JPH04105B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH04105B2
JPH04105B2 JP11505883A JP11505883A JPH04105B2 JP H04105 B2 JPH04105 B2 JP H04105B2 JP 11505883 A JP11505883 A JP 11505883A JP 11505883 A JP11505883 A JP 11505883A JP H04105 B2 JPH04105 B2 JP H04105B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
styrene
weight
butadiene copolymer
butadiene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11505883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS608342A (ja
Inventor
Akio Ueda
Shuichi Akita
Takeshi Senda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Nippon Zeon Co Ltd
Priority to JP11505883A priority Critical patent/JPS608342A/ja
Publication of JPS608342A publication Critical patent/JPS608342A/ja
Publication of JPH04105B2 publication Critical patent/JPH04105B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は改善された反ぱつ弾性率を有するゴム
組成物に関するものである。詳しくは分子鎖中に
特定のベンゾフエノン類を導入したスチレン−ブ
タジエン共重合ゴムをゴム成分として含有するタ
イヤトレツド用ゴム組成物に関するものである。 最近、自動車の低燃費指向と安全性の両観点よ
り特にタイヤの転動抵抗の低減と湿潤路面でのす
ぐれた制動性すなわちウエツトスキツド抵抗の向
上が要望されている。 一般にこれらのタイヤの特性はトレツドゴム材
料の動的粘弾性特性と対応させて考えられ、互に
相反する特性であることが知られている〔例え
ば、Transaction of I.R.I.,第40巻、第239〜256
頁、1964年を参照〕。 タイヤの転動抵抗を低減するにはトレツドゴム
材料の反ぱつ弾性率が高いことが必要であり、車
の走行状態を考慮すると、この反ぱつ弾性率は50
℃から70℃付近までの温度で評価する必要があ
る。一方、車の安全性の点で重要な性能である湿
潤路面での制動性能の向上にはプリテイツシユ・
ポータブル・スキツドテスターで測定されるウエ
ツトスキツド抵抗が大きいことが必要であり、ト
レツドゴム材料としてはタイヤに制動をかけて路
面をすべらせた場合に生ずる摩擦抵抗としてのエ
ネルギー損失が大きいことが必要である。 従来、これら2つの相反する特性を満足させる
ために、原料ゴムとしては、乳化重合スチレン−
ブタジエン共重合ゴム、高シス−ポリブタジエン
ゴム、低シス−ポリブタジエンゴム、有機リチウ
ム化合物触媒を用いて得られるスチレン−ブタジ
エンゴム、天然ゴム、高シス−イソプレンゴム等
を単独で、あるいは組合せて用いられてきたが、
十分満足の行くものではなかつた。すなわち、高
反ぱつ弾性を得ようとすると、低シス−ポリブタ
ジエンゴムや天然ゴム等のウエツトスキツド抵抗
性が劣るゴムの配合割合を増加させるか、カーボ
ンブラツク等の充てん剤を減量するか、硫黄等の
加硫剤を増量させるかしなければならなかつた。
しかしながらこのような方法では、ウエツトスキ
ツド抵抗が低下したり、機械的性質が低下したり
するという欠点があつた。逆に、高ウエツトスキ
ツド抵抗を得ようとすると、結合スチレン量が比
較的多い(例えば結合スチレン含有量30重量%以
上の)スチレン−ブタジエン共重合ゴムや1,2
−結合含有量が比較的高い(例えば1,2−結合
含有量60%以上の)ポリブタジエンゴム等のウエ
ツトスキツド抵抗性に優れたゴムの配合割合を増
加させるか、カーボンブラツク等の充てん剤やプ
ロセスオイルを増量させるかしなければならなか
つた。このような方法では、反ぱつ弾性が低下す
るという欠点があつた。 したがつて、機械的性質が実用上差し支えない
範囲でかつ、ウエツトスキツド抵抗と反ぱつ弾性
とが実用上許容される範囲で最も良く調和するよ
う減量ゴムの組成が決められているのが実情であ
つた。このため、従来のゴムを組合せてウエツト
スキツド抵抗と反ぱつ弾性との調和を図ることは
限界に達したと考えられていた。 本発明者等は前記欠点を解決すべく鋭意研究の
結果、驚くべきことに、ゴム分子鎖に特定のベン
ゾフエノン類又はチオベンゾフエノン類が導入さ
れたスチレン−ブタジエン共重合ゴムをゴム成分
として含むゴム組成物は該化合物が導入されてい
ない、同一のスチレン−ブタジエン共重合ゴムを
含むゴム組成物と比較してウエツトスキツド抵抗
を低下させることなく反ぱつ弾性を著しく向上さ
せ、なおかつ高反ぱつ弾性の特徴を生かし、必要
ならばカーボンブラツク等の充てん剤の増量によ
つて耐摩耗性等の機械的性質を改善しつつ、反ぱ
つ弾性とウエツトスキツド抵抗との調和を図れる
ことを見出し、本発明に到つたものである。 すなわち、本発明はスチレン−ブタジエン共重
合ゴム分子鎖に、少なくとも1個のアミノ基、ア
ルキルアミノ基あるいはジアルキルアミノ基を有
するベンゾフエノン類又はチオベンゾフエノン類
を該ゴム分子鎖1モル当り少なくとも0.1モル導
入したスチレン−ブタジエン共重合ゴムであつ
て、結合スチレン量が10乃至20重量%、ブタジエ
ン単位部分の1,2−結合含有量が30乃至50%
で、ムーニー粘度(ML1+4、100℃)が20乃至150
の該スチレン−ブタジエン共重合ゴム()20乃
至90重量%と、天然ゴム及び/又はシス1,4−
結合含有量が少なくとも90%のポリイソプレンゴ
ム()60乃至5重量%、ならびに(イ)結合スチレ
ン量が10乃至40重量%、ブタジエン単位部分の
1,2−結合含有量が10%以上、30%未満のスチ
レン−ブタジエン共重合ゴム及び/又は(ロ)結合ス
チレン量が20重量%を超えて、40重量%以下、ブ
タジエン単位部分の1,2−結合含有量が30〜50
%のスチレン−ブタジエン共重合ゴム()60乃
至5重量%を成分ゴムとして含み、かつ()と
()の比が1:3〜3:1の間にあることを特
徴とするウエツトスキツド抵抗を損なうことな
く、転動抵抗性を低減したタイヤトレツド用ゴム
組成物を提供するものである。 本発明のタイヤトレツド用ゴム組成物を使用す
ることにより、前述したタイヤ性能として重要な
転動抵抗と湿潤路面での制動性、すなわちウエツ
トスキツド抵抗とを高い水準で調和させたタイヤ
が得られるが、ウエツトスキツド抵抗値は特に要
求されず、反ぱつ弾性率のみが高いことが必要な
タイヤを製造することができる。 本発明で使用するゴム分子鎖に該ベンゾフエノ
ン類又はチオベンゾフエノン類を導入したスチレ
ン−ブタジエン共重合ゴムは溶液重合で通常使用
されるアルカリ金属基材触媒を用いて得た分子鎖
の末端にアルカリ金属が結合しているスチレン−
ブタジエン共重合ゴムあるいは、該触媒を用いて
得た該ゴムに後反応でアルカリ金属を付加させた
ものと該ベンゾフエノン類又はチオベンゾフエノ
ン類とを反応させて得られるスチレン−ブタジエ
ン共重合ゴム分子鎖の端末あるいは末端及びこれ
以外の分子鎖中に該化合物が炭素−炭素結合で一
般式
【式】(式中R1及びR2は 水素、又は前記の置換基を、MはO又はSを、m
及びnは整数をそれぞれ表わす。)で示される原
子団として導入されたスチレン−ブタジエン共重
合ゴムである。特に望ましいのは分子鎖の末端に
該原子団が導入されたスチレン−ブタジエン共重
合ゴムである。 特に好ましいのは分子鎖の末端に該化合物が導
入されたスチレン−ブタジエン共重合ゴムであ
る。 本発明で使用される該ベンゾフエノン類又はチ
オベンゾフエノン類は例えば4,4′−ビス(ジメ
チルアミノ)−ベンゾフエノン、4,4′−ビス
(ジエチルアミノ)−ベンゾフエノン、4,4′−ビ
ス(ジプチルアミノ)−ベンゾフエノン、4,
4′ジアミノベンゾフエノン、4−ジメチルアミノ
ベンゾフエノン等及びこれらの対応のチオベンゾ
フエノンの如き一方あるいは両方のベンゼン環に
少なくとも1つのアミノ基、アルキルアミノ基あ
るいはジアルキルアミノ基を有するベンゾフエノ
ン及びチオベンゾフエノンおよびチオベンゾフエ
ノンである。 ベンゾフエノン類及びチオベンゾフエノン類は
一般式
【式】(式中R1及びR2 は水素、又はアルキル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、アルコキシ基、アミノ基、アルキル
アミノ基、ジアルキルアミノ基、ハロゲンから選
択される置換基を、MはO又はSを、m及びnは
mとnの合計が1〜10となる整数をそれぞれ表わ
す)で表わされる化合物である。 該ベンゾフエノン類又はチオベンゾフエノン類
を分子鎖中に導入したスチレン−ブタジエン共重
合ゴムは例えばアルカリ金属基材触媒を用いてス
チレン−ブタジエン共重合ゴムを重合し、重合反
応を完了させた該ゴム溶液中に該ベンゾフエノン
類を添加する方法、スチレン−ブタジエン共重合
ゴム等の溶液中で該触媒を用いて該ゴムにアルカ
リ金属を付加させた後該ベンゾフエノン類又はチ
オベンゾフエノン類を添加する方法等が例示でき
る。 重合反応および付加反応に使用されるアルカリ
金属基材触媒は通常の溶液重合で使用されるリチ
ウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムの各金
属元素またはこれらの炭化水素化合物あるいは極
性化合物との錯体(例えばn−ブチルリチウム、
2−ナフチルリチウム、カリウム−テトラヒドロ
フラン錯体、カリウム−ジエトキシエタン錯体
等)である。 スチレン−ブタジエンゴム中に導入される該ベ
ンゾフエノン類は平均してゴム分子類1モル当り
0.1モル以上である。0.1モル未満では反ぱつ弾性
の向上は得られない。好ましくは0.3モル以上、
さらに好ましくは0.5モル以上、特に好ましくは
0.7モル以上であるが、5モル以上になるとゴム
弾性が失われるので好ましくない。 該ベンゾフエノン類又はチオベンゾフエノン類
をゴム分子鎖中に導入したスチレン−ブタジエン
共重合ゴム()は結合スチレン量が10乃至20重
量%、ブタジエン単位部分の1,2−結合含有量
が30乃至50%でムーニー粘度(ML1+4、100℃)
が20乃至150の該スチレン−ブタジエン共重合ゴ
ムであるが、()は本ゴム組成物の全ゴム成分
中に少なくとも20重量%含まれることが必要であ
る。20重量%未満では反ぱつ弾性向上効果が少な
く好ましくない。又90重量%を超えると耐摩耗性
が低下するので好ましくない。天然ゴムおよび/
あるいは、シス−1,4−結合含有量が少なくと
も90%のポリイソプレンゴム()を全ゴム成分
中60乃至5重量%と、(イ)結合スチレン量が10乃至
40重量%、ブタジエン単位部分の1,2−結合含
有量が10%以上30%未満のスチレン−ブタジエン
共重合ゴム及び/又は(ロ)結合スチレン量が20重量
%を超えて、40重量%以下、ブタジエン単位部分
の1,2−結合含有量が30乃至50%のスチレン−
ブタジエン共重合ゴム()60乃至5重量%ブレ
ンド使用することにより強度特性や耐摩耗性を損
うことなく反発弾性率(55℃)とウエツトスキツ
ド抵抗の調和のより優れたゴム組成物とすること
ができる。即ち、天然ゴムおよび/または、シス
1,4−結合含有量が少なくとも90%のポリイソ
プレンゴム()の()へのブレンドは、反発
弾性を低下させることなく、強度特性を向上させ
うる。しかし、それが60重量%を超えるとウエツ
トスキツド抵抗の低下が大となるので、一方上記
の(イ)及び/又は(ロ)の中高ビニル、スチレン−ブタ
ジエンゴム()の()と()の混合物への
ブレンドは、反発弾性率を大きく下げることな
く、ウエツトスキツド抵抗を向上させる効果があ
る。全ゴム成分中()は60重量%を超えると耐
摩耗性が著しく低下するので好ましくない。又5
重量%未満では強度特性は改善されない。()
と()の使用重量比は1:3〜3:1の範囲で
あり、()が1に対して()が3を超えると
引張り強さが低下し実用的でなくなる。又()
が3に対し()が1未満ではウエツトスキツド
抵抗が低下し本発明の目的を達することができな
い。 したがつて、タイヤトレツド材料として重要な
特性である強度特性や耐摩耗性を損うことなく、
ウエツトスキツド抵抗を高いレベルに保ち、かつ
反発弾性率を著しく向上させるためには、本発明
のゴム組成が最も好ましいことを見出したもので
ある。 本発明で使用するゴム成分のすべて、あるいは
一部を油展ゴムとして使用することができる。 本発明のタイヤトレツド用ゴム組成物は目的、
用途に応じてゴム工業で汎用される各種配合剤−
例えば硫黄、ステアリン酸、亜鉛華、各種加硫促
進剤(チアゾール系、チウラム系、スルフエンア
ミド系など)、HAF、ISAF等の種々のグレード
のカーボンブラツク、シリカ、炭酸カルシウム等
の補強剤、充てん剤、プロセス油等から適宜選択
することができるが−トロール、バンバリー等の
混合機を用いて混練混合されてゴム配合物とさ
れ、成形、加硫工程を経て目的とするタイヤが製
造される。 本発明のゴム組成物は、高い水準で反ぱつ弾性
率とウエツトスキツド抵抗とを調和させることが
できるから、特に安全性、燃料消費性の改善され
た自動車タイヤトレツド用ゴム材料に適している
が自動車タイヤ用にも使用することができる。 以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 製造例 (1) 以下の実施例で使用する該ベンゾフエノン類
及びチオベンゾフエノン類を導入したスチレン
−ブタジエン共重合ゴム(以下SBRと略する
ことがある)の調製方法を示す。 内容積2のステンレス製重合反応器を洗
浄、乾燥し、乾燥窒素で置換したのち、1,3
−ブタジエン120〜160g、スチレン40〜80g、
n−ヘキサン600g、ジエチレングリコールジ
メチルエーテル(ジグライム)0.24mmoln−
ブチルリチウム1.2ml(1.55mol/、n−ヘキ
サン溶液)を添加し、内容物を撹拌しながら45
〜60℃で、60〜120分重合反応させた。重合転
換率約80%に達したところで、4,4′−ビス
(ジエチルアミノ)ベンゾフエノンを重合触媒
量の1.5倍mol加え、5分間撹拌したのちに、
重合反応器中の重合体溶液を、2,6−ジ−t
−プチル−P−クレゾール(BHT)1,5重
量%のメタノール溶液中に取り出し、生成重合
体を凝固した。これを60℃で24時間減圧乾燥
し、得られたゴムのムーニー粘度を測定した
〔SBR(2)〕。又同様にして、該ベンゾフエノン
を反応のチオベンゾフエノンに変えたSBRも
調製した〔SBR(2′)〕。 また、重合反応終了後、4,4′−ビス(ジエ
チルアミノ)(チオ)ベンゾフエノンを添加せ
ずに重合体溶液をBHT含量メタノール中に取
り出し、生成重合体を凝固したのち、前記と同
様にして乾燥ゴム重合体を得た〔SBR(1)、(3)、
(4)〕。 (2) (1)で得たSBR(1)をベンゼンに溶解し、(1)と
同じ操作でSBRを凝固させた。この操作を3
回繰返してSBR中の触媒残渣を取り除いた。
(1)と同じ条件で乾燥を行ない、精製、乾燥
SBRを得た。 このSBR100gを乾燥ベンゼン1000gに溶解
した溶液に、n−ブチルリチウム3.5mmolお
よびテトラメチルレンジアミン3.5mmolを添
加し、70℃で1時間反応させた。 次いで(1)で使用したベンゾフエノン化合物を
2.7mmol添加し5分間反応させた後、上記と
同様にして凝固、乾燥させた〔SBR(5)〕。 以上の方法で調製したスチレン−ブタジエン共
重合ゴムのスチレン含有量、ブタジエン部分の
1,2−結合含有量、ムーニー粘度、及び4,
4′−ビス(ジエチルアミノ)(チオ)ベンゾフエ
ノン導入量を第1表に示す。スチレン含有量、ブ
タジエン部分の1,2−結合含有量は常法の赤外
分光法によつて測定した。4,4′−ビス(ジエチ
ルアミノ)(チオ)ベンゾフエノン導入量は 13C
−NMRを用いて求めた。
【表】 実施例 ゴム試料をタイヤトレツド用基礎配合として第
2表に示す配合処方の各種配合列と、容量250ml
のプラベンダータイプミキサー中で混練混合し
て、各ゴム配合組成物を得た。硫黄および加硫促
進剤は、各ゴム配合組成物を加硫して最適状態と
なる量を使用した。これらのゴム配合組成物を
160℃×15〜30分プレス加硫して試験片を作成し
た。 第2表 配合処法 原料ゴム(第3表参照) 100重量部 HAFカーボンプラツク 50 〃 芳香族系プロセス油 5 〃 ZnO、No.3 3 〃 ステアリン酸 2 〃 硫 黄 加硫促進剤 (N−シクロ ヘキシル−2−ベンゾ チアジルスル フエンアミド) 変量 (第3表参照) それぞれのゴム配合組成物の加硫ゴムについ
て、強度特性をJIS K−6301に従つて、また反発
弾性率はダンロツプトリプソメーターを用いて、
温度55℃にて測定した。ウエツトスキツド抵抗は
ポータブルスキツドテスター(英国スタンレー社
製)を用いて23℃で、ASTM−E303−74の路面
(3M社製屋外用タイプB黒のセーフテイーウオー
ク)で測定し、 各ゴム配合加硫物のウエツトスキツド抵抗
値/E−SBR配合加硫物のウエツトスキツド抵抗値×100
で計算して指数表示した。 ピコ摩耗指数は、ASTM−D−2228に従つて、
グツドリツチ式ピコ摩耗試験機を用いて測定し、 E−SBR−1502の配合加硫物のピコ摩耗量
/各ゴム配合加硫物のピコ摩耗量×100 で計算して表示した、以上の結果を第3表に示
す。
【表】 結果は第3表に示したように、比較例2〜5に
対応した本発明例6〜12の反発弾性率が、いづれ
もウエツトスキツド抵抗や、ビコ摩耗性を損うこ
となく、4〜5ポイントの向上効果が認められ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スチレン−ブタジエン共重合ゴム分子鎖に、
    少なくとも1個のアミノ基、アルキルアミノ基あ
    るいはジアルキルアミノ基を有するベンゾフエノ
    ン類又はチオベンゾフエノン類を、該ゴム分子鎖
    1モル当り少なくとも0.1モルを導入したスチレ
    ン−ブタジエン共重合ゴムであつて、結合スチレ
    ン量が10乃至20重量%、ブタジエン単位部分の
    1,2−結合含有量が30乃至50%で、ムーニー粘
    度(ML1+4、100℃)が20乃至150の0の該スチレ
    ン−ブタジエン共重合ゴム()20乃至90重量%
    と、天然ゴム及び/又はシス1,4−結合含有量
    が少なくとも90%のポリイソプレンゴム()60
    乃至5重量%、ならびに(イ)結合スチレン量が10乃
    至40重量%、ブタジエン単位部分の1,2−結合
    含有量が10%以上、30%未満のスチレン−ブタジ
    エン共重合ゴム及び/又は(ロ)結合スチレン量が20
    重量%を超えて、40重量%以下、ブタジエン単位
    部分の1,2−結合含有量が30乃至50%のスチレ
    ン−ブタジエン共重合ゴム()60乃至5重量%
    を成分ゴムとして含み、かつ()と()の重
    量比が1:3〜3:1であることを特徴とするタ
    イヤトレツド用ゴム組成物。
JP11505883A 1983-06-28 1983-06-28 タイヤトレツド用ゴム組成物 Granted JPS608342A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11505883A JPS608342A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 タイヤトレツド用ゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11505883A JPS608342A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 タイヤトレツド用ゴム組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS608342A JPS608342A (ja) 1985-01-17
JPH04105B2 true JPH04105B2 (ja) 1992-01-06

Family

ID=14653126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11505883A Granted JPS608342A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 タイヤトレツド用ゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS608342A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693134A (ja) * 1992-07-31 1994-04-05 Sumitomo Chem Co Ltd 優れたグリップ性能と転動抵抗を有するゴム組成物およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS608342A (ja) 1985-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0121178B2 (ja)
US9365656B2 (en) Process for producing modified polymer, diene polymer, rubber composition and pneumatic tire
JP5240410B2 (ja) タイヤトレッド用ゴム組成物
EP2871211B1 (en) Rubber composition and pneumatic tire
JPH0693134A (ja) 優れたグリップ性能と転動抵抗を有するゴム組成物およびその製造方法
JP3989372B2 (ja) ゴム組成物
US4555548A (en) Rubber composition for tire treads
JPS6335668B2 (ja)
JPH0372537A (ja) ゴム組成物
US4555547A (en) Rubber composition for tire treads
JP6575236B2 (ja) ゴム組成物および空気入りタイヤ
JP6575237B2 (ja) ゴム組成物および空気入りタイヤ
JPH04102B2 (ja)
JP5153254B2 (ja) ゴム組成物
JPH04105B2 (ja)
JPH0475253B2 (ja)
KR100194007B1 (ko) 내마모성 고무 조성물
JPH04103B2 (ja)
JPH04104B2 (ja)
JPS59196338A (ja) タイヤトレツド用ゴム組成物
JP2005213380A (ja) タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ
JP2587275B2 (ja) タイヤ用ゴム組成物
JPH044335B2 (ja)
JPH04101B2 (ja)
JP6026269B2 (ja) ゴム組成物及び空気入りタイヤ