JPH04103643U - 基板保持装置 - Google Patents

基板保持装置

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JPH04103643U
JPH04103643U JP1268491U JP1268491U JPH04103643U JP H04103643 U JPH04103643 U JP H04103643U JP 1268491 U JP1268491 U JP 1268491U JP 1268491 U JP1268491 U JP 1268491U JP H04103643 U JPH04103643 U JP H04103643U
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clamper
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arm
holding device
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JP1268491U
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JP2548041Y2 (ja
Inventor
茂久 田村
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日新電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板がクランパーに付着するのを防止するこ
とができるようにした基板保持装置を提供する。 【構成】 クランパー6の凹部6a内に、基板2の半径
方向に対してほぼ直交する軸18と、この軸18を支点
に回動可能なアーム20であってその先端部が基板2の
端部に当接可能なものと、このアーム20の先端部を弾
性的に押し下げるばね22とを設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばイオン注入装置、薄膜形成装置等に用いられるものであっ て、基板を保持する基板保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の基板保持装置の従来例を図4に示す。
【0003】 この基板保持装置は、基板(例えばウェーハ)2を載せるベース4と、基板2 の周縁部をベース4に対して押さえ付ける環状のクランパー6とを備えており、 このクランパー6を上下させてそれとベース4との間に基板2を挟んで保持する 構造をしている。
【0004】 ベース4には、複数本のクランパー軸10が上下動自在に貫通しており、それ らの上端部にクランパー6が取り付けられており、下端部に連結板14が取り付 けられている。各クランパー軸の周りには、各クランパー軸10およびクランパ ー6をベース4に向けて弾性的に押し下げるばね(例えば圧縮コイルばね)12 が設けられている。また、ベース4の表面には、基板2との間の熱伝導を良くす るためにラバー8が設けられている。
【0005】 上記のように保持された基板2に、クランパー6の開口部を通してイオンビー ムを照射する等して、基板2にイオン注入等の処理を施すことができる。処理後 は、クランパー6を上昇させて保持を解除することで、基板搬送手段(図示省略 )によって基板2を取り出すことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記基板保持装置においては、基板2の処理後等においてクランパ ー6を上昇させたときに、基板2がクランパー6に付着したまま持ち上がり、基 板2の取り出しに支障を来すことがあるという問題がある。この基板2の付着の 原因としては、イオン注入に伴う基板2のチャージアップ(帯電)によるクラン パー6への静電吸着や、基板2とクランパー6との接触面の汚れによる付着等が 挙げられる。
【0007】 ちなみにこのような問題は、基板2のサイズが小さくなるほど、その重さが軽 くなるので起こりやすくなる。
【0008】 そこでこの考案は、基板がクランパーに付着するのを防止することができるよ うにした基板保持装置を提供することを主たる目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案の基板保持装置は、前述したようなクラン パーに、基板の半径方向に対してほぼ直交する軸と、この軸を支点に回動可能な アームであってその先端部が基板の端部に当接可能なものと、このアームの先端 部を弾性的に押し下げるばねとを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
上記構成によれば、クランパーを上昇させる際に、ばねの力によってアームの 先端部が押し下げられ、これによって基板がクランパーから強制的に引き離され る。その結果、基板がクランパーに付着するのが防止される。
【0011】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例に係る基板保持装置を示す平面図である。図2は 、図1の線A−Aに沿う拡大断面図である。図3は、図2中のアーム周りを示す 平面図である。図4の従来例と同一または相当する部分には同一符号を付し、以 下においては当該従来例との相違点を主に説明する。
【0012】 この実施例においては、前述したようなクランパー6の下面側の4個所に凹部 6aを設け、その中に、ブラケット16に保持されたアーム20をそれぞれ収納 している。
【0013】 各ブラケット16は、図3に示すように平面形状がコ字状をしており、そこに 、基板2の半径方向に対してほぼ直交するように軸18が通されている。そして この軸18に、細長いアーム20が、矢印B(図2参照)のように回動可能に支 持されており、このようなものが、クランパー6の各凹部6a内に収納されてね じ24によって固定されている。
【0014】 各アーム20の先端部は、図2に示すように、基板2の端部に当接可能である 。また、クランパー6と各アーム20との間には、各アーム20の先端部を弾性 的に押し下げるばね(例えば圧縮コイルばね)22が設けられている。各ばね2 2は、この実施例では、アーム20の上面部に設けた凹部20a内に収納されて いる。
【0015】 図2に示すようにクランパー6を下げてそれとベース4との間に基板2を保持 した状態では、各アーム20の先端部は基板2によって押され、ばね22を圧縮 している。
【0016】 基板2に対する処理が終了する等してクランパー6を上昇させる際は、ばね2 2の力によって各アーム20の先端部が押し下げられ、これによって基板2がク ランパー6から強制的に引き離される。従って、静電気や汚れ等によって基板2 がクランパー6に付着することを防止することができる。
【0017】 基板2をクランパー6から引き離す力は、ばね22の強さ等によって調整する ことができる。また、上記のようなアーム20等は、基板2の周囲の複数個所に 設ける方が基板2の引き離しは容易になるが、1個所でもクランパー6から引き 離すと基板2は自重で比較的簡単に離脱するので、少なくとも1個所に設ければ 良い。
【0018】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、アームによって基板を強制的にクランパーか ら引き離すことができるので、基板がクランパーに付着するのを防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例に係る基板保持装置を示
す平面図である。
【図2】 図1の線A−Aに沿う拡大断面図である。
【図3】 図2中のアーム周りを示す平面図である。
【図4】 従来の基板保持装置の一例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
2 基板 4 ベース 6 クランパー 16 ブラケット 18 軸 20 アーム 22 ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を載せるベースと、基板の周縁部を
    ベースに対して押さえ付ける環状のクランパーとを備え
    る基板保持装置において、前記クランパーに、基板の半
    径方向に対してほぼ直交する軸と、この軸を支点に回動
    可能なアームであってその先端部が基板の端部に当接可
    能なものと、このアームの先端部を弾性的に押し下げる
    ばねとを設けたことを特徴とする基板保持装置。
JP1268491U 1991-02-13 1991-02-13 基板保持装置 Expired - Lifetime JP2548041Y2 (ja)

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JPH04103643U true JPH04103643U (ja) 1992-09-07
JP2548041Y2 JP2548041Y2 (ja) 1997-09-17

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117784A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Jeol Ltd 試料ホルダ及び試料取り付け取り外し治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011117784A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Jeol Ltd 試料ホルダ及び試料取り付け取り外し治具

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JP2548041Y2 (ja) 1997-09-17

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