JPH04103343A - アーチエリー矢用引抜成形パイプ - Google Patents

アーチエリー矢用引抜成形パイプ

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JPH04103343A
JPH04103343A JP2221654A JP22165490A JPH04103343A JP H04103343 A JPH04103343 A JP H04103343A JP 2221654 A JP2221654 A JP 2221654A JP 22165490 A JP22165490 A JP 22165490A JP H04103343 A JPH04103343 A JP H04103343A
Authority
JP
Japan
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resin
pultrusion
archery
pipe
arrow
Prior art date
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Pending
Application number
JP2221654A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Sugimoto
杉本 幸信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なアーチエリー矢用引抜成形パイプに関す
る。
〔従来の技術〕
引抜成形パイプは未硬化の樹脂を含浸させた補強用繊維
糸条を加熱した金製に通して硬化させ賦形したパイプ状
成形品であ)、飛翔を目的としたパイプ、例えば和弓、
アーチエリ−などの矢やスポーツ用具のシャフト等広範
な分野に用いられている。
特にアーチエリ−は愛好者が近年急激な増加を見せてお
り、アーチエリ−の矢についてはそれまでのアルミ製の
ものに代ってより飛翔性がよく、命中率が高く、永久変
形のない軽(て丈夫なものが要求され、補強用繊維糸条
を樹脂で含浸、硬化させた引抜成形パイプ製品へと転換
されつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような樹脂製の引抜成形パイプ製品は、炭素繊維な
ど軽量で強靭な補強用繊維糸条が用いられるよう忙なっ
たことにより、アルミ#製品と比較して軽さ及び強靭性
につ込ては十分に満足しうる性能のものが得られてbる
が、引抜成形の様な長平方向に繊維を配列して成形する
場合における特有な問題として高真直度を有する成形品
が得難く、この解決策としてhろいろな検討がなされて
いるが未だ満足な結果が得られていない。
例えば特開昭63−45038号公報はこの問題を解決
する手段として、引抜成形品の製造の際撚をかけた補強
用繊維糸条を使用することを提案している。との場合撚
をかけることにより真直度そのものは向上し高真直度の
4のを得ることが可能となるが、製品の仕上げの際、軽
度の研磨を施した場合においても、成形パイプ表面に鳥
の別状のささくれや、モアレ模様などが現出し、機能的
にはよくて本製品外観の悪いものとなシ、商品品質上の
問題があることが指摘されている。
また引抜成形パイプ製品における未解決の問題として「
偏肉」がある。これはパイプ成形、硬化の際に芯材とし
て使用するマンドレルが、その自重の影響により、未硬
化状態パイプの内層を圧迫することにより生じる成形パ
イプの肉厚変動であり、通常の引抜成形による成形パイ
プ製品では不可避であり、例えば100本引抜いた内約
30本に偏肉が生じている。
このような偏肉祉当然のことながら矢の飛翔性に大きく
悪影響するので、アーチエリ−などの競技に訃いては、
矢として使用される成形パイプ製品には偏肉の大きな本
のは除外されることa■、その結果偏肉が大きいと歩留
が低下し該成形パイプのコスト高の原因となっている。
またアーチエリ−矢のようにハードな繰返使用を前提と
した商品に用いる場合の成形パイプ製品の強度は高けれ
ば高い稈よく強度向上の要望は大きい。
本発明はこのような欠点がなく強度的に4優れた引抜成
形パイプな提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明は補強用繊維糸条に樹脂を含浸、硬化させてなる
アーチエリー矢用引抜成形バイブにおいて真直度α3m
以内、偏肉0.05鴫以内、曲げ強度60 kg/m”
以上、潰し強度12ゆ以上であることを特徴とするアー
チエリ−矢用引抜成形パイプを要旨とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明の引抜成形バイブに用する補強用繊維糸条は、炭
素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ボロン繊維などの
他、強度や耐熱性等の要求性能を満足する有機繊維を用
いることも可能である。
補強用繊維糸条に含浸させて用する樹脂はエポキシ樹脂
、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂或いは
とれらを相互に混合した本のを用いることができる。引
抜成形の容易性については 不飽和ぼりエステル樹脂〉ビニルエステル樹脂〉エポキ
シ樹脂 曲げ強度、潰し強度九ついては エポキシ樹脂〉ビニルエステル樹脂〉不飽和ポリエステ
ル樹脂 を挙げることができる。
アーチエリ−矢において最も重視されるのは飛翔性であ
シ、成形パイプの真直度と偏肉がポイントとなる。アー
チエリ−の矢においては真直度がCLs■以内の本のが
要求されている。
本実W14の引抜成形パイプ製品は、偏肉(肉厚変動)
がα05箇以内のいわゆる無偏肉のものである。
本発明のアーチエリ−医用バイブ成形品は、アーチエリ
−矢としての強度についても次のような性能を有してい
る。
本発明の成形パイプの曲げ強度は、60kg/12以上
好適には80 kliT/wm”以上、また潰し強度は
12ゆ以上を有しており、アーチエリ−矢として使用し
た場合の的への激突時の衝撃に十分に耐えることができ
、従来品のように数回の使用で矢が損傷することがなく
なる。
本発明の成形パイプ製品の製造方法について説明する。
本発明の引抜成形パイプ製品を得る場合に使用する引抜
成形工程は、通常用いられてめる工程に準じて行えばよ
く、例えばクリルスタンドから引き出された補強用繊維
糸条を熱可塑性樹脂、または熱硬化性樹脂に含浸し、続
いて100〜200CK加熱さnたダイス内に、芯材(
マンドレル)の周囲を被覆するように供給し、補強用繊
維糸条と樹脂とを一体的に硬化成形させた後に前記成形
物をダイスの出口から引抜くことによりパイプ状成形物
が得られる。
この際、使用する補強用繊維糸条には5〜5T/Mの撚
糸した本のを用−ること及び補強用繊維糸条をダイスに
供給する場合の入射角を0〜50度の範囲とすることが
必要である。入射角が大きいと真直度、偏肉について悪
影響を与えるので小さb程理想的であるが、実際に装置
化する上では上記の範囲が適当である。
まだダイスによる加熱一体成形の後オーブンで再加熱を
実施し、硬化を完結させる。この後硬化は引抜成形硬化
と連続的に実施してもよく個別に実施してもよい。また
後硬化温度本ダイスの加熱温度と同一とすればよいが、
必要によシ若干変更してもよい。
この場合、補強用繊維糸条の撚糸数を3〜5T / M
とすることにより硬化成形後のパイプ表面を研磨した際
の外観が良好となるが、真直度が低下するという弊害を
生じる。
これに対し本発明では、補強用繊維糸条と一体的に硬化
成形させるマ) IJラックス脂に混入するフィラーの
部数を特定(低減)することによシこの弊害を解消する
ことができる。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
物性は次の方法によシ測定した。
「真直度」は供試サンプル(成形パイプ)の両端部を回
転できるように支持し、これを一回転したときの支持点
間の間隔を670■とした場合における最大の振れを■
単位で表示した。
「偏肉」は、引抜成形パイプの製造時に生ずるパイプの
肉厚変動であシ、成形パイプ断面の4点(0度、90度
、180度、270度)における肉厚の差の絶対値を一
単位で表した。
α0.05mmを越えるものを有偏肉としている。
例えばパイプ断面の0度の位置の肉厚が170冒、90
度の位置の肉厚が172■、180度の位置の肉厚が1
71■、270度の位置の肉厚が(16?■の場合は、 最大肉厚α72+w−最小肉厚1169m−[L03m
となり、肉厚変動が(105gm以内の場合を無偏肉と
称している。
「曲げ強度」 t 3点曲げ法(ム8TM  D79Dに準拠)供試サ
ンプルを2.寺(両端)で支持し中央部にテンシロンで
荷重を加える 2 スパン−4oxa(a−供試サンプル外径)「潰し
強度」 1.3点曲げ法(’ASTM  D790に準拠)供試
サンプルを2点(両端)で支持し中央部にテンシロンで
荷重を加える 2 スパン=4xa(a=供試サンプル外径)実施例1
.比較例1 第1図に引抜成形法の工程図を示す。
1はクリルスタンドであシ、2は炭素繊維トウであり、
3〜5 T / Mの撚糸をした12000filのも
のである。これを5のレジンバスを通過させて樹脂を含
浸させる。これを4のマンドレル受けを通過させてるの
ダイス本体入シロにてマンドレル5の周ヤに同心円状に
配列させ、加熱したダイス6を通過させ、7のグリッパ
−によりダイスから引抜いた。ダイスは特開昭6′5−
45038号におけるものとは全く別異のものである。
炭素線維トウがマンドレル受け5からダイス本体6に供
給される入射角度は15度とした。
樹脂はビニルエステル樹脂にフィラー、離型剤を一定部
数混合したものを用いた。ダイス6の断面開口部の形状
は直径5.05mmである。
この工程により引抜速度cL4 m /分、ダイス温度
f50℃の条件で引抜成形を実施した。得られた成形品
を定長でカットし、150℃で2.5hr後硬化をした
。さらに仕上けとして研磨を実施し、外径S、5冒、内
径五7−のパイプを得た。
この様にして得られたパイプと特開昭63−45038
号で得られたパイプの物性を第1表に示した。外観お外
形寸法はほぼ同じであるが下記の様に物性的には顕著な
差異がある。
実施例2 実施例1と同様にして、但し樹脂をビニルエステル樹脂
と不飽和ポリエステル樹脂を混合したものに変更してパ
イプを製造した。パイプの物性を第1表に示した。
第  1  表 〔発明の効果〕 本発明の引抜成形パイプは、高真直度でかり偏肉が小さ
いため、飛翔性が極めて優れており、的ぶれがなく、命
中率が向上するのに加え、曲げ強度等各種強度特性にも
優れており、vFK補強用繊維糸条として炭素繊維糸条
を用りると、その軽量性から飛翔効果が一段とアップし
命中率が向上し、また、高強度となるため、矢が的に命
中した際の衝撃による矢の根部分の割れや曲が沙等の損
傷が々くなシ、アーチエリ−の矢として最適なものとな
る。
また偏肉が小さいためアーチエリ−矢を製作する際、矢
の根部へのポイントの嵌合が円滑になるなど得られる効
果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の引抜成形パイプを製造するのく好適な
工程図を示す。 トクリルスタンド 2°撚糸した炭素繊維トウ 3+レジンパス 4 マンドレル受け 5+マンドレル 6:ダイス本体 \−ン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 補強用繊維糸条に樹脂を含浸、硬化させてなるアーチエ
    リー矢用引抜成形パイプにおいて、真直度0.3mm以
    内、偏肉0.05mm以内、曲げ強度60kg/mm^
    2以上、潰し強度12kg以上であることを特徴とする
    アーチエリー矢用引抜成形パイプ
JP2221654A 1990-08-23 1990-08-23 アーチエリー矢用引抜成形パイプ Pending JPH04103343A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2221654A JPH04103343A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 アーチエリー矢用引抜成形パイプ

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JP2221654A JPH04103343A (ja) 1990-08-23 1990-08-23 アーチエリー矢用引抜成形パイプ

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JPH04103343A true JPH04103343A (ja) 1992-04-06

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ID=16770165

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JP (1) JPH04103343A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420538B1 (ko) * 2001-06-07 2004-03-02 주식회사 신광레포츠 화살 성형장치
JP2007198707A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Mizuno Technics Kk 弓道矢用のシャフト

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