JPH04103107A - コモンモードチョークコイル - Google Patents

コモンモードチョークコイル

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Publication number
JPH04103107A
JPH04103107A JP22223290A JP22223290A JPH04103107A JP H04103107 A JPH04103107 A JP H04103107A JP 22223290 A JP22223290 A JP 22223290A JP 22223290 A JP22223290 A JP 22223290A JP H04103107 A JPH04103107 A JP H04103107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic flux
coils
leakage
core
choke coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22223290A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
公一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP22223290A priority Critical patent/JPH04103107A/ja
Publication of JPH04103107A publication Critical patent/JPH04103107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星果上二五月金二 本発明は、交流回路のコモンモードノイズヲ除去するコ
モンモードチョークコイルに関する。
従来Ω鼓末よ!l この種のコモンモードチョークコイルとしては、例えば
、第9図〜第13図に示す構造のチョークコイル30が
知られている。第9図、第10図、第11図はそれぞれ
チョークコイル30の正面図、右側面図、平面図を示す
。日字形閉磁路のコア31の脚部に一対のコイル35.
36が等しい巻回数で相互に逆方向に単層巻きして設け
られている。コイル35、36は平行に並置され、周波
数特性の改善を図っている。コイル35.36の両端部
からは、リード線A5. A6. B5. B6が引き
出されている。このチョークコイル30の等価電気回路
を第12図に示す。
以上の構造のチョークコイル30において、リード線A
5. B6から負荷に供給する電流工をコイル35゜3
6に流すと(第12図参照)、コア31内に磁束が発生
する。しかし、この発生した磁束のうち一部が、第13
図に示すように、コア31の端部の腕部31aから漏れ
磁束φ38としてチョークコイル30の周囲の空間に漏
れる。この周囲に漏れた漏れ磁束φ38は、チョークコ
イル30を搭載している電気機器の他の電気回路等に悪
影響を及ぼすおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、周波数特性を劣化させること
なく漏れ磁束の漏れ方向を限定することにより、漏れ磁
束による他の電気回路等への悪影響を抑え易くしたコモ
ンモードチョークコイルを得ることにある。
課 を 決するための手段 以上の課題を解決するため、本発明に係るコモンモード
チョークコイルは、閉磁路のコアと、平行に並置された
一対のコイルとを備え、前記一対のフィルが前記コアの
表面に等しい巻回数で相互に逆方向に巻線して設けられ
、かつ、前記各コイルの両端部が近接していることを特
徴とする。
午−月 以上の構成のコモンモードチョークコイルにおいて、各
コイルの両端部が近接しているため、各コイルの漏れ磁
束は、四方に広がることなく、各コイルの一方の端部か
ら他方の端部へ向かって漏れ、漏れ磁束の漏れ方向が限
定される。また、対のコイルは平行に並置されているた
め、従来のチョークコイルと比較して周波数特性が劣化
することもない。
衷真り 以下、本発明に係るコモンモードチョークコイルの実施
例を添付図面を参照して説明する。
[第1実施例、第1図〜第6図コ 第1図、第2図及び第3図はそれぞれチョークコイルの
正面図、右側面図及び平面図である。閉磁路のコア2は
、後述のコイルを設けている略U字形の脚部2a、2b
と該脚部2a、2bをつなぐ腕部k。
2dとで構成されている。腕部2c、2dは近接して対
置し、脚部2a、 2bは平行に並置されている。
コア2の脚部2a、2bに設けた一対のコイル5゜6は
、各々コイル部5a、5b、6a、6bに分離された構
造をしている。コイル5,6は等しい巻回数で相互に逆
方向に単層巻きしている。コイル5.6は平行に並置さ
れ、周波数特性の改善が図られている。コイル5.6の
両端部5a’、5b’、6a’、6b’からはそれぞれ
リード線At 、 A2、Bl 、 B2が引き出され
ている。このチョークコイル1の等価電気回路を第4図
に示す。リード線AI 、 B2から負荷に供給するt
流工をコイル5,6即ち、コイル片5a、5b、 6a
6bに流すと、コア2内に磁束φ1.φ2.≠3.φ4
が発生する(第5図参照)。コア2内に発生した磁束φ
3.φ4と磁束φ1.≠2とは、方向が反対で同じ強度
め磁束であるため、コア2内で打ち消し合ってコア2の
磁気飽和を防止する。従って、負荷に供給する電流Iに
対してはこのチョークフィル1は何も作用しない、一方
、リード線A2. B2からコモンモードノイズ電流I
 (N)がコイル5,6に流れると、コア2内に同じ強
度の同方向磁束が発生し5、該磁束がコアz内で強め合
う。従って、コモンモードノイズ電流I (N)に対し
ては、このチョークコイル1はインダクタンスとして作
用する。
ところで、第5図に示すように、コア2内に発生した磁
束φ1.≠2.≠3.≠4のうち一部が、コイル5,6
の端部5a’、6a’からコア2の腕部kを介して外界
に漏れるが、コイル5,6の両端部58゛。
5b’ と6a’、6b’ とをそれぞれ近接させてい
るため、フィル5,6の漏れ磁束≠8は四方に広がるこ
となく、コイル5,6の一方の端部5a’、6a’から
他方の端部5b’、6’b’へ向かって漏れ、漏れ方向
が限定される。
こうして得られたチョークコイル1を、例えば第6図に
示すように、電気機器15に納められている印刷配線板
16に搭載し、チョークコイル1から発生する漏れ磁束
≠8を機器15の他の回路に影響を与えない方向に振り
向けることにより漏れ磁束対策ができる。
[第2実施例、第7図及び第8図コ 第7図に示すコモンモードチョークコイル20の閉磁路
のコア21は、後述のコイルを設けている略ドーナツ状
の脚部21a、 21bと該脚部21a、 21bをつ
なぐ腕部21c、 21dとで構成されている。腕部2
1C921dは近接して対置し、脚部21a、21bは
平行に並置されている。コア21の脚部21a、 21
bには一対のコイル25.26が設けられている。フィ
ル25.26は等しい巻回数で相互に逆方向に単層巻き
している。
コイル25.26は平行に並置され、周波数特性の改善
が図られている。コイル25.26の両端部25a ’
 。
25b’ 、 26a’ 、 26b’からは、それぞ
れリード1iLA3. A4゜B3.B4が引き出され
ている。このチョークコイル20の等価寛気回路を第8
図に示す。リード線A3゜B4から負荷に供給する電流
工をコイル25.26に流すと、コア21内に磁束が発
生する。この発生した磁束のうち一部が、第7図に示す
ように、コイル25.26の端部25a ’ 、 26
a ’からコア21の腕部21cを介して外界に漏れる
が、コイル25.26の両端部25a ’ 、 25b
 ’ 、 26a ’ 、 26b ’ を近接させて
いるため、コイル25.26の一方の端部25a ’ 
、 26a ’から他方の端部25b ’ 、 26b
 ’へ向かって漏れ磁束≠28が漏れ、漏れる方向が限
定される。
[他の実施例コ なお、本発明に係るコモンモードチョークフィルは、前
記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で
種々に変形することができる。特に、コアの形状、コイ
ルの形成位置等は任意に変形することができる。
灸飢Ω羞玉 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、閉磁路
のコアの表面に等しい巻回数で相互に逆方向に巻線した
コイルの両端部が近接した構造となっているため、負荷
に供給する電流を前記コイルに流すと、各コイルの漏れ
磁束は、四方に広がることなく、各コイルの一方の端部
から他方の端部へ向かって漏れ、漏れ磁束の漏れ方向を
限定することができる。また、一対のコイルは平行に並
置されているため、従来のチョークコイルと比較して周
波数特性が劣化することもない。これにより、漏れ磁束
の対策が行ない易いコモンモードチョークコイルが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明に係るコモンモードチョー
クコイルの第1実施例を示すもので、第ill、第2図
及び第3図はチョークコイルの正面図、右側面図及び平
面図、第45!Aはその電気等価回路図、第5図はチョ
ークコイルの斜視図、第6図はチョークコイルを電気機
器に搭載した状態を示す概略図である。第7図及び第8
図は本発明に係るコモンモードチョークコイルの第2実
施例を示すもので、第7図はチョークコイルの斜視図、
第8図はその電気等価回路図である。第9図ないし第1
3図は従来例を示すもので、第9図、第10図及び第1
1図はチョークコイルの正面図、右側面図及び平面図、
第12図はその電気等価回路図、第13図はチョークコ
イルの斜視図である。 1・・・コモンモードチョークコイル、2・・・コア、
5.6−:Iイル、5a’、5b’、6a’、6b’ 
・・・sイル端部、20・・・コモンモードチョークコ
イル、21・・・コア、25゜26−−・−+イル、2
5a’、25b’、26a’、26b’ −>イル端部
。 特許出願人   株式会社村田製作所 代理人弁理士  森 下 武 − 籐1 x 繁2ア b 第3図 ′lI7図 16図 19図 箪10画

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.閉磁路のコアと、平行に並置された一対のコイルと
    を備え、 前記一対のコイルが前記コアの表面に等しい巻回数で相
    互に逆方向に巻線して設けられ、かつ、前記各コイルの
    両端部が近接していることを特徴とするコモンモードチ
    ョークコイル。
JP22223290A 1990-08-22 1990-08-22 コモンモードチョークコイル Pending JPH04103107A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22223290A JPH04103107A (ja) 1990-08-22 1990-08-22 コモンモードチョークコイル

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012031742A1 (de) * 2010-09-07 2012-03-15 SUMIDA Components & Modules GmbH Stromkompensierte drossel mit erhöhter streuinduktivität
EP3330981A1 (en) * 2014-12-03 2018-06-06 Mitsubishi Electric Corporation Dual-mode choke coil and high-frequency filter using same, and on-board motor integrated electric power steering and on-board charging device

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