JPH04102043A - 鞘管工法における配設鞘管の検査方法 - Google Patents

鞘管工法における配設鞘管の検査方法

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JPH04102043A
JPH04102043A JP21970690A JP21970690A JPH04102043A JP H04102043 A JPH04102043 A JP H04102043A JP 21970690 A JP21970690 A JP 21970690A JP 21970690 A JP21970690 A JP 21970690A JP H04102043 A JPH04102043 A JP H04102043A
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JP
Japan
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pipe
piece
nail
sheath
protrusion
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Pending
Application number
JP21970690A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nakada
中田 義明
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鞘管工法において、配設鞘管への通管作業前に
その鞘管内面での釘の突出の有無を検査する場合に使用
する配設鞘管の検査方法に関するものである。
(従来の技術) 屋内配管工事においては、建物の躯体工事の際に所定の
配管ルートに沿って鞘管を配設しておき、建物の設備工
事時に、その鞘管に通水管(給水、給湯、冷暖房用冷温
水等)を通管する所謂、鞘管工法を施用することがある
また、点在している箇所への給水・給湯、特に、ホテル
、ビル或いは大規模住宅における給水・給湯等には、給
水または給湯ヘッダーから直接、各給水・給湯箇所に給
水・給湯管を配管して、同時通水時でも給水・給湯箇所
の遠近に関係なく充分な給水・給湯量を保証し得るヘッ
ダー工法を施用することがあり、特に、このヘッダー工
法を鞘管工法で施工する鞘管ヘッダー工法の採用が盛ん
である。
第4図は鞘管ヘッダー工法を用いた通常の配管構造を示
している。第4図において、61は給水・給湯へラダー
である。62は水栓その他の機器を接続するための水栓
機器接続用ボックス、例えば、水栓ボックスであり、各
給水・給湯箇所において、例えば、水量仕切壁63の裏
面に取り付けである。
10はヘッダー61から各水栓機器接続用ボックスにわ
たって配設した鞘管であり、両端部を立ち上げ。
ボックス62側においてはその立ち上げ上端をボックス
62の底面に連結しである。64は各鞘管10内に挿通
した通水管であり、各通水管64の一端はヘッダー61
の各分岐口に接続し、他端は各ボックス62内に納め、
この他端をボックス外部のカラン65または機器(例え
ば、給湯器、冷暖房機器)に継手66を介して接続しで
ある。
上記鞘管10には、通常波付はプラスチック管が使用さ
れ、通水管64には、通水温度、圧力に応じた耐熱性、
耐圧性のプラスチック管、金属とプラスチックとの積層
管等可撓性を有するものが用いられる。
(解決しようとする課題) ところで、上記鞘管の施工時(建物の躯体工事時)から
通水管の通管工事(建物の設備工事)までの間に、種々
の内装工事が行われる。例えば、第4図において、間仕
切壁63を床面に釘打ち固定することが行われ、その釘
が上記の鞘管内面に突出することが起こり得る。この場
合、釘の突出量がさほど大きくなければ(具体的には、
5閣以下の突出量の場合)、通水間の通管に際して抵抗
にはならず、従来においては、釘の突出に気付かずに、
通水管の引込みが行なわれている。しかしながら、この
場合、通水管表面の傷付きを免れ得ず、この通水管が鞘
管内に閉じ込められてしまい、作業者等が、その傷を知
ることもなくそのまま放置されて、後日、通水管からの
漏水事故を招来し易い。
他方、通管を行ない得ない場合、それが釘の突出による
のか、鞘管の扁平化(例えば、床スラブ荷重による)よ
るのかを、判別しがたく、その後の対応処置を適正に行
ない難い。
このように、鞘管工法においては、鞘管に釘が打ち込ま
れた場合、叙上の不具合を来し、かかる不具合は、配設
鞘管の通管性を検査しても排除し難い。
本発明の目的は、通管性に実質上影響を来さない程度の
釘の突出でも、確実、且つ容易に検出し得る配設鞘管の
検査方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係わる鞘管工法における配設鞘管の検査方法は
、配設鞘管内に、鞘管内径よりもやや大きな外径を有す
る柔軟ピースを圧縮状態で挿通して、当該鞘管内面に突
出した釘を検出することを特徴とする構成であり、柔軟
ピースの挿通中、配設鞘管の一端から、減圧、または加
圧を行い、その減圧、または加圧状態を監視する態様で
実施することもできる。
(実施例の説明) 以下、図面により、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図であるる。
第1図において、1は既配設の鞘管であり、波付はプラ
スチック管が用いられる。2は柔軟なピースであり、非
圧縮時の外径は鞘管1の最大内径よりも大であり、圧縮
状態で鞘管1内に納めである。3は柔軟ピース2を走行
させるための牽引線である。
第1図において、4は鞘管1に突き刺された釘を示して
いる。
本発明により既配設の鞘管を検査するには、第1図にお
いて、柔軟ピース2を牽引線3により鞘管1内に鞘管一
端より他端に向けて走行させ、柔軟ピース2を鞘管1内
に完走させた後、そのピース2の傷付き状態、若しくは
、破壊状態を観察する。
上記において、柔軟ピース2の非圧縮時の外径を鞘管の
最大内径よりも大としであるので、柔軟ピース2を鞘管
1の全内周に密接させ得る。又、ピース2が柔軟である
ために、当該ピース2の圧縮応力が小であり、ピース2
と鞘管1との間の摩擦力を小さくできるので、ピース2
を小なる引張力で牽引できる。従って、ピース2を鞘管
1内に密接状態で容易に挿通でき、この挿通中、ピース
2が釘4に触れると、ピース2が傷つき、または、破壊
し、鞘管内完走後のピース2を観察することにより、鞘
管1内への釘の突出の有無を容易に検知し得る。
上記柔軟なピース2には、ゴム風船を用い、袋体の開口
部を牽引線3で緊縛閉止することができる。更に、柔軟
ピース2として、スポンジピース、プラスチックバッグ
(ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニ
ル)等も使用できる。
第2図は本発明の別実施例を示している。
第2図において、1は既配設の鞘管である。2はゴム風
船、或いはスポンジを充填したゴムまたはプラスチック
袋(ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル製)で
あり、圧縮状態で鞘管1内に密接に納めである。31は
牽引線、32は計尺線である。
この別実施例においては、鞘管1の一端側に真空ポンプ
を連結し、鞘管一端11と柔軟ピース2との間を減圧状
態に保持しつつピース2を走行させる。この走行ピース
2が鞘管内面における突出量に触れると、風船が破裂し
、またはスポンジ入りのプラスチック袋が破れ、ピース
2と鞘管1との間の気密性が失われて、鞘管一端11と
柔軟ピース2との間の真空度が低下するので、これを真
空計で監視して釘の突出を検知できる。この際、計尺J
IA32によって釘の突出位置を計測することもできる
上記において、鞘管一端側からの減圧に代え、鞘管他端
側からの加圧を行うこともできる。
上記において、柔軟ピース2に風船、プラスチック袋、
スポンジ入りゴム、またはプラスチック袋を用いる場合
、風船、袋をネットで覆い、牽引線等はネットに繋ぐこ
とが、破裂した風船、袋等の確実な取り出しに便利であ
る。また、柔軟ピースには潤滑剤を付着させておくと牽
引しやすい。
上記配設鞘管の検査は、当該鞘管への通水管の通管作業
の直前において、通管作業の準備作業として行われる。
本発明の方法により検査し得る事項は、鞘管内への釘の
突出の有無であり、鞘管の床スラブ荷重等による扁平化
は本発明方法による検査の対象外である。従って、配設
鞘管に対する通管検査が必要な場合、この通管検査を行
なう必要があり、この通管検査と本発明が対象とする釘
の突出検査とを同時に行うこともできる。
第3図はこの同時検査についての実施例を示している。
第3図において、5は通管検査用の鉄製ピースであり、
その外径を鞘管1の最小内径よりもやや小さくしである
(通常、2mm程小さくしである)。3は鉄製ピース5
に連結した牽引線である。2は釘検出用の柔軟ピースで
あり、鞘管1内に圧縮状態で密接に納め、鉄製ピース5
の後方に連結線30によって連結しである。
而して、鉄製ピース5を牽引線31によって走行させ、
この鉄製ピース5に追従して柔軟ピース2を走行させて
いく。その結果、鉄製ピース5では検出できないような
釘の突出を上記と同様に、柔軟ピース2によって検知で
きる。
(発明の効果) 上述した通り、本発明に係わる配設鞘管の検査方法によ
れば、通管性の検査では検知し難いような釘の比較的小
さな突出を検知でき、従って、鞘管内面での釘の突出を
、その突出量の大小にかかわりなく確実に検知し得、釘
の突出を検知した場合は、その釘を抜き取った上で通管
作業を行なうことによって通水管を傷付きなく安全に引
込み得る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図並びに第3図はそれぞれ本発明の異なる
実施例を示す説明図、第4図は鞘管工法による配管構造
を示す説明図である。 1・・・配設鞘管、2・・・柔軟ピース、3・・・牽引
線、4・・・釘。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣1)馨

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)配設鞘管内に、鞘管内径よりもやや大きな外径を
    有する柔軟ピースを圧縮状態で挿通して、当該鞘管内面
    に突出した釘を検出することを特徴とする鞘管工法にお
    ける配設鞘管の検査方法。
  2. (2)柔軟ピースの挿通中、配設鞘管の一端から、減圧
    、または加圧を行い、その減圧、または加圧状態を監視
    することを特徴とする請求項(1)記載の鞘管工法にお
    ける配設鞘管の検査方法。
JP21970690A 1990-08-20 1990-08-20 鞘管工法における配設鞘管の検査方法 Pending JPH04102043A (ja)

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JP21970690A JPH04102043A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 鞘管工法における配設鞘管の検査方法

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JP21970690A JPH04102043A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 鞘管工法における配設鞘管の検査方法

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JPH04102043A true JPH04102043A (ja) 1992-04-03

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ID=16739691

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JP21970690A Pending JPH04102043A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 鞘管工法における配設鞘管の検査方法

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JP (1) JPH04102043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106226063A (zh) * 2016-09-13 2016-12-14 吉林省诚科工程检测有限公司 一种磁力限位钟摆式塑料波纹管柔韧性全自动试验机
CN110873628A (zh) * 2020-01-16 2020-03-10 潍坊东方钢管有限公司 非同径管道密闭性外用检测装置

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