JPH0410344A - 電子顕微鏡像情報読み取り装置 - Google Patents
電子顕微鏡像情報読み取り装置Info
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- JPH0410344A JPH0410344A JP2109751A JP10975190A JPH0410344A JP H0410344 A JPH0410344 A JP H0410344A JP 2109751 A JP2109751 A JP 2109751A JP 10975190 A JP10975190 A JP 10975190A JP H0410344 A JPH0410344 A JP H0410344A
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- dimensional sensor
- electron beam
- electron
- electron microscope
- reading device
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は蓄積性蛍光体シート等の2次元センサに記録し
た電子顕微鏡像情報の読み取り装置に関する。
た電子顕微鏡像情報の読み取り装置に関する。
ご従来の技術〕
従来の電子顕微鏡では、電子顕微鏡像の記録材料として
、写真フィルムの外に電子線エネルギを蓄積する蓄積性
螢光体シートなどの2次元センサが用いられている。、
2次元センサとは、電子線露出を受けたときのエネルギ
の少なくとも一部を一時的に蓄積し、後に外部から刺激
を与えるとM積しているエネルギの少なくとも一部を光
、電気、音などの検出可能な形態で放出する能力を持つ
材料からなるものである。このような2次元センサとし
ては、具体的には、例えば特開昭55−12429号、
同55−116040号、同55−163472号、同
56−11395号、同56−104545号公報など
に示される蓄積性螢光体シートが特に好適に用いられつ
る。即ち、ある種の螢光体に電子線などの放射線を照射
するとこの放射線のエネルギの一部がその螢光体に蓄積
され、その後螢光体に可視光などの励起光を照射すると
、蓄積されたエネルギに応じて螢光体が螢光(揮尽発光
)を示す。このような性質を示す蓄積性螢光体等を2次
元センサと言う。
、写真フィルムの外に電子線エネルギを蓄積する蓄積性
螢光体シートなどの2次元センサが用いられている。、
2次元センサとは、電子線露出を受けたときのエネルギ
の少なくとも一部を一時的に蓄積し、後に外部から刺激
を与えるとM積しているエネルギの少なくとも一部を光
、電気、音などの検出可能な形態で放出する能力を持つ
材料からなるものである。このような2次元センサとし
ては、具体的には、例えば特開昭55−12429号、
同55−116040号、同55−163472号、同
56−11395号、同56−104545号公報など
に示される蓄積性螢光体シートが特に好適に用いられつ
る。即ち、ある種の螢光体に電子線などの放射線を照射
するとこの放射線のエネルギの一部がその螢光体に蓄積
され、その後螢光体に可視光などの励起光を照射すると
、蓄積されたエネルギに応じて螢光体が螢光(揮尽発光
)を示す。このような性質を示す蓄積性螢光体等を2次
元センサと言う。
そこで2次元センサを記録媒体とし、試料を透過した電
子線(電子顕微鏡像)を真空状態で2次元センサに蓄積
記録し、次し)で第4図に示すようにレーザ光源102
からのレーザ光を偏向器104でX、Y方向に走査して
2次元センサ100にレーザ光101を照射することに
より蓄積されたエネルギを光として放出させ、この放出
光103をPMT 105で光電的に検出し、プリアン
プ106、計測器107で画像信号を得、試料の電子顕
微鏡像を再生することが行われている。
子線(電子顕微鏡像)を真空状態で2次元センサに蓄積
記録し、次し)で第4図に示すようにレーザ光源102
からのレーザ光を偏向器104でX、Y方向に走査して
2次元センサ100にレーザ光101を照射することに
より蓄積されたエネルギを光として放出させ、この放出
光103をPMT 105で光電的に検出し、プリアン
プ106、計測器107で画像信号を得、試料の電子顕
微鏡像を再生することが行われている。
ところで、2次元センサを用いて記録した場合に再生さ
れる画像の分解能は、−船釣には、蓄積されたエネルギ
を放出させるた島の照射光のビーム径によって決まる。
れる画像の分解能は、−船釣には、蓄積されたエネルギ
を放出させるた島の照射光のビーム径によって決まる。
ところが、照射光のビーム径が50μm以下になると、
照射光が蛍光体層の中で散乱して拡散してしまい、これ
以上分解能を向上させることができなくなっていた。
照射光が蛍光体層の中で散乱して拡散してしまい、これ
以上分解能を向上させることができなくなっていた。
本発明は上記課題を解決するためのもので、2次元セン
サの再生画像の分解能を向上させることができる電子顕
微鏡像情報読み取り装置を提供することを目的とする。
サの再生画像の分解能を向上させることができる電子顕
微鏡像情報読み取り装置を提供することを目的とする。
本発明は、電子顕微鏡像を記録した2次元センサの記録
情報読み取り装置において、2次元センサに電子線を収
束して照射する電子線照射手段と、電子線照射による2
次元センサからの放出光を光電的に検出する検出手段と
を備えたことを特徴とする。
情報読み取り装置において、2次元センサに電子線を収
束して照射する電子線照射手段と、電子線照射による2
次元センサからの放出光を光電的に検出する検出手段と
を備えたことを特徴とする。
本発明は、電子顕微鏡像を記録した2次元センサに電子
線を収束して照射し、このとき生ずる発光を光電的に検
出しており、2次元センサ内の電子の平均自由行程が非
常に短いために拡散が小さく、再生画像の分解能を飛躍
的に向上させることができる。
線を収束して照射し、このとき生ずる発光を光電的に検
出しており、2次元センサ内の電子の平均自由行程が非
常に短いために拡散が小さく、再生画像の分解能を飛躍
的に向上させることができる。
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の読み取り装置の一実施例を説明するた
めの図である。図中1は鏡体、2は電子銃、3は電子線
、4は収束レンズ、5は偏向コイル、6は2次元センサ
、7は放出光、8は検圧器、9はプリアンプ、10は計
測器、11はブラウン管、12は走査信号発生器、13
は偏向コイルである。図において、電子銃2、収束レン
ズ4、偏向コイル5.2次元センサ6、検出器8は真空
に保たれた鏡体5の中に保持されている。
めの図である。図中1は鏡体、2は電子銃、3は電子線
、4は収束レンズ、5は偏向コイル、6は2次元センサ
、7は放出光、8は検圧器、9はプリアンプ、10は計
測器、11はブラウン管、12は走査信号発生器、13
は偏向コイルである。図において、電子銃2、収束レン
ズ4、偏向コイル5.2次元センサ6、検出器8は真空
に保たれた鏡体5の中に保持されている。
本発明は、電子線またはX線により情報を記録した2次
元センサの読み取りに、従来のように光照射によらず、
電子線照射によって光放出が発生することを実験的に確
認したことに基づくものであり、二次元センサの中での
電子線の拡散は、平均自由行程が非常に短いために電子
線の加速電圧と螢光体の厚さにもよるが、はぼlOμm
JJ下であり、電子線を10μm以下に収束させること
は公知の技術で容易に達成できる。したがって、画像再
生の分解能を10μm程度とすることができる。
元センサの読み取りに、従来のように光照射によらず、
電子線照射によって光放出が発生することを実験的に確
認したことに基づくものであり、二次元センサの中での
電子線の拡散は、平均自由行程が非常に短いために電子
線の加速電圧と螢光体の厚さにもよるが、はぼlOμm
JJ下であり、電子線を10μm以下に収束させること
は公知の技術で容易に達成できる。したがって、画像再
生の分解能を10μm程度とすることができる。
次に、動作を説明すると、電子銃1から発射された電子
線2は収束レンズ3により2次元センサ6上に収束照射
され、この時走査信号発生器12から走査信号が与えら
れる偏向コイル5により収束電子線は2次元センサ6上
で2次元走査される。
線2は収束レンズ3により2次元センサ6上に収束照射
され、この時走査信号発生器12から走査信号が与えら
れる偏向コイル5により収束電子線は2次元センサ6上
で2次元走査される。
その結果、2次元センサに蓄積されたエネルギが光とし
て放出される。この放出光はPMT等からなる検出器8
で電気信号に変換され、プリアンプ9、計測器10を経
てブラウン管11に輝度信号として与えられる。ブラウ
ン管11の偏向コイル13には走査信号発生器12から
の走査信号が同時に加えられているので、ブラウン管上
には電子線の走査に同期して2次元画像が表示されるこ
とになる。このときの再生画像は10μm以下の分解能
を有するので、写真フィルムと同等かそれ以上の精細画
像が得られる。
て放出される。この放出光はPMT等からなる検出器8
で電気信号に変換され、プリアンプ9、計測器10を経
てブラウン管11に輝度信号として与えられる。ブラウ
ン管11の偏向コイル13には走査信号発生器12から
の走査信号が同時に加えられているので、ブラウン管上
には電子線の走査に同期して2次元画像が表示されるこ
とになる。このときの再生画像は10μm以下の分解能
を有するので、写真フィルムと同等かそれ以上の精細画
像が得られる。
なお、再生画像の表示手段としては、ブラウン管以外に
も画像プリンタによるハードコピーなど一般的な画像表
示装置のどれを用いてもよく、また検出信号をデジタル
信号に変換してデジタル画像としてコンピュータシステ
ムに人力し、さまざまな画像処理を施すことも可能であ
る。
も画像プリンタによるハードコピーなど一般的な画像表
示装置のどれを用いてもよく、また検出信号をデジタル
信号に変換してデジタル画像としてコンピュータシステ
ムに人力し、さまざまな画像処理を施すことも可能であ
る。
ところで、2次元センサを電子線で励起するためには2
次元センサを含む電子線の通路がすべて真空に保持され
ていなければならない。そのため、電子顕微鏡と読み取
り装置が別々な構成で配置されていると、電子顕微鏡で
露光した2次元センサを読み取り装置に装填した後、再
度読み取り装置内を真空にするための排気が必要であり
、この排気のだ約に1回当たり約10分程度かかってし
まう。そこで、読み取り装置全体を電子顕微鏡鏡体内に
統合配置すれば排気に要する時間を省略することができ
る。
次元センサを含む電子線の通路がすべて真空に保持され
ていなければならない。そのため、電子顕微鏡と読み取
り装置が別々な構成で配置されていると、電子顕微鏡で
露光した2次元センサを読み取り装置に装填した後、再
度読み取り装置内を真空にするための排気が必要であり
、この排気のだ約に1回当たり約10分程度かかってし
まう。そこで、読み取り装置全体を電子顕微鏡鏡体内に
統合配置すれば排気に要する時間を省略することができ
る。
第2図は読み取り装置全体を電子顕微鏡鏡体内に統合し
た本発明の他の実施例を説すするための図である。図中
、第1図と同一番号は同一内容を示している。Aは読み
取り装置、20はモニタ、Bは電子顕微鏡、21は電子
銃、22は電子線、23は電子顕微鏡レンズ系、24は
電子顕微鏡拡大レンズ系、25は試料、30は容器、3
0aは読み取りロール、31〜34は搬送機構、35は
方向転換機構、36は消去用光源、37は消去光である
。
た本発明の他の実施例を説すするための図である。図中
、第1図と同一番号は同一内容を示している。Aは読み
取り装置、20はモニタ、Bは電子顕微鏡、21は電子
銃、22は電子線、23は電子顕微鏡レンズ系、24は
電子顕微鏡拡大レンズ系、25は試料、30は容器、3
0aは読み取りロール、31〜34は搬送機構、35は
方向転換機構、36は消去用光源、37は消去光である
。
図において、Aは第1図に示した読み取り装置であり、
電子顕微鏡Bとともに鏡体1内に統合配置されている。
電子顕微鏡Bとともに鏡体1内に統合配置されている。
未露光の2次元センサ6は搬送機構34で搬送されて電
子顕微鏡Bにセットされる。
子顕微鏡Bにセットされる。
電子銃21からの電子線22はレンズ系23で集束され
て試料25に照射され、その透過像は拡大レンズ系24
により2次元センサ6に拡大投影され記録される。電子
顕微鏡Bで撮影された2次元センサは搬送機構31によ
って真空を保持したまま同一の真空中を移動し、読み取
り装置Aにセットされ、第1図で説明したと同様にして
読み取られ、その像はモニタ20に表示される。読み取
り装置Δで読み取りが完了した2次元センサ6は搬送機
構32で容器30に上側から格納される。格納された2
次元センサ6は必要に応じて容器30の底部に設けた取
り出しロール30aにより1枚ずつ取り出され、搬送機
構33で搬送され、方向転換機構35で後端を持ち上げ
て方向転換し、消去用光源36で消去光を十分照射して
残像の消去を行い、搬送機構34で電子顕微鏡Bの位置
へ搬送して再使用される。
て試料25に照射され、その透過像は拡大レンズ系24
により2次元センサ6に拡大投影され記録される。電子
顕微鏡Bで撮影された2次元センサは搬送機構31によ
って真空を保持したまま同一の真空中を移動し、読み取
り装置Aにセットされ、第1図で説明したと同様にして
読み取られ、その像はモニタ20に表示される。読み取
り装置Δで読み取りが完了した2次元センサ6は搬送機
構32で容器30に上側から格納される。格納された2
次元センサ6は必要に応じて容器30の底部に設けた取
り出しロール30aにより1枚ずつ取り出され、搬送機
構33で搬送され、方向転換機構35で後端を持ち上げ
て方向転換し、消去用光源36で消去光を十分照射して
残像の消去を行い、搬送機構34で電子顕微鏡Bの位置
へ搬送して再使用される。
このように、読み取り装置を電子顕微鏡と同−鏡体内に
配置することにより、読み取り毎に排気する必要がなく
なるので作業能率を向上させることができる。
配置することにより、読み取り毎に排気する必要がなく
なるので作業能率を向上させることができる。
ところで、第2図の装置においては電子顕微鏡のほかに
読取り装置専用の電子銃を必要とするため構造が複雑と
なる。そこで、電子顕微鏡と読み取り装置の電子銃とを
兼用すれば装置の構造を簡単化することができる。
読取り装置専用の電子銃を必要とするため構造が複雑と
なる。そこで、電子顕微鏡と読み取り装置の電子銃とを
兼用すれば装置の構造を簡単化することができる。
第3図は電子銃を兼用した本発明の他の実施例を示す図
である。図中、41は鏡体、42は電子銃、43は電子
線、44.45は収束レンズ、46は対物レンズ、47
は拡大レンズ、48は偏向コイル、49は試料、50は
試料ホルダ、51は試料出入機構、52は消去用光源、
53は消去用電源、54はシャッタ、55はシャッタ駆
動装置である。
である。図中、41は鏡体、42は電子銃、43は電子
線、44.45は収束レンズ、46は対物レンズ、47
は拡大レンズ、48は偏向コイル、49は試料、50は
試料ホルダ、51は試料出入機構、52は消去用光源、
53は消去用電源、54はシャッタ、55はシャッタ駆
動装置である。
本実施例においては電子線を用いた読み取り装置用の電
子銃と電子顕微鏡用の電子銃とを兼用とし、読み取り装
置の収束レンズ45、偏向コイル48は、電子顕微鏡の
収束レンズ44、対物レンズ46、拡大レンズ47の光
軸と同一の光軸を有するように配置されている。なお、
透過型電子顕微鏡はその鏡筒が長いので偏向コイル48
は電子顕微鏡拡大レンズ系の下側に設けるようにするこ
とが望ましい。また読み取りに必要なPMT8と消去用
光源52は電子顕微鏡の撮影位置にある2次元センサ6
の近くに配置される。さらに、試料49を電子線の経路
に出し入れすることができる試料ホルダ50とホルダを
駆動する駆動機構51、電子線を2次元センサの前で遮
るシャッタ54を配置する。
子銃と電子顕微鏡用の電子銃とを兼用とし、読み取り装
置の収束レンズ45、偏向コイル48は、電子顕微鏡の
収束レンズ44、対物レンズ46、拡大レンズ47の光
軸と同一の光軸を有するように配置されている。なお、
透過型電子顕微鏡はその鏡筒が長いので偏向コイル48
は電子顕微鏡拡大レンズ系の下側に設けるようにするこ
とが望ましい。また読み取りに必要なPMT8と消去用
光源52は電子顕微鏡の撮影位置にある2次元センサ6
の近くに配置される。さらに、試料49を電子線の経路
に出し入れすることができる試料ホルダ50とホルダを
駆動する駆動機構51、電子線を2次元センサの前で遮
るシャッタ54を配置する。
このような構成において、電子顕微鏡像を撮影する際に
は、電子顕微鏡の光軸上に試料49が挿入され、読み取
り用の収束レンズ45、偏向コイル48、PMT8、消
去用光源52はその電源が切られ動作を止めている。辱
の状態で、従来の方法により通常の電子顕微鏡像が2次
元センサ6に撮影される。次に、シャッタ54を閉じて
電子線露光を中止した後、試料49を光軸上から取り去
り、電子顕微鏡用の収束レンズ44、対物レンズ46、
拡大レンズ47の電源を切り動作を止める。
は、電子顕微鏡の光軸上に試料49が挿入され、読み取
り用の収束レンズ45、偏向コイル48、PMT8、消
去用光源52はその電源が切られ動作を止めている。辱
の状態で、従来の方法により通常の電子顕微鏡像が2次
元センサ6に撮影される。次に、シャッタ54を閉じて
電子線露光を中止した後、試料49を光軸上から取り去
り、電子顕微鏡用の収束レンズ44、対物レンズ46、
拡大レンズ47の電源を切り動作を止める。
次に、読み取り用の収束レンズ45、偏向コイル48、
PMT7の電源を入れ、シャッタ54を開いて読み取り
動作を開始させる。読み取りが完了した後、再度シャッ
タ54を閉じ読み取り用収束レンズ、偏向コイル、PM
Tの動作を止めた後、消去用光源52を点灯させ、2次
元センサに残っている残像を消去することにより、再度
撮影が可能となる。
PMT7の電源を入れ、シャッタ54を開いて読み取り
動作を開始させる。読み取りが完了した後、再度シャッ
タ54を閉じ読み取り用収束レンズ、偏向コイル、PM
Tの動作を止めた後、消去用光源52を点灯させ、2次
元センサに残っている残像を消去することにより、再度
撮影が可能となる。
このように、電子銃を兼用するとともに、読み取り装置
用の収束レンズ、偏向コイルの光軸を電子顕微鏡の光軸
に一致させることにより、装置構造を簡単化することが
できる。
用の収束レンズ、偏向コイルの光軸を電子顕微鏡の光軸
に一致させることにより、装置構造を簡単化することが
できる。
以上のように本発明によれば、2次元センサの画像再生
の励起を従来の照射光に代えて電子線により行うように
したので、螢光体内での電子の拡散が小さくなり、再生
画像の分解能を向上させることができる。また、電子線
を用いた読み出し装置と電子顕微鏡を同−鏡体内に統合
配置して電子顕微鏡と読み出し装置を同一の真空中で動
作させることにより、読み出しのたびに行っていた排気
を不要とすることができる。また電子顕微鏡の記録材料
を真空外に取り出す必要がなくなったので、電子顕微鏡
の撮影室の真空を破る必要がなく常に真空を保っておく
ことができ、電子顕微鏡の高真空化が達成できる。さら
に、電子線を用いた読み出し装置と電子顕微鏡の電子銃
を兼用するとともに、互いの光軸を同じにしたので2次
元センサを移動することなく撮影と読み出しの動作を行
うことができ、搬送機構が不要となり、装置の小型化、
簡単化を実現することが可能となる。
の励起を従来の照射光に代えて電子線により行うように
したので、螢光体内での電子の拡散が小さくなり、再生
画像の分解能を向上させることができる。また、電子線
を用いた読み出し装置と電子顕微鏡を同−鏡体内に統合
配置して電子顕微鏡と読み出し装置を同一の真空中で動
作させることにより、読み出しのたびに行っていた排気
を不要とすることができる。また電子顕微鏡の記録材料
を真空外に取り出す必要がなくなったので、電子顕微鏡
の撮影室の真空を破る必要がなく常に真空を保っておく
ことができ、電子顕微鏡の高真空化が達成できる。さら
に、電子線を用いた読み出し装置と電子顕微鏡の電子銃
を兼用するとともに、互いの光軸を同じにしたので2次
元センサを移動することなく撮影と読み出しの動作を行
うことができ、搬送機構が不要となり、装置の小型化、
簡単化を実現することが可能となる。
第1図は本発明の読み取り装置の一実施例を説明するた
めの図、第2図は読み取り装置と電子顕微鏡を同−鏡体
内に統合した本発明の他の実施例を示す図、第3図は電
子銃を兼用するようにした本発明の他の実施例を示す図
、第4図は従来の2次元センサの読み取りを説明するた
めの図である。 1・・・鏡体、2・・・電子銃、3・・・電子線、4・
・・収束レンズ、5・・・偏向コイル、6・・・2次元
センサ、7・・・放出光、8・・・検出器、9・・・プ
リアンプ、10・・・計測器、11・・・ブラウン管、
12・・・走査僧号発生器、13・・・偏向コイル。 第1図 8111WJ!! 人 日本電子株式会社代理人
弁理士 蛭 川 昌 慣(外7名)第 図 第 図 第 図
めの図、第2図は読み取り装置と電子顕微鏡を同−鏡体
内に統合した本発明の他の実施例を示す図、第3図は電
子銃を兼用するようにした本発明の他の実施例を示す図
、第4図は従来の2次元センサの読み取りを説明するた
めの図である。 1・・・鏡体、2・・・電子銃、3・・・電子線、4・
・・収束レンズ、5・・・偏向コイル、6・・・2次元
センサ、7・・・放出光、8・・・検出器、9・・・プ
リアンプ、10・・・計測器、11・・・ブラウン管、
12・・・走査僧号発生器、13・・・偏向コイル。 第1図 8111WJ!! 人 日本電子株式会社代理人
弁理士 蛭 川 昌 慣(外7名)第 図 第 図 第 図
Claims (3)
- (1)電子顕微鏡像を記録した2次元センサの記録情報
読み取り装置において、2次元センサに電子線を収束し
て照射する電子線照射手段と、電子線照射による2次元
センサからの放出光を光電的に検出する検出手段とを備
えたことを特徴とする電子顕微鏡像情報読み取り装置。 - (2)請求項1記載の装置において、電子線照射手段と
検出手段は電子顕微鏡と同一鏡体内に配置されているこ
とを特徴とする電子顕微鏡像情報読み取り装置。 - (3)請求項1記載の装置において、電子線照射手段は
、電子源として電子顕微鏡の電子銃を兼用するとともに
、電子顕微鏡の光軸と同じ光軸を有する読取り用収東レ
ンズおよび電子線偏向手段を有することを特徴とする電
子顕微鏡像情報読み取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109751A JPH0410344A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 電子顕微鏡像情報読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2109751A JPH0410344A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 電子顕微鏡像情報読み取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0410344A true JPH0410344A (ja) | 1992-01-14 |
Family
ID=14518330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2109751A Pending JPH0410344A (ja) | 1990-04-25 | 1990-04-25 | 電子顕微鏡像情報読み取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813371B2 (en) | 1999-12-24 | 2004-11-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | On-vehicle camera calibration device |
-
1990
- 1990-04-25 JP JP2109751A patent/JPH0410344A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6813371B2 (en) | 1999-12-24 | 2004-11-02 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | On-vehicle camera calibration device |
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