JPH04106134A - 繊維強化プラスチックス用表面処理材 - Google Patents

繊維強化プラスチックス用表面処理材

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JPH04106134A
JPH04106134A JP2223772A JP22377290A JPH04106134A JP H04106134 A JPH04106134 A JP H04106134A JP 2223772 A JP2223772 A JP 2223772A JP 22377290 A JP22377290 A JP 22377290A JP H04106134 A JPH04106134 A JP H04106134A
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Japan
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far
fiber
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reinforced plastic
frp
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Yasuhiko Kuriyama
保彦 栗山
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KURIYAMA TORYO SHOJI KK
SOUWA KAGAKU SANGYO KK
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KURIYAMA TORYO SHOJI KK
SOUWA KAGAKU SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維強化プラスチックスの表面に使用するゲ
ルコートやトップコートの表面処理材に関する。
従来の技術 繊維強化プラスチックス(以下FRPという)は、自動
車、浴槽、水槽、プール、タンク等に広く使用されてい
る。
ゲルコートは、このFRPの成形品の表面性能を改良す
るために、FRP成形品の表面に被覆される。
近年、遠赤外線放射のセラミックスが人体や熱効率等に
有効であることから、特開昭63−54136号公報の
ようにFRPの浴槽に利用することが提案されている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記の浴槽では、FRPにコージライトを混入
しているとともに、重量比として骨材の30%もコージ
ライトを配合することが開示されている。
そのため、コージライトからの遠赤外線は直接的に浴槽
内に放射されるものでなく、塗装材やゲルコートを通っ
て放射されるもので、放射力が弱められるものであった
また、FRPにコージライトを配合しているため、配合
量が多く、それだけコストが高くなるものであった。
課題を解決するための手段 本は上記のような点に鑑みたもので、上記の課題を解決
するために、繊維強化プラスチックスの表面に被覆する
ゲルコートやトップコートにその10〜15重量%の遠
赤外線放射のセミンクスを配合するとともに、上記セラ
ミックスの粒子を数−以下の微細のものとしたことを特
徴とする繊維強化プラスチックス用表面処理材を提供す
るにある。
作用 本発明によれば、FRP成形品の表面層であるゲルコー
トやトップコートに遠赤外線放射のセラミックスを配合
し、ゲルコートやトップコートの10〜15重量%とい
った少量の配合で、成形品の表面から直接的に効率よく
遠赤外線を放射できる。
また、上記セラミックスの粒子が数戸以下の微細なもの
なので、ゲルコートやトップコートの表面の平坦特性に
影響を及ぼすことなく、かつ配合量がゲルコートやトッ
プコートの10〜15重量%といった少量であるにもか
かわらず、遠赤外線の放射率が高い。
実施例 以下、本発明を実施例にもとづいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例の浴槽に実施したものであ
る。浴槽1は、図のようにFRPの外壁2に中間塗料の
中間層3を被覆し、その表面に表面処理材4を被覆して
形成している。
表面処理材4は、ゲルコートに10〜15重四%の遠赤
外線放射のセラミックスを均一に混合して配合している
とともに、配合するセラミックスの粒子を2pといった
数戸以下の微細なものとしている。ゲルコートは、不飽
和ポリエステル樹脂やエポキシ樹脂、エポキシアクリレ
ート樹脂、ジアリルフタレート樹脂等の熱硬化性樹脂に
硬化剤、促進剤、顔料、充填側、その他が混合されたも
のである。遠赤外線放射のセラミックスとしては、コー
ジライト、βスポジューメン、チタン酸アルミニュウム
などが利用でき、特に遷移元素酸化物系のセラミックス
、たとえばMn0.60%、Feze320%、Cu0
10%、Coo l 0%の焼結体等の高効率遠赤外線
放射体のものが好ましい。そしてまた、この遠赤外線放
射のセラミックスの粒子としては、細かければ紹かい程
、遠赤外線の放射率が高くなって好ましいが、ゲルコー
トの表面特性の平坦度から上記ゲルコートの顔料や充填
材の0.5〜1.5−の粒子径に対応して2戸以下の粒
子径が実用的である。
ゲルコートに対する上記セラミックスの配合比率は10
重量%以下であると効果が少なく、15重量%以上であ
るとゲルコートの粘度が高くなって作業性が悪くなり、
また遠赤外線の放射効率の増加も顕著でなくなるため好
ましくない。
しかして、第1図のように上記のゲルコートの表面処理
材をFRP成形の浴槽に被覆すると、ゲルコートの従来
の表面平坦度に変わりがなくて肌ざわりを何ら損なわず
、FRPの表面層であるゲルコートの10−15重量%
といった少量のセラミックスの配合で遠赤外線を浴槽の
表面から直接に浴槽内に放射できる。
また、ゲルコートにセラミックスを配合の結果、ゲルコ
ート層の熱伝導率を低下できて保温性の向上がはかれる
とともに、ゲルコートの耐摩耗性、耐久性の向上がはか
れる。
なお、上記のFRPの浴槽は、ハンドレイアンプ法、ス
プレーアップ法、圧縮成形法、インジェクション成形法
等の公知の方法で成形することができるものである。
他の実施例 第2図は本発明の他の実施例で、FRP防水用の一実施
例のプールに実施したものである。
プール5の外壁6はモルタル、コンクリート等で形成し
ていて、その内面にプライマー7を介してFRPの内面
材8を塗り付けて形成し、その内側に所要の耐蝕性塗料
の中間層9を被覆し、表面にトップコートの表面処理材
10を被覆したものである。トップコートの表面処理材
10は、前実施例で説明の粘度副整したゲルコートにパ
ラフィン等の表面硬化剤を混入しているもので、このト
ップコートに前記したように遠赤外線放射のセラミック
スを配合している。
本実施例でも、上記と同様の作用効果を奏するとともに
、特にトップコートに配合したセラミックスによってプ
ールの水の活性化がはかれて好ましい。
以上の実施例で、ゲルコートやトップコートを複数層に
わたって被覆することもでき、その場合最上層に上記し
たセラミックスを配合したゲルコトやトップコートを被
覆するようにすれば、層経済的に上記した技術効果を挙
げることができて好ましい。
実施例では、浴槽とプールについて説明したが、浄水槽
、高架水槽、貯水槽、活魚槽、便槽、燃料タンク、浴室
、屋上、床、側溝、排水溝、下水処理槽、上水槽などF
RPやFRP防水が利用可能なものについても、同様に
適用することができる。
発明の効果 以上のように本発明にあっては、FRP成形品の表面層
であるゲルコートやFRP防水の表面層のトップコート
に遠赤外線放射のセラミックスを配合するので、FRP
成形品等の表面から直接的に遠赤外線を放射できて放射
効率がよいとともに、セラミックスの配合量を少なくで
きてコストの低減がはかれる。
また、ゲルコートやI・yプコートにセラミックスの粒
子が数ρ以下の微細のものを配合するので、遠赤外線放
射率を高くでき、かつゲルコートやトップコートの表面
平坦度の表面特性を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の浴槽の側断面図、第2図は
同上の他のプールの底面部の側断面図である。 l・・・浴槽、2・・・外壁(FRP)、4・・・表面
処理材、5・・・プール、8・・・内面材(FRP)、
10・・・表面処理材。 出願人    双和化学産業株式会社 栗山塗料商事株式会社 代理人  弁理士 森 木 邦 章

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維強化プラスチックスの表面に被覆するゲルコ
    ートやトップコートにその10〜15重量%の遠赤外線
    放射のセミックスを配合するとともに、 上記セラミックスの粒子を数μm以下の微細のものとし
    たことを特徴とする繊維強化プラスチックス用表面処理
    材。
JP2223772A 1990-08-25 1990-08-25 常温で使用される繊維強化プラスチックス水槽やプールの表面処理材 Expired - Fee Related JP2805244B2 (ja)

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