JPH04102094U - ケーブル引抜装置 - Google Patents

ケーブル引抜装置

Info

Publication number
JPH04102094U
JPH04102094U JP1991005943U JP594391U JPH04102094U JP H04102094 U JPH04102094 U JP H04102094U JP 1991005943 U JP1991005943 U JP 1991005943U JP 594391 U JP594391 U JP 594391U JP H04102094 U JPH04102094 U JP H04102094U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hangar
ball valve
valve seat
cable
winding drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP1991005943U
Other languages
English (en)
Inventor
良雄 片岡
博士 山下
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1991005943U priority Critical patent/JPH04102094U/ja
Publication of JPH04102094U publication Critical patent/JPH04102094U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、確実な放射線遮蔽を行ない、内部
雰囲気の密閉を行なうことのできる放射能汚染ケーブル
の引抜装置を提供するものである。 【構成】 放射線遮蔽構造の吊上げ可能な格納庫4と、
格納庫4の内部に設置された巻取りドラム5と、格納庫
4の底部に設置された円錐弁座10と、円錐弁座10に
当接するボール弁6と、ボール弁6に取付けられた水平
方向の回転軸7とを具え、円錐弁座10およびボール弁
6の上下方向の貫通口を介してケーブル2を巻取りドラ
ム5により巻取るように構成したケーブル引抜装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原子炉廻りの炉外計装取扱機におけるケーブル引抜装置に関するも ので、その他、取扱に遮蔽及び密閉が必要なケーブル類の引抜装置にも適用する ことができる。
【0002】
【従来の技術】
被曝防止のため、相当な保護処置を施した状態で、放射能汚染ケーブルを手動 で引抜いている。 従来技術に機械化されたものはない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述の従来技術によると、次のような問題点がある。 放射能汚染されたケーブル状の計装品を取扱う場合、被曝防止のため相当な保 護処置を施した上でも、滞在時間が長いと作業員が、多量の放射線を浴びること は避けられない。また引抜作業中に原子炉周辺の有害雰囲気が流出する。
【0004】 本考案は、確実な放射線遮蔽を行ない、内部雰囲気の密閉を行なうことのでき る放射線汚染ケーブルの引抜装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
必要遮蔽厚さを有する重厚・堅固な放射線遮蔽容器と、内部雰囲気密閉が確実 に出来る円錐弁座を持つボール弁との組合せにより、被曝及び内部雰囲気流出を 防止する。
【0006】
【作用】
汚染ケーブルはボール弁の開口を通り、放射能遮蔽容器内に入り、同容器内の 巻取りドラムに巻取られる。巻取り終了後にボール弁を水平軸回りに90°回転 することにより、ボール弁は閉鎖され、放射能遮蔽容器は密閉状態に保たれる。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図6について説明する。 図において、1は原子炉格納容器のオペレーシヨンフロア、2は汚染された電 気計装ケーブル、3はオペレーシヨンフロアに設けた支持脚、4は放射線遮蔽構 造の格納庫、5は格納庫内部に設置した巻取りドラム、6は水平方向の回転軸7 を具えたボール弁、8は回転軸7を支承する軸受、9はボール弁6の弁本体、1 0は弁本体9に当接する円錐弁座、11はボール弁のパツキン、12はパツキン 11の止めリング、13は格納庫4のパツキン類、14はワイヤーロープ・シヤ ツクルである。
【0008】 図1、図2において、ケーブル引抜装置は、原子炉廻りに配設された使用済の 放射化した電気計装ケーブル2を、支持脚3上に載置された格納庫4内の巻取り ドラム5により、巻取り引抜く装置である。格納庫4は放射線被曝防止に必要な 遮蔽厚さを有している。ボール弁6は回転軸7が格納庫4に組込みの軸受8に支 えられ、ケーブル巻取り動作中は、電気計装ケーブル2は円錐弁座10及びボー ル弁6の上下方向の貫通口を経て巻取りドラム5により巻取られる。ケーブル巻 取り完了時は、ボール弁6を90°回転させて貫通口を閉鎖し、格納庫4内部雰 囲気を遮蔽する。ボール弁6は、開閉時弁本体9と円錐弁座10がパツキン11 を介して摺動しつつ回転する。
【0009】 このとき弁本体9と円錐弁座10とが同軸上を回転するならば、常時大きな摩 擦抵抗があり、パツキン11は摩耗して寿命を縮めることになり、摺動面は精密 な球形加工が要求される。 回転軸7の軸線を弁本体9の中心に対して適当量偏心させ、更に円錐弁座10 を採用することにより、弁開閉時の摩擦抵抗を大幅に低減し、また閉止時の確実 な増締切りを行うことができる。
【0010】 次に本装置の作用を図3、図4により説明する。 原子炉格納容器オペレーシヨンフロア1上に据え置きの支持脚3上に載置され た格納庫4内に、放射化した電気計装ケーブル4を巻取りドラム5に巻取り収納 する。巻取りが完了すると、軸7を回転しボール弁6を閉止して、格納庫4を密 閉する。
【0011】 格納庫4は重厚・堅固な剛構造となっており、充分な肉厚Tで放射線遮蔽と各 合せ面、軸貫通部はパッキン類13で確実にシールされており、完全密封形とな っている。 次に、格納庫4をケーブル2、巻取りドラム5を収納したまま、ワイヤーロー プ・シヤツクル14を介して、クレーンにて吊り下げ、支持脚3と分離し、別場 所の固体廃棄物貯蔵プールへ移設する。放射能汚染されたケーブル2、巻取りド ラム5を格納庫付扉4aを水中にて解放し、廃棄処理を行う。
【0012】 次に、ボール弁6の具体的構造を図5、図6により説明する。 ボール弁全開状態(図5)において、弁本体9にはめ込まれたパツキン11は 円錐弁座10に非接触状態にある。パツキン11は止めリング12で押えボルト にて固定されている。ここに回転軸7の軸心Aは位置一定として、弁本体中心B に対して間隔α偏心させている。軸心Aは反時計回り90°回転すると、閉止状 態に向かうが中心Aは中心Bに対して間隔α偏心された軌道上を反時計回りに移 動することになる。
【0013】 ボール弁閉止状態(図6)において、弁本体9の中心Baは、軸中心A(位置 一定)に対して長さαの反時計回り偏心軌道上の水平位置にあり、パツキン11 は円錐弁座10に対して確実に押つけられ、弁閉止が完了する。 さらに軸中心Aを反時計回りにわずかに回転させると、弁本体9の中心Baは 下方に進行し、パツキン11は円錐弁座10に対して増押つけ(締切り)が可能 となる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によるケーブル引抜装置は、放射線遮蔽構造の吊上げ可能な格納庫と、 前記格納庫の内部に設置された巻取りドラムと、前記格納庫の底部に設置された 円錐弁座と、前記円錐弁座に当接するボール弁と、前記ボール弁に取付けられた 水平方向の回転軸とを具え、前記円錐弁座およびボール弁の上下方向の貫通口を 介してケーブルを前記巻取りドラムにより巻取るように構成したたとにより、次 の効果を有する。
【0015】 放射線被曝防止に充分な遮蔽厚さを有する格納庫内に放射化したケーブルを収 納するため、作業者に特別な保護処置を必要としない。 ボール弁の閉止により内部雰囲気を流出させず、固体廃棄物貯蔵プールへの移 動が軽便である。ボール弁の円錐弁座は摺動面に特別な精度を要求せず著しく加 工の工数低減となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例のケーブル引抜き状態における
正面断面図である。
【図2】図1の側面断面図である。
【図3】ケーブル引抜き終了状態における図1と同様な
図面である。
【図4】図3において格納庫を吊上げた状態における側
面断面図である。
【図5】円錐弁座およびボール弁の全開状態における正
面断面図である。
【図6】円錐弁座およびボール弁の全閉状態における正
面断面図である。
【符号の説明】
2 ケーブル 4 格納庫 5 巻取りドラム 6 ボール弁 7 回転軸 10 円錐弁座

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線遮蔽構造の吊上げ可能な格納庫
    と、前記格納庫の内部に設置された巻取りドラムと、前
    記格納庫の底部に設置された円錐弁座と、前記円錐弁座
    に当接するボール弁と、前記ボール弁に取付けられた水
    平方向の回転軸とを具え、前記円錐弁座およびボール弁
    の上下方向の貫通口を介してケーブルを前記巻取りドラ
    ムにより巻取るように構成したことを特徴とするケーブ
    ル引抜装置。
JP1991005943U 1991-02-14 1991-02-14 ケーブル引抜装置 Withdrawn JPH04102094U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991005943U JPH04102094U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 ケーブル引抜装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991005943U JPH04102094U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 ケーブル引抜装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102094U true JPH04102094U (ja) 1992-09-03

Family

ID=31736875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991005943U Withdrawn JPH04102094U (ja) 1991-02-14 1991-02-14 ケーブル引抜装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04102094U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6625246B1 (en) System and method for transferring spent nuclear fuel from a spent nuclear fuel pool to a storage cask
US5319686A (en) Dry transfer of spent nuclear rods for transporation
US7820870B2 (en) Apparatus, system and method for facilitating transfer of high level radioactive waste to and/or from a pool
US4800062A (en) On-site concrete cask storage system for spent nuclear fuel
KR20200042533A (ko) 방사성 유해 폐기물을 수용하는 드럼을 위한 격납 캐스크
JP5932722B2 (ja) 核燃料の輸送のための装置及び前記装置を積載/積卸しするための方法
US3915792A (en) Transfer hood for handling fuel assemblies in nuclear reactors and especially fast reactors
GB1456804A (en) Handling apparatus for a nuclear reactor fuel assembly
US3354041A (en) Nuclear reactor refuelling device
KR20040101389A (ko) 원자로 용기의 취급 방법
JPH04102094U (ja) ケーブル引抜装置
CZ20022845A3 (cs) Dvoukomorová nádrž na přepravu nebo skladování radioaktivních materiálů
JP2519896B2 (ja) 原子炉の解体工法
GB993629A (en) Device for transferring radioactive articles
HU182080B (en) Method and apparatus for delivery and storage of radioactive materials
JP2004144698A (ja) 炉内構造物の収納方法
JPH1020086A (ja) 放射性廃棄物処分用容器
CN219676909U (zh) 一种放射性物质屏蔽容器装置
JP3106190B1 (ja) 原子炉収容容器及び原子炉移送方法
CN211014674U (zh) 一种x射线检查间底片吊运孔道
GB1454239A (en) Process for handling fuel assemblies which have been irradiated in a fast neutron nuclear reactor and installation for performing the process
KR100511560B1 (ko) 다목적 Cf-252 중성자 선원 취급장치
JP2504446B2 (ja) 燃料出入装置
JP2000214291A (ja) 使用済核燃料収納容器汚染防止治具
JPH1184052A (ja) 加圧水型原子炉の炉内構造物の搬出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950518