JPH04102190U - 熱圧着装置 - Google Patents

熱圧着装置

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JPH04102190U
JPH04102190U JP524491U JP524491U JPH04102190U JP H04102190 U JPH04102190 U JP H04102190U JP 524491 U JP524491 U JP 524491U JP 524491 U JP524491 U JP 524491U JP H04102190 U JPH04102190 U JP H04102190U
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JP
Japan
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temperature
thermocompression bonding
heat generating
cartridge heater
flatness
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Pending
Application number
JP524491U
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English (en)
Inventor
章雄 久米
和明 鈴木
敏 大阿久
Original Assignee
ソニーケミカル株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱圧着装置における圧着面の温度分布の均一
化を可能にし、熱圧着時における圧着面の平面性の向上
を図る。 【構成】 熱プレス本体32にその長手方向に関して発
熱線を複数に分割した1本のカートリッジヒータ35を
内蔵し、各発熱線のヒータリードを夫々外部に導出して
対応する温度調節器40A,40B及び40Cに接続
し、温度センサ41A,41B及び41Cの温度検出信
号に基いて、各発熱線の温度を独立に制御して温度分布
を均一にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば狭ピッチの導電パターンを有する配線基板同士を異方性導電 膜を介して熱圧着して接続する際に使用される熱圧着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示装置の高密度化、電子機器の小型化、電子部品の小型化等に伴 って、装置側の端子部、或は印刷配線基板(例えばフレキシブル印刷配線基板、 リジッドな印刷配線基板等)では狭ピッチをもって多数の端子、或は導電パター ンが形成される。これら狭ピッチの装置側端子部と配線基板間、或は配線基板同 士の接続を絶縁性接着剤に導電性粒子が分散されてなる異方性導電膜を介して行 う技術が提案されている。
【0003】 図7及び図8は狭ピッチの導電パターン1を有するフレキシブル配線基板2と 、同時に狭ピッチの導電パターン3を有するリジッドな配線基板4との接続状態 を示すもので、両導電パターン1及び3間に絶縁性接着剤6に導電性粒子7が分 散された異方性導電膜5を介在し、熱圧着装置にて熱圧着して電気的に接続され ている。
【0004】 従来の熱圧着装置は、図3に示すように、円筒状体11の一側に所要の圧着幅 W及び圧着長さLの圧着面12を有する突条部13が一体に設けられてなる熱プ レス本体14内に、1本の発熱体、即ちカートリッジヒータ15を内蔵して構成 される。 カートリッジヒータ15は図4に示すように長手方向に沿って発熱線17が一 様に巻回され、複数例えば3つに区分された発熱線17a,17b,17cが並 列に接続された状態で外枠16内に収納され、端子t1 ,t2 を導出して構成さ れる。この端子t1 ,t2 は例えば温調節器を経て電源に接続される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、図3及び図4に示す従来の熱圧着装置18においては、次のような 問題があった。 例えば左端領域19Aの発熱線17aと右端領域19Cの発熱線17cとの 間で温度バラツキが生じ易く、例えば10パーセント程度の誤差が生ずる。 圧着長さLにわたって均一な温度にしなければならないが、発熱線17が一 様に巻回されているので温度むらが生じた場合、コントロールできない。 カートリッジヒータ15によってバラツキがある。
【0006】 熱圧着装置では、図5に示すように加熱時に、熱プレス本体14を自由に膨張 させ、即ち全体を均一に膨張させ、圧着面12の平面度が変化しないようにする 必要がある(矢印20は熱膨張の方向を指す)。このためには、図示のようにカ ートリッジヒータ15を熱プレス本体14の中心に配さなければならない。しか し、前述したように従来の熱圧着装置18においては圧着長さL方向に関する加 熱時の温度分布のバラツキにより圧着面12の平面性が損れてしまう。圧着面1 2の平面性が熱圧着時に保たれないと、狭ピッチの導電パターン1及び3間の接 続において、押圧が均一に行われないので、局部的に導電性が確保されない懼れ が生ずる。
【0007】 一方、図6に示すように各発熱線での温度コントロールを可能ならしめるため に夫々3つに分割したカートリッジヒータ21〔21A,21B,21C〕を熱 プレス本体14の長手方向と直交するように内蔵させる構成が考えられるが、熱 プレス本体14全体が均一に膨張せず、圧着面12の平面度が変化する懼れがあ る。
【0008】 本考案は、上述の点に鑑み、加熱時に圧着面での温度分布のバラツキを抑えて 、均一な平面性が得られる熱圧着装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本考案に係る熱圧着装置31は、発熱部37が複数に分割された1本の発熱体 35を内蔵し、各発熱部37A,37B,37Cの温度を独立に温度制御するよ うに構成する。
【0010】
【作用】
本考案の構成においては、発熱部37が複数に分割され、各発熱部37A,3 7B,37Cを独立に温度制御できる1本の発熱体35を内蔵することにより、 加熱時において圧着面36の温度分布のバラツキが抑えられ、圧着面36の長手 方向に関して均一な温度分布となる。従って、圧着面36の平面性が向上し、良 好な熱圧着が可能となる。
【0011】
【実施例】
以下、図1及び図2を参照して本考案による熱圧着装置の実施例を説明する。
【0012】 図1は本実施例の熱圧着装置31を全体として示す。同図中、32は熱プレス 本体、35は熱プレス本体32の中央に長手方向に沿って内蔵する1本のカート リッジヒータを示す。熱プレス本体32は、例えば材質sus304からなり、 円筒状体33とその一例に所要の圧着幅W及び圧着長さLの圧着面36を有する 突条部34が一体に設けられる。この熱プレス本体32の外形形状、大きさは前 述の従来の熱圧着装置18の熱プレス本体14と同じものを用いることができる 。
【0013】 一方、カートリッジヒータ35は、図2に示すように、外枠38内において複 数、本例では3つに分割した発熱線37〔37A,37B,37C〕をカートリ ッジヒータ35の長手方向に沿って巻回し、配列し、各発熱線17A,17B及 び17Cより夫々ヒータリード39A,39B及び39Cを外枠38より外部に 導出して構成される。そして、図1に示すように、各ヒータリード39A,39 B及び39Cが夫々対応する温度調節器40A,40B及び40Cに接続される と共に、各温度調節器40A,40B及び40Cが電源に接続される端子t1 , t2 に並列に接続される。また、カートリッジヒータ35においてその外枠38 の各発熱線37A,37B及び37Cに対応する部分に熱電対による温度センサ 41A,41B及び41Cを付け、夫々の温度センサ41A,41B及び41C を対応する温度調節器40A,40B及び40Cに接続する。このカートリッジ ヒータ35の外形形状、大きさは前述の従来のカートリッジヒータ15と同じに することができる。 この装置31では各温度センサ41A,41B及び41Cで発熱線37A,3 7B及び37Cの温度が検出され、この温度検出信号に基づいて夫々対応する温 度調節器40A,40B及び40Cにより各独立に発熱線37A,37B及び3 7Cの温度が制御されるようになる。
【0014】 異方性導電膜を圧着するに際して、熱プレス本体32には、次の条件が要求さ れる。熱プレス本体32の直径D1 が60mm、長さLが250mm、突条部即 ち圧着面の幅Wが2mm、カートリッジヒータの直径D2 が15.8mmとした とき、 加熱時の圧着面36の均一な平面性は5μm以内であること。 圧着面36の均一な温度分布が設定温度(約260℃)±2℃であること。
【0015】 上述の実施例によれば、1本のカートリッジヒータ35において、その内部で 長手方向に関して複数の発熱線37A,37B及び37Cを分割して巻回・配列 し、各発熱線37A,37B及び37Cを外部から夫々独立に温度制御できるよ うに構成したことにより、圧着面36の各領域での温度のバラツキを±1℃以内 に抑えることができる。そして、このように均一な温度分布が得られるので、熱 圧着時における圧着面36の平面性が改善され、5μm以内の均一な平面性が得 られる。従って、例えば異方性導電膜を介して両狭ピッチの導電パターン間を接 続する場合に、均一に接続することができる。
【0016】 特に本例では、従来の長所である熱プレス本体の外形形状を変えることなく、 また、従来のカートリッジヒータの外形形状・寸法を変えることなく、細かな温 度制御を可能にして圧着面の温度分布のバラツキを小さくすることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案の熱圧着装置によれば、発熱体の長さ方向の各部の温度を独立に制御す ることができるので、熱圧着時における圧着面の温度分布を均一にし、圧着面の 平面性を向上することができる。 従って、例えば異方性導電膜を介して狭ピッチの導電パターン(端子部も含む )同士間を熱圧着で接続する場合に適用して好適ならしめるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の熱圧着装置の実施例を示す構成図であ
る。
【図2】本考案に係るカートリッジヒータの例を示す構
成図である。
【図3】従来の熱圧着装置の構成図である。
【図4】従来のカートリッジヒータの構成図である。
【図5】熱圧着装置の熱膨張の説明図である。
【図6】熱圧着装置の参考例を示す構成図である。
【図7】異方性導電膜を用いた配線基板の接続状態を示
す斜視図である。
【図8】図7の要部の断面図である。
【符号の説明】
31 熱圧着装置 32 熱プレス本体 33 円筒状体 34 突条部 35 カートリッジヒータ 36 圧着面 37A,37B,37C 発熱線 38 外枠 40A,40B,40C 温度調節器 41A,41B,41C 温度センサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 1/14 J 8727−4E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部が複数に分割された1本の発熱体
    を内蔵し、上記各発熱部の温度を独立に温度制御するこ
    とを特徴とする熱圧着装置。
JP524491U 1991-02-12 1991-02-12 熱圧着装置 Pending JPH04102190U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP524491U JPH04102190U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 熱圧着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP524491U JPH04102190U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 熱圧着装置

Publications (1)

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JPH04102190U true JPH04102190U (ja) 1992-09-03

Family

ID=31735628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP524491U Pending JPH04102190U (ja) 1991-02-12 1991-02-12 熱圧着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025445A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Hitachi Industries Co Ltd フィルム貼付装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6257395B2 (ja) * 1979-12-19 1987-12-01 Satake Eng Co Ltd

Patent Citations (1)

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