JPH04106110U - 自動工具交換装置 - Google Patents

自動工具交換装置

Info

Publication number
JPH04106110U
JPH04106110U JP1430391U JP1430391U JPH04106110U JP H04106110 U JPH04106110 U JP H04106110U JP 1430391 U JP1430391 U JP 1430391U JP 1430391 U JP1430391 U JP 1430391U JP H04106110 U JPH04106110 U JP H04106110U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
cylinder
piston
tool holder
piston rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1430391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0748325Y2 (ja
Inventor
俊哉 宮村
Original Assignee
株式会社安川電機
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社安川電機 filed Critical 株式会社安川電機
Priority to JP1430391U priority Critical patent/JPH0748325Y2/ja
Publication of JPH04106110U publication Critical patent/JPH04106110U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0748325Y2 publication Critical patent/JPH0748325Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 工具1の挿入部11の外壁に、直角方向にピ
ストン3、シリンダ32を設ける。工具ホルダ4には挿
入部11に嵌合する側壁41を設け、端面に開口しピス
トンロッド31を挿入し得る切り欠き溝43と、これに
続いてシリンダ32を挿入し得る切り欠き穴44を設け
る。工具ホルダ4の中心部には工具駆動アクチュエータ
5を固定し、工具1のソケット部21と係合し得るスパ
ナ52を設ける。工具1を保持する時は、シリンダ32
内に圧縮空気を入れて挿入部11を側壁41に嵌合させ
ると共に、ソケット部21とスパナ52を係合させる。
この状態でシリンダ32内の圧縮空気を逃がすと、ばね
37の力でシリンダ32が切り欠き穴44に係合し固定
される。 【効果】 工具と工具ホルダの着脱と同時に、工具の回
転軸と工具駆動アクチュエータの駆動軸の駆動力伝達が
可能になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業用ロボットの手首部などに工具を着脱して交換する自動工具交 換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動工具交換装置は配管や配線を有する駆動アクチュエータ付き工具が 挿入される円筒形の工具ホルダと、前記工具ホルダの径方向の貫通孔内に挿入さ れ、かつ前記工具の係入溝内に係入される複数のボールと、前記工具ホルダの外 側に摺動自在に嵌合され前記工具内のボールを外側に緩める逃がし溝と、前記逃 がし溝から内側に傾斜した傾斜面を有し、前記傾斜面が前記工具ホルダ内のボー ルを内側に押し込むように軸線移動する可動部材と、前記可動部材を軸線運動す る軸線駆動手段とを備えたものが開示されている(例えば、特開昭60−292 55号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成では、工具ホルダと工具の係合機構であるボールと係入溝 が、着脱装置の中心軸と同じ軸をもって配置されているために、工具ホルダ側に 工具の駆動アクチュエータを配設し、係合部に駆動力を伝達するための駆動軸を 配設してその駆動軸を介して工具を駆動させたい場合には、係合部の内側が狭い ため駆動軸を保持する機構が複雑になり、駆動軸を装置の中心軸からオフセット させた構造にするか、駆動軸の係合機構を着脱装置と併置するなどの方法をとる ことになり、着脱装置全体が大型になるという欠点があった。 本考案は、工具の保持動作と工具駆動動作が可能な、小形軽量の工具着脱機構 を備えた工具交換装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転軸を有する工具と、前記回転軸と係合する駆動軸を有する工具 駆動アクチュエータを備えた工具ホルダとを着脱する自動工具交換装置において 、前記工具の挿入部の外壁に前記回転軸に対して直角方向である径方向に伸びる ピストンロッドと、前記ピストンロッドの先端に設けられたピストンと、前記ピ ストンに嵌合して移動し得る一方が閉じた円筒状のシリンダと、前記シリンダの 底面と前記ピストンとの間に設けられた圧縮空気の供給口と、前記ピストンロッ ドに嵌合し前記シリンダの開口部に固定されたスリーブと、前記ピストンと前記 スリーブとの間に設けられた圧縮バネと、前記工具の挿入部の外周に嵌合し得る 前記工具ホルダの側壁端面に開口して前記ピストンロッドが挿入される切り欠き 溝と、前記切り欠き溝に続いて前記切り欠き溝の幅より大きい直径を有し、前記 シリンダが嵌合し得る切り欠き穴とを設けたものである。
【0007】
【作用】
工具の円筒状の外周部に工具の軸に対して直角な径方向に移動可能なエアシリ ンダを設け、工具ホルダにエアシリンダと係合する切り欠き穴を設け、さらにそ れぞれ中心部には工具ホルダの駆動軸と工具の回転軸とが係合し得るように同軸 上に設けてあるので、エアシリンダと切り欠き穴との係合、取りはずしを駆動軸 と回転軸に関係なく、シリンダ内への圧縮空気の出し入れによって行い、工具と 工具ホルダの着脱と同時に、工具の回転軸と工具駆動アクチュエータの駆動軸の 着脱も容易に行うことができる。
【0008】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、工具1の接合部にはほぼ円筒状の挿 入部11が形成され、挿入部11の内側に軸受12を介して回転軸2が支持され ている。回転軸2の軸端には12角の中空状のソケット部21を形成している。 挿入部11の端部付近に回転軸2に対して直角方向に伸びるピストンロッド31 が設けられ、ピストンロッド31の先端にはピストン3を固定してある。ピスト ン3の外側には一方端が閉じた円筒状のシリンダ32が摺動し得るように嵌合さ れ、ピストン3とシリンダ32の底面33との間には圧縮空気の供給口34が設 けられている。ピストンロッド31の外周にはスリーブ35が摺動し得るように 嵌合され、シリンダ32の他方端の開口部36に固定されている。スリーブ35 とピストン3との間には、圧縮バネ37が挿入され、スリーブ35を介してシリ ンダ32を常に挿入部11の外壁面の方向に押し付けるようにしてある。また、 挿入部11の基部にはフランジ部13が設けられ、軸方向に突出するガイドピン 14が設けられている。
【0009】 一方、ロボットの手首部などに固定される工具ホルダ4は挿入部11の外周に 嵌合するように円筒状に形成され、工具ホルダ4の内側には工具駆動アクチュエ ータ5が固定され、工具駆動アクチュエータ5の駆動軸51の先端には、工具1 の回転軸2のソケット部21に係合し得る棒状の6角スパナ52が取りつけられ ている。工具ホルダ4の側壁41には端面42に開口してピストンロッド31が 挿入される切り欠き溝43が設けられ、切り欠き溝43に続いて切り欠き溝43 の幅より大きい直径を有し、シリンダ32が嵌合し得る切り欠き穴44が設けら れている。なお、切り欠き穴44のシリンダ32が挿入される入口はコンプライ アンスを持たせるために面取りがしてある。端面42にはガイドピン14と係合 するガイド穴45が設けられている。
【0010】 いま、工具ホルダ4により工具1を保持する場合、図示しない高圧空気発生装 置より供給口34からシリンダ32内に圧縮空気を供給すると、圧縮バネ37の 圧縮力を受けながらシリンダ32を挿入部11から離れるように押し出し、図3 に示すように、シリンダ32と挿入部11との間に工具ホルダ4の側壁41を挿 入し得る間隔があけられる。 この状態で、ピストンロッド31を切欠き溝43に入れると共に、ガイドピン 14をガイド穴45に案内させて工具1の挿入部11を図2に示す工具ホルダ4 の内側に挿入し、同時にソケット部21と6角スパナ52を係合させ、端面42 とフランジ部13とを接触させる。 つぎに、シリンダ32内の圧縮空気を逃がしてやると、圧縮バネ37がスリー ブ35を押し付けて、シリンダ32を切り欠き穴44に係合しながら挿入部11 に接触する状態に戻り、図1に示すように、工具1と工具ホルダ4が固定される 。 このとき、ガイドピン14とガイド穴45およびシリンダ32と切欠き穴44 によって工具1と工具ホルダ4の相対位置が一義的に定まり、同時に軸方向およ び回転方向のガタを抑えることができる。 なお、工具1と工具ホルダ4を切り離す場合は、上記手順と同様に、圧縮空気 をシリンダ32内に供給し、シリンダ32を切り欠き穴44から外して挿入部1 1を工具ホルダ4から引き抜けば良い。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、工具と工具ホルダの着脱機構として、工 具の挿入部外壁にエアシリンダを設け、工具ホルダにエアシリンダと係合する切 り欠き穴を設け、さらにそれぞれの中心部には工具ホルダの駆動軸と工具の回転 軸とが係合し得るように同軸上に設けてあるので、工具と工具ホルダの着脱動作 に影響されることなく、工具の回転軸と工具駆動アクチュエータの駆動軸の着脱 も容易に行うことができ、簡単で確実な保持動作と工具駆動力の伝達が可能な小 形軽量の工具交換装置を提供できる効果がある。 また、この機構により、工具駆動アクチュエータと工具とを分離でき、かつ重 量のある工具駆動アクチュエータをロボット関節に近い位置に配置できるので、 アームの慣性が減少して応答性が向上する。また、重量の大きい工具でも使用が 可能になると共に、工具を交換する時の配線や配管の接続換えが不要になり、作 業性が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の工具ホルダの側断面図である。
【図3】本考案の工具の側断面図である。
【符号の説明】
1 工具 11 挿入部 12 軸受 13 フランジ部 14 ガイドピン 2 回転軸 21 ソケット部 3 ピストン 31 ピストンロッド 32 シリンダ 33 底面 34 供給口 35 スリーブ 36 開口部 37 圧縮バネ 4 工具ホルダ 41 側壁 42 端面 43 切り欠き溝 44 切り欠き穴 45 ガイド穴 5 工具駆動アクチュエータ 51 駆動軸 52 スパナ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を有する工具と、前記回転軸と係
    合する駆動軸を有する工具駆動アクチュエータを備えた
    工具ホルダとを着脱する自動工具交換装置において、前
    記工具の挿入部の外壁に前記回転軸に対して直角方向で
    ある径方向に伸びるピストンロッドと、前記ピストンロ
    ッドの先端に設けられたピストンと、前記ピストンに嵌
    合して移動し得る一方が閉じた円筒状のシリンダと、前
    記シリンダの底面と前記ピストンとの間に設けられた圧
    縮空気の供給口と、前記ピストンロッドに嵌合し前記シ
    リンダの開口部に固定されたスリーブと、前記ピストン
    と前記スリーブとの間に設けられた圧縮バネと、前記工
    具の挿入部の外周に嵌合し得る前記工具ホルダの側壁端
    面に開口して前記ピストンロッドが挿入される切り欠き
    溝と、前記切り欠き溝に続いて前記切り欠き溝の幅より
    大きい直径を有し、前記シリンダが嵌合し得る切り欠き
    穴とを設けたことを特徴とする自動工具交換装置。
  2. 【請求項2】 前記工具の回転軸の軸端に中空状のソケ
    ット部を形成し、前記工具ホルダの内側に工具駆動アク
    チュエータを固定し、前記工具駆動アクチュエータの駆
    動軸の先端に前記回転軸のソケット部に係合し得るスパ
    ナを設けた請求項1記載の自動工具交換装置。
  3. 【請求項3】 前記工具の挿入部の基部に軸方向に突出
    するガイドピンを固定したフランジ部を設け、工具ホル
    ダの側壁端面に前記ガイドピンと係合するガイド穴を設
    けた請求項1または2記載の自動工具交換装置。
JP1430391U 1991-02-19 1991-02-19 自動工具交換装置 Expired - Lifetime JPH0748325Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1430391U JPH0748325Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 自動工具交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1430391U JPH0748325Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 自動工具交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04106110U true JPH04106110U (ja) 1992-09-11
JPH0748325Y2 JPH0748325Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31901880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1430391U Expired - Lifetime JPH0748325Y2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 自動工具交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748325Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184099A (ja) * 2008-01-09 2009-08-20 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184099A (ja) * 2008-01-09 2009-08-20 Yaskawa Electric Corp 産業用ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0748325Y2 (ja) 1995-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4936701A (en) Universal joint with rotating holder sleeve
US4663823A (en) Machine tool
US4858939A (en) Bit retention and release mechanism
US4525918A (en) Two component tool holder, especially for a machine tool or robot
CA1106210A (en) Bit retainer for screwdriver
US6164169A (en) Socket mounting arrangement
US5630818A (en) Tool holding mechanism for a motor driven surgical instrument
US4784421A (en) Interchangeable tool mounting mechanism for robots
US5340248A (en) Mechanical chuck with clamp for pulling tool shank to tightly clamped position
JP5369638B2 (ja) ロボット装置
JP2008221390A (ja) ロボットアームカップリング装置
JP2007326211A (ja) 交換可能な工具
WO2023202085A1 (zh) 一种刀柄锁紧套及刀库
CN1316942A (zh) 螺丝刀刀头和螺丝刀
JPH11504576A (ja) カウンター遠心チャックおよび取付システム
JP3989369B2 (ja) 工具保持装置
US6935666B2 (en) Gripper and method of manufacturing the gripper
JPH04106110U (ja) 自動工具交換装置
US4590826A (en) Combination stud driving tool and torque limiting device
EP2625004B1 (en) Ring lock mandrel and release mechanism
JP2568012B2 (ja) チャック装置
JPH11207675A (ja) ツールチェンジャ
WO2004065753A1 (en) Drill gripping device and method
US4021904A (en) Assembly and method for driving and withdrawing disc brake piston
CN214602004U (zh) 钻夹头及电动组件