JPH0410367A - 膜膜発電装置 - Google Patents

膜膜発電装置

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JPH0410367A
JPH0410367A JP10867490A JP10867490A JPH0410367A JP H0410367 A JPH0410367 A JP H0410367A JP 10867490 A JP10867490 A JP 10867490A JP 10867490 A JP10867490 A JP 10867490A JP H0410367 A JPH0410367 A JP H0410367A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、化学エネルギと電気エネルギを相互に高い効
率で転換しう得る薄型、軽量の電気化学的発電装置に関
する 本発明は、電解により固体高分子電解膜から水素等の燃
料ガスを発生する燃料発生装置と、その燃料ガスを受け
て発電する固体起電膜を有する燃料電池とを一体化した
発電装置である。
太陽光を光電池で受けて生ずる電力により走行する電気
自動車は、排ガスによる公害がなく省エネルギの見地か
ら注目されているが、太陽光照射がないときでも走行で
きるように積載している蓄電池が重く、且つかさばるの
で車のスタートダッシュが劣り、高速で走れず、長距離
を走れないという欠点がある。
また、コンピュータでは多くのメモリーが使用されてい
るが、突然の停電のときにメモリーの記憶が消去されぬ
ように非常用電源を備えなければならない。しかしその
電源は重くてかさばり、コンピュータ設置面積よりも広
い面積が必要であり高コストで取扱いも不便であった。
本発明はこれらの従来の問題を解消する画期的な発明で
ある。
第1図は本発明実施例を示し、固体高分子電解膜を有す
る燃料発生装置1と、固体起電膜を有する燃料電池2と
を密接して一体化した模膜発電装置の模式図である。
第2図も本発明実施例を示し、前記の燃料発生装置1と
燃料電池2の間に、その燃料ガスの吸排部3を設け、こ
れらを密接して一体化した模膜発電装置の模式図であり
、第3図に原理図として示す。燃料発生装置1は、固体
高分子電解膜4を有する電解槽5と、これに水6を導管
7で供給する水タンク8から成り、燃料電池2は固体起
電膜9を有する。電解膜4への通電により水6が水素1
0と酸素11に分解され、発生した水素は水素吸蔵合金
12で吸収され、放出され、酸素11又は空気13と共
に固体起電膜9に接して電力14が発生し、水15がド
レンとして排出される。
さらに第4図において具体的に示すと、電解膜4から発
生する水素を使用して発電する固体起電膜9を有する本
発明の発電装置は、太陽電池16が取付けられその電力
で走行する電気自動車に積載する。
電解膜4は次の構造式のカチオン交換膜から成る固体高
分子電解膜である。
CF=CFz+nCFz=CFz ス この電解膜の両側に、白金族の白金、又はロジウム、パ
ラジウム、ルテニウム、イリジウムなどの耐蝕性の触媒
金属で、薄膜状 ガス透過性の陽極17および陰極18
を被着する。
これら電極面には孔明金属板19、金網20、孔明金属
板21が圧接しており、陽極側の孔明板21の外側には
水室22を設ける。
自動車の屋根面等に展着した太陽電池16の電力は、導
線23から孔明板21から陽極17、陰極18に加えら
れる。これにより水室22から電解膜4に浸潤する水を
電気分解し、生成する酸素ガスは水室6内の水中を気泡
となって上昇しパイプ24から取出される。
電解膜の陰極側は発生する水素ガスで満たされる室25
があり、電解膜からは水がわづかに滲出するが、これは
ドレンパイプ26から排出する。
水室22内の水は電気分解により減少するので、水タン
ク8から水を導管7を通じて氷室に補充する。電解膜4
には純水が必要であるので、水タンク8底にイオン交換
樹脂層27を設け、通常の水道水を純水とする。従って
純水源として蒸留水は不要である。なお水タンク8は水
室6よりも高い位置として電解膜4への水は加圧するよ
うになっている。
電解液に接する孔明板19.21、金網20は白金鍍金
し、水室22は弗素樹脂などのプラスチックあるいはチ
タンなど耐蝕性の材質のものを使用する。
電解膜4による水素の発生量は、実験によれば、直径2
cmの場合、12V、2.5Aで12.59cc/分2
、OAで9.98cc/分、1.5Aで7.53cc/
分、1、OAで5.00cc/分、0.5Aで2.42
cc/分であった。
水素吸蔵合金の収容部3には、鉄とチタン、あるいは本
発明者が発明した鉄とチタンとニオブから成る水素吸蔵
合金12の粒子を充填し、両側は、電解膜面から滲出す
る水や燃料電池2で生成する水が合金12を濡らさない
ように膜28でおおわれている。この膜28は水は透さ
ないが、水素は通過させる多孔質の弗化樹脂などの材質
の膜であり、外側を多孔板29で支持して膜28を保護
する。
本発明の燃料電池2は、前記水素吸蔵合金からの水素と
、空気又は前記電解で得る酸素とを固体起電膜9により
化合させて電気エネルギーに転換し、水を生成する。
一般に燃料電池は、その燃料を使用する通常のエンジン
と比較すると、燃料の利用効率は高いが、コストが加成
り高くなる。本発明の燃料電池はこの従来の欠点を解消
するものである。
本発明実施例の燃料電池2は、第5図に示すようにガス
不透過性の基板31の上に白金の陽極32を設け、その
上にイオン伝導性でガスが透通ずる固体起電膜9を設け
、その上に白金のガス透通性の膜状陰極33を設ける。
膜9は低密度の7−A100Hから成る水酸化アルミニ
ュウムである。
これは、基板31の上に設けた電極32の上に、アルミ
ニュウムを50n va以下の厚さにスパッタリングし
て沸騰水中に入れ、アルミニュウムを水和酸化アルミニ
ュウムとし、その上に陰極33を形成する。
陰極側から水素と、空気又は酸素との混合気を膜9に供
給すると、陰陽両極間にほぼ1ポルトの電圧が生じて電
力を取出すことができる。
水素と空気の混合気では両極間に950+nν以上の電
圧が生じる。この電圧は第5図に示すように水素が50
%を超える空気では殆んど変わらない。
この第6図は、0 、2cm 2の膜9に白金の両極を
設け、水素50%、空気50%の混合気を常温で当てた
ときの特性を示すものである。。
白金の陰極のみをニッケルに変えると、これが陽極とな
って極性が反対となる。この場合、混合気が水素10%
、酸素90%から水素90%、酸素10%の範囲で電極
間電圧は一400±20mVであった。
白金の陽極のみをニッケルとすると極間電圧は混合気の
組織に影響され易くなり、混合気が水素10%、酸素9
0%で200mV 水素90%、酸素10%で600mVであった。
この極性は、ガスを水素からメタノールに代えても変る
。両極がいづれも白金で、メタノール蒸気と酸素ガスの
混合気では、極間電圧は620mV±20mVである。
燃料ガス、又は酸素のみでは電圧は殆ど発生しない。
本発明の燃料電池は薄くてきわめて軽くすることができ
、現在のところ電力密度はI KW/K gまで可能で
ある。
前記の固体起電膜9は、前記の固体高分子電解膜4に代
えてもほぼ同様な結果が得られる。
第4図に示すように燃料電池2の陰極面33に孔明板3
4を当てて保護し、金網35を介して水素吸蔵合金層の
多孔板29に接せしめる。燃料発生装置1、水素吸蔵合
金層3および燃料電池2は一体に合着してケース31に
収められる。
燃料発生装置lより発生する水素は水素吸蔵合金層12
に吸収され、放出されると燃料電池2により発電し、導
線36によりモータMに送って回転させ、これにより車
輪を回転させて走行させる。
水素吸蔵合金層12は燃料発生装置1の通電による発熱
と、燃料電池2の反応による発熱により加熱され、吸蔵
した水素ガスを放出しやすい状態であるが、この合金層
12中に水冷パイプ等を通して冷却し、且つ前記の水タ
ンク8による加圧により水素ガスを吸蔵させれば、自動
車が日陰に入って太陽電池16に光が当らず、従って電
解膜4で水素が発生しないときでも、水素吸蔵合金層に
吸蔵された水素を燃料電池へ放出して自動車を走行させ
ることができる。
光電池より電解膜4に定電流が供給されるように電気回
路を設けてもよい。この回路には整流用トランジスタな
どの発熱部品が設けられることもあるが、このような発
熱部品により、水室6に入る水を加熱すれば電解効率が
上げられる。
ドレン水は金網20や35の隙間をとおって流下し、水
タンク8に回収する。
電解膜4や固定起電膜9などは図示のように直立とし、
且つこれらの装置は支持体37により自動車の車体に直
接固定して振動を受けるようにすれば、水室22の酸素
泡などが脱去し易くなって化学反応が促進され、ドレン
水の排出をよくすることができる。
電解によりパイプ24より取出される酸素は乗員室内に
放出すれば乗員の眠気を防止することができる。あるい
は燃料電池2に供給することもできる。
第7図に示す本発明実施例は、燃料発生装置1と燃料電
池2を密接一体化したものに、その燃料を貯蔵する硬い
タンク又は軟いゴム風船様のタンク40を別に設けて接
続した模式図であり、これを第8図で具体的に示す。前
例の部品番号を使用した。
前例のごとく本装置を車載したとき、日陰などで電解膜
4からの水素発生がないときはタンク40中の水素を使
用して車を走行させる。
第9図に示す本発明実施例は燃料発生装置1と燃料電池
2を一体化したものに、別に設けたところの水素吸蔵合
金を収めたタンク50を接続した模式図でありこれを第
10図に具体的に示す。本例も前例のように日陰などで
水素発生がないときに車を走行させるものである。太陽
電池16の裏側には蓄熱材51が設けられ、太陽電池1
6が受けた太陽熱を蓄熱し、又、熱媒が流れるパイプ5
2を配設し、燃料発生装置1や燃料電池2の作動による
発熱をパイプ52により蓄熱材51に蓄積し、日陰に車
が入ればこの蓄熱された熱を熱媒が流れるパイプ53に
より、タンク50中に流すことにより水素を発生させて
燃料電池2に送り発電して、車を走行させることができ
る。
第11図は、燃料発生装置と燃料電池を一体としたユニ
ット60を複数個並列に接続した本発明実施例を示しミ
要求される装置の容量、能力に応じて、ユニットの数を
増減することによりすみやかに対応することができる。
第12図は、燃料発生装置1を水平に設け、燃料電池2
を縦方向に複数個並列した本発明実施例を示し、例えば
燃料発生装置lの面から出る水素が多数の燃料電池に直
接ふりかかるようになっている。
本発明の燃料電池はコンパクトで、従来の燃料電池のご
とく使用ガスや液状電極を分離し、十分に密封し、二つ
のガスの圧を調整するなどの複雑な技術が不要であるか
ら、きわめて簡単に製造でき安価である。
又、従来の燃料電池の電極は1.000″C程度としな
ければならないが、本発明の燃料電池は室温で良く、こ
れで、電力の供給がミリセカンドの早さで対応できると
いう利点がある。
第6図に示すように、NERNST則により電極電位は
ガス分圧の対数に相関し、最高の電位は、水和酸化アル
ミニュウムの膜に99%H2+1%0□の混合気を当て
たとき、又は前記電解膜4と同じものに99.9%H2
と0.1%02の混合気を当てたときに得られた。
本発明の燃料電池は低コストで小さく軽く、きわめて有
用な電池として新規な用途が得られるものである。
本発明は次のごとき著効を有するものである。
(1)0本発明は水で発電し蓄電する装置であるので、
安全で取扱容易である。
(2)、その装置は、従来の電気自動車に積載している
蓄電池よりも小型、軽量、高効率、ローコストである。
(3)、副生ずる酸素は室内環境を改善し、運転者の居
眠りを防止して安全運転に寄与する。
(4)、メタノール車、LPG車にも適用できる。
なお前記例の種々の変形はすべて本発明に含まれるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の側面略図 第2図は本発明第2実施例の側面略図 第3図は本発明第2実施例の縦断面略図第4図は本発明
第2実施例の縦断面図 第5図は本発明第2実施例の一部側面図第6図は本発明
第2実施例のグラフ 第7図は本発明第3実施例の側面略図 第8図は本発明第3実施例の側面図 第9図は本発明第4実施例の側面図 第10図は本発明第4実施例の側面図 第11図は本発明第5実施例の側面図 第12図は本発明第6実施例の側面図 4・・・・固体高分子電解膜 9・・・・固体起電膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  面体高分子電解膜から発生したガスを固体起電膜に供
    給する事を特徴とする膜膜発電装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142010U (ja) * 1974-09-24 1976-03-29

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JPS59163770A (ja) * 1983-03-07 1984-09-14 Japan Storage Battery Co Ltd 酸素の発生方法

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