JPH04104929A - 超早強コンクリート用セメントおよびその超早強コンクリート - Google Patents
超早強コンクリート用セメントおよびその超早強コンクリートInfo
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- JPH04104929A JPH04104929A JP22240090A JP22240090A JPH04104929A JP H04104929 A JPH04104929 A JP H04104929A JP 22240090 A JP22240090 A JP 22240090A JP 22240090 A JP22240090 A JP 22240090A JP H04104929 A JPH04104929 A JP H04104929A
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は超早強コンクリート用セメント、およびその超
早強コンクリートに関するものである。
早強コンクリートに関するものである。
更に詳しく述べるならば、本発明は、常圧蒸気養生の場
合材令4〜6時間において150kgf/cI11以上
の圧縮強度を示し、標準養生の場合材令24時間におい
て300kgf/cnf以上の強度を発現することので
きる超早強コンクリートを製造するのに有用なセメント
、およびこのセメントを用いて得られ、上記性能を発現
する超早強コンクリートに関するものである。
合材令4〜6時間において150kgf/cI11以上
の圧縮強度を示し、標準養生の場合材令24時間におい
て300kgf/cnf以上の強度を発現することので
きる超早強コンクリートを製造するのに有用なセメント
、およびこのセメントを用いて得られ、上記性能を発現
する超早強コンクリートに関するものである。
超早強コンクリートは、急速施工用コンクリート、舗装
用コンクリート、吹付はコンクリート、その他のコンク
リート二次製品などの早期供用を必要とする用途に用い
られるものである。例えば、従来の舗装コンクリートの
場合その供用開始の際に45kgf/cnf以上の設計
基準曲げ強度を必要とする。このような強度を得るため
には通常の場合コンクリート打込みから、上記所要強度
を発現するときまで、数日間を要していた。
用コンクリート、吹付はコンクリート、その他のコンク
リート二次製品などの早期供用を必要とする用途に用い
られるものである。例えば、従来の舗装コンクリートの
場合その供用開始の際に45kgf/cnf以上の設計
基準曲げ強度を必要とする。このような強度を得るため
には通常の場合コンクリート打込みから、上記所要強度
を発現するときまで、数日間を要していた。
また、ボックスカルバートなどのようなコンクリート二
次製品の製造において、一般に、コンクリートの打込み
後、2〜3時間の前養生を施し、次に、これを20℃/
時以下の昇温速度で60〜65℃に昇温し、この温度に
約4時間保持し、その後、翌日まで放冷して外気温度近
辺まで降温して脱型し、これをストックヤードに移送す
る方法が採用されている。この場合、移送可能な製品強
度として、約150kgf/am!以上の圧縮強度が必
要とされている。
次製品の製造において、一般に、コンクリートの打込み
後、2〜3時間の前養生を施し、次に、これを20℃/
時以下の昇温速度で60〜65℃に昇温し、この温度に
約4時間保持し、その後、翌日まで放冷して外気温度近
辺まで降温して脱型し、これをストックヤードに移送す
る方法が採用されている。この場合、移送可能な製品強
度として、約150kgf/am!以上の圧縮強度が必
要とされている。
現在、コンクリート二次製品工場においては、普通ポル
トランドセメント、又は早強ポルトランドセメントを用
いたコンクリート配合を採用し、上記の製造工程により
コンクリート打設から脱型まで1日1サイクルの工程速
度で二次製品を製造している。一方、業界は昨今の慢性
的人手不足、又は労働人員確保の困難などの厳しい状況
下にあるが、しかし労働人員の増加および労働時間の延
長なしで、上記製品工程を1日1.5サイクノベ又は2
サイクルに生産速度を上げ、もって増産の実績を得たい
との要望が強い。しかしながら従来のセメントを用いた
コンクリート配合の場合、得られるコンクリートの材令
4〜6時間における圧縮強度はたかだか50〜100k
gf / c++fであって、上記必要下限値150k
gf/cnfにはるかに及ばず、従って上記要望の生産
速度の向上を達成することは極めて困難である。
トランドセメント、又は早強ポルトランドセメントを用
いたコンクリート配合を採用し、上記の製造工程により
コンクリート打設から脱型まで1日1サイクルの工程速
度で二次製品を製造している。一方、業界は昨今の慢性
的人手不足、又は労働人員確保の困難などの厳しい状況
下にあるが、しかし労働人員の増加および労働時間の延
長なしで、上記製品工程を1日1.5サイクノベ又は2
サイクルに生産速度を上げ、もって増産の実績を得たい
との要望が強い。しかしながら従来のセメントを用いた
コンクリート配合の場合、得られるコンクリートの材令
4〜6時間における圧縮強度はたかだか50〜100k
gf / c++fであって、上記必要下限値150k
gf/cnfにはるかに及ばず、従って上記要望の生産
速度の向上を達成することは極めて困難である。
更に、上記問題点を克服するために、従来のポルトラン
ドセメント系セメントを用いてコンクリートを製造する
場合、骨材の種類に拘らず、超早強性コンクリートの所
要強度を安定して確保するためには、セメントに対する
水の重量比(水セメント比)を30%未満に下げる必要
がある。すると、それに伴って単位セメント量も500
kgf/m”を越える大量を必要とするとされている(
依田彰彦他、「高強度コンクリートに関する一実験」、
セメント技術年報、第22巻、第4表、1968)。し
かし、このような過大な単位セメント量を用いるコンク
リート配合では、コンクリートの水和発熱量、および乾
燥収縮量が増大し、得られるコンクリートの耐久性が低
下するなどの問題点を生じていた。
ドセメント系セメントを用いてコンクリートを製造する
場合、骨材の種類に拘らず、超早強性コンクリートの所
要強度を安定して確保するためには、セメントに対する
水の重量比(水セメント比)を30%未満に下げる必要
がある。すると、それに伴って単位セメント量も500
kgf/m”を越える大量を必要とするとされている(
依田彰彦他、「高強度コンクリートに関する一実験」、
セメント技術年報、第22巻、第4表、1968)。し
かし、このような過大な単位セメント量を用いるコンク
リート配合では、コンクリートの水和発熱量、および乾
燥収縮量が増大し、得られるコンクリートの耐久性が低
下するなどの問題点を生じていた。
本発明は、コンクリート打込み後短時間内に供用に十分
な強度を発現することができ、従って急速施工および早
期供用を必要とする用途および工程サイクル速度を向上
するのに有用な超早強コンクリート用セメント、および
このセメントを用いる超早強コンクリートを提供しよう
とするものである。
な強度を発現することができ、従って急速施工および早
期供用を必要とする用途および工程サイクル速度を向上
するのに有用な超早強コンクリート用セメント、および
このセメントを用いる超早強コンクリートを提供しよう
とするものである。
本発明の超早強コンクリート用セメントは、早強性セメ
ントクリンカ−と、その重量に対し、s03量に換算し
て3.0〜6.0%の石膏とを含む微粉末であって5.
500〜7,0000d/ g (D平均ブレーン比表
面積を有することを特徴とするものである。
ントクリンカ−と、その重量に対し、s03量に換算し
て3.0〜6.0%の石膏とを含む微粉末であって5.
500〜7,0000d/ g (D平均ブレーン比表
面積を有することを特徴とするものである。
また、本発明の超早強コンクリートは、上記超早強コン
クリート用セメントと、水と、細骨材と、粗骨材と、減
水剤とを含み、単位セメント量が300〜500kgf
/m’であり、水のセメントに対する重量比が30〜4
8%であり、細骨材率が35〜45%であり、減水剤が
12%以上の減水率を有するものであってその含有量が
、セメント重量に対し0.5〜3.0%であることを特
徴とするものである。
クリート用セメントと、水と、細骨材と、粗骨材と、減
水剤とを含み、単位セメント量が300〜500kgf
/m’であり、水のセメントに対する重量比が30〜4
8%であり、細骨材率が35〜45%であり、減水剤が
12%以上の減水率を有するものであってその含有量が
、セメント重量に対し0.5〜3.0%であることを特
徴とするものである。
本発明の超早強コンクリート用セメントは、早強性セメ
ントクリンカーに、石膏を、803量に換算して3.0
〜6.0%になるように添加した微粉末であって、その
粉末度として5,500〜7,000 am!/gのブ
レーン比表面積を有するものである。ここで、このセメ
ントについて詳しく説明すると、クリンカーは超早強性
の強度を得るために、C3Sの含有量の多い早強性クリ
ンカーを使用するが、その含有量は65%以上であるこ
とが望ましい。石膏の添加および粉砕方法は、石膏とク
リンカーとを別々に粉砕し、そのべされらを混合する分
離混合方式、あるいは石膏とタリン力−を予め混合し、
この混合物を粉砕するいわゆる混合粉砕方式のどちらの
方法でも構わない。しかし、分離混合方式の場合のタリ
ン力−の粉末度は、安定した初期強度を得るために5.
000cnf/ g以上のブレーン比表面積を有するこ
とが望ましい。石膏の粉末度は、それがセメントの凝結
に影響してくるので、正常な凝結時間を確保するために
、ブレーン比表面積の下限値は5.000 cm /
g 、上限値はセメントの過遅延や石膏による単位水量
の増大を起こさない範囲で20.000cnf/ gと
し、クリンカーと混合しセメントとした時、その平均ブ
レーン比表面積が5.500〜7,000 crl/
gになるよう調整する。石膏の種類は特に制限はないが
、三水または半水石膏を使用する場合は、粉砕時の粉砕
熱により脱水されて半水またはm型無水石膏になりやす
く、このようなセメントをコンクリートに使用すると偽
凝結を起しやすい。この場合は、低温粉砕などの方式を
用い半水またはm型無水石膏に変化しないように注意し
なければならない。セメント中の803量は、初期水和
活性を抑制し施工可能時間を確保すること、初期強度の
増進およびブレーンの高いセメントであるので乾燥収縮
量を低減させる必要があること、などの理由により、そ
の下限値を3.0%とした。S03量の上限値は、その
添加量3.0〜9.0%の範囲では、得られるコンクリ
ートの圧縮強度が、添加量5.0%付近でピークを示し
、その後徐々に低下する傾向を示したので、セメントの
高粉末度および凝結の過遅延や異状膨張を起こさない範
囲をも考慮し、6.0%とした。セメントの粉末度(平
均ブレーン比表面積)については、その下限値を5.5
00cnf/ gとした。5.500caf/ g未満
であると得られるコンクリートの初期強度が劣り、1日
圧縮強度300kgf/ci以上の強度発現を安定して
得ることができない。安定した初期強度の発現を望むな
らば、平均ブレーン比表面積が6.000cnf/g以
上であることが好ましい。また、平均ブレーン比表面積
の上限値は、7,000cnf/ gである。
ントクリンカーに、石膏を、803量に換算して3.0
〜6.0%になるように添加した微粉末であって、その
粉末度として5,500〜7,000 am!/gのブ
レーン比表面積を有するものである。ここで、このセメ
ントについて詳しく説明すると、クリンカーは超早強性
の強度を得るために、C3Sの含有量の多い早強性クリ
ンカーを使用するが、その含有量は65%以上であるこ
とが望ましい。石膏の添加および粉砕方法は、石膏とク
リンカーとを別々に粉砕し、そのべされらを混合する分
離混合方式、あるいは石膏とタリン力−を予め混合し、
この混合物を粉砕するいわゆる混合粉砕方式のどちらの
方法でも構わない。しかし、分離混合方式の場合のタリ
ン力−の粉末度は、安定した初期強度を得るために5.
000cnf/ g以上のブレーン比表面積を有するこ
とが望ましい。石膏の粉末度は、それがセメントの凝結
に影響してくるので、正常な凝結時間を確保するために
、ブレーン比表面積の下限値は5.000 cm /
g 、上限値はセメントの過遅延や石膏による単位水量
の増大を起こさない範囲で20.000cnf/ gと
し、クリンカーと混合しセメントとした時、その平均ブ
レーン比表面積が5.500〜7,000 crl/
gになるよう調整する。石膏の種類は特に制限はないが
、三水または半水石膏を使用する場合は、粉砕時の粉砕
熱により脱水されて半水またはm型無水石膏になりやす
く、このようなセメントをコンクリートに使用すると偽
凝結を起しやすい。この場合は、低温粉砕などの方式を
用い半水またはm型無水石膏に変化しないように注意し
なければならない。セメント中の803量は、初期水和
活性を抑制し施工可能時間を確保すること、初期強度の
増進およびブレーンの高いセメントであるので乾燥収縮
量を低減させる必要があること、などの理由により、そ
の下限値を3.0%とした。S03量の上限値は、その
添加量3.0〜9.0%の範囲では、得られるコンクリ
ートの圧縮強度が、添加量5.0%付近でピークを示し
、その後徐々に低下する傾向を示したので、セメントの
高粉末度および凝結の過遅延や異状膨張を起こさない範
囲をも考慮し、6.0%とした。セメントの粉末度(平
均ブレーン比表面積)については、その下限値を5.5
00cnf/ gとした。5.500caf/ g未満
であると得られるコンクリートの初期強度が劣り、1日
圧縮強度300kgf/ci以上の強度発現を安定して
得ることができない。安定した初期強度の発現を望むな
らば、平均ブレーン比表面積が6.000cnf/g以
上であることが好ましい。また、平均ブレーン比表面積
の上限値は、7,000cnf/ gである。
その理由は、ブレーン値を必要以上に高くすると、コン
クリートとした場合に所用のコンシスチンシーを得るた
めに必要な単位水量が多くなること、またコンクリート
に粘りが生じて施工性に支障を来すこと、および粉砕の
経済性が低下することなどである。
クリートとした場合に所用のコンシスチンシーを得るた
めに必要な単位水量が多くなること、またコンクリート
に粘りが生じて施工性に支障を来すこと、および粉砕の
経済性が低下することなどである。
本発明の超早強コンクリートは、上記のセメントを用い
て得られるものである。
て得られるものである。
本発明の超早強コンクリートは、通常−船釣に使用され
るコンクリート配合において超早強性の強度が得られる
ことに特徴がある。
るコンクリート配合において超早強性の強度が得られる
ことに特徴がある。
本発明の超早強コンクリートにおいて、その水セメント
比は30〜48%であり、好ましくは35〜48%であ
る。水セメント比を30%未満に下げると、得られるコ
ンクリートの粘性が大きくなり、施工が困難になり、ま
た単位セメント量も増大するので、得られるコンクリー
トの耐久性等を考慮すると望ましくない。上記の水セメ
ント比に対応し、単位セメント量は300〜500kg
f/m’となる。
比は30〜48%であり、好ましくは35〜48%であ
る。水セメント比を30%未満に下げると、得られるコ
ンクリートの粘性が大きくなり、施工が困難になり、ま
た単位セメント量も増大するので、得られるコンクリー
トの耐久性等を考慮すると望ましくない。上記の水セメ
ント比に対応し、単位セメント量は300〜500kg
f/m’となる。
このような単位セメント量を用いることにより、コンク
リートの乾燥収縮率が通常のコンクリートと同程度とな
り、十分な耐久性が確保される。
リートの乾燥収縮率が通常のコンクリートと同程度とな
り、十分な耐久性が確保される。
本発明の超早強コンクリートは、上記セメントおよび水
に加えて細骨材を含む骨材と、減水剤とを含むものであ
る。
に加えて細骨材を含む骨材と、減水剤とを含むものであ
る。
本発明に用いられる細骨材率は、使用されるセメントの
粉末度が高く、かつ、単位セメント量が比較的多いこと
から、通常のコンクリートより若干小さくてもよいが、
減水剤を、上記範囲内で多量に添加した場合、コンクリ
ートが流動化し分離気味の状態を示すので、この場合は
細骨材率を若干太き(したほうが好ましい。これらの理
由により細骨材率を35〜45%とした。
粉末度が高く、かつ、単位セメント量が比較的多いこと
から、通常のコンクリートより若干小さくてもよいが、
減水剤を、上記範囲内で多量に添加した場合、コンクリ
ートが流動化し分離気味の状態を示すので、この場合は
細骨材率を若干太き(したほうが好ましい。これらの理
由により細骨材率を35〜45%とした。
減水剤の添加量は0.5%未満であるとスランプが出に
くくなり、このため単位水量を多く必要とし、従って単
位セメント量も多くなり、これが発熱量、乾燥収縮量等
の増加につながり耐久性に不利になる。また3%をこえ
ると、スランプが減水剤や単位水量の多少の変化に変動
しやすく、またコンクリートに粘りが生じやすくなり施
工が困難になる。従って減水剤の含有量を0.5〜3.
0%とした。減水剤の種類としては、減水率が12%以
上のものなら特に制限はないが一般的に高性能減水剤ま
たは高性能AE減水剤と呼ばれているもの、例えば、 (1)ポリカルボン酸エーテル系、 (2)ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物等を主成
分とするもの、 などが挙げられる。これらの市販品としては、分類(1
)に対しては、日曹マスタービルダーズ■社製・商品名
(SP−8N)があり、分類(2)に対しては、花王■
社製・商品名(マイティ150)などがある。上記5P
−8Nは減水率が大きく、セメント量に対して1.0〜
1.5%程度添加すると施工可能時間も長く確保でき、
その凝結遅延性は標準養生の1日強度に何ら悪影響を及
ぼすことがない。
くくなり、このため単位水量を多く必要とし、従って単
位セメント量も多くなり、これが発熱量、乾燥収縮量等
の増加につながり耐久性に不利になる。また3%をこえ
ると、スランプが減水剤や単位水量の多少の変化に変動
しやすく、またコンクリートに粘りが生じやすくなり施
工が困難になる。従って減水剤の含有量を0.5〜3.
0%とした。減水剤の種類としては、減水率が12%以
上のものなら特に制限はないが一般的に高性能減水剤ま
たは高性能AE減水剤と呼ばれているもの、例えば、 (1)ポリカルボン酸エーテル系、 (2)ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物等を主成
分とするもの、 などが挙げられる。これらの市販品としては、分類(1
)に対しては、日曹マスタービルダーズ■社製・商品名
(SP−8N)があり、分類(2)に対しては、花王■
社製・商品名(マイティ150)などがある。上記5P
−8Nは減水率が大きく、セメント量に対して1.0〜
1.5%程度添加すると施工可能時間も長く確保でき、
その凝結遅延性は標準養生の1日強度に何ら悪影響を及
ぼすことがない。
その用途としては、舗装用コンクリート等に適する。ま
た、上記マイティ150は、セメント量に対して、1.
0〜2.5%添加しても空気の連行性が小さく、またコ
ンクリートの凝結遅延作用もないので、蒸気養生を施す
場合の前養生時間の短縮がはかれ、早期に強度が必要な
場合のコンクリート二次製品の製造に適する。
た、上記マイティ150は、セメント量に対して、1.
0〜2.5%添加しても空気の連行性が小さく、またコ
ンクリートの凝結遅延作用もないので、蒸気養生を施す
場合の前養生時間の短縮がはかれ、早期に強度が必要な
場合のコンクリート二次製品の製造に適する。
本発明の超早強コンクリートは、コンクリート二次製品
の製造に用いられたとき、前養生2時間、昇温速度20
℃/hrで55℃まで昇温し、その後すぐに降温して製
造されたとき、打込み後4時間30分の脱型強度は15
0kgf / am!以上を示す。従って、1日2サイ
クルの製造工程が十分に可能になる。よって本発明の超
早強コンクリートを用いることにより、人件費を含めコ
ストの大幅な削減と、製品の増産というメリットを期待
することができる。
の製造に用いられたとき、前養生2時間、昇温速度20
℃/hrで55℃まで昇温し、その後すぐに降温して製
造されたとき、打込み後4時間30分の脱型強度は15
0kgf / am!以上を示す。従って、1日2サイ
クルの製造工程が十分に可能になる。よって本発明の超
早強コンクリートを用いることにより、人件費を含めコ
ストの大幅な削減と、製品の増産というメリットを期待
することができる。
また、本発明の超早強コンクリートが急速施工、又は早
期供用を要する用途、例えば舗装コンクリートに用いら
れたとき、材令1日で圧縮強度300kgf/cff1
以上の発現があり、曲げ強度も45 kgf/cnt以
上は確保できるので、材令1日の早期供用が可能である
。
期供用を要する用途、例えば舗装コンクリートに用いら
れたとき、材令1日で圧縮強度300kgf/cff1
以上の発現があり、曲げ強度も45 kgf/cnt以
上は確保できるので、材令1日の早期供用が可能である
。
本発明を、下記実施例によって更に説明する。
本実施例に使用されたセメントの化学組成および物理的
性質を、それぞれ第1表および第2表に示す。
性質を、それぞれ第1表および第2表に示す。
以下余白
実施例1〜4および比較例1 (標準養生)実施例1〜
4および比較例1のそれぞれにおいて、第3表に記載さ
れている組成のコンクリート得られたコンクリートの強
度変化状況を第4表に示す。
4および比較例1のそれぞれにおいて、第3表に記載さ
れている組成のコンクリート得られたコンクリートの強
度変化状況を第4表に示す。
実施例5 (常圧蒸気養生)
第5表に記載されている組成によりコンクリートを成形
型に打込み、これに第1図記載の工程により常圧蒸気養
生を施した。
型に打込み、これに第1図記載の工程により常圧蒸気養
生を施した。
第1図に示された材令4.5時間における脱型強度■は
193kgf/cfllであり、材令6時間における脱
型強度■は392kgf/cdであった。
193kgf/cfllであり、材令6時間における脱
型強度■は392kgf/cdであった。
すなわち材令4〜6時間において150kgf/cd以
上の圧縮強度を示した。
上の圧縮強度を示した。
本発明のセメントを用い、通常の組成により得られる超
早強コンクリートは実施例1〜5により立証されている
ように、標準養生の場合材令24時間で約300kgf
/cj以上の圧縮強度を示し、常圧蒸気養生の場合材令
4〜6時間で150kgf / cnf以上の圧縮強度
を示すことができる。
早強コンクリートは実施例1〜5により立証されている
ように、標準養生の場合材令24時間で約300kgf
/cj以上の圧縮強度を示し、常圧蒸気養生の場合材令
4〜6時間で150kgf / cnf以上の圧縮強度
を示すことができる。
従って本発明は、急速施工、又は早期供用を必要とする
用途に適し、またコンクリート二次製品の生産速度を1
日2サイクル以上に向上させることを可能にするもので
ある。
用途に適し、またコンクリート二次製品の生産速度を1
日2サイクル以上に向上させることを可能にするもので
ある。
第1図は、コンクリート二次製品に適用される本発明の
超早強コンクリートの製造工程の一例を示すグラフであ
る。
超早強コンクリートの製造工程の一例を示すグラフであ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、早強性セメントクリンカーと、その重量に対し、S
O_3量に換算して3.0〜6.0%の石膏とを含む微
粉末であって、5,500〜7,000cm^2/gの
平均ブレーン比表面積を有することを特徴とする超早強
コンクリート用セメント。 2、請求項1に記載の超早強コンクリート用セメントと
、水と、細骨材と、粗骨材と、減水剤とを含み、単位セ
メント量が300〜500kg/m^3であり、水のセ
メントに対する重量比が30〜48%であり、細骨材率
が35〜45%であり、減水剤が12%以上の減水率を
有するものであって、その含有量が、セメント重量に対
し0.5〜3.0%であることを特徴とする超早強コン
クリート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22240090A JPH04104929A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 超早強コンクリート用セメントおよびその超早強コンクリート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22240090A JPH04104929A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 超早強コンクリート用セメントおよびその超早強コンクリート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104929A true JPH04104929A (ja) | 1992-04-07 |
Family
ID=16781783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22240090A Pending JPH04104929A (ja) | 1990-08-27 | 1990-08-27 | 超早強コンクリート用セメントおよびその超早強コンクリート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104929A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045379A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-12-04 | Sungeric International Inc. | Systematic method for making shotcrete and the like cementitious compositions and such compositions |
-
1990
- 1990-08-27 JP JP22240090A patent/JPH04104929A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997045379A1 (en) * | 1996-05-24 | 1997-12-04 | Sungeric International Inc. | Systematic method for making shotcrete and the like cementitious compositions and such compositions |
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