JPH0410608Y2 - - Google Patents

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JPH0410608Y2
JPH0410608Y2 JP13192683U JP13192683U JPH0410608Y2 JP H0410608 Y2 JPH0410608 Y2 JP H0410608Y2 JP 13192683 U JP13192683 U JP 13192683U JP 13192683 U JP13192683 U JP 13192683U JP H0410608 Y2 JPH0410608 Y2 JP H0410608Y2
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blade
bolt
upright
bolt insertion
nut
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JP13192683U
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JPS6041965U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は複写装置の感光体表面に残留するト
ナーをクリーニングするブレードを保持するブレ
ードホルダーの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のブレードホルダーを第1図、第2図に示
している。
第1図のブレードホルダーは上面一側縁に切欠
部1′を形成した第一部材1に、平板状の第二部
材2に重ね合わせ、両部材1,2が接触する部分
をネジ3に固定することにより第一部材1の切欠
部1′と第二部材2との間でブレード4の基端部
を圧着固定できる如くしたものである。
この場合は第一部材1の切欠部1′の深さが一
定であり、ブレード4の厚みにバラつきがあると
第二部材2を締め付けたときにブレードに圧縮ひ
ずみを与えることがあつた、また、ブレード圧着
部の間隔は温度変化によつて生ずるブレード4の
熱膨張、収縮に対応できず、ブレードの先端エツ
ジ部がたわんだり、ゆがんだりする虞があつた。
このブレードの先端エツジ部のたわみ、ゆがみは
感光体表面に〓間を作り、トナーのクリーニング
性を低下させるという問題があり、可能な限り避
けなければならない。
第2図に示すブレードホルダーは直立部及び水
平部を有する例えば断面逆T字状の第一部材11
に、断面L字状の第二部材12を重ね合わせ、両
水平部間でブレード13の基端部を圧着した状態
にて両直立部間をボルト14、ナツト15にて締
め付けできる如くしたものである。この場合にお
いて、前記第二部材12の直立部には縦方向に長
いボルト孔16を設け、温度変化によりブレード
13が熱膨張、収縮した場合にこれに第二部材1
2を順応できるようになつている。従つて、第1
図示のブレードホルダーの如き原因ではブレード
の先端エツジ部のたわみ、ゆがみは生じないが、
ブレード13を前記両部材11,12の水平部間
に圧着するに当たつて次のような問題があつた。
即ち、第2図に示すブレードホルダーにより第
一部材11と第二部材12の両水平部間にブレー
ド13を圧着させる場合は、第一部材11の直立
部に第二部材12の直立部を密着させて両直立部
のボルト孔にボルト14を挿通し、ナツト15に
より両水平部が前記長孔16の範囲内で最大限に
開く如く仮止めしておき、しかる後にブレード1
3を第一部材11の水平部に載置し、仮止めした
ナツト15を緩めて第二部材12に下向きに摺動
させてブレード13を挟持し、該挟持位置でボル
ト、ナツトを本格的に締めるようにすることが必
要であり、ブレードを圧着固定するに手数がかか
り面倒であつたばかりでなく、第二部材12を第
一部材11に沿つて下向きに摺動させるときにズ
レ易く、特に、第二部材12の水平部に両面接着
テープ12aを貼着していた場合にはブレード1
3が第二部材12にズレて接着し、その接着位置
が第二部材12の後端よりはみ出した場合にはそ
のはみ出し分だけ第一部材11と第二部材12の
直立部間に〓間を作り、ボルト、ナツトの締め付
け不足を生じさせたり、強引に締め付けるとブレ
ードに必要以上の負担をかけることから先端エツ
ジ部にゆがみを生じさせることがあつた。
〔考案の目的・構成〕
この考案は上記従来の問題を一挙に解消するた
めのもので、断面逆T字状の第一部材に、断面L
字状の第二部材を組合わせ、両水平部間でブレー
ドの基端部を圧着し状態にて両直立部間をボル
ト、ナツト締めできる如くしたブレードホルダー
において、前記第一部材の直立部にその頂部から
基部に向けて縦割状のボルト挿通溝を設けること
によりブレードを固定するときの固定方法の単純
化、第二部材を第一部材の直立部に密接させた状
態にて下向きに摺動させるときの両部材のズレの
防止、締め付け時にブレードにかかる負担の軽減
を図るとともにブレードが周囲の温度変化により
熱膨張、収縮した場合の順応性を高めることので
きるブレードホルダーを提供することを目的とし
ている。
〔実施例〕
次に、この考案を第3図以下の図面に示す実施
例に基づいて説明する。
第3図において、21は直立部及び水平部を有
する第一部材、22は前記第一部材21の直角部
に合致する断面L字状の第二部材である。
前記第一部材21の直立部には、その頂部から
基部に向けて切削してなる縦割状のボルト挿通溝
27が設けられている。
また、第二部材22の直立部には、前記第一部
材21のボルト挿通溝27に対応する位置に円孔
からなるボルト挿通孔26が設けられ、該ボルト
挿通孔26には前記両部材21,22の総厚より
長いボルト24が挿通され、しかも、該ボルト2
4の端部には予めナツト25が螺合されている。
なお、図中、22aは第二部材22の水平部と
ブレード23とを予め接着させて両面接着テープ
である。
上記実施例において、第二部材22の直立部に
設けたボルト挿通孔26に挿通され、かつ、その
端部に予めナツトが螺合されているボルト24
を、第一部材21の直立部に設けたボルト挿通溝
27に嵌入することにより、両部材21と22と
を結合でき、このためにボルト、ナツトを取り外
す必要がない。
〔考案の効果〕
この考案は以上の如く、直立部及び水平部を有
する第一部材と、該第一部材の直角部に合致する
断面L字状の第二部材とを備え、第一部材は直立
部のその頂部から基部に向けて縦割状のボルト挿
通溝を設けてなり、第二部材は直立部に前記ボル
ト挿通溝と合致す位置にボルト挿通孔を設けてな
ることから、次の〜のような優れた効果を奏
するものである。
即ち、第一部材と第二部材との結合が、予め
第二部材の直立部のボルト挿通孔に両部材の総厚
より長いボルトを挿通し、該ボルトの端部にナツ
トを螺合させたままの状態にて行える。第一部
材の溝に、第二部材に挿通したボルトを嵌合させ
てから第二部材を押し下げるだけで両水平部間に
ブレードの基端部を圧着し、その圧着状態を保つ
たままナツトの締め付けが容易にできる。従つ
て、ブレードを簡単かつ確実に固定できる。
第二部材に挿通したボルトの端部に予め螺合
したナツトの螺合位置を調整することにより、両
部材の直立部が密着状態のまま両水平部間でブレ
ードの基端部を圧着でき、直立部間に〓間が出来
ないから、従来の如くこの間にブレードの一部を
挟んでしまう虞れがなく、ナツトの締めつけ不足
が起こつたり、無理に締めてブレードに必要以上
の負荷をかけることもなく、ブレードの先端エツ
ジ部の直線性を確実に保つことができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例を示す断面斜視図、第
3図はこの考案の実施例を示す断面斜視図、第4
図は第一部材の斜視図である。 21……第一部材、22……第二部材、23…
…ブレード、24……ボルト、25……ナツト、
27……縦割状の溝、12a,22a……両面接
着テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直立部及び水平部を有する第一部材と、該第一
    部材の直角部に合致する断面L字状の第二部材と
    を備え、第一部材は直立部にその頂部から基部に
    向けて縦割状のボルト挿通溝を設けてなり、第二
    部材は直立部に前記ボルト挿通溝と合致する位置
    にボルト挿通孔を設けてなることを特徴とするブ
    レードホルダー。
JP13192683U 1983-08-26 1983-08-26 ブレ−ドホルダ− Granted JPS6041965U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13192683U JPS6041965U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 ブレ−ドホルダ−

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JP13192683U JPS6041965U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 ブレ−ドホルダ−

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Publication Number Publication Date
JPS6041965U JPS6041965U (ja) 1985-03-25
JPH0410608Y2 true JPH0410608Y2 (ja) 1992-03-16

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