JPH04106416A - 光フアイバジヤイロ - Google Patents

光フアイバジヤイロ

Info

Publication number
JPH04106416A
JPH04106416A JP2225616A JP22561690A JPH04106416A JP H04106416 A JPH04106416 A JP H04106416A JP 2225616 A JP2225616 A JP 2225616A JP 22561690 A JP22561690 A JP 22561690A JP H04106416 A JPH04106416 A JP H04106416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
light
optical path
polarizer
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2225616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2751599B2 (ja
Inventor
Shigeki Iwashita
隆樹 岩下
Yozo Nishiura
洋三 西浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2225616A priority Critical patent/JP2751599B2/ja
Priority to DE69107549T priority patent/DE69107549T2/de
Priority to CA002049382A priority patent/CA2049382C/en
Priority to EP91307602A priority patent/EP0474389B1/en
Priority to US07/748,541 priority patent/US5245407A/en
Priority to KR1019910014897A priority patent/KR960007746B1/ko
Publication of JPH04106416A publication Critical patent/JPH04106416A/ja
Priority to US08/027,801 priority patent/US5371595A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2751599B2 publication Critical patent/JP2751599B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は自動車、飛行機、船舶など運動体の回転角速
度を測定するための光ファイバジャイロに関する。特に
光路の全てを光ファイバで構成した位相変調方式の光フ
ァイバジャイロに関する。
【  従  来  の  技  術  】光ファイバジ
ャイロはファイバコイルの中を左廻り右廻りに伝搬する
光の位相差がコイルの角速度に比例することを利用して
角速度を求めるものである。 位相変調方式というのは、ファイバコイルの一方の端近
くの光ファイバの一部を伸縮させてこの中を伝搬する光
の位相を変調するものである。干渉光の強度を受光素子
で検出するがこの中には変調周波数及びその高調波信号
がベッセル函数を係数とする展開式の形で含まれる。そ
こで変調周波数またはその整数倍の周波数のキャリヤ信
号を作り、受光素子出力をこれによって同期検波すれば
基本波成分または任意の萬調波成分を得ることができる
。 奇数次の高調波(基本波を含む)は 2EI  EQ  J2−−sCξ)sinΔθ   
   (1)と書くことができる。ただしEl、E2は
左廻り右廻り光の振幅、J2+11や、(ξ)は(2a
+1)次ベッセル函数、Δθは左廻り光、右廻り光の位
相差である。ξは変調の大きさを表し、 である。bは位相変調の振幅、Ωは位相変調角周波数、
Lはファイバコイルのファイバ長、nはファイバ屈折率
、Cは真空中の光速である。 偶数次の高調波は 2E1 E2  J2n(ξ)cosΔθ      
(3)と書くことができる。光の振幅と変調の大きさξ
とが安定していれば基本波だけから位相差Δθを求める
ことができる。 変調の大きさξを一定にするためには、適当な偶数次高
調波が0になるように、位相変調器駆動回路を制御すれ
ばよい。するとJ2.、(ξo)=0となる2n次ベッ
セル函数の零点にξが固定される。 光の振幅が変動するのであれば、基本波を4倍高調波で
割ってtanΔθの形で位相差を求めれば良い。 位相変調方式の光ファイバジャイロについては、特願平
1−5711i34〜37、特願平1−291828〜
31.12955001特願平2−3809.2−10
055などの発明がなされている。 光ファイバジャイロは、左廻り光と右廻り光を干渉させ
るのであるから、偏波面が同一でなければならない。偏
波面が異なると干渉光は偏波面の挟角の余弦に比例する
値となるL1偏波面が直交すれば光は干渉しない。 そこで左廻り光右廻り光の偏波面を揃えなければならな
い。−シングルモード光ファイバの場合は縮退した2つ
の偏波面の光が同一の位相定数で伝搬するから、偏波面
が回転する。 そこでシングルモード光ファイバではなく偏波面保存光
ファイバによって光路の大部分を構成し、光が2つに分
割される前に偏光子を通して直線偏光にしておくという
工夫が考えられる。偏波面が直交2軸に対して保存され
る。偏波面回転が起こらないので、左廻り光右廻り光の
偏波面を揃えて両者を干渉させることができる。 しかし偏波面保存光ファイバは単なるシングルモード光
ファイバに比べ高価であるので極めて高額の光ファイバ
ジャイロになってしまう。 やはりファイバコイルや光路の大部分は単なるシングル
モード光ファイバによって製作したいものである。とこ
ろがシングルモード光ファイバにはいくつかの問題があ
る。 シングルモードといっても位相定数についてひとつのモ
ードしか立たないということであり、偏波面の直交する
2つのモードが実際には存在する。偏波面の異なるモー
ドは理想的には独立であるが、位相定数が巨視的には同
一であるから偏波面の回転が起こりうる。 異なる偏波面を持つモードは微視的な位相定数のゆらぎ
が異なるので、間し距離たけ伝搬しても実効的な光路長
が同じということはない。 そこで偏波面の異なる2つのモードの伝搬を許すとする
と、光路長の異なる左廻り右廻りの光が干渉することに
なり、干渉光にオフセットが含まれる。ここでオフセッ
トというのは、コイルの角速度Ω。が0であるのに位相
差Δθが。でない場合ΔθのOからのずれをいう。実効
的な光路長が違うのであればこれは当然のことである。 左廻り光右廻り光が厳密に同じ経験をしなければならな
い。このためには左廻り光右廻り光に分ける前に偏光子
に通して偏波面を一方向に固定するのが有効である。こ
うするとシングルモードファイバの中にひとつの偏波面
のモードしが通らないので、光路長が同一になるのであ
る。ここまでは前述の偏波面保存光ファイバの場合と同
しである。 しかしシングルモード光ファイバでは偏波面の回転が起
こりつるので、これだけでは不十分である。偏光子を通
って直線偏光になってがらファイバコイルを伝搬し、再
び偏光子を反対向きに通過する。この時偏波面が偏光子
の主軸と一致するとは限らない。主軸となす角をψとす
ると、偏光子を通り抜ける光量はcosψに比例して減
少する。 この角度が左廻り右廻り光によって同一とは限らないし
、温度によっても変動する。 そこでシングルモード光ファイバを用いるときには、偏
光子の他に、デボラライザ(depolarizer)
を必要とする。これは任意の直線偏光を無偏光に変換す
るものである。 例えば、 K、B6hm et al、:”Low−Drift 
Fiber Gyro Uslng aSuperlu
mlnescent Dlode”、ELECTRON
ICS LETTER5゜vol、1?、No、10.
p352(1981)。 にこのような光ファイバジャイロが提案されている。第
2図に構造を示す。 発光素子1から出射された光はレンズ21、ビー ムy
、 フIJツタ22、偏光子23、レンズ24を経て光
ファイバ25の一端に入射する。これは光を集光させて
小さいファイバコアに入射するものであるが偏光子23
があるので直線偏光になっている。つまりひとつの偏波
面のモードのみを通すようにしているのである。このフ
ァイバ25はカップラ26により他のファイバ27と結
合している。ここで左廻り光と右廻り光に分離される。 右廻り光はファイバ25から一旦空間に出てレンズ28
、デポラライザ29、レンズ3oを経て再びファイバ3
に入りファイバコイル4を右廻りに伝搬する。この後位
相変調器5を通る。 左廻り光はファイバ27から位相変調器5を通りファイ
バコイル4を左廻りに伝搬する。この後デボラライザ2
9を通過する。デポラライザ29は直線偏光を無偏光に
するもので、偏光子と逆の働きをする。これはLyot
 depolarlzerといい、複屈折性を持つ結晶
2枚を光学主軸が45″′捩じれたように貼り合わせた
ものである。その厚みは1:2になっている。しかも何
れの結晶の厚みも、光の可干渉長(コヒーレントレング
ス)より、異常光、常光線の光路差が長くなるようにな
ってぃる。薄いデボラライザを使おうとすると、可干渉
共の短い発光素子が必要である。 第2図のものはシングルモード光ファイバを使うもので
、偏光子、デポラライザを用いることにより偏波面回転
による出力変動の問題を解決している。 同じ< 86ha+等は第3図に示す光ファイバジャイ
ロをも提案している。発光素子1から出射された光がシ
リンド1ノカルレンズ33、レンズ34.35を経て絞
られファイバ36の一端に入射する。 このファイバ36はカップラ37により、受光素子36
につながるファイバ32に連結している。 ファイバ36から出射した光はレンズ38、偏光子39
、レンズ40を通って他のファイバ41に入射する。カ
ップラ42によりこの光が左廻り光と右廻り光に分岐さ
れる。 右廻り光は、ファイバ端43から自由空間に出て、レン
ズ45、デポラライザ46、レンズ47を通り光ファイ
バ3のコアに入射する。そしてファイバコイル4を右廻
りに通過し、位相変調器5を通りカップラ42から偏光
子39へと戻ってゆく。 左廻り光は、カップラ42から位相変調器5を通り、フ
ァイバコイル4を左廻りに回って、デポラライザ46を
反対向きに通過する。 第2図の装置も第3図の装置も先ず偏光子で偏波面をひ
とつに固定し、この後2つの光に分けてデポラライザを
通して無偏光にしている。左廻り光と右廻り光は位相変
調器5を通ることにより異なる時刻に位相変調を受ける
。受光素子出力は変調信号に同期してロックインアンプ
(図示せず)で増幅される。位相変調方式としての処理
は従来のものと同様である。 デポラライザを通るので無偏光になり、これが偏光子を
再び通る。それぞれの光成分は偏光子の主軸となす角の
余弦だけが通過することになる。 従って偏波面回転が起こっていたとしても偏光子を通過
することによる光量の変動、減退の問題を回避できる。
【発明が解決しようとする課題】
第2図、第3図に示すものは実験室で組み立てた装置で
あって実用機ではない。実用的な軽量小型のものにする
ためには偏光子やデボラライザをファイバ化する事が強
く望まれる。偏光子、デポラライザはこの実験ではバル
クの光学部品を使っておりファイバよりずっと大きい。 これらの部品に平面波として光を通すために、レンズを
前後に配置しなければならない。このため嵩ばった装置
になってしまう。 偏光子やデポラライザを光ファイバで作ることができる
。これは良く知られている。これらの部品を光ファイバ
化して初めて実用的なものになるまたプリズムよりなる
ビームスプリッタを使うのは同様に望ましくなく、これ
は光ファイバカップラに置き換えるべきである。すると
第3図のような構成になるが、このバルク光学部品であ
る偏光子、デポラライザを光ファイバで置き換えるとそ
れでよいかというとそうではない。 発光素子1から出射された光は直線偏光であるが、これ
が偏光子に至るまでの光ファイバにおいて偏波面回転す
る可能性がある。この部分の中継ファイバは短いもので
あるが、発光素子lの出射光の偏光方向と、ファイバ型
偏光子の偏光方向とを合致させることが難しい。もしこ
れが合致していないと、通過する光量が少なくなる。第
2図、第3図のようにバルク光学結晶の偏光子を用いる
場合は、受光素子に到達する光量が最大になるよう偏光
子を回転して調整できる。しかしファイバ型偏光子の場
合は、シングルモード光ファイバと融着結合して初めて
光が通るわけであるから、偏光子の偏波方向を調整する
ことはできない。 発光素子の方を回転して偏光方向を一致させることがで
きたとしても、シングルモード光ファイバであるので、
温度変化や応力によって偏波面が回転することがある。 するとやはり偏光子を通過する光量が減少し、スケール
ファクタが変動する偏光子よりもファイバコイルに近い
部分の光ファイバ中での偏波面回転の問題は、ファイバ
コイルの近傍にデポラライザを入れることにより解決で
きた。しかし偏光子よりも発光素子に近い方の光ファイ
バ中での偏波面回転の問題はいまなお解決ができていな
い。
【課題を解決するための手段】
本発明の光ファイバジャイロは、偏光子、デポラライザ
を含む全ての光路を光ファイバ化したものである。そし
て発光素子から偏光子に至るシングルモード光ファイバ
中にもうひとつデポラライザを追加する。このデポララ
イザは発光素子と第1のカップラとの間に設けても良い
し、第1のカップラとファイバ型偏光子の間に設けても
良い。 デポラライザとしては、2本の偏波面保存光ファイバを
、光学主軸が45°捩じれた状態で軸方向に接続したも
のを用いる。その長さの比は1:2とする。短い方の偏
波面保存光ファイバの長さは、複屈折による光路差が、
発光素子のコヒーレント長より長くなるようにする。こ
のようなデポラライザは公知である。
【  作  用  】
本発明の装置に於いては発光素子とファイバ型偏光子を
つなぐシングルモード光ファイバの途中に新しくデポラ
ライザを入れているから、ここを通る光が直線偏光から
無偏光になる。無偏光になってからファイバ型偏光子へ
入射し直線偏光に変えられるのであるから、ファイバ型
偏光子の出力に現れる光量は一定である。偏波面回転が
起こっても、これは全ての偏波面を持つ光に対して起こ
っているのであるから、無偏光であることに変わりがな
い。 ファイバ型偏光子の出力に現れる光量が一定であるので
、ファイバと発光素子、ファイバ型偏光子の軸合わせ、
調整といったことは不要になる。 またファイバに加えられた応力、温度変化によっても出
力光量が変動しない。 ファイバ型偏光子を通る光量が一定するからスケールフ
ァクタが変動しない。高精度の角速度測定を行うことが
できる。
【  実  施  例  】
第1図は本発明の実施例を示す。これは光路が全て光フ
ァイバで構成されている。ただしシングルモード光ファ
イバを主としているが、偏波面保存光ファイバを一部に
用いている。 この光ファイバジャイロは、発光素子1、デボラライザ
2.3、ファイバコイル4、位相変調器5、受光素子6
、ファイバカップラ7.8、ファイバ型偏光子9などを
含む、これらの部品が光ファイバにより相互に連結され
ている。 発光素子1は単色光を出す光源である。レーザダイオー
ド、スーパールミネッセントダイオードが用いられる。 ただしコヒーレント長が短いものでなければならない。 デポラライザ2.3は直線偏光を無偏光にする素子であ
る。第2のデボラライザを入れることは、第2図、第3
図にも現れており良く知られている。ところが本発明で
は第1のデポラライザを追加している。これが新規であ
る。 デポラライザも光ファイバで作る。これは第4図で示す
ように偏波面保存光ファイバ2本を、光学主軸が45″
をなすように軸方向に接続したものである。そして2つ
の偏波面を持つ光の光路差が発光素子のコヒーレント長
以上であるようにする。2つの光ファイバの長さは2:
1であるから、短い方の光ファイバが前記の条件を満た
さなければならない。偏波面がX方向、X方向である光
の屈折率をrlx1ny1ファイバの長さを!、発光素
子のコヒーレント長をhとすると、(nx  −ny 
 )7>h          (4)ということであ
る。このようなことは公知であるが、デポラライザをフ
ァイバ化したものが広く使われている訳ではないのでこ
こに説明する。 第1の偏波面保存光ファイバの偏波面の主軸に対して、
角ψをなす偏波面を有する光が入射したとする。これは
偏波面主軸がX方向の光とX方向の光に分けられる。こ
れらの光の位相速度が違い実質的な屈折率が異なる。そ
してこの光ファイバを通り抜けたそれぞれの偏波面の光
はもはや干渉できない距離だけ離れている。これが(4
)の条件である。 X方向の成分はcosφ、X方向の成分はsinψで示
される。この光が2番目の偏波面保存光ファィバに入る
。これが1番目の偏波面保存光ファイバに対してeだけ
捩しれているとする。2番目の偏波面保存光ファイバの
X成分はcosψCOSθと一5inψsin eとか
ら生ずる。これらは光路長がコヒーレント長以上である
のでもはや干渉しない。従ってX方向に偏波面を持つ光
の強度P、は、Px  =  (cos  ψcos 
 θ)  2 +  (sin  ψSin e)2と
書くことができる。(4)がなりたつので(5)式右辺
に現れるべき交差項が消えてしまう。 同じくX成分はcosψsinθとsinψcosθと
から生ずる。これらも互いに干渉しないのでX方向に偏
波面を持つ光の強度P5は、 Py =  (cos  ψsin  θ)  2 +
  (gin  ψcos  θ)2となる。無偏光と
いうのはxy平面の全ての方向に偏波面を持つ光が平等
に存在するということである。これはP、=Pyという
ことである。入射光の偏波面の方向ψがいかなるもので
あっても、Px=P、となるのはe=π/4 (45°
)の時のみである。こういう理由でデボラライザは偏波
面主軸が45″異なるように2つの複屈折率物体を接続
するのである。偏波面保存光ファイバも複屈折性を持つ
から利用できる。 そして厚みを1=2にするのは、第1の偏波面保存光フ
ァイバによって光路差がコヒーレント長以上であったも
のが、第2の偏波面保存光ファイバを通ることにより再
び接近してしまうのを防くためである。もしも1:1の
長さであれば、前述のcosψsin e1sinψc
osθの光の光路差がOになってしまい干渉することに
なる。 ファイバコイル4はシングルモード光ファイバを多数回
巻き回したものである。位相変調器5は円筒形の圧電振
動子にファイバコイルの一端近くの光ファイバを巻き付
けたものである。圧電振動子に交流の励起電圧を与える
とこれが半径方向に膨縮するので光ファイバが伸縮しこ
の中を伝搬する光の位相が変化する。 受光素子6はpinホトダイオードなどであり、ファイ
バコイルを左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉光
の強度を検出する。 ファイバカップラ7.8は2本の光ファイバの被覆を剥
離して接近させ融着して引き伸ばしたものである。コア
間の距離が小さいのでエノくネ・ソセント結合する。一
方の端から光を入れると、他方の2本の端に半分ずつの
光パワーが出てくるように調整して作る。ビームスプリ
ッタのように嵩高くなくて小型の分岐素子である。 ファイバ型偏光子9は偏波面保存光ファイ/<を円筒に
巻き付けたものである。直交する偏波面を持つ二つのモ
ードの内ひとつのモードが放射モードとなって減衰する
から残りのひとつのモードの光だけがこの中を通過でき
る。だから偏光子と等価の働きをする。 次にファイバで形成される光路について説明する。第1
ファイバ光路11は発光素子1と第1ファイバカツプラ
7の間を連絡する。シングルモード光ファイバである。 発光素子1とファイバ端の間には集光光学系10がある
。第2ファイバ光路12は第ファイバカップラ7と第2
ファイバカツプラ8との間を連絡する。第3ファイバ光
路13と第4ファイバ光路はファイバコイル4の両端部
分でいずれも第2ファイバカツプラ8の一端に接続され
ている。 第5ファイバ光路15は第1ファイバカツプラ7と受光
素子6とを連絡する。第6ファイバ光路16は第2ファ
イバカツプラ8につながるファイバの余りであり自由端
を持っている。第7ファイバ光路17は第1ファイバカ
ツブラフにつながるファイバの余りであり自由端を持つ
。 分岐素子をファイバカップラにするとこのように自由端
で終わる余りの部分がやむを得ず発生する。 第1、第2ファイバカツプラ7.8の間の第2ファイバ
光路12の途中にファイバ型偏光子が設けられる。位相
変調器5、第2デポラライザ3は、第3、第4ファイバ
光路13,14の何れかに設けられる。この例では両者
が異なる光路に配分されているが、同一の光路にあって
も差し支えない。 第1のデポラライザ2は第1ファイバ光路11の途中に
ある。この例ではそのようになっているが、(破線で示
すように)第2ファイバ光路12の、第1ファイバカツ
プラ7とファイバ型偏光子9の間に第1デボラライザ2
を設けても良い。ファイバ型偏光子9より前にあれば良
いのである。 発光素子1より出射された光は直線偏光であるが、第1
のデポラライザ2で無偏光になる。これがファイバ型偏
光子9に達しここである方向の直線偏光になる。いった
ん無偏光にするから、偏光子9で直線偏光になった時の
光の振幅は、発光素子の方位には無関係で一定となる。 これが重要な点である。発光素子やファイバ型偏光子の
軸合わせをする必要がない。また外力や温度により光フ
ァイバ中で偏波面が回転しても、無偏光なのであるから
影響がない。
【  発  明  の  効  果  】発光素子とフ
ァイバ型偏光子との間にデボラライザを入れており、こ
れによって直線偏光をいったん無偏光にしてからファイ
バ型偏光子を通すから偏光子を通過する光量か一定する
。 偏光子、デポラライザなどを含む全ての光路を光ファイ
バによって構成したスケールファクタの安定した光ファ
イバジャイロを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る光ファイバジャイロの構
成図。 第2図は従来例に係る光ファイバジャイロの構成図。 第3図は他の従来例に係る光ファイバジャイロの構成図
。 第4図は偏波面保存光ファイバを用いたデポラライザの
概略図。 1 ・ ・ ・ ・ ・ Φ発  光  素  子2・
・・・・拳第1デポラライザ 3・・・・・・第2デボラライザ 4・・・・・・ファイバコイル 5・・・・・1位相変調器 6 ・ 匈 ・ # −・受  光  素  子711
・・−・0第1ファイバカツプラ8・・・・・・第2フ
ァイバカツプラ 9・e・・・・ファイバ型偏光子 10・111111@集光光学系 11・・拳・・第1ファイバ光路 12・・・・・第2ファイバ光路 13拳・・・拳第3ファイバ光路 14・・・・・第4ファイバ光路 15・・・・・第5ファイバ光路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ファイバコイルの中を左廻り右廻りに光を伝搬さ
    せ両廻り光の位相差からファイバコイルの回転角速度を
    求めることを原理とする光ファイバジャイロであって、
    単色光を生ずる発光素子と、シングルモード光ファイバ
    を多数回巻回したファイバコイルと、ファイバコイルの
    中を左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉光の強度
    を検出する受光素子と、発光素子につながる第1ファイ
    バ光路と受光素子につながる第5ファイバ光路とを、第
    2ファイバ光路と自由端を持つ第7ファイバ光路とに結
    合する第1ファイバカップラと、ファイバコイルの両端
    につながる第3ファイバ光路と第4ファイバ光路とを、
    第2ファイバ光路と自由端を持つ第6ファイバ光路とに
    結合する第2ファイバカップラと、第2ファイバ光路の
    途中に設けられるファイバ型偏光子と、ファイバコイル
    の一方の端近くに設けられ光ファイバ中を伝搬する光の
    位相を変調する位相変調器と、発光素子と第1ファイバ
    カップラをつなぐ第1ファイバ光路の途中に設けられ光
    の偏波面をランダムにする第1のデポラライザと、ファ
    イバコイルの両端と第2ファイバカップラとをつなぐ第
    3ファイバ光路又は第4ファイバ光路の途中に設けられ
    光の偏波面をランダムにする第2のデポラライザとを含
    み、光路が全て光ファイバで構成されており、発光素子
    から出射した光を第1のデポラライザで無偏光にしてか
    らファイバ型偏光子へ通すようにしたことを特徴とする
    光ファイバジャイロ。
  2. (2)ファイバコイルの中を左廻り右廻りに光を伝搬さ
    せ両廻り光の位相差からファイバコイルの回転角速度を
    求めることを原理とする光ファイバジャイロであって、
    単色光を生ずる発光素子と、シングルモード光ファイバ
    を多数回巻回したファイバコイルと、ファイバコイルの
    中を左廻り右廻りに伝搬した光を干渉させ干渉光の強度
    を検出する受光素子と、発光素子につながる第1ファイ
    バ光路と受光素子につながる第5ファイバ光路とを、第
    2ファイバ光路と自由端を持つ第7ファイバ光路とに結
    合する第1ファイバカップラと、ファイバコイルの両端
    につながる第3ファイバ光路と第4ファイバ光路とを、
    第2ファイバ光路と自由端を持つ第6ファイバ光路とに
    結合する第2ファイバカップラと、第2ファイバ光路の
    途中に設けられるファイバ型偏光子と、ファイバコイル
    の一方の端近くに設けられ光ファイバ中を伝搬する光の
    位相を変調する位相変調器と、第2ファイバ光路の第1
    ファイバカップラとファイバ型偏光子の中間に設けられ
    光の偏波面をランダムにする第1のデポラライザと、フ
    ァイバコイルの両端と第2ファイバカップラとをつなぐ
    第3ファイバ光路又は第4ファイバ光路の途中に設けら
    れ光の偏波面をランダムにする第2のデポラライザとを
    含み、光路が全て光ファイバで構成されており、発光素
    子から出射した光を第1のデポラライザで無偏光にして
    からファイバ型偏光子へ通すようにしたことを特徴とす
    る光ファイバジャイロ。
JP2225616A 1990-08-27 1990-08-27 光フアイバジヤイロ Expired - Lifetime JP2751599B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2225616A JP2751599B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 光フアイバジヤイロ
CA002049382A CA2049382C (en) 1990-08-27 1991-08-16 Fiber-optic gyroscope with fibre polarizers, depolarizers and coupling means
EP91307602A EP0474389B1 (en) 1990-08-27 1991-08-16 Fiber-optic gyroscope
DE69107549T DE69107549T2 (de) 1990-08-27 1991-08-16 Optischer Faserkreisel.
US07/748,541 US5245407A (en) 1990-08-27 1991-08-22 Fiber-optic gyroscope with depolarizers in a fiber coil located between a light source and a polarizer
KR1019910014897A KR960007746B1 (ko) 1990-08-27 1991-08-27 광섬유자이로
US08/027,801 US5371595A (en) 1990-08-27 1993-03-08 Fiber-optic gyroscope using single birefringent material for depolarizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2225616A JP2751599B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 光フアイバジヤイロ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106416A true JPH04106416A (ja) 1992-04-08
JP2751599B2 JP2751599B2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=16832111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2225616A Expired - Lifetime JP2751599B2 (ja) 1990-08-27 1990-08-27 光フアイバジヤイロ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2751599B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335064A (en) * 1991-07-12 1994-08-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Fiber-optic gyroscope for measuring velocity of an object
CN108507558A (zh) * 2018-03-28 2018-09-07 株洲菲斯罗克光电技术有限公司 一种轻量化三轴一体光纤陀螺仪

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58500458A (ja) * 1981-03-31 1983-03-24 ザ・ボ−ド・オブ・トラスティ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォ−ド・ジュニア・ユニバ−シティ 光ファイバ回転センサ
US4529313A (en) * 1980-12-24 1985-07-16 Licentia Patent-Verwaltung-Gmbh Ring interferometer

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4529313A (en) * 1980-12-24 1985-07-16 Licentia Patent-Verwaltung-Gmbh Ring interferometer
US4529313B1 (en) * 1980-12-24 1994-09-13 Telefunken Systemtechnik Ring interferometer
JPS58500458A (ja) * 1981-03-31 1983-03-24 ザ・ボ−ド・オブ・トラスティ−ズ・オブ・ザ・レランド・スタンフォ−ド・ジュニア・ユニバ−シティ 光ファイバ回転センサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5335064A (en) * 1991-07-12 1994-08-02 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Fiber-optic gyroscope for measuring velocity of an object
CN108507558A (zh) * 2018-03-28 2018-09-07 株洲菲斯罗克光电技术有限公司 一种轻量化三轴一体光纤陀螺仪
CN108507558B (zh) * 2018-03-28 2024-04-30 株洲菲斯罗克光电科技股份有限公司 一种轻量化三轴一体光纤陀螺仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP2751599B2 (ja) 1998-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960007746B1 (ko) 광섬유자이로
CN108534798B (zh) 一种双偏振光纤陀螺中的偏振非互易误差消除方法及双偏振光纤陀螺
CA1276274C (en) Fiber optic rotation sensor utilizing high birefringence fiber and having reduced intensity type phase errors
JPH05149752A (ja) 光フアイバジヤイロ
CN101261127A (zh) Mz谐振干涉原理的光纤陀螺仪
EP2230484A1 (en) Depolarizer for a fiber optic gyroscope (fog) using high birefringence photonic crystal fiber
US20030138224A1 (en) Method for fabrication of an all fiber polarization retardation device
JP2751599B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
JP2571870B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
JP2591852B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
JPH0674776A (ja) 光ファイバジャイロ
JP2571871B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
US6563587B1 (en) Fiber optic Sagnac interferometer with spatial filter
JPS6221016A (ja) 光フアイバジヤイロ装置
JPH0350964B2 (ja)
JP2002054933A (ja) 光ファイバジャイロ
JP2514530B2 (ja) 光ファイバジャイロ
JP2582116B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
JPH0626870A (ja) 光ファイバジャイロ
RU2122179C1 (ru) Волоконно-оптический гироскоп
RU2098762C1 (ru) Волоконно-оптический гироскоп
JP2514491B2 (ja) 光ファイバジャイロ
JPH0658227B2 (ja) 光フアイバジヤイロ
JPH02210214A (ja) 光ファイバジャイロ
JPH07306049A (ja) 光ファイバジャイロ