JPH0443798Y2 - - Google Patents

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JPH0443798Y2
JPH0443798Y2 JP1987051951U JP5195187U JPH0443798Y2 JP H0443798 Y2 JPH0443798 Y2 JP H0443798Y2 JP 1987051951 U JP1987051951 U JP 1987051951U JP 5195187 U JP5195187 U JP 5195187U JP H0443798 Y2 JPH0443798 Y2 JP H0443798Y2
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balloon
pipe
leakage
air
conduit
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ガスや水道、排気筒等の配管におけ
る洩れの量や洩れ箇所を測定するための配管の洩
れ測定装置に関するものである。
〈従来の技術〉 配管における洩れの測定は、従来、測定を行な
う部分の管路を取り外したり切断したりした後、
これの両端を封止して加圧を行ない、そして水柱
マノメータ等の降下時間を測ることで行なつてい
た。
しかし、上記の場合には管路の両端を封止する
にあたり、管路の両端を取り外したり切断したり
しなくてはならず、非常に手間がかかる上に、洩
れ量が大きい場合には、ゲージ降下時間が短すぎ
て測定できなかつたり、洩れ位置を特定すること
が困難であるという問題点を有している。
このために、特開昭52−133278号公報に示され
ているように、管路の一端から挿入されて膨張に
より管路の他端側の封止を行う封栓を設けるとと
もに、上記管路の一端側の封止を行う封止部材を
設けて、封栓と封止部材とで封止された区間内に
加圧流体を送り込んで配管の洩れを測定すること
ができるようにしたものが考案されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この場合、管路の一端側の接続を外したり切断
したりするだけで測定を行えるものの、封栓をど
のようにして管路に送り込むかが問題となる。す
なわち、上記公報に示されたものでは、封栓を2
枚の円盤と筒状弾性体とを組み合わせた形状と
し、管路に送り込む空気圧で管路の奥方に封栓を
送ることができるようにしているのであるが、円
板を持つことから、管路が曲がつている場合、管
路の奥方へ導くことができない上に、確実な封止
を行うことができないものとなつている。
本考案はこのような問題点を解決するべくなさ
れたものである。
[考案の構成] 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、管路の一端から挿入されて膨張によ
り管路の他端側の封止を行なうバルーンと、この
バルーンに取り付けられて管路内に送り込まれる
空気圧でバルーンを管路の奥方へと導くパラシユ
ートと、上記管路の一端側の封止を行なう封止部
材と、バルーンと封止部材とで封止された区間内
に加圧流体を送り込む加圧手段と、加圧流体の流
量及び上記区間の圧力を測る測定器とからなるこ
とに特徴を有している。
〈作用〉 本考案によれば、管路の一端から挿入されるバ
ルーンにて管路の他端の封止を行なうことから、
管路の取り外しはバルーンを管路中に挿入するた
めの一端側だけでよく、そして加圧流体の流量を
測ることで洩れ量を正確に測定することができる
上に、バルーンを移動させることによつて、洩れ
箇所を的確に特定することができる。
しかもパラシユートをバルーンに取り付けてい
るために、管路が曲がつている場合でも、バルー
ンを管路の奥方に導くことができるとともに、バ
ルーンを封止に適した形状や材質のものとするこ
とができる。
〈実施例〉 第1図に一実施例を示す。検査対象の管路1の
一端から挿入されるバルーン2は、ゴム等の弾性
体からなるもので、これを膨らませるための加圧
空気を送り込む可撓性を備えたエアチユーブ20
が接続されている。管路1の上記一端側の封止を
行なう封止部材3としては、ここでは管路1の内
面に接するOリング32を備えた治具30を用い
ている。そして上記エアチユーブ20はこの治具
30を貫通させて管路1外に引き出し、エアポン
プAP2及び圧力計P2に接続してある。また、治具
30におけるエアチユーブ20の引き出し部にも
Oリング32を配して密封を図るとともに、治具
30に対してエアチユーブ20を摺動自在として
ある。更に、管路1におけるバルーン2と治具3
0との間の空間には、治具30に設けた空気路を
通じて、エアポンプAP1と流量計FM、そして圧
力計P1を接続してある。また、上記バルーン2
の先端には、バルーン2を管路1中に送り込むた
めのパラシユート4をつないである。図中CVは
逆止弁、Vはバルブである。
洩れの測定にあたつては、まず管路1の一端側
のみを取り外したり切断したりすることで、管路
1の一端を開放させ、そしてこの一端に治具30
を装着する。ついで、第2図に示すように、エア
ポンプAP1及び流量計FMに代えて治具30にブ
ロア5を接続し、管路1内に空気を吹き込みつ
つ、上記エアチユーブ20を管路1内に送り込め
ば、吹き込まれた空気にてパラシユート4が管路
1の奥方へとバルーン2を案内する。管路1が曲
がつていても、バルーン2を奥方に導くことがで
きるようにしているものである。尚、パラシユー
ト4の直径は管路1の内径とほぼ等しいか、これ
より少し大きいものとし、また全長は比較的短い
もの、たとえば管径より少し短いものとするのが
よい。直径が小さいと、バルーン2を奥へと導く
ことができず、また全長が長いと、管路1が曲が
つている上に、フレキシブル管のように内面に凹
凸がある場合、先端が管壁にあたつて潰れてしま
うからである。
エアチユーブ20に施した目盛りを読むことで
所要の位置までバルーン2が移動したことを確認
した後、治具30にエアポンプAP1及び流量計
FMを接続し、そしてエアポンプAP2を作動させ
ることによつて、バルーン2を膨張させてこれを
管路1の内壁に密着させて、この部分の封止を行
なう。バルーン2が十分に封止を行なえるだけの
膨張を行なつたかどうかは圧力計P2で確認する
ことができる。尚、このバルーン2は、継手等の
封止しにくい場所で止まる可能性があるために、
第2図に示すように、2つのバルーン2,2をつ
ないだ二連バルーンとすることが好ましい。
このように、バルーン2と治具30とで管路1
内に封止された区間を形成したならば、エアポン
プAP1を作動させて、上記区間の空間を加圧す
る。所定の圧力まで加圧した後の圧力降下を測定
したり、あるいは所定の圧力を維持するための送
り込み空気量を測定することによつて、管路1の
上記区間内にある洩れ孔の有無及び洩れ孔があれ
ばその洩れ量を測定することができる。
そして、エアチユーブ20を引つ張ることでバ
ルーン2を少しずつ引き戻すことによつて、洩れ
箇所を特定することもできる。すなわち、バルー
ン2を引き戻す途中で洩れがなくなれば、管路1
内にあるエアチユーブ20の長さによつて判断す
ることができるバルーン2の位置より少し奥の方
に、洩れ箇所があると判断することができる。バ
ルーン2をエアチユーブ20で引き戻すことか
ら、エアチユーブ20には摩擦係数が小さく且つ
伸びにくい四弗化エチレン樹脂管が好適である。
第3図に他の実施例を示す。これは主として洩
れ箇所を測定するためのものであつて、バルーン
2の挿入を行なう管路1の一端側の封止部材3と
して、エアチユーブ20の途中が接続されている
バルーン31を用いている。また、エアポンプ
AP1や流量計FM並びに圧力計P1は、バルーン3
1を貫通するチユーブ33,34によつて、両バ
ルーン2,31間の区間に連通させている。
本実施例においては、両バルーン2,31間の
区間を比較的短いものとしておき、そして両バル
ーン2,31を同時に引き戻しながら測定を行な
うことによつて、洩れ箇所の特定及び洩れ量の測
定を行なうことができる。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、洩れの測定に
あたり、バルーンを利用して封止を行なうため
に、管路の一端側の接続を外したり切断したりす
るだけですむものであり、しかも封止した空間に
送り込む加圧流体の流量によつて、洩れ量を正確
に測定することができ、また洩れ量から洩れ孔の
相当径を推算することもできるものであり、更に
は圧力を同時に測定することから、低圧時の洩れ
量しか測定することができなくとも、圧力換算に
て実使用時の圧力の時の洩れ量を容易に得ること
ができるものである。またバルーンを移動させる
ことによつて、洩れ箇所の特定も容易に行なうこ
とができる。
しかも、管路内に送り込まれる空気圧でバルー
ンを管路の奥方へと導くパラシユートをバルーン
に取り付けているために、管路に空気を送り込む
だけで、たとえ管路が曲がつていても、パラシユ
ートがバルーンを管路の奥方まで確実に導くもの
であり、また、このようなパラシユートを設けた
ために、バルーンそのものに管路の奥方への送り
込みのための細工をする必要がなく、管路の封止
に適した形状や材質のバルーンを用いることがで
きて、たとえ管路が曲がつている部分においても
封止を確実に行えるようにすることに容易に対処
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の断面図、第2図は同
上のバルーン挿入時の断面図、第3図は他の実施
例の断面図であつて、1は管路、2はバルーン、
3は封止部材、4はパラシユート、AP1,AP2
エアポンプ、P1,P2は圧力計、FMは流量計を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 管路の一端から挿入されて膨張により管路の他
    端側の封止を行うバルーンと、このバルーンに取
    り付けられて管路内に送り込まれる空気圧でバル
    ーンを管路の奥方へと導くパラシユートと、上記
    管路の一端側の封止を行う封止部材と、バルーン
    と封止部材とで封止された区間内に加圧流体を送
    り込む加圧手段と、加圧流体の流量及び上記区間
    の圧力を測る測定器とから成る配管の洩れ測定装
    置。
JP1987051951U 1987-04-06 1987-04-06 Expired JPH0443798Y2 (ja)

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JP1987051951U JPH0443798Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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JP1987051951U JPH0443798Y2 (ja) 1987-04-06 1987-04-06

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Publication Number Publication Date
JPS63159742U JPS63159742U (ja) 1988-10-19
JPH0443798Y2 true JPH0443798Y2 (ja) 1992-10-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223625A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Mitsubishi Electric Corp 漏れ検査用具および漏れ検査装置
JP4910094B1 (ja) * 2011-07-21 2012-04-04 株式会社ファイバーカップ 配管検査装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52133278A (en) * 1976-04-30 1977-11-08 Sekisui Chemical Co Ltd Airtightness and watertightness test for pipe

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