JPH04104188U - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
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- JPH04104188U JPH04104188U JP1255991U JP1255991U JPH04104188U JP H04104188 U JPH04104188 U JP H04104188U JP 1255991 U JP1255991 U JP 1255991U JP 1255991 U JP1255991 U JP 1255991U JP H04104188 U JPH04104188 U JP H04104188U
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- JP
- Japan
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- pressure
- switch
- plug
- relief valve
- pump
- Prior art date
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- Granted
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Landscapes
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リリーフバルブ1と圧力スイッチ2の構成部
品を共用化することにより、ベーンポンプの構成部品点
数を極力少なくして、ベーンポンプの小形化を図るこ
と。 【構成】 圧力スイッチのスイッチハウジング22にプ
ラグ部21を設け、該プラグ部21は、圧力スイッチ2
の受圧部23aがリリーフバルブ1の背圧室6に臨むよ
うに、ポンプハウジング3のねじ部3aにOリング25
を介在させて螺着されており、プラグ部21により背圧
室6を密封するリリーフバルブ2のプラグをも共用する
ようにした。
品を共用化することにより、ベーンポンプの構成部品点
数を極力少なくして、ベーンポンプの小形化を図るこ
と。 【構成】 圧力スイッチのスイッチハウジング22にプ
ラグ部21を設け、該プラグ部21は、圧力スイッチ2
の受圧部23aがリリーフバルブ1の背圧室6に臨むよ
うに、ポンプハウジング3のねじ部3aにOリング25
を介在させて螺着されており、プラグ部21により背圧
室6を密封するリリーフバルブ2のプラグをも共用する
ようにした。
Description
【0001】
本考案は、自動車のパワーステアリング装置等の液圧源として使用されるベー
ンポンプに係り、特に小形化が要求される軽自動車のパワーステアリング装置に
使用されるリリーフバルブ内臓型のベーンポンプの改良に関する。
【0002】
この種のベーンポンプのリリーフバルブは、その背圧がポンプ吐出圧の増大に
より所定以上に上昇したときにその圧力をバイパス路に逃すように構成されてい
る。また上記ベーンポンプには、アイドル運転時等の操舵操作におけるポンプの
負荷増大に伴い、エンジン出力を増大するために、アイドルアップ用の圧力スイ
ッチが設置されていて、その閉成により、エンジン制御系のコントローラに信号
を送り、アイドル回転を上昇させてポンプの出力を増大させるようにしている。
【0003】
そこで、従来軽自動車用のリリーフバルブ内臓型ベーンポンプの圧力スイッチ
は、普通車と異なって、ポンプ全体構造が小型であるためにポンプに内蔵するこ
とはしておらず、作動油の吐出配管上のいずれかに、圧力スイッチ設置用のねじ
孔やシール面を設けて、取付けるようにしていた。このため、圧力スイッチを内
蔵する普通自動車用のベーンポンプに比して、部品点数が多く大型化することと
なり、小形化が要求される軽自動車用ベーンポンプとしては逆行しているといわ
ざるを得ない。
【0004】
そこで、本考案の目的は、リリーフバルブ及び圧力スイッチの構成部品を共用
化することにより、ベーンポンプの構成部品点数を極力少なくして、ベーンポン
プの小形化を図ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のベーンポンプは、圧力スイッチのスイッチハウジングにプラグ部を設
け、このプラグ部を、前記圧力スイッチの受圧部がリリーフバルブの背圧室に臨
むようポンプハウジングに取付けて、前記リリーフバルブの背圧室を閉塞するプ
ラグを共用するように構成したことを特徴とする。
【0006】
かかる構成のもとに、圧力スイッチのベーンハウジング取付用プラグ部により
リリーフバルブの背圧室が閉塞されることとなり、圧力スイッチ取付用のねじ孔
やシール面を吐出配管等に別個に設ける必要がなくなるとともに、リリーフバル
ブのプラグを廃止することができ、ベーンポンプの小形化に寄与することとなる
。
【0007】
次に、本考案の実施例につき、図を用いて説明する。
【0008】
図1は、本考案によるベーンポンプの実施例を示す一部断面図、図2は一般的
な小型自動車用のベーンポンプの一部断面図を示す。
【0009】
図2において、ベーンポンプハウジング3には、弁孔4が形成されており、こ
の弁孔4内には、リリーフバルブ1が収容され、これにより弁孔4はリリーフ室
5および背圧室6に画成されており、リリーフ室5はリリーフ孔17を介してポ
ンプ吸入側に連通しており、背圧室6は吐出油通路7を介してポンプ吐出側に連
通している。また背圧室6の開口部6aはプラグ19を螺着することにより閉塞
されている。
【0010】
本考案の実施例では、図1に示すように、このように構成された一般的小型自
動車用のベーンポンプにおいて、前記プラグ19を螺着する背圧室6のねじ部6
bを利用して、プラグ兼用の圧力スイッチ2を挿着したものである。
【0011】
すなわち、図1において、1はポンプハウジング3に形成された弁孔4に収容
されたリリーフバルブで、このリリーフバルブ1は、弁孔4をリリーフ室5と背
圧室6とに区画している。そして、リリーフバルブ1は、弁孔4の背圧室6側に
配した栓体11と、該栓体11のオリフィス12の開口部12aを開閉するボー
ル弁等のバルブ体13と、該バルブ体13を支持するリテーナ14と、該リテー
ナ14を介して前記バルブ体13を閉弁方向に付勢するコイルスプリング15と
から構成する。背圧室6には、前記ポンプハウジング3に形成した吐出油通路7
を介してポンプ吐出側圧力が導入され、リリーフバルブ1に背圧を加えている。
この背圧は、オリフィス12を通じてバルブ体13をリテーナ14に押し付けて
いるが、操舵系からの入力により逆に吐出圧側の圧力が高くなり、その圧力が所
定値を越えるとコイルスプリング15の付勢力に打ち勝ってバルブ体13を介し
てリテーナ14を図示左方に移動させ、背圧室6の高圧液をオリフィス12から
流出してリリーフ孔17を通じて図示しないバイパス路に排出させて、ポンプ吸
入側に還流させ、リリーフ作用を行うようになっている。
【0012】
2は、エンジンのアイドルアップ用の圧力スイッチで、前記ポンプハウジング
3に形成した背圧室6の内周に設けたねじ部3aに螺着するプラグ部21を有す
るスイッチハウジング22と、このスイッチハウジング22内に収容された圧力
検出機構23とこの圧力検出機構23の作動により開閉するスイッチ機構24よ
り構成している。
【0013】
前記スイッチハウジング22のプラグ部21は、ポンプハウジング3のねじ部
3aにOリング25を介在させて螺着されており、背圧室6を密封するリリーフ
バルブ2のプラグをも共用している。プラグ部21のポンプハウジング3のねじ
部3aへの螺着は、ナット27で緩み止めされている。
【0014】
前記圧力検出機構23は、背圧室6に導入された吐出圧を直接受圧するゴム製
の受圧部23aとこの受圧部23aが受けた吐出圧を前記スイッチ機構24に伝
達するプッシュロッド23bとより構成されている。
【0015】
また、前記スイッチ機構24は、前記圧力検出機構23のプッシュロッド23
bによりスイッチハウジング22内を摺動する可動片24aと、エンジン制御系
のコントローラに信号を送るリード線26側に接続している固定片24bと、前
記可動片24aを固定片24bより常時は開成させるように付勢するスプリング
24cとにより構成する。そして、吐出油通路7より導入される吐出圧が一定圧
以上を越えると、この吐出圧を受圧部23aが受けて、プッシュロッド23bを
介して可動片24aをスプリング24cに抗して摺動させ、固定片23bと閉成
して、エンジン制御系のコントローラにリード線26を介して信号を送出するよ
うになっている。
【0016】
本実施例においては、スイッチハウジング22のプラグ部21は、ポンプハウ
ジング3のねじ部3aにOリング25を介在させて螺着されており、背圧室6を
密封するリリーフバルブ2のプラグをも共用していることによって、リリーフバ
ルブ2のプラグを廃止することができ、しかも、従来のような圧力スイッチを取
付けるために、別個に、作動油の吐出配管上のいずれかに、圧力スイッチ設置用
のねじ孔やシール面を設ける等の必要がなくなり、このために部品点数を最小限
に抑えることができるとともに、ベーンポンプ全体構造を小形化でき、特に小形
化が要求される軽自動車用ベーンポンプとして好都合なものとなる。
【0017】
本考案によるベーンポンプは、圧力スイッチのスイッチハウジングにプラグ部
を設け、このプラグ部を前記圧力スイッチの受圧部がリリーフバルブの背圧室に
臨むようポンプハウジングに取付けて、ポンプハウジングに形成したリリーフバ
ルブの背圧室を閉塞するリリーフバルブのプラグと共用して構成するようにした
ものであり、リリーフバルブのプラグを廃止することができるとともに、従来の
ような圧力スイッチを取付けるために、別個に、作動油の吐出配管上のいずれか
に、圧力スイッチ設置用のねじ孔やシール面を設ける等の必要がなくなり、この
ために部品点数を少なくすることができ、ベーンポンプ全体構造を小形化し、特
に小形化が要求される軽自動車用ベーンポンプとして好都合なものとなる。
【図1】本考案によるベーンポンプの一部断面図であ
る。
る。
【図2】一般的な小型自動車用ベーンポンプの一部断面
図である。
図である。
1 リリーフバルブ
2 圧力スイッチ
3 ポンプハウジング
6 背圧室
21 プラグ部
22 スイッチハウジング
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力スイッチのスイッチハウジングにプ
ラグ部を設け、このプラグ部を、前記圧力スイッチの受
圧部がリリーフバルブの背圧室に臨むようポンプハウジ
ングに取付けて、前記リリーフバルブの背圧室を閉塞す
るプラグを共用するように構成したことを特徴とするベ
ーンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255991U JP2536063Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1255991U JP2536063Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ベーンポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104188U true JPH04104188U (ja) | 1992-09-08 |
JP2536063Y2 JP2536063Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=31746561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1255991U Expired - Lifetime JP2536063Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536063Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1255991U patent/JP2536063Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2536063Y2 (ja) | 1997-05-21 |
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