JPH0410226Y2 - - Google Patents

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JPH0410226Y2
JPH0410226Y2 JP1987011855U JP1185587U JPH0410226Y2 JP H0410226 Y2 JPH0410226 Y2 JP H0410226Y2 JP 1987011855 U JP1987011855 U JP 1987011855U JP 1185587 U JP1185587 U JP 1185587U JP H0410226 Y2 JPH0410226 Y2 JP H0410226Y2
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spinning machine
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、紡機または、その附属装置(例え
ば、精紡機における満管糸の玉揚機など)の動作
に異常があつたときの異常表示をする装置に関す
る。
従来の技術 従来、例えば精紡機では、メインモータや、風
綿を吸引集積するニユーマチツククリヤラ用モー
タの回路には、モータの回転異常で温度が上昇し
た時にモータへの給電を断つようにするサーマル
リレーが介在されている。また、精紡機のギヤエ
ンドボツクスの開閉ドアが開いた状態では機台を
駆動できないようにする開閉ドアの開閉状態検出
スイツチが配設されている。その他にも精紡機の
動作異常を検出する各種装置が配設されている
が、夫々の検出装置に対応して表示ランプ(表示
体)が夫々設けられ、前記検出装置が異常を検出
すると、その検出装置に対応した表示ランプを点
灯させていた。
考案の解決しようとする問題点 前記従来の技術によれば、異常検出装置の夫々
に対して1個ずつの表示体を備えているため、異
常の数だけの表示体が必要であつて、設備上高価
になり、しかも、通常は前記のような表示ランプ
にあつては各精紡機のギヤエンドボツクスに並設
され、夫々の表示ランプの近傍に異常の内容が表
示してあるので、表示ランプのごく近くでないと
異常の内容がわからないという問題があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するために、紡機等
の任意の部分に配設された動作異常検出用の複数
の検出装置からの異常検出信号により異常を表示
するようにした紡機における異常検出装置におい
て、その表示体を表示灯とし、この表示灯に接続
する点滅信号発生装置のプログラマブルコントロ
ーラ内に、基準時間でON、OFFを繰り返すカウ
ントリレーと、その2n(nは整数)倍の時間で
ON、OFFを繰り返すカウントリレーとを有する
カウンタを構成するとともに、これらのカウント
リレーの接点と、前記各検出装置の接点と対応し
た接点を組合せ、各異常検出信号と対応して、周
期Tの1/2以下の時間内で夫々表示灯に異なる回
数の点滅指令を発生する出力回路を設けた。
作 用 上記構成によれば、複数の検出装置からの異常
検出信号があると、その異常検出信号に対応して
夫々異となる回数の点滅指令を出力し、異常の内
容を表示灯の点滅回数で区分して表示する。
実施例 ここでは、精紡機に適用した場合について説明
する。第1図において、1は精紡機、2は精紡機
1のギヤエンドボツクス、3はアウトエンドボツ
クスでこのアウトエンドボツクス3内下方には、
精紡機1の機台下方を長手方向に延設したメイン
シヤフト4に連結されたメインモータMMが設置
され、また、その上部には、フイルタボツクス5
が設けられ、このフイルタボツクス5は、精紡機
1の長手方向に延設された吸引ダクト6に接続さ
れている。前記フイルタボツクス5内にはフイル
タ7が設けられると共にニユーマチツククリヤラ
用モータNMに接続されたブロア8が回転自在に
設けられ、このブロア8の回転による吸引力で、
精紡機1の紡出によりドラフト部分等に生じる風
綿をその部分に配設した吸引ノズル(図示せず)
により吸引してフイルタボツクス5内に集積する
ようにしてある。これらのメインモータMMまた
はニユーマチツククリヤラ用モータNMは夫々周
知のようにサーマルリレーOLを備えており、こ
のサーマルリレーOLは異常検出用の検出装置を
構成する。前記ギヤエンドボツクス2の前面には
開閉ドア9が開閉自在に蝶着されると共に、この
開閉ドア9の開閉状態をチエツクする、異常検出
用の検出装置のひとつであるドアスイツチ10が
配設されている。また、このギヤエンドボツクス
2の上部には、精紡機1のドラフト部分のフロン
トローラに接続されたオートカウンタからの満管
予報指令により点灯し玉揚機ADを精紡機1の機
台端に停止させる指令を出す満管予報ランプL1
と、後述の点滅信号により点滅する表示灯Laを
備えており、この表示灯Laは満管になつた時、
前記オートカウンタの満管指令により点灯し玉揚
機ADに玉揚動作を開始させる指令を出す満管ラ
ンプを兼用している。更に、精紡機1には、管糸
成形のためのリングレール11が上下動自在に装
備され、このリングレール11にはその長手方向
に移動自在に糸切れ検出装置12が装架され、ド
ラフト部分からボビンに巻取られる精紡糸の糸切
れを検出し、リングレール一端に設けた、異常検
出用の検出装置のひとつである受光器PHに糸切
れ信号を送るようになつている。
次に、前記複数の検出装置からの信号により、
互いに異なる回数の点滅指令を出力する点滅信号
発生装置20について説明する。第2図におい
て、回路30は前記メインモータMMのサーマル
リレーOLとドアスイツチ10のb接点を含むメ
インモータMMの起動停止回路、回路31はドア
スイツチ用リレーRDSにドアスイツチ10のa
接点を直列に接続したドア開閉異常検出回路、回
路32はメインモータMMのサーマルリレーOL
のa接点がサーマル用リレーRTH1に直列に接
続されたメインモータMMの異常検出回路であ
る。なお、前記ニユーマチツククリヤラ用モータ
NMのサーマルリレーのa接点が作動した時には
図示しないサーマル用リレーRTH2が閉じるよ
うにしてある。また、回路33においてPCは周
知のプログラマブルコントローラで、その入力端
子INには前記サーマル用リレーRTH1,RTH
2、ドアスイツチ用リレーRDSのa接点、及び、
受光器PHのa接点が並列に接続されている。ま
た、出力端子OUTには前記表示灯Laが接続され
ている。前記プログラマブルコントローラPCに
は、予めその内部の補助リレーM10を使用して
第3図に示すカウンタ40がプログラムされ、回
路41から回路44の順に実行されるようになつ
ている。回路41は第5図に示すように、カウン
トリレーM1がタイマT1で設定される基準時間
T1でON、OFFを繰り返すようにした基準カウン
ト回路、回路42〜44は夫々カウントリレーM
2〜M4が時間2T1,4T1,8T1でON、OFFを
繰り返すようにしたカウント回路である。これら
の各カウントリレーM1〜M4の接点は、第4図
の出力回路50に示すように、プログラマブルコ
ントローラPCの入力接点INに接続された前記サ
ーマル用リレーRTH1,RTH2、ドアスイツチ
用リレーRDS、受光器PHの各a接点と対応し
た、夫々プログラムコントローラPC内の接点X
1〜X4と組み合わせてプログラムされている。
回路51は前記カウントリレーM1〜M4の各a
接点と接点X1が直列に接続され、接点X1が
ONとなつた時(サーマル用リレーRTH1が作
用した時)でカウントリレーM1〜M4の各a接
点が第5図t1に示すように全てONの時、周期
Tの間に基準時間T1のON信号を1回出力し、残
り時間T−T1の間はインターバル区間IT1として
点滅指令は出力しないようになつている。同様に
回路52〜54は、第5図のt2〜t4に示すよ
うに周期Tの間に基準時間T1のON信号を2〜4
回出力するようにカウントリレーM1〜M4の接
点が組み合わされ、接点X2〜X4がONとなつ
た時(つまり、異常検出信号が入つた時)夫々の
信号に対応して2〜4回の点滅指令を発生し、残
り時間T−3T1,T−5T1,T−7T1の間はイ
ンターバル区間IT2−IT4として点滅指令は出力
しないようにしてある。インターバル区間IT1
IT4は周期Tの1/2以上となるように設定してあ
る。そして、プログラマブルコントローラPC内
のリレーY1はOUT接点を介して前記表示灯La
に接続されている。
さて、精紡機1が運転を開始し、例えば、メイ
ンシヤフト4にかかる負荷が増加して、メインモ
ータMMのサーマルリレーOLが作用すると、回
路30のサーマルリレーOLのb接点が開き、リ
レーMSがOFFとなり、代わつて、回路32のサ
ーマル用リレーRTH1が励磁されそのa接点
RTH1が閉じる。すると、このa接点RTH1に
対応した、プログラマブルコントローラPC内の
回路51の接点X1が閉じる。そして、前記カウ
ンタ40が、周期Tで第5図に示される信号関係
を繰り返しているので、第5図のt1のタイミン
グで丁度カウントリレーM1〜M4の接点が全て
ONとなつた時に1回だけ基準時間T1の点滅信号
を出力し、この点滅信号により、表示灯Laは周
期Tで1回の点滅を繰り返す。他の異常検出信号
が入力した時には、夫々に対応して回路52〜5
4の各接点X2〜X4がONの状態で、第5図の
t2〜t4のタイミングで2〜4回の点滅信号を
出力し、この点滅信号により、表示灯Laは周期
Tで夫々2〜4回の点滅を繰り返す。各回路51
〜54の点滅指令は、私有機Tの1/2以内で出力
され、インターバル区間IT1−IT4が周期Tの1/2
以上なので、周期Tの始点が判り易く、点滅回数
を容易に計数できる。作業者は、この点滅回数に
より、異常の内容(点滅回数が1回:メインモー
タMMのサーマルリレーが作動、2回:ニユーマ
チツククリヤラ用モータNMのサーマルリレーが
作動、3回:ドアが開いている、4回:糸切れが
ある)を機台から離れた位置からでも判断するこ
とができる。
本考案では、玉揚指令ランプを異常の表示灯と
して兼用したので、表示灯を独立して設ける必要
がなく、より安価に、かつ既設台にも実施できる
という利点がある。また、本考案では、精紡機に
適用して説明したが、粗紡機等、他の紡機や、精
紡機における玉揚装置などの紡機の附属機器にも
適用でき、更に異常検出装置の数も多くすること
ができることは言うまでもない。
考案の効果 以上のように、本考案では、複数の検出装置か
ら異常検出信号があると、その異常検出信号に対
応して夫々異なる回数の点滅指令を出力し、異常
の内容を表示灯の点滅回数で区分して表示するよ
うにしたので、表示灯1個につき数種類の異常表
示ができ、表示灯の数を減少させることができて
従来より安価に実施することができる。また、各
異常検出信号と対応する点滅指令の出力が全て一
定の周期の1/2以内であつて、点滅指令のないイ
ンターバル区間が周期の1/2以上と長いため、一
定の周期の始点が判り易く、そのため、点滅回数
を計数し易い利点がある。そして、このようにし
て表示灯の点滅回数で異常の内容を知るようにし
たので、機台から離れていてもその内容が判ると
いう利点もある。更にプログラマブルコントロー
ラ内でカウンタと出力回路を構成したので、外部
回路を必要としない利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した精紡機の側面図、第
2図は点滅信号発生装置を示す電気回路図、第
3,4図はプログラマブルコントローラ内のカウ
ンタと出力回路、第5図はカウンタの信号発生状
態と点滅指令の説明図である。 1……精紡機、10……ドアスイツチ、12…
…糸切れ検出装置、20……点滅信号発生装置、
40……カウンタ、50……出力回路、OL……
サーマルリレー、PH……受光器、PC……プログ
ラマブルコントローラ、La……表示灯、M1〜
M4……カウントリレー、X1〜X4……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紡機または、紡機の附属機器の任意の部分に配
    設された動作異常検出用の複数の検出装置と、こ
    の検出装置からの異常検出信号により異常を表示
    する表示体とを備えた紡機における異常表示装置
    において、前記表示体を表示灯とし、この表示灯
    に接続する点滅信号発生装置のプログラマブルコ
    ントローラ内に、基準時間でON、OFFを繰り返
    すカウントリレーと、その2n(nは整数)倍の時
    間でON、OFFを繰り返すカウントリレーとを有
    するカウンタを構成するとともに、これらのカウ
    ントリレーの接点と、前記各検出装置の接点と対
    応した接点を組合せ、各異常検出信号と対応し
    て、周期Tの1/2以下の時間内で夫々表示灯に異
    なる回数の点滅指令を発生する出力回路を設けた
    ことを特徴とする紡機における異常表示装置。
JP1987011855U 1987-01-29 1987-01-29 Expired JPH0410226Y2 (ja)

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JP1987011855U JPH0410226Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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JP1987011855U JPH0410226Y2 (ja) 1987-01-29 1987-01-29

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JPS63119681U JPS63119681U (ja) 1988-08-02
JPH0410226Y2 true JPH0410226Y2 (ja) 1992-03-13

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734941Y2 (ja) * 1989-05-16 1995-08-09 豊和工業株式会社 精紡機における工程歩進待ち状態表示装置
JP2005334138A (ja) * 2004-05-25 2005-12-08 Tohatsu Corp 可搬消防ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132644A (ja) * 1984-11-27 1986-06-20 Murata Mach Ltd 紡績機における糸品質管理方法
JPS61263482A (ja) * 1986-04-18 1986-11-21 株式会社日立製作所 洗濯機動作表示装置

Patent Citations (2)

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