JPH04103990A - トンネル型抵抗炉 - Google Patents
トンネル型抵抗炉Info
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- JPH04103990A JPH04103990A JP22012490A JP22012490A JPH04103990A JP H04103990 A JPH04103990 A JP H04103990A JP 22012490 A JP22012490 A JP 22012490A JP 22012490 A JP22012490 A JP 22012490A JP H04103990 A JPH04103990 A JP H04103990A
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Landscapes
- Tunnel Furnaces (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は多段に積んだ匣鉢に入った処理品から発熱体に
有害な揮発物が発生するような用途に用いられるトンネ
ル型抵抗炉に関する。
有害な揮発物が発生するような用途に用いられるトンネ
ル型抵抗炉に関する。
従来、トンネル型抵抗炉は一般に、処理品の進行方向に
向かって直角方向に、炉室内の上部、下部に水平に発熱
体を装備されている。このような構造の抵抗炉では、処
理物から発生する揮発物が炉室内に拡散され、上部や下
部に設置された発熱体が損傷され著しく短寿命となり大
きな問題となっていた。
向かって直角方向に、炉室内の上部、下部に水平に発熱
体を装備されている。このような構造の抵抗炉では、処
理物から発生する揮発物が炉室内に拡散され、上部や下
部に設置された発熱体が損傷され著しく短寿命となり大
きな問題となっていた。
上記の問題の対策としては、セラミック質のマツフルを
用いて、処理品を覆って加熱する方法がある。しかしマ
ツフルを用いた場合、炉の構造が複雑になり、消費電力
が大きくなるなどの問題点があるだけでなく、トンネル
型抵抗炉は比較的大型炉であるため、マツフル自体が大
きくなり製作が困難なので実用的といえない。更に、マ
ツフルのすき間から、揮発物がもれ、発熱体を損傷する
こともあった。
用いて、処理品を覆って加熱する方法がある。しかしマ
ツフルを用いた場合、炉の構造が複雑になり、消費電力
が大きくなるなどの問題点があるだけでなく、トンネル
型抵抗炉は比較的大型炉であるため、マツフル自体が大
きくなり製作が困難なので実用的といえない。更に、マ
ツフルのすき間から、揮発物がもれ、発熱体を損傷する
こともあった。
上記してきたように、特に大きなトンネル型抵抗炉の場
合、マツフル方式では、問題が多く実用的といえず、発
熱体の損傷が大きな問題点となっていた。このため、発
熱体の材質の検討、コーティングなどの対応も検討され
たが、本質的な対策とはならなかった。
合、マツフル方式では、問題が多く実用的といえず、発
熱体の損傷が大きな問題点となっていた。このため、発
熱体の材質の検討、コーティングなどの対応も検討され
たが、本質的な対策とはならなかった。
本発明の目的は、トンネル型抵抗炉の炉室構造を改良し
、揮発物が発熱体に直接触れることを防ぐことにより、
発熱体の長寿命を図るものである。
、揮発物が発熱体に直接触れることを防ぐことにより、
発熱体の長寿命を図るものである。
すなわち、本発明のトンネル型抵抗炉は、処理品が炉内
を通過する炉室と発熱体が設置されている発熱体室を耐
火材料で仕切って分離し、該発熱体室に空気または中性
ガスを送入することにより炉室より圧力を高くしたこと
を特徴とする。
を通過する炉室と発熱体が設置されている発熱体室を耐
火材料で仕切って分離し、該発熱体室に空気または中性
ガスを送入することにより炉室より圧力を高くしたこと
を特徴とする。
本発明において、下部の仕切り耐火材は、炉床板も兼ね
ることが可能である。また、発熱体室を正圧にしたこと
により、処理品からの揮発物が発熱体室に浸入せず、発
熱体室に導入されたガスは、耐火材のすき間から炉室内
へ入り排出される。
ることが可能である。また、発熱体室を正圧にしたこと
により、処理品からの揮発物が発熱体室に浸入せず、発
熱体室に導入されたガスは、耐火材のすき間から炉室内
へ入り排出される。
本発明は、処理物から発生する揮発物が、水蒸気、有機
物のガス、塩基性ガス、酸性ガス、硫黄ガス、ハロゲン
化物などの場合適用される。
物のガス、塩基性ガス、酸性ガス、硫黄ガス、ハロゲン
化物などの場合適用される。
〔作用・構成〕
本発明を図面により説明する。第１図は、本発明に係る
一実施例の縦断面図で、第２図は横断面図である。すな
わち、トンネル型抵抗炉の構造は台板２に積載された匣
鉢１が連続的に炉室４を通過していくが、該炉室４と発
熱体３が設置されている発熱体室５との間に耐火材６で
仕切られている。更に該発熱体室５に炉外がら空気やガ
スを送入する導入パイプ７が設置され、排気筒８は炉室
より直接炉外へ排出されるように設置されている９尚、
下部の支柱煉瓦９にはガス通過用の孔がおいているもの
があり、上部はセパレータ煉瓦１０で又下部は孔のおい
ていない支柱煉瓦で各発熱体室が仕切られている。
一実施例の縦断面図で、第２図は横断面図である。すな
わち、トンネル型抵抗炉の構造は台板２に積載された匣
鉢１が連続的に炉室４を通過していくが、該炉室４と発
熱体３が設置されている発熱体室５との間に耐火材６で
仕切られている。更に該発熱体室５に炉外がら空気やガ
スを送入する導入パイプ７が設置され、排気筒８は炉室
より直接炉外へ排出されるように設置されている９尚、
下部の支柱煉瓦９にはガス通過用の孔がおいているもの
があり、上部はセパレータ煉瓦１０で又下部は孔のおい
ていない支柱煉瓦で各発熱体室が仕切られている。
上記の構造において、大気又はガスは導入パイプ７を通
って発熱体室５に入り、耐火材６のすき間より炉室４に
入り込み、匣鉢１内に処理品より発生した揮発物と一緒
になって、排気筒８を通って炉外に放出される。発熱体
室５は大気またはガスにて正圧となっているので、処理
物から発生した揮発物が発熱体室５に入り込む事はない
ため、発熱体と揮発物の接触を防ぎ、発熱体の寿命を長
くすることができる。
って発熱体室５に入り、耐火材６のすき間より炉室４に
入り込み、匣鉢１内に処理品より発生した揮発物と一緒
になって、排気筒８を通って炉外に放出される。発熱体
室５は大気またはガスにて正圧となっているので、処理
物から発生した揮発物が発熱体室５に入り込む事はない
ため、発熱体と揮発物の接触を防ぎ、発熱体の寿命を長
くすることができる。
本発明を実施例により説明する。第１図および第２図に
示したトンネル型抵抗炉において発熱体として炭化けい
素光熱体を用い、ステアタイト磁器の焼成を行った。ス
テアタイト磁器は天然原料に含まれている各種の不純物
により、８００〜１０００°Ｃでフッ化水素ガスや有機
物のガスが大量に発生する。このため、従来の仕切板が
なく発熱体付近へ中性ガスを導入しない構造の炉に比較
して、本実施例のものは発熱体の寿命が２倍となり大き
な効果を示した。
示したトンネル型抵抗炉において発熱体として炭化けい
素光熱体を用い、ステアタイト磁器の焼成を行った。ス
テアタイト磁器は天然原料に含まれている各種の不純物
により、８００〜１０００°Ｃでフッ化水素ガスや有機
物のガスが大量に発生する。このため、従来の仕切板が
なく発熱体付近へ中性ガスを導入しない構造の炉に比較
して、本実施例のものは発熱体の寿命が２倍となり大き
な効果を示した。
上述してきたように、本発明に係るトンネル型抵抗炉は
、処理物から発生する各種有害ガスが発熱体に損傷する
ような場合、炉室構造の改造により発熱体が直接該有害
ガスを触れることを防ぎ、発熱体の長寿命化が図れたも
ので、産業上の効果は大きい、特にマツフル方式の採用
できない大型炉の場合その効果は顕著である。
、処理物から発生する各種有害ガスが発熱体に損傷する
ような場合、炉室構造の改造により発熱体が直接該有害
ガスを触れることを防ぎ、発熱体の長寿命化が図れたも
ので、産業上の効果は大きい、特にマツフル方式の採用
できない大型炉の場合その効果は顕著である。
第１図は、本発明に係る一実施例の縦断面図で、第２図
は横断面図である。 １〜−−−−−一匣鉢 ３−−−−−−−一発熱体 ５・・−・−発熱体室 ７−・・・・・・・導入パイプ ９・−・−・・・支柱煉瓦
は横断面図である。 １〜−−−−−一匣鉢 ３−−−−−−−一発熱体 ５・・−・−発熱体室 ７−・・・・・・・導入パイプ ９・−・−・・・支柱煉瓦
Claims (1)
- 処理品が炉内を通過する炉室と発熱体が設置されてい
る発熱体室を耐火材料で仕切って分離し、該発熱体室に
、空気または中性ガスを送入することにより圧力を炉室
の圧力より高くしたことを特徴とするトンネル型抵抗炉
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22012490A JPH04103990A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | トンネル型抵抗炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22012490A JPH04103990A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | トンネル型抵抗炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103990A true JPH04103990A (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=16746290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22012490A Pending JPH04103990A (ja) | 1990-08-23 | 1990-08-23 | トンネル型抵抗炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04103990A (ja) |
-
1990
- 1990-08-23 JP JP22012490A patent/JPH04103990A/ja active Pending
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