JPH04105746U

JPH04105746U - 芳香剤付き電話機

Info

Publication number: JPH04105746U
Application number: JP1428591U
Authority: JP
Inventors: 圭司明石
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1991-02-19
Filing date: 1991-02-19
Publication date: 1992-09-11

Abstract

(57)【要約】【目的】電話機に付着した異臭を消し、使用者の不快
感をなくする。【構成】受話機１２と、受話機１２を着脱可能に載置
できるようにした電話機本体１０とを備えた電話機にお
いて、受話機１２もしくは電話機本体１０または両方
に、容器に収容した芳香剤１８を配置し、芳香剤１８の
香りにより、異臭を打消す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は芳香を発散するようにした電話機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より電話機は、臭いに対する配慮が充分にされていないのが通例である

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ところが、電話機は長年使用している場合や大勢の人が使用してる場合には種々の臭い例えば煙草の臭い、口臭、体臭等の異臭がつき、電話を使用する者に不快感を与えるという問題点がある。本考案はこのような事情を背景としてなされたものであり、本考案の目的はこのような異臭を解消することができる電話機を提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

このような目的を達成するためになされた本考案は下記のように構成されるＡ受話機と、受話機を着脱可能に載置できるようにした電話機本体とを備えた電話機において、受話機もしくは電話機本体または両方に容器に収容した芳香剤を配置したことを特徴とする芳香剤付き電話機。Ｂ容器に収容された芳香剤を電話機本体の内部に配置すると共に、電話機本体に透し孔を設け、かつ受話機を載せたときに透し孔が塞がれ、受話機を取り上げたときに透し孔が開放されて、芳香剤の香りが外に発散するようにしたＡ項記載の芳香剤付き電話機。Ｃ容器に収容された芳香剤を受話機内に配置すると共に、受話機に透し孔を設け、受話機を電話機本体に載せたとき透し孔が塞がれ、受話機を取り上げたときに透し孔が開放されて芳香剤の香りが外に出るようにしたＡ項記載の芳香剤付き電話機。Ｄ容器に収容された芳香剤を受話機の外側もしくは電話機本体の外側に配置したＡ項記載の芳香剤付き電話機。ＥＢ項またはＣ項記載の芳香剤付き電話機において、芳香剤の容器は香りの発散する出口の面積が調整可能とされすると共に、芳香剤の配置されている受話機もしくは電話機本体に窓を設け、外側から香りの発散量を調整可能とした芳香剤付き電話機Ｆコードレス電話機の外側もしくは内側に容器に収容された芳香剤を配置した芳香剤付き電話機。

【０００５】

【作用】

電話機に配置された芳香剤は、その芳香によって電話機に付着した不快な臭いを消すように働く。

【０００６】

【実施例】

以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１〜図３に示すように、電話機本体１０は受話機１２を掛け外し可能に載置できると共に、受話機１２を載置するようにした凹部の一部分には、蓋部材１４が着脱可能に取付けられ、かつ蓋部材１４には透し孔１６が形成され、蓋部材１４下方の電話機本体１０内には容器入りの芳香剤１８が配置されている。そして、受話機１２を外ずしたときには、透し孔１６から芳香剤１８の香りが外部に発散するようにし、受話機１２を載置したときには、受話機１２により透し孔１６が塞さがれ、芳香剤１８の香りが外部に発散しないようにされている。なお、芳香剤１８の側方と下方はカバー（図示省略）で覆われ、香りが透し孔１６以外からもれないようにされている。また、芳香剤１８の容器の開口面積を変えることによって、香りの放散量を調節できるようにされているが、蓋部材１４を取外せば、芳香剤１８の容器を取出さなくてもその調節が可能である。芳香剤１８としては液剤、粒状剤または粉剤いずれでもよい。その補充は蓋部材１４を取外して行なう。

【０００７】図４は本考案の他の実施例を示すものであり、受話機１２に粒状の芳香剤２２が収容された容器２４を貼付したものである。容器２４は図５に示すように、表側にスリット状の透し孔２６を有するカバー２８が着脱可能に取付けられ、芳香剤２２を補充できると共に、透し孔２６から芳香剤２２の香りが発散できるようにされている。なお、容器２４の裏面は両面接着テープ等で、受話機に貼付される。この容器２４は、受話機１２に取付ける代りに図４の２点鎖線で示すように、電話機本体１０に取付けることも可能である。

【０００８】図１〜図３に示す前記実施例において、芳香剤１８を電話機本体１０に配置するのに代えて、芳香剤１８を受話機１２内に配置し、かつその付近に透し孔を設け受話機１２を外ずしたとき、芳香剤の香りが透し孔から放散するようにしてもよい。また、スリツト状の透し孔に代えて、多数の小孔等を設けてもよい。さらに、芳香剤の容器に圧縮ばねにより常時開口するキャップを設け、受話機１２を載置したときにはその重みでキャップを押下げて蓋をし、受話機１２を外ずしたときにのみキャップが開口し、芳香剤の香りが発散するようにしてもよい。また、本考案をそコードレス電話機に適用してもよい。

【０００９】以上本考案のいくつかの実施例について説明したが、本考案はこのような実施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることはもちろんである。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。請求項１〜６記載の電話機によれば、芳香剤を配置しているので、その香りが電話機に付着した異臭を消し、異臭による不快感をなくすことができる。請求項２または３記載の電話機によれば、受話機を外ずしたときのみ、芳香剤の香りが放散するようにされているので、芳香剤の消耗を節約すると共に、むやみに香りが放散することを防止できる。請求項４または５記載の電話機によれば、芳香剤の配置が簡単にできる。

【００１１】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す一部を破断した左側面
図である。

【図２】上記実施例の平面図である。

【図３】上記実施例において、受話機を外した状態を示
す説明図である。

【図４】本考案の他の実施例で受話機を外した状態を示
す説明図である。

【図５】上記実施例に使用する部材の一部破断斜視図で
ある。

【符号の説明】

１０電話機本体１２受話機１６透し孔１８芳香剤２２芳香剤２４容器２６透し孔

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】受話機と、受話機を着脱可能に載置でき
るようにした電話機本体とを備えた電話機において、受
話機もしくは電話機本体または両方に容器に収容した芳
香剤を配置したことを特徴とする芳香剤付き電話機。
【請求項２】容器に収容された芳香剤を電話機本体の
内部に配置すると共に、電話機本体に透し孔を設け、か
つ受話機を載せたときに透し孔が塞がれ、受話機を取り
上げたときに透し孔が開放されて、芳香剤の香りが外に
発散するようにした請求項１記載の芳香剤付き電話機。
【請求項３】容器に収容された芳香剤を受話機内に配
置すると共に、受話機に透し孔を設け、受話機を電話機
本体に載せたとき透し孔が塞がれ、受話機を取り上げた
ときに透し孔が開放されて芳香剤の香りが外に出るよう
にした請求項１記載の芳香剤付き電話機。
【請求項４】容器に収容された芳香剤を受話機の外側
もしくは電話機本体の外側に配置した請求項１記載の芳
香剤付き電話機。
【請求項５】請求項２または請求項３記載の芳香剤付
き電話機において、芳香剤の容器は香りの発散する出口
の面積が調整可能とされると共に、芳香剤の配置されて
いる受話機もしくは電話機本体に窓を設け、外側から香
りの発散量を調整可能とした芳香剤付き電話機。
【請求項６】コードレス電話機の外側もしくは内側に
容器に収容された芳香剤を配置した芳香剤付き電話機。