JPH04104419A - Sf↓6ガス遮断器 - Google Patents
Sf↓6ガス遮断器Info
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- JPH04104419A JPH04104419A JP2218184A JP21818490A JPH04104419A JP H04104419 A JPH04104419 A JP H04104419A JP 2218184 A JP2218184 A JP 2218184A JP 21818490 A JP21818490 A JP 21818490A JP H04104419 A JPH04104419 A JP H04104419A
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- insulating
- insulation
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Landscapes
- Circuit Breakers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明はSF6ガス遮断器に係り、特に電流遮断時に発
生するアークに対して吹伺けるS1?6ガスをMA縁ノ
ズルと絶縁カバーによって案内するSF、ガス遮断器に
関する。
生するアークに対して吹伺けるS1?6ガスをMA縁ノ
ズルと絶縁カバーによって案内するSF、ガス遮断器に
関する。
[従来の技術]
従来のこの種のガス遮断器は、開離可能な1対の接触子
の接触部を包囲すると共にスロート部を有する絶縁ノズ
ルを設け、接触子間の開離に伴って一方の接触子が」二
連のスロート部を抜けることにより、スロー1一部を介
して流れるガス流を形成し、このガス流によって接触子
間に発生したアークを消滅させるようにしている。
の接触部を包囲すると共にスロート部を有する絶縁ノズ
ルを設け、接触子間の開離に伴って一方の接触子が」二
連のスロート部を抜けることにより、スロー1一部を介
して流れるガス流を形成し、このガス流によって接触子
間に発生したアークを消滅させるようにしている。
また特開昭60−212923号公報に示されたガス遮
断器では、接触子と絶縁ノズルの間にはぼ円筒状の絶縁
カバーを設け、この絶縁カバーと絶縁ノズルの対向部に
形成したガス流路を吹付はガスが流れるように構成して
いる。
断器では、接触子と絶縁ノズルの間にはぼ円筒状の絶縁
カバーを設け、この絶縁カバーと絶縁ノズルの対向部に
形成したガス流路を吹付はガスが流れるように構成して
いる。
一般に絶縁ノズルは弗素樹脂から成るが、大電流遮断時
における高エネルギーのアークにさらされると、アーク
から発生したエネルギー線が絶縁ノズルの内部まで侵入
し、その表面のみならず内部にボイドやカーボンを生じ
させ絶縁性能を著しく低下させてしまうことが知られ、
これに対して特開昭51−21507号公報に示された
ガス遮断器では、弗素樹脂系絶縁物に窒化ホウ素粉末を
充填剤として含有し、この組成物の樹脂の融点における
組成物の光反射率が60%以上である絶縁ノズルが提案
されている。
における高エネルギーのアークにさらされると、アーク
から発生したエネルギー線が絶縁ノズルの内部まで侵入
し、その表面のみならず内部にボイドやカーボンを生じ
させ絶縁性能を著しく低下させてしまうことが知られ、
これに対して特開昭51−21507号公報に示された
ガス遮断器では、弗素樹脂系絶縁物に窒化ホウ素粉末を
充填剤として含有し、この組成物の樹脂の融点における
組成物の光反射率が60%以上である絶縁ノズルが提案
されている。
また特開昭63−119121号公報に示されたガス遮
断器では、窒化ホウ素0.3重量%〜1.0重量%が混
入された弗素樹脂から成る絶縁ノズルが提案されている
。
断器では、窒化ホウ素0.3重量%〜1.0重量%が混
入された弗素樹脂から成る絶縁ノズルが提案されている
。
[発明が解決しようとする課題]
上述したように従来のSF6ガス遮断器は、大電流遮断
時に発生するアークから出るエネルギー線の絶縁ノズル
内への侵入を遮断し、こうしてSF6ガス遮断器の遮断
性能を決定する一つの重要な因子を保護することができ
るが、絶縁カバーについては遮断性能上余り重要視され
ずにいた。
時に発生するアークから出るエネルギー線の絶縁ノズル
内への侵入を遮断し、こうしてSF6ガス遮断器の遮断
性能を決定する一つの重要な因子を保護することができ
るが、絶縁カバーについては遮断性能上余り重要視され
ずにいた。
しかしながら、−遮断点当りの遮断容量が増大すると、
絶縁カバーにおいてもアークのエネルギー線の侵入によ
るボイドやカーボンの発生が問題となり、遮断性能を低
下させてしまう。特に絶縁カバー内にカーボンが発生す
ると、この絶縁カバーは可動接触子の近傍に配置されて
いるため、発生したカーボンは可動接触子の対向側先端
部の電位分布を乱し、これによって遮断性能を低下させ
てしまう。しかも、絶縁カバーで発生したカーボンが絶
縁ノズルの内面に付着して絶縁特性を低下させたり、絶
縁カバーで発生したボイドが絶縁ノズルの内面形状によ
ってほぼ決まる吹付はガス流に悪影響を与えて、こうし
て絶縁カバーを設けたために、絶縁ノズルだけの場合よ
りも遮断性能を低下させてしまうことが分かった。
絶縁カバーにおいてもアークのエネルギー線の侵入によ
るボイドやカーボンの発生が問題となり、遮断性能を低
下させてしまう。特に絶縁カバー内にカーボンが発生す
ると、この絶縁カバーは可動接触子の近傍に配置されて
いるため、発生したカーボンは可動接触子の対向側先端
部の電位分布を乱し、これによって遮断性能を低下させ
てしまう。しかも、絶縁カバーで発生したカーボンが絶
縁ノズルの内面に付着して絶縁特性を低下させたり、絶
縁カバーで発生したボイドが絶縁ノズルの内面形状によ
ってほぼ決まる吹付はガス流に悪影響を与えて、こうし
て絶縁カバーを設けたために、絶縁ノズルだけの場合よ
りも遮断性能を低下させてしまうことが分かった。
本発明の目的とするところは、遮断性能を向上した絶縁
カバーを有するSF6ガス遮断器を提供するにある。
カバーを有するSF6ガス遮断器を提供するにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記目的を達成するために、f、lノズルと可
動接触子間に設けられて絶縁ノズルとの対向部にガス流
通路を形成する絶縁カバーを設け、この絶縁カバーは、
弗素樹脂に窒化ホウ素粉末を充填剤として含有した絶縁
物から成ることを特徴とする。
動接触子間に設けられて絶縁ノズルとの対向部にガス流
通路を形成する絶縁カバーを設け、この絶縁カバーは、
弗素樹脂に窒化ホウ素粉末を充填剤として含有した絶縁
物から成ることを特徴とする。
[作用]
本発明によるSF6ガス遮断器は上述の如き構成である
から、絶縁カバーは、接触子間の開離に伴って発生した
アークのエネルギー線の侵入を阻止してアークエネルギ
ーの吸収を制限することができ、従って、絶縁カバー内
でのカーボン化やボイドの発生を抑制でき、可動接触子
の対向側先端部での電位分布や吹付はガス流を乱すこと
なく遮断性能の向上を図ることができる。
から、絶縁カバーは、接触子間の開離に伴って発生した
アークのエネルギー線の侵入を阻止してアークエネルギ
ーの吸収を制限することができ、従って、絶縁カバー内
でのカーボン化やボイドの発生を抑制でき、可動接触子
の対向側先端部での電位分布や吹付はガス流を乱すこと
なく遮断性能の向上を図ることができる。
[実施例]
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第2図は本発明の一実施例によるSF6ガス遮断器を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
SF6ガス10を充填したガスタンク6内には、絶縁支
持物11.12によって遮断部がガスタンク6から電気
的に絶縁されて支持されている。遮断部は、主に可動接
触子3と、固定接触子4と、これら面接触子3,4の接
触部を包囲する絶縁ノズル1と、この#!縁ノズル1と
可動接触子3間に配置した絶縁カバー2と、ガス圧縮装
置5等から成っている。固定接触子4は導体13を介し
て絶縁支持物11によって支持され、一方、絶縁支持物
12はガス圧縮装置のビス1ヘン14を支持し、このピ
ストン14に対して可摺動的に嵌合したバッファシリン
ダ15に、可動接触子3、v!A縁カバカバー2mノズ
ル1等が取付けられている。バッファシリンダ15の中
心軸15aは絶縁ロッド9を介して図示しない操作装置
に連結されている。
持物11.12によって遮断部がガスタンク6から電気
的に絶縁されて支持されている。遮断部は、主に可動接
触子3と、固定接触子4と、これら面接触子3,4の接
触部を包囲する絶縁ノズル1と、この#!縁ノズル1と
可動接触子3間に配置した絶縁カバー2と、ガス圧縮装
置5等から成っている。固定接触子4は導体13を介し
て絶縁支持物11によって支持され、一方、絶縁支持物
12はガス圧縮装置のビス1ヘン14を支持し、このピ
ストン14に対して可摺動的に嵌合したバッファシリン
ダ15に、可動接触子3、v!A縁カバカバー2mノズ
ル1等が取付けられている。バッファシリンダ15の中
心軸15aは絶縁ロッド9を介して図示しない操作装置
に連結されている。
遮断部の要部詳細を第1図に示しており、可動接触子3
を包囲してバッファシリンダ15に取付けた19カバー
2は、弗素樹脂、例えは四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ
素粉末を充填剤として含有した絶縁物から成る。また、
絶縁カバー2の外側に所定の対向距離をもって配置され
てパツファシリンタ15に取付けた絶縁ノズル]は、弗
素樹脂、例えば四弗化エチレン樹脂から成る絶縁物、あ
るいは弗化樹脂に無機充填剤を含有した絶縁物、例えば
四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ素粉末を充填剤として含
有した絶縁物から成る。後者の絶縁物から絶縁ノズル1
を構成する場合、窒化ホウ素粉末の含有率は、l@縁内
カバー2窒化ホウ素粉末の含有率の同等以下としている
。
を包囲してバッファシリンダ15に取付けた19カバー
2は、弗素樹脂、例えは四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ
素粉末を充填剤として含有した絶縁物から成る。また、
絶縁カバー2の外側に所定の対向距離をもって配置され
てパツファシリンタ15に取付けた絶縁ノズル]は、弗
素樹脂、例えば四弗化エチレン樹脂から成る絶縁物、あ
るいは弗化樹脂に無機充填剤を含有した絶縁物、例えば
四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ素粉末を充填剤として含
有した絶縁物から成る。後者の絶縁物から絶縁ノズル1
を構成する場合、窒化ホウ素粉末の含有率は、l@縁内
カバー2窒化ホウ素粉末の含有率の同等以下としている
。
更に絶縁ノズル1と絶縁カバー2との対向部には6ガス
圧縮装置5からのガスの流通路16が形成されるが、そ
の」1流側端から下流側端を見ると、ガス流通路16の
断面積の変化率がほぼ一定あるいは微小となるよう両者
の対向部の形状と位置が設定されている。これによって
ガス流通路16における圧縮損失および膨張損失が抑え
られる。
圧縮装置5からのガスの流通路16が形成されるが、そ
の」1流側端から下流側端を見ると、ガス流通路16の
断面積の変化率がほぼ一定あるいは微小となるよう両者
の対向部の形状と位置が設定されている。これによって
ガス流通路16における圧縮損失および膨張損失が抑え
られる。
ここで、第3図乃至第5図を用いて第1図に示したSF
6ガス遮断器の電流遮断動作についい簡単に説明する。
6ガス遮断器の電流遮断動作についい簡単に説明する。
第3図は投入状態を示しており、可動接触子3は固定接
触子4と接触している。面接触子3,4の接触部はf(
!!縁カバー2と18ノズル1によって包囲されている
。遮断動作はこの状態から図示しない操作装置により絶
縁ロッド9を介して可動接触子3側を図示の右方へ屏動
して行なう。
触子4と接触している。面接触子3,4の接触部はf(
!!縁カバー2と18ノズル1によって包囲されている
。遮断動作はこの状態から図示しない操作装置により絶
縁ロッド9を介して可動接触子3側を図示の右方へ屏動
して行なう。
この遮断動作に関連して第4図に示すように、ガス圧縮
装置5が作動してバッファシリンダ15内のSF6ガス
を圧縮し、この圧縮したSF6ガスをガス流通路46を
通して接触j’−3,4間の開離によって発生したアー
ク7に吹付ける。
装置5が作動してバッファシリンダ15内のSF6ガス
を圧縮し、この圧縮したSF6ガスをガス流通路46を
通して接触j’−3,4間の開離によって発生したアー
ク7に吹付ける。
第5図に示すように絶縁ノズル1のスロート部が固定接
触子4から抜は出ると、ガス流通路16およびスロート
部を介して流れるSF、ガスの強力な吹付けが行なわれ
、これによってアークは消滅されて遮断状態となる。
触子4から抜は出ると、ガス流通路16およびスロート
部を介して流れるSF、ガスの強力な吹付けが行なわれ
、これによってアークは消滅されて遮断状態となる。
この遮断動作において、絶縁カバー2はアークにさらさ
れることになるが、前述したように四弗化エチレン樹脂
に窒化ホウ素粉末を充填剤として含有した絶縁物から成
っているため、アークにさらされても絶縁カバー2の表
面は勿論のこと、その内部てボイドの発生やカーボンの
発生が阻11−.される。特にカーホンの発生が阻止さ
れるため、第5図の如くアーク消滅後に接触子3,4間
に高い回復電圧が印加されても、従来のように可動接触
子3における固定接触子4との対向側先端部の電位分布
を乱すことがなく、従って高い耐圧が得られて遮断性能
が向上する。また絶縁カバー2はホイI・の発生が阻止
されるため、吹付はガス流が乱されることがないので、
これによっても遮断性能を向」ニさせることができる。
れることになるが、前述したように四弗化エチレン樹脂
に窒化ホウ素粉末を充填剤として含有した絶縁物から成
っているため、アークにさらされても絶縁カバー2の表
面は勿論のこと、その内部てボイドの発生やカーボンの
発生が阻11−.される。特にカーホンの発生が阻止さ
れるため、第5図の如くアーク消滅後に接触子3,4間
に高い回復電圧が印加されても、従来のように可動接触
子3における固定接触子4との対向側先端部の電位分布
を乱すことがなく、従って高い耐圧が得られて遮断性能
が向上する。また絶縁カバー2はホイI・の発生が阻止
されるため、吹付はガス流が乱されることがないので、
これによっても遮断性能を向」ニさせることができる。
しかも、従来のような絶縁カバー2を設けたものでは、
この絶縁カバー2に発生したボイドにより絶縁ノズル1
の内面形状によってほぼ定まる吹付はガス流が影響を受
けたり、絶縁カバー2から発生したカーボンが絶縁ノズ
ル1の内面に付着して、絶縁ノズル]のみを有する遮断
部よりも遮断性能が低下する危険かあるが、本実施例の
如き絶縁カバー2を用い乳ば、絶縁ノズルコ−の性能を
十分に発揮させるとともに、絶縁ノズル1と絶縁カバー
2によるガス流通路■6の整流作用を付加して、全体と
して優れた遮断性能のSF6ガス遮断器が得られる。ま
た絶縁ノズル]は四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ素粉末
を含有して成る場合、窒化ホウ素粉末の含有率か絶縁カ
バー2と同等もしくはそれ以下であるから、この含有率
が増加するに伴ってもろくなるのを防ぐことができ、従
って、その内面やスロー1〜部を所望の形状に保持させ
て多数回遮断においても安定した遮断性能を維持させる
ことができる。
この絶縁カバー2に発生したボイドにより絶縁ノズル1
の内面形状によってほぼ定まる吹付はガス流が影響を受
けたり、絶縁カバー2から発生したカーボンが絶縁ノズ
ル1の内面に付着して、絶縁ノズル]のみを有する遮断
部よりも遮断性能が低下する危険かあるが、本実施例の
如き絶縁カバー2を用い乳ば、絶縁ノズルコ−の性能を
十分に発揮させるとともに、絶縁ノズル1と絶縁カバー
2によるガス流通路■6の整流作用を付加して、全体と
して優れた遮断性能のSF6ガス遮断器が得られる。ま
た絶縁ノズル]は四弗化エチレン樹脂に窒化ホウ素粉末
を含有して成る場合、窒化ホウ素粉末の含有率か絶縁カ
バー2と同等もしくはそれ以下であるから、この含有率
が増加するに伴ってもろくなるのを防ぐことができ、従
って、その内面やスロー1〜部を所望の形状に保持させ
て多数回遮断においても安定した遮断性能を維持させる
ことができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明は、絶縁ノズルと接触子間に
配置されて絶縁ノズルとの間にガス流通路を形成する#
!A縁カバカバーけ、この絶縁カバーは弗素樹脂に窒化
ホウ素粉末を含有した絶縁物としたため、カーボンやボ
イド等の発生を防止すると共に、絶縁ノズルへの影響を
防ぎ両者の共働によって遮断性能を向」ニしたSF6ガ
ス遮断器が得ら九る。
配置されて絶縁ノズルとの間にガス流通路を形成する#
!A縁カバカバーけ、この絶縁カバーは弗素樹脂に窒化
ホウ素粉末を含有した絶縁物としたため、カーボンやボ
イド等の発生を防止すると共に、絶縁ノズルへの影響を
防ぎ両者の共働によって遮断性能を向」ニしたSF6ガ
ス遮断器が得ら九る。
第1図は本発明の一実施例によるSF6ガス遮断器の要
部を示す縦断面図、第2図はSF6ガス遮断器全体を示
す縦断面図、第3図乃至第5図は遮断動作を説明するそ
れぞれ異なる動作状態にある遮断部の縦断面図である。 1 ・・・絶縁ノズル、2・・絶縁カバー、3・可動接
触子、4・・・固定接触子、16・・・・・ガス流通路
。
部を示す縦断面図、第2図はSF6ガス遮断器全体を示
す縦断面図、第3図乃至第5図は遮断動作を説明するそ
れぞれ異なる動作状態にある遮断部の縦断面図である。 1 ・・・絶縁ノズル、2・・絶縁カバー、3・可動接
触子、4・・・固定接触子、16・・・・・ガス流通路
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、開離可能な1対の接触子と、これら接触子の接触部
を包囲して設けた絶縁ノズルと、この絶縁ノズルの内側
に対向して設けた絶縁カバーとを備え、上記両接触子間
の開離によつて発生したアークに対し、上記絶縁ノズル
と上記絶縁カバー間に形成したガス流通路を介して流れ
るSF_6ガスを吹付けて消弧を行なうSF_6ガス遮
断器において、上記絶縁カバーは、弗素樹脂に窒化ホウ
素粉末を充填剤として含有した絶縁物で成ることを特徴
とするSF_6ガス遮断器。 2、特許請求の範囲第1項において、上記弗素樹脂は四
弗化エチレン樹脂であることを特徴とするSF_6ガス
遮断器。 3、特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、上記絶
縁ノズルは、弗素樹脂に窒化ホウ素粉末を充填剤として
含有した絶縁物で成ると共に、上記絶縁ノズルにおける
窒化ホウ素粉末の含有率を上記絶縁カバーにおける窒化
ホウ素粉末の含有率に対して同等以下にしたことを特徴
とするSF_6ガス遮断器。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218184A JP2524655B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | Sf▲下6▼ガス遮断器 |
DE69113349T DE69113349T2 (de) | 1990-07-27 | 1991-07-11 | Gasisolierter Schalter mit Selbstbeblasung. |
AU80346/91A AU638851B2 (en) | 1990-07-27 | 1991-07-11 | Puffer type gas-insulated circuit breaker |
EP91111575A EP0468294B1 (en) | 1990-07-27 | 1991-07-11 | Puffer type gas-insulated circuit breaker |
EG45191A EG19234A (en) | 1990-07-27 | 1991-07-22 | Gas - insulated circuit breaker |
US07/735,838 US5231256A (en) | 1990-07-27 | 1991-07-25 | Puffer type gas-insulated circuit breaker |
KR1019910012885A KR0182773B1 (ko) | 1990-07-27 | 1991-07-26 | 푸퍼타입의 가스절연 회로차단기 |
SU5001231/07A RU2027243C1 (ru) | 1990-07-27 | 1991-07-26 | Выключатель с газовым изолятором |
CN91105151A CN1026371C (zh) | 1990-07-27 | 1991-07-27 | 喷气型气绝缘电流断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218184A JP2524655B2 (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | Sf▲下6▼ガス遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104419A true JPH04104419A (ja) | 1992-04-06 |
JP2524655B2 JP2524655B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=16715932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2218184A Expired - Lifetime JP2524655B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-08-21 | Sf▲下6▼ガス遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524655B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549826A (en) * | 1978-10-06 | 1980-04-10 | Hitachi Ltd | Buffer type gas breaker |
JPS5721507A (en) * | 1980-07-14 | 1982-02-04 | Nippon Ester Co Ltd | Cleaning method of spinneret apparatus |
JPS57168145U (ja) * | 1981-04-20 | 1982-10-22 | ||
JPS57210507A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-24 | Hitachi Ltd | Breaker |
JPS58108623A (ja) * | 1981-12-21 | 1983-06-28 | 株式会社東芝 | パツフア形ガスしや断器 |
JPS58152320A (ja) * | 1982-03-05 | 1983-09-09 | 三菱電機株式会社 | パツフア形ガス吹付けしや断器 |
JPS5933724A (ja) * | 1982-08-19 | 1984-02-23 | 三菱電機株式会社 | ガスしや断器 |
JPS63119121A (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-23 | 三菱電機株式会社 | 遮断器用絶縁ノズル |
-
1990
- 1990-08-21 JP JP2218184A patent/JP2524655B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (8)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2524655B2 (ja) | 1996-08-14 |
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