JPH0410320Y2 - - Google Patents

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JPH0410320Y2
JPH0410320Y2 JP10222886U JP10222886U JPH0410320Y2 JP H0410320 Y2 JPH0410320 Y2 JP H0410320Y2 JP 10222886 U JP10222886 U JP 10222886U JP 10222886 U JP10222886 U JP 10222886U JP H0410320 Y2 JPH0410320 Y2 JP H0410320Y2
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pipe
liquid
liquid level
tank
shaft
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JP10222886U
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は地中に小口径管等を埋設する際の管推
進工法における押込管の上下又はローリング変化
を測定する曲り測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、道路,軌道,堤防,水路等の下部地中に
通信,電気,ガス,水道等用の小口径管を埋設す
る場合には管推進工法が利用され、この工法はい
わゆる盲推進工法であつて一定深さに掘削された
発進立坑から到達立坑に向つて先導管を推進押圧
入させ所望の管路を形成するものである。かかる
管路の形成に当つては盲推進であるので管路形成
方向と推進方向とが一致しにくく、特に管路形成
方向の土質構成が常に一様であるとは限らず、土
質が変化した場合先導管の推進方向と所望の管路
形成方向の不一致が甚だしくなる。したがつて、
通常管路の形成に当つては適宜方法で管路推進方
向の曲りを測定しこれに応じて曲りを適宜方法で
修正しつつ推進作業を行なつている。
例えば曲り測定方法として軸方向両端開放の本
管の壁面に軸方向に沿う一端閉塞他端開放の前記
本管より小径の測定管を直接固着した押込管を測
定管の閉塞側を先にして土中に押込み、測定管の
他端開放側より測定管内に測定管軸方向に沿つて
光線を照射し、この光線の反射光の測定により押
込管の曲がりを測定するように成したものが特公
昭57−49720号公報で知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、破損し易い光学系を
必要とするため、振動の激しい管推進工法には不
向きであるとともに測量のための見通しスペース
を必要とするのでその分管内スペースが挟めら
れ、さらに上下変化が大になると測量できない。
また常に立孔内から測量する必要があるといつた
問題を有していた。
そこで本考案は光学系を必要とせずに正確な曲
がり具合を測定できる管推進工法に用いる押込管
の曲がり測定装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は立坑から押込装置により押込管を押進
する管推進工法において、先導管内に配置された
液槽と前記立坑内に配設された液位測定槽とを液
圧ホースにより連通接続し、前記液槽内を常にオ
ーバーフロー状態に維持するための液体供給ホー
スを設けて構成される。
(作用) 大気圧によつて立坑内の水位測定槽の液位と先
導管内の液槽の液位とが常に同一になることを利
用し液槽は常にオーバフロー状態のため液位測定
槽の液位が先導管位置として測定できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図及び第2図は第1実施例を示し、地盤に
掘削した立坑1の壁面に立坑1内に設置した押込
装置2のジヤツキ2aにより先導管3を介し第5
図のように押込管4を土中に押込んでいく。この
場合先導管3内には液槽5が配置され、この液槽
5には下端から液圧ホース6を介して立坑1内に
設置固定された液位測定槽7が連通接続してい
る。
前記液槽5は上口開放型であり、オーバーフロ
ー管8が設けられているとともに、この液槽5内
を常時オーバーフロー状態に維持するように液体
を供給する液体供給管9を例えば地表に設置した
図示しない液体タンクに連通接続している。また
液位側定槽7のフロート7Bには液位検出器10
及び表示装置11が接続されている。そして、液
槽5内には液体供給管9から液体が供給され続け
て液槽5内の液位は第2図に示すように常にオー
バーフロー状態が維持されている。この場合、大
気圧によつて液位測定槽7の液位と液槽5の液位
とが常に同一となるから先導管3の上下位置は液
位測定槽7の液位位置として検出され液位検出器
10介をし表示装置11に表示される。このため
先導管3の上下位置を正確に確認しながら管推進
を行なうことができる。このように本実施例にお
いては光等系を用いた場合に必要となる見通しス
ペースを必要としないためその分管内スペースを
広く利用でき、また測定範囲が広く測定できる。
また作業者は立孔外の例えば室内で測定でき楽で
ある。
第3図は第2実施例を示し、先導管3内にはそ
の先端側と基端側にそれぞれ液槽5,5Aが間隔
を設けて配設され、各液槽5,5Aは立坑1内に
設けた液位側定槽7,7Aにそれぞれ液圧ホース
6,6Aを介し連通接続され、各液槽5,5Aに
はそれぞれオーバフロー管8,8A及び液体供給
管9,9Aが設けられている。また各液位側定槽
7,7Aの液位検出器10,10Aの出力は演算
装置12に入力されて液槽5,5A間の距離と各
液位値から曲がり角度が演算され表示装置11A
に曲がり角度として表示される。得られた曲がり
測定値に基づいて適宜方法により方向修正が行な
われる。
このように先導管3の上下変化の検出に当たつ
ては液槽5内の液位が常に一定のため液位測定槽
7の液位が先導管3の上下位置となつて現われ正
確な曲がり測定値が表示装置11,11Aに現わ
れ、この表示値に応じて方向修正が行なわれる。
第4図は第3実施例を示し、上記実施例と同一
部分に同一符号を付し同一部分の説明を省略して
説明すると、先導管3内の同一面上において左右
に一対の液槽5,5Aを例えばほぼ半円状に連続
形成して配置し、この液槽5,5Aにそれぞれ液
圧ホース6,6A、オーバフロー管8,8A、液
体供給管9,9A液位測定槽7,7Aをそれぞれ
上記実施例と同様に設けることによつて表示装置
11Aにはローリング変化量が表示される。
なお、本考案は上記実施例に限らず本考案の要
旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。例えば各種の管推進工法に適応できる。
[考案の効果] 本考案は先導管内に配置された液槽と前記立坑
内に配設された液位測定槽とを液圧ホースにより
連通接続し、前記液槽内を常にオーバーフロー状
態に維持するための液体供給ホースを設けて構成
されるため、先導管の位置が液位測定槽の液位と
して検出でき正確な曲り測定が可能な管推進工法
に用いる押込管の曲り測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の概略説明図、第
2図は液槽の断面図、第3図は第2実施例の概略
説明図、第4図は第3実施例の概略説明図、第5
図は管推進工法の概略説明図である。 1……立坑、2……押込装置、3……先導管、
4……押込管、5,5A……液槽、6,6A……
液圧ホース、7,7A……液位測定槽、9,9A
……液体供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立坑から押込装置により押込管を押進する管推
    進工法において、先導管内に配置された液槽と前
    記立坑内に配設された液位測定槽とを液圧ホース
    により連通接続し、前記液槽内を常にオーバーフ
    ロー状態に維持するための液体供給ホースを設け
    たことを特徴とする管推進工法に用いる押込管の
    曲り測定装置。
JP10222886U 1986-07-03 1986-07-03 Expired JPH0410320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10222886U JPH0410320Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10222886U JPH0410320Y2 (ja) 1986-07-03 1986-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639394U JPS639394U (ja) 1988-01-21
JPH0410320Y2 true JPH0410320Y2 (ja) 1992-03-13

Family

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