバで形成される光路について説明する。第1
ファイバ光路11は発光素子1と第1ファイバカツブラ
フの間を連絡する。シングルモード光ファイバである。 このシングルモード光ファイバの先端に前記の複屈折性
光ファイバ2が融着接続されているのである。 発光素子1とファイバ端の間には集光光学系10がある
。第2ファイバ光路12は第ファイバカップラ7と第2
ファイバカツプラ8との間を連絡する。第3ファイバ光
路13と第4ファイバ光路はファイバコイル4の両端部
分でいずれも第2ファイバカツプラ8の一端に接続され
ている。 第5ファイバ光路15は第1フアイ/<力1.ブラフと
受光素子6とを連絡する。第6フアイノく光路16は第
2ファイバカツプラ8につながるファイバの余りであり
自由端を持っている。第7ファイバ光路17は第1ファ
イバカツブラフにつながるファイバの余りであり自由端
を持つ。 分岐素子をファイバカップラにするとこのように自由端
で終わる余りの部分がやむを得ず発生する。 第1、第2ファイバカツプラ7.8の間の第2ファイバ
光路12の途中に、ファイバ型偏光子9が設けられる。 位相変調器5、デポラライザ3は、第3、第4ファイバ
光路13.14の何れかに設けられる。この例では両者
が異なる光路に配分されているが、同一の光路にあって
も差し支えない。 発光素子1より出射された光は直線偏光であるが、光学
主軸が偏光に対して45°をなす複屈折性光ファイバ2
を通ることにより無偏光になる。 これがファイバ型偏光子9に達しここである方向の直線
偏光になる。いったん無偏光にするから、偏光子9で直
線偏光になった時の光の振幅は、発光素子の方位には無
関係で一定となる。これが重要な点である。発光素子や
ファイバ型偏光子の軸合わせをする必要がない。また外
力や温度により光ファイバ中で偏波面が回転しても、無
偏光なのであるから影響がない。 、
【  発  明  の  効  −果  】発光素子
とファイバ型偏光子との間に複屈折性光ファイバよりな
る実質的なデポラライザを入れており、これによって直
線偏光をいったん無偏光にしてからファイバ型偏光子を
通すから偏光子を通過する光量が一定する。 偏光子、デポラライザなどを含む全ての光路を光ファイ
バによって構成したスケールファクタの安定した光ファ
イバジャイロを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る光ファイバジャイロの構
成図。 第2図は従来例に係る光ファイバジャイロの構成図。 第3図は他の従来例に係る光ファイバジャイロの構成図
。 第4図は偏波面保存光ファイバによるデポラライザの概
略図。 1 ・ ・ ・ ・ Φ 0発  光  素  子2・
・・・・・複屈折性光ファイバ 3・・・・・・第2デボラライザ 4・・φ・畢・ファイバコイル 5・・・・・φ位相変調器 6 ・ Φ ・ 拳 ・ ・受  光  素  子7・
・・・・・第1ファイバカツプラ 8・・・・・9第2ファイバカップラ 9・・・拳・・ファイバ型偏光子 10・・・・・集光光学系 11・・・・・第1ファイバ光路 1211・・・・第2ファイバ光路 13・・・・・第3ファイバ光路 ・第4フ ィ バ光路 ・・第5フ ァイバ光路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファイバコイルの中を左廻り右廻りに光を伝搬さ
    せ両廻り光の位相差からファイバコイルの回転角速度を
    求めることを原理とする光ファイバジャイロであって、
    単色光を生ずる発光素子と、シングルモード光ファイバ
    を多数回巻回したファイバコイルと、ファイバコイルの
    中を左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉光の強度
    を検出する受光素子と、発光素子につながる第1ファイ
    バ光路と受光素子につながる第5ファイバ光路とを、第
    2ファイバ光路と自由端を持つ第7ファイバ光路とに結
    合する第1ファイバカップラと、ファイバコイルの両端
    につながる第3ファイバ光路と第4ファイバ光路とを、
    第2ファイバ光路と自由端を持つ第6ファイバ光路とに
    結合する第2ファイバカップラと、第2ファイバ光路の
    途中に設けられるファイバ型偏光子と、ファイバコイル
    の一方の端近くに設けられ光ファイバ中を伝搬する光の
    位相を変調する位相変調器と、発光素子と第1ファイバ
    カップラをつなぐ第1ファイバ光路の先端に接続され発
    光素子の直線偏光に対して光学主軸が45゜傾いており
    発光素子からの光の偏波面をランダムする複屈折性光フ
    ァイバと、ファイバコイルの両端と第2ファイバカップ
    ラとをつなぐ第3ファイバ光路又は第4ファイバ光路の
    途中に設けられ光の偏波面をランダムにするデポラライ
    ザとを含み、光路が全て光ファイバで構成されており、
    発光素子から出射した光を複屈折性光ファイバによって
    無偏光にしてからファイバ型偏光子へ通すようにしたこ
    とを特徴とする光ファイバジャイロ。
  2. (2)複屈折性光ファイバの複屈折性によって生ずる直
    交偏波間の時間遅れが、発光素子の可干渉時間以上とな
    る長さであることを特徴とする請求項(1)に記載の光
    ファイバジャイロ。
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Cited By (1)

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