JPH04101769U - センタリングスプリング機構 - Google Patents
センタリングスプリング機構Info
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- JPH04101769U JPH04101769U JP1194991U JP1194991U JPH04101769U JP H04101769 U JPH04101769 U JP H04101769U JP 1194991 U JP1194991 U JP 1194991U JP 1194991 U JP1194991 U JP 1194991U JP H04101769 U JPH04101769 U JP H04101769U
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- centering spring
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Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同軸上で相対的に回転可能な二部材を所要の
弾撥力をもって連結するセンタリングスプリングの各部
材への弾撥力作用端部分を、摩耗等の経時的変化から保
護し、常に適切な弾撥力を与えられるように構成する。 【構成】 同軸上で回転可能な二部材60,62から軸
線方向に平行して突設した係合ピン64,65を回転方
向両側から挟み込む弾撥力作用端63a,63bを、前
記二部材間に巻回して配置されるコイル状のセンタリン
グスプリング63の両端部から外方に向かって折曲げ形
成する。さらに、これら弾撥力作用端に、前記二本の係
合ピンをそれぞれ受ける受け部67b,67cを有する
受け部材67を、可動可能な状態で嵌挿して設ける。そ
して、センタリングスプリング63の各作用端には、二
部材での相対的な回転変位に伴なって可動する各受け部
材67,67を介して係合ピンからの荷重が作用する。
弾撥力をもって連結するセンタリングスプリングの各部
材への弾撥力作用端部分を、摩耗等の経時的変化から保
護し、常に適切な弾撥力を与えられるように構成する。 【構成】 同軸上で回転可能な二部材60,62から軸
線方向に平行して突設した係合ピン64,65を回転方
向両側から挟み込む弾撥力作用端63a,63bを、前
記二部材間に巻回して配置されるコイル状のセンタリン
グスプリング63の両端部から外方に向かって折曲げ形
成する。さらに、これら弾撥力作用端に、前記二本の係
合ピンをそれぞれ受ける受け部67b,67cを有する
受け部材67を、可動可能な状態で嵌挿して設ける。そ
して、センタリングスプリング63の各作用端には、二
部材での相対的な回転変位に伴なって可動する各受け部
材67,67を介して係合ピンからの荷重が作用する。
Description
【0001】
本考案は、同軸上で相対的に回転可能な二部材を所要の弾撥力をもって連結す
るために用いて好適なセンタリングスプリング機構に関する。
【0002】
たとえば後輪を前輪の操舵量(転舵量)に応じて逆方向あるいは同方向に転舵
させることで、低速走行時の小回り性を向上させたり、中、高速走行時の走行安
定性を向上させ得る四輪操舵車が、近年注目されている。
このような四輪操舵車における後輪転舵装置としては、たとえば特開昭59−12
8054号公報、特開昭59−143769号公報、実開昭61-53271号公報、特開昭61-67665
号公報等に示される油圧式装置を始め、従来から種々の構造を有するものが提案
されている。そして、特に油圧式装置では、後輪を転舵させるための油圧シリン
ダの左、右室に対しサーボ弁等により所定圧力に制御された油圧を選択的に供給
することで、後輪を所要の方向に転舵させ得るものであり、前、後輪を連結軸等
で機械的に連結してなる機械式装置に比べて動作的にも、また構造的にも自由度
が大きい等の利点をもつものであった。
【0003】
ところで、上述したような後輪転舵装置において、前輪側の転舵動作に連動し
て後輪転舵用の油圧シリンダへの油圧回路を選択的に切換え制御するため後輪転
舵用として、回転式の制御バルブなどが用いられている。そして、この制御バル
ブの出力軸系に、後輪側の舵取りリンク機構の動きをフィードバックするための
フィードバック系を接続することが、該制御バルブ動作を適切に行わせる上で必
要となっている。
しかし、このような制御バルブの出力軸系とフィードバック系を接続するにあ
たって、これら間を相対的に回転変位可能な状態で連結し、たとえば急操舵時な
どにおいての後輪側での転舵遅れを吸収し得るスプリング機構を介在させること
が必要で、このためバルブ出力軸側とフィードバック軸側とにそれぞれ両端側を
掛け止めし所要の弾撥力を生じさせ得る遅れ吸収用センタリングスプリング機構
を介在させることが考えられている。そして、このセンタリングスプリング機構
のもつ弾撥力によって、所定以下の荷重が作用している状態では両軸間を連結し
て一体的に回転するようにし、かつ両軸間に所定以上の荷重が加わったときには
、両軸間を切り離し、相対的に回転変位させて、制御バルブとフィードバック系
とでの動作を保証し、しかも荷重がなくなったときにはこれら両軸を所定の中立
位置関係に復帰させる等の動作を行なわせるものであった。
しかしながら、このようなセンタリングスプリング機構を用いるにあたって、
該センタリングスプリング両端側の弾撥力作用端の各軸への掛け止め部分が、部
分的に摺動して偏摩耗したりし、経時的変化によって耐久性が損なわれ、また所
要の弾撥力が得られなくなるといった問題を生じる虞れがあるもので、このよう
な問題点を解決し得る何らかの対策を講じることが必要とされている。
【0004】
このような要請に応えるために本考案に係るセンタリングスプリング機構は、
同軸上で相対的に回転可能に配置される二部材から対をなす係合ピンを、軸線方
向に平行して突設するとともに、これらの係合ピンを回転方向両側から挟み込む
弾撥力作用端を両端側折曲げ部に有するコイル状のセンタリングスプリングを、
前記二部材間に巻回して配置させ、かつこのセンタリングスプリング両端側の弾
撥力作用端に、前記一対の係合ピンをそれぞれ受ける受け部を有する受け部材を
、それぞれ可動可能な状態で嵌挿して設けるようにしたものである。
【0005】
本考案によれば、二部材での相対的な回転変位に伴なって可動する各受け部材
を介して係合ピンからの荷重が、センタリングスプリングの各弾撥力作用端に作
用するために、これら二部材を所要の弾撥力をもって連結するセンタリングスプ
リングの各部材への弾撥力作用端部分を、摩耗等の経時的変化から保護し、常に
適切な弾撥力を、受け部材を介して係合ピン側に作用させ得るものである。
【0006】
図1ないし図5は本考案に係るセンタリングスプリング機構を適用してなる四
輪操舵車の後輪転舵装置の一実施例を示し、この実施例では図5に示したように
前、後輪転舵用舵取リンク機構(後輪側のみを符号1で示し前輪側は図示を省略
している)をそれぞれ油圧式パワーシリンダ2,3による独立駆動形式とし、か
つ前輪側の転舵変位情報のみを油圧信号として後輪転舵駆動系に伝達させるとと
もに、後輪側転舵変位(パワーシリンダ3のロッド移動量)をフィードバックケ
ーブル4で制御系(後述する後輪転舵用制御バルブ11)にフィードバックする
信号系5を装備してなる構成による後輪転舵装置10について説明する。ここで
、6,7は前、後輪側パワーシリンダ2,3に圧油を供給するためのオイルポン
プ、8はオイルタンクで、前輪側ポンプ6からの圧油は油圧配管6aで前輪側パ
ワーシリンダ2に導かれ戻り配管6bでオイルタンク8に還流されるという周知
の前輪側動力舵取装置が構成される。また、9は車載バッテリであり、さらに図
5中油圧配管は二重線で、電気配線は一本の実線で示している。なお、オイルポ
ンプ6,7としては、図示しない自動車エンジンで同時に駆動される二連式ポン
プを例示したが、これに限定されず、前、後輪を独立した油圧系で構成するもの
でもよい。
【0007】
また、この実施例装置10は、舵取り操作に伴なう前輪側での転舵変位情報を
後輪側を転舵制御するための後輪転舵用制御バルブ機構部11に所要の遊び(不
感帯)をもって選択的に伝達する後輪転舵用変位伝達制御手段として、舵取りハ
ンドルが中立位置から一定角度以内で操舵されている間は回転伝達を行わず、そ
れ以上操舵されたときに所定の特性をもって回転変位を送出するように構成され
た不感帯リンク機構等による変位伝達制御機構12を用いている。なお、この変
位伝達制御機構12には、舵取りハンドルの操舵方向および操舵状態を検出する
ための操舵検出スイッチSW1,SW2が付設され、かつこれらのスイッチSW
1,SW2のオン・オフにより操舵方向表示ランプ13a,13bが点灯するこ
とで、運転席等で前、後輪の操舵方向表示を行えるようになっている。ここで、
これらの操舵検出スイッチSW1,SW2は、ハンドル操作角が直進状態(中立
位置)からたとえば約300度以内でオフし、それ以上操舵されたときにそれぞれ
オンするように構成される。また、図5に示したバッテリ9から後輪転舵装置1
0に至る電気回路において、符号14は運転者が走行中に異常を感じた時に後輪
転舵装置10を手動にて強制的にオフし前輪のみの2WS状態とするためのエマ
ージェンシースイッチ、15は後述するケーブル・戻りばね失陥検出手段として
の検出スイッチ、16は後輪転舵用舵取りリンク機構1を構成するパワーシリン
ダ3側に付設され後輪の中立位置をオフ信号として検出する中立位置検出スイッ
チ、17は後述する負作動型クラッチ機構への通電電流制御を行なうためのノー
マルクローズタイプのリレースイッチである。さらに、18は後輪転舵用オイル
ポンプ7からの油圧配管7aと後述する制御バルブからの戻り配管7bとの間の
バイパス路を開閉するノーマルオープンタイプのバイパスバルブで、このバイパ
スバルブ18は、バッテリ9からの通電によってソレノイドがオンすることでバ
イパス路が閉じられるとともに、前記エマージェンシースイッチ14やケーブル
・戻りばね失陥検出用スイッチ15等がオフされて通電がなくなることでバイパ
ス路を開放し、後輪転舵を行わない2WS状態となるように構成されている。
【0008】
また、上述した変位伝達制御手段から伝達される回転変位によって後輪側を転
舵制御するための後輪転舵用制御バルブ機構部11は、図4から明らかなように
、前記変位伝達制御機構12で得られた変位量に応じて後輪側油圧源であるオイ
ルポンプ7からの油圧通路の切換え制御を行ない前記後輪転舵用パワーステアリ
ング3を作動させる回転式の後輪転舵用制御バルブ20と、この後輪転舵用制御
バルブ20に対しその入、出力軸21,22に同軸上に配置されるフィードバッ
ク軸23上に軸支されて後輪側舵取りリンク機構1の動きをフィードバックする
フィードバック信号系5を構成するフィードバックケーブル4の巻取り用プーリ
27とこの巻取りプーリ27をケーブル4の巻取り方向に付勢する戻りばね29
とからなるケーブル巻取り機構28とを備えている。なお、このケーブル巻取り
機構28は、後輪転舵用制御バルブ20と共に、ハウジングボディ(31A,3
1B;32)の内部に、収納して配設されている。
さらに、上述した制御バルブ20およびケーブル巻取り機構28を組み込んだ
ボディ内でこれらの機構部間に、制御バルブ20側の出力軸22とフィードバッ
ク軸23との間に介在されこれら両軸22,23を相対的に回転変位可能な状態
で連結することで舵取り操作に対する後輪側での転舵遅れを吸収するための遅れ
吸収用スプリング機構25と、この遅れ吸収用スプリング機構25と前記制御バ
ルブ20との間に介在され両者を選択的に連結する負作動型クラッチ機構26と
が、共に組み込まれて配設されている。なお、前記ケーブル巻取り機構28の一
部には、前記戻りばね29やケーブル4のいずれかが失陥したときに生じる該ケ
ーブル巻取り機構28での動きに連動して作動され失陥信号を送出するケーブル
・戻りばね失陥検出手段30が付設されている。そして、このように後輪転舵用
制御バルブ20、負作動型クラッチ機構26、遅れ吸収用スプリング機構25、
ケーブル巻取り機構28、ケーブル・戻りばね失陥検出手段30を、制御バルブ
20の入、出力軸21,22およびフィードバック軸23と同一軸線上に並設し
てユニット化すると、装置全体の構成の簡素化や変位伝達の確実化を図り、さら
に該機構ユニットの組立性や車輌への組込み性等をも向上させ得るものである。
【0009】
このようにユニット化された後輪転舵用制御バルブ機構部11の概略構成を図
4等を用いて簡単に説明すると、31A,31Bはその間に筒状部材32を介在
させた状態で該バルブ機構部11を構成するハウジングボディ、33はハウジン
グボディ31A側の端部にねじ止めして付設された前記バルブ20を構成するロ
ータ34およびスリーブ35(出力軸22に一体に形成されている)が内設され
るとともにポンプポート36、タンクポート37等に至る油圧通路が形成されて
いるバルブボディで、また上述した油圧通路の一部はハウジングボディ31A側
に形成されている出力ポート38,39に選択的に接続されるように構成されて
いる。なお、図中Pは前記ポンプ7、Tは前記タンク8、C1,C2は後輪側のパ
ワーシリンダ3の左、右両側室である。また、図中40は入、出力軸21,22
間を相対的に回動変位可能に連結するトーションバーである。そして、このよう
な制御バルブ20が、舵取り操作に応じて変位伝達制御機構12からの回転変位
により所要の状態に切換え作動されることで、後輪転舵用パワーシリンダ3によ
る後輪転舵制御を所要の状態で行えるように構成されている。なお、上述した制
御バルブ20を構成する入、出力軸21,22やロータ34、スリーブ35等を
始めとする構成部品として、従来から一般に用いられる前輪側動力舵取装置用の
回転式流路切換弁に用いる部品を転用して用いると実用面で有利である。
【0010】
一方、上述したハウジングボディ31B内で前記フィードバック軸23上には
、図4から明らかなように、後輪側の転舵状態をフィードバックするためのフィ
ードバックケーブル4の一端が連結されて該ケーブル4を巻取り可能な状態とす
るケーブル巻取り機構28を構成する巻取り用プーリ27が、回転可能な状態で
軸支されるとともに、この巻取り用プーリ27と回転方向において連結可能なフ
ィードバック伝達用プレート41が、該プーリ27に隣接してフィードバック軸
23上に固定されている。そして、この伝達用プレート41は、戻りばね29に
よりプーリ27に対してのケーブル巻取り方向に付勢されている。この伝達用プ
レート41は、周方向の二ヶ所に円弧状の切欠き41a,41a(一方のみを図
示している)を有し、この切欠き41a,41a内に前記巻取り用プーリ27か
ら軸線方向に突設されている係合ピン42,42を係入させることで、伝達プレ
ート41とプーリ27との間での左右方向の回転伝達を行えるように構成され、
かつフィードバック軸23上で戻りばね29により付勢される伝達用プレート4
1を介して巻取り用プーリ27に、ケーブル4に常に張力を与える方向に付勢力
を作用させ、該ケーブル4のたるみをなくすように構成されている。また、この
巻取り用プーリ27と伝達用プレート41とは、その内部に掛け渡して設けられ
たケーブル4または戻りばね29の失陥検出促進ばね43で該失陥時にプーリ2
8とプレート41との間にこのばね43により相対的な回動変位を生じ、これら
間での係合手段である係合ピン42が切欠き41a内でケーブル4の巻取り方向
とは反対側に移動するようになっている。なお、このばね43は、前記戻りばね
29よりも弱い付勢力をもつように構成される。
そして、このようなフィードバックケーブル4の巻取り機構28では、制御バ
ルブ20と共にハウジングボディ内に内設され、該巻取り機構28が外部に露呈
しない状態とされているため、車輌走行時等における小石等の衝突や水、泥水等
の冠水による腐食などといった外部環境による悪影響から保護し、これによりフ
ィードバック信号系5や制御バルブ20による所要の後輪転舵制御動作を確保し
得るという利点がある。
なお、上述した巻取り用プーリ27は、伝達用プレート41側にフランジ部4
4を有する筒状体45と、この筒状体45の他端に複数の止めねじ47でねじ止
め固定されるフランジ46とからなり、筒状体45の外周部の一部に凹設して形
成された円弧溝45aとこれに連続してフランジ部44に穿設された円孔44a
に、ケーブル4先端の係止ロッド部4aを差し込んで係止させ、この状態でフラ
ンジ46をねじ止めすることで、ケーブル4の一端をプーリ27側に固定するよ
うになっている。また、図中48は該プーリ27の回転方向の位置を、この制御
バルブ機構部11の組立時において制御バルブ20等との相対的な位置関係を保
って一時的に係止するための仮止めピンである。
一方、上述したケーブル巻取り機構部28の側方には、プーリ27の内側部分
に軸線方向に移動可能な状態で保持される可動部材50と、この可動部材50に
回転可能に連結され他端が前記ケーブル・戻りばね失陥検出用スイッチ15に選
択的に接触される接触子51が配設され、これによりケーブル・戻りばね失陥検
出手段30が構成されている。ここで、図中52は可動部材50からプーリ27
側に突設され、巻取り用プーリ27の筒状体45を貫通して常時は伝達用プレー
ト41の端面に当接して軸線方向の動きが係止される失陥検出ピンで、この状態
で前記スイッチ15をオン状態に保つとともに、ケーブル4または戻りばね29
等に失陥が生じ、伝達用プレート41に対しプーリ27および可動部材50が相
対的に回動することで前記伝達用プレート41の端面上での失陥検出ピン52の
当接位置が変化し、その変位位置に穿設されている該ピン52よりも大径な係合
孔53,53に該ピン52が係合することにより、可動部材50さらに接触子5
1が軸線方向に移動することで、スイッチ15がオフ状態とされ、ケーブル・戻
りばね失陥検出を行って前記バイパスバルブ18を開動作させ得るように構成さ
れている。また、上述した戻りばね29のばね力は、ケーブル4での張力に等し
く設定され、かつ前記失陥検出促進ばね43のばね力は戻りばね29のばね力よ
りも小さく設定されている。なお、図中54はハウジングボディ31Bの開口端
を閉塞しスイッチ15等が組み付けられる閉塞プレート、55は接触子51をス
イッチ15から離れる方向に付勢するばね手段である。
このようなケーブル巻取り機構部28およびケーブル・戻りばね失陥検出手段
30によれば、伝達用プレート41がケーブル引張り方向に回転しようとすると
、係合ピン42,42と切欠き41a,41aのいずれか一方が係合し、プーリ
27に対しても同方向への回転トルクが作用し、これによりケーブル4に引っ張
り力が働くため、後輪転舵用パワーシリンダ3側に負荷として作用する。そして
、これにより制御バルブ20部分でも相対的な回転変位が生じ、パワーシリンダ
3側に圧油が流れ、後軸側が移動し、これによってケーブル4も上述した引っ張
り方向に移動することから、上述したプレート41、プーリ27も一体となって
同方向に回転する。
また、プレート41が反ケーブル引張り方向に回転しようとすると、戻りばね
29が負荷となり、制御バルブ20部分に相対的な回転変位が生じ、パワーシリ
ンダ3に圧油が導かれ、後軸が移動し、ケーブル4もプーリ27からの繰り出し
方向に動き、その結果プーリ27、プレート41が一体となって同方向に回転す
る。
このような通常状態でのケーブル巻取り機構部28では、プーリ27、プレー
ト41が一体に回転するが、ケーブル4あるいは戻りばね29に失陥状態が生じ
ると、プーリ27とプレート41との間に相対的な回転変位が生じることになる
。すなわち、ケーブル4が失陥すると、ケーブル4の張力が0となり、戻りばね
29のばね力によって、プレート41とプーリ27が移動するが、これと同時に
プーリ27は、失陥検出促進ばね43によりさらに移動することになり、これに
より係合ピン42の切欠き41aの一方の側縁に対する係合状態が解除されるこ
とになる。つまり、プレート41とプーリ27との間で相対変位が生じることに
なり、その結果失陥検出スイッチ15がオフとなり、バイパスバルブ18への電
気回路が遮断され、後輪転舵系が不動作状態となり、2WSとなる。
また、戻りばね29が失陥すると、ケーブル4に作用する張力によってプーリ
27が移動することになるが、このときプレート41は失陥検出促進ばね43に
より通常その位置状態を維持する。したがって、これらの間には相対的な変位が
生じ、これにより上述したと同様にスイッチ15が働いて2WSとなる。なお、
プレート41の移動方向によっては、制御バルブ20が作動し、圧油が後輪側に
送られて後軸を動かすが、このときその動きがフィードバックされ、これによる
相対変位によって、失陥状態の検出を行い、2WSとすることが可能となる。
このようにケーブル4のフィードバックを行う巻取り機構28と、これに併設
されケーブル・戻りばね失陥検出手段30とを、制御バルブ機構部11のユニッ
ト内に組み込んで、制御バルブ20と一体的に構成すると、外部からの影響を受
けないようにし、しかもこれによるフィードバック系を制御バルブ20と関連付
けて組立てることが可能で、これによりこの制御バルブ20部分での動作制御を
適切に行える。特に、このような後輪転舵状態の制御バルブ20へのフィードバ
ックを行うケーブル4や戻りばね29の失陥状態の検出は、後輪転舵系において
、油圧回路をバイパスバルブ18にてバイパスし、後輪を不転舵状態にし、前輪
のみの2WS状態となるようにするうえで必要となるところである。
【0011】
さて、上述した構成による制御バルブ機構部11において、フィードバック系
が接続されるフィードバック軸23と制御バルブ20側の出力軸22との間には
、遅れ吸収用スプリング機構25と負作動型クラッチ機構26とが介在して設け
られている。これを詳述すると、この遅れ吸収用スプリング機構25は、図3お
よび図4から明らかなように、フィードバック軸23上に設けられるフランジ状
部材60と、前記フィードバック軸23および出力軸22上に回転可能に設けら
れるスリーブ軸61上にこれに対向して設けられるフランジ状部材62との間で
これらを周方向において所定以上の荷重が作用したときに、相対的に回転変位可
能な状態で連結するコイルスプリング63を備えている。そして、このコイルス
プリング63は、スリーブ軸61の外周部に遊嵌して巻回して配置されその両端
部が前記両側のフランジ状部材60,62側に係止されることで、そのばね力に
よる弾発力をもって常時は一体的に回転変位可能に構成され、その設定以上の変
位が、たとえば急操舵時の後輪側での転舵遅れ等によって生じたときに、フィー
ドバック軸23とスリーブ軸61間での相対的な回動変位が可能となるようにし
、これによりこのスリーブ軸61を制御バルブ20側の出力軸22に選択的に連
結するための負作動型クラッチ機構26でのすべりなどを防止し得るプリセット
角の大きいトーションバーのような機能を果たす。
さて、本考案によれば、上述したようにフランジ状部材60を有するフィード
バック軸23と出力軸22との間に介在されて遅れ吸収用スプリング機構25を
構成するコイルスプリング63において、フィードバック軸23側と出力軸22
側(実際にはこれに負作動型クラッチ機構26を介して接続されるスリーブ軸6
1)から平行して延設されてきた係合ピン64,65を周方向両側から挟み込む
ことにより所要の弾撥力を作用させる弾撥力作用端としてのスプリング延設部6
3a,63bに、係合ピン64,65との接触部分での点接触や摺動動作による
摩耗やばね力の安定した動作特性を保証するために、図1および図2から明らか
なように、該係合ピン64,65を保持する凹溝67b,67cを有しかつスプ
リング延設部63a,63b嵌挿用の貫通孔67aを有する受け部材67を、そ
れぞれ可動可能な状態で嵌挿して保持させ、これによりスプリング延設部63a
,63bでの耐摩耗性等を向上させ得るように構成している。
そして、このような構成では、各軸23,22との間で生じる相対的な回転変
位に伴なう係合ピン64,65とスプリング延設部63a,63bとの間での接
触部分の位置ずれを、スプリング延設部63a,63bに可動可能に嵌挿保持さ
れている受け部材67,67の動きで吸収し、その作用力が局部的にスプリング
63側に作用することを防ぎ、摩耗等の経時的変化から保護し、耐久性を向上さ
せ、また所要のスプリング機能を発揮させ得るものである。
ここで、この遅れ吸収用スプリング機構25において、そのコイルスプリング
63の両端部は、図1および図3から明らかなように、ほぼ平行して放射方向に
延設され、この延設部63a,63bが、前記フランジ状部材60,62から平
行して突設された係合ピン64,65を周方向両側から挟み込むように配置され
ることで、両フランジ状部材60,62間を弾性的に一体化している。そして、
この実施例では、該スプリング延設部63a,63b部分での係合ピン64,6
5との接触部分での点接触や摺動動作による摩耗やばね力の安定した動作特性を
保証するために、図1および図2から明らかなように、該係合ピン64,65を
保持する凹溝67b,67cを有しかつスプリング延設部63a,63bが嵌挿
される貫通孔67aを有する受け部材67を用いている。
また、負作動型クラッチ機構26は、ハウジングボディ31Aの一部に設けら
れた励磁コイル70と、これに選択的に吸引されるようにして前記出力軸22上
で軸線方向にのみ摺動可能に設けられたアーマチュア部材71とを備え、このア
ーマチュア部材71の一部に一体的に設けた歯部71aが、前記スリーブ軸61
側の歯部61aに噛合うことで出力軸22と前記スリーブ軸61を介してフィー
ドバック軸23を連結するように構成している。すなわち、この負作動型クラッ
チ機構26は、ケーブル4の伸び等といった経時的な変化を解消し、制御バルブ
20の中立位置状態と後輪側の中立位置状態との間に生じるずれを解消するため
のものであり、ハンドルが中立状態にあったり、前輪のみの2WSのときに、こ
のクラッチ機構26を通電してオンすることでクラッチ断としたり、4WSのと
きに、クラッチ機構26をオフすることでクラッチ継とされる。
ここで、このクラッチ機構26は、ケーブル4の経時的変化に伴なう伸びや、
制御バルブ20、後輪転舵用パワーシリンダ3間の距離変化による等に伴なう制
御バルブ20とパワーシリンダ3との中立位置ずれを補正するためのものである
。ところで、このようなクラッチ機構26として、負作動型のものを用いている
が、これは一般的な正作動型のものでは、後輪転舵状態でイグニッションキース
イッチをオフとすると、クラッチ断となり、制御バルブ20とパワーシリンダ3
との位相関係が、トーションバーのねじれ角分ずれてしまうもので、このような
イグニッションがオフのときでも、クラッチ継となる負作動型を用いることが望
ましいためである。
【0012】
なお、上述した後輪転舵装置10において、後輪転舵用の舵取りリンク機構1
には、図5から明らかなように、上述した制御バルブ20から後輪転舵用パワー
シリンダ3の左、右室に至る油圧配管80a,80bの途中に、油圧失陥時の不
具合を解決するための油圧失陥チェックバルブ機構81が設けられるとともに、
該リンク機構1を常時は中立位置でロックし後輪を不転舵状態に維持するための
左、右デッドロックポイント機構部による中立位置ロック機構82、このロック
機構82,82のデッドロックを前記油圧配管80a,80b中の圧油にて外す
ためのロック解除用シリンダ機構(図示せず)、後輪を中立位置状態に復帰させ
るためのセンタリングスプリング機構部83、後輪が中立位置にあるか否かを検
出するための中立位置検出スイッチ16などが付設されているが、その詳細な説
明は省略する。
【0013】
また、以上の構成による後輪転舵装置10において後輪転舵制御は、次のよう
にして行われる。すなわち、エンジン始動によってポンプ6,7から圧油が前輪
側および後輪側の転舵系に給送され、通常走行時には前輪側の制御バルブ、後輪
側の制御バルブ20またはバイパスバルブ18を介してタンク8に戻る循環路が
構成される。
この状態において、舵取りハンドルがいずれかの方向に操舵され、前輪側の舵
取りリンク機構が前輪側の制御バルブによる流路切換え機能にて圧油が前輪側パ
ワーシリンダ2のいずれかのシリンダ室に送られ、前輪が操舵方向に所要の状態
で転舵される。一方、前輪側での操舵角度が一定角度以上となった時点で操舵検
出スイッチSW1,SW2のいずれかがオンし、これによりバイパスバルブ18
がオンし、後輪転舵用の流路が構成され、また制御バルブ機構部11内で負作動
型クラッチ26への通電が停止され、クラッチ継の状態となることで、4WSの
準備状態となる。この状態で前輪側の転舵角度がそれ以上となり、後輪転舵用変
位伝達制御機構12からの回転変位によって後輪側の制御バルブ20が、その入
、出力軸21,22間に生じる相対的な回転変位によるロータ34とスリーブ3
5との流路切換えによって、後輪側の舵取りリンク機構1側の後輪転舵用パワー
シリンダ3のいずれかのシリンダ室に圧油が給送されることになる。このとき、
ケーブル巻取り機構28ではケーブル4側または戻りばね29側が負荷となり、
これによりフィードバック軸23、スリーブ軸61、アーマチュア部材71を介
して制御バルブ20における入、出力軸21,22間に、トーションバー40の
ねじりによる相対的回転変位を生じさせることは言うまでもない。また、これと
同時に、ロック解除用シリンダ機構が給送される圧油によって作動され、後輪中
立位置ロック機構82のデッドロックポイント機構部を解除動作させ、それぞれ
のロック状態を解除する。そして、このロック解除後に、パワーシリンダ3の働
きにより、後輪側舵取りリンク機構1が作動され、後輪を所要の方向に転舵制御
する。この後輪転舵状態は、ケーブル4により上述した巻取り機構28から制御
バルブ20側にフィードバックされている。
一方、上述した操舵状態から舵取りハンドルを所定角度戻すと、この動きは制
御バルブ20に伝わり、後輪側の転舵状態のフィードバックとの関係において制
御される圧油の流れに基づいて後輪側の舵取りリンク装置1が戻り方向に転舵制
御される。そして、後輪が中立位置状態となると、デッドロックポイント機構部
による中立位置ロック機構82で後輪がロックされるとともに、中立位置検出ス
イッチ16がオフする。さらに、舵取りハンドルが中立位置に戻されると、操舵
検出スイッチがオフし、バイパスバルブ18への通電が停止されるとともに、負
作動型クラッチ26への通電が行われ、クラッチ断の状態となり、2WSの状態
となる。
【0014】
なお、本考案に係るセンタリングスプリング機構は、上述した実施例で説明し
た四輪操舵車の後輪転舵装置10には限定されず、この種のセンタリングスプリ
ング機構を二部材間に介在させることが必要とされる各種の分野における機構部
に適用して効果を発揮し得ることは言うまでもない。
【0015】
以上説明したように本考案に係るセンタリングスプリング機構によれば、同軸
上で相対的に回転可能に配置される二部材から対をなして軸線方向に平行して突
設させた係合ピンを、回転方向両側から挟み込む弾撥力作用端を両端側折曲げ部
に有し二部材間に巻回して配置されるコイル状のセンタリングスプリングを備え
てなり、このセンタリングスプリング両端側の弾撥力作用端に、前記各係合ピン
をそれぞれ受ける受け部を有する受け部材を、それぞれ可動可能な状態で嵌挿し
て設けるようにしたので、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、二部材での相対
的な回転変位に伴なって可動する各受け部材を介して係合ピンからの荷重が、セ
ンタリングスプリングの各弾撥力作用端に作用するために、これら二部材を所要
の弾撥力をもって連結するセンタリングスプリングの各部材への弾撥力作用端部
分を、摩耗等の経時的変化から保護し、常に適切な弾撥力を与えることができる
という実用上種々優れた効果がある。
【図1】本考案に係るセンタリングスプリング機構の一
実施例を示すコイルスプリング部分の概略側面図であ
る。
実施例を示すコイルスプリング部分の概略側面図であ
る。
【図2】スプリング両端の弾撥力作用端に付設される受
け部材の概略斜視図である。
け部材の概略斜視図である。
【図3】本考案を後輪転舵用制御バルブ機構部における
遅れ吸収用スプリング機構に適用した場合を示す要部拡
大断面図である。
遅れ吸収用スプリング機構に適用した場合を示す要部拡
大断面図である。
【図4】本考案を適用してなる四輪操舵車の後輪転舵装
置における後輪転舵用制御バルブ機構部全体の概略構成
を示す概略断面図である。
置における後輪転舵用制御バルブ機構部全体の概略構成
を示す概略断面図である。
【図5】後輪転舵装置全体の概略構成を示す図である。
1 後輪側舵取りリンク機構
2 前輪転舵用パワーシリンダ
3 後輪転舵用パワーシリンダ
4 フィードバックケーブル
5 フィードバック信号系
7 後輪側オイルポンプ
10 後輪転舵装置
11 後輪転舵用制御バルブ機構部
12 後輪転舵用変位伝達制御機構
15 ケーブル・戻りばね失陥検出スイッチ
20 後輪転舵用制御バルブ
21 入力軸
22 出力軸
23 フィードバック軸
25 遅れ吸収用スプリング機構(センタリングスプ
リング機構) 26 負作動型クラッチ機構 27 巻取りプーリ 28 ケーブル巻取り機構 29 戻りばね 30 ケーブル・戻りばね失陥検出手段 61 スリーブ軸 63 コイルスプリング 63a スプリング延設部(弾撥力作用端) 63b スプリング延設部(弾撥力作用端) 64 係合ピン 65 係合ピン 67 受け部材 67a 貫通孔 67b 凹溝 67c 凹溝
リング機構) 26 負作動型クラッチ機構 27 巻取りプーリ 28 ケーブル巻取り機構 29 戻りばね 30 ケーブル・戻りばね失陥検出手段 61 スリーブ軸 63 コイルスプリング 63a スプリング延設部(弾撥力作用端) 63b スプリング延設部(弾撥力作用端) 64 係合ピン 65 係合ピン 67 受け部材 67a 貫通孔 67b 凹溝 67c 凹溝
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 與田 敏郎
埼玉県東松山市神明町2丁目11番6号 自
動車機器株式会社松山工場内
(72)考案者 高橋 久幸
神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25番1号
いすゞ自動車株式会社川崎工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 同軸上で相対的に回転可能に配置される
二部材から対をなす係合ピンを、軸線方向に平行して突
設するとともに、これらの係合ピンを回転方向両側から
挟み込む弾撥力作用端を両端側折曲げ部に有するコイル
状のセンタリングスプリングを、前記二部材間に巻回し
て配置させ、かつこのセンタリングスプリング両端側の
弾撥力作用端に、前記一対の係合ピンをそれぞれ受ける
受け部を有する受け部材を、それぞれ可動可能な状態で
嵌挿して設けるようにしたことを特徴とするセンタリン
グスプリング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194991U JPH04101769U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | センタリングスプリング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1194991U JPH04101769U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | センタリングスプリング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101769U true JPH04101769U (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=31745576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1194991U Pending JPH04101769U (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | センタリングスプリング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101769U (ja) |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1194991U patent/JPH04101769U/ja active Pending
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