JPH04101358U - 無線通信機等の電池カバー脱落防止構造 - Google Patents

無線通信機等の電池カバー脱落防止構造

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Publication number
JPH04101358U
JPH04101358U JP693791U JP693791U JPH04101358U JP H04101358 U JPH04101358 U JP H04101358U JP 693791 U JP693791 U JP 693791U JP 693791 U JP693791 U JP 693791U JP H04101358 U JPH04101358 U JP H04101358U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
battery cover
slit
battery
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP693791U
Other languages
English (en)
Inventor
茂樹 早坂
Original Assignee
日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気株式会社 filed Critical 日本電気株式会社
Priority to JP693791U priority Critical patent/JPH04101358U/ja
Publication of JPH04101358U publication Critical patent/JPH04101358U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】電池カバー2のスライド方向(A)に対し略直
交する方向(B)にスライド可能なつまみ3をケース1
の凹部11に嵌入する。つまみ3には可撓性を出す2つ
のスリット31,32を設け、嵌入時にスリット31が
凹部11のT字型凸部12に係合して抜け止めとなる。
更につまみ3をB方向にスライドさせると、スリット3
1に設けた凸部33がT字型凸部12を乗り越えてクリ
ック感を出すとともに、つまみ3の先端部34が電池収
容部4内に突出して電池カバー2の突起部21に突当
り、電池カバー2のA方向のスライドを阻止する。 【効果】クリック感を出す部材によりつまみがロックさ
れ、意識的につまみを操作しない限りロック解除ができ
ないため、電池カバーの脱落防止がはかれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は乾電池等にて動作させる無線通信機(以下、受信機)における筺体構 造において電池交換のために開閉する電池カバーの脱落防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、受信機は電源に乾電池を使用しており、使用者は電池寿命が来たら新品 と交換する。その為、筺体の一部には着脱容易な電池カバーが要求され、そのロ ック機構も種々ある。その中の1例を図4に示す。電池カバー6はケース5の一 部を利用し、凸状ガイドレール51に沿って電池カバー6側面のガイドレール6 1をスライド嵌合させ、電池カバー側先端部の凸部62とケース側の凸部52と を係合させることにより、脱落を防止する構造となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の脱落防止構造では、電池カバーを何回もスライド嵌合すると、 電池カバー側の凸部が磨耗してしまう。これはこの種の受信機の筺体が、ほとん どプラスチック成形品によって出来ている為である。一度磨耗してしまうと、こ の電池カバー着脱構造においては、電池カバーは容易に抜け落ちてしまい、電池 が飛び出してしまったり、使用者が知らないうちに電池カバーを紛失してしまう という欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の無線通信機等の電池カバー脱落防止構造は、筺体の背面に設けた電池 収容部と、この電池収容部を覆うように前記筺体にスライド嵌合する電池カバー と、この電池カバーの側部に設けた突起部と、前記筺体の背面に前記電池カバー のスライド方向と直交方向に穿たれ且つ中央部にT字型凸部を立設しまた前記電 池収容部側に貫通する穴を有してなる凹部と、この凹部に前記直交方向に摺動自 在に嵌入し且つ裏面中央に前記直交方向と平行な第1のスリットを、また両側面 にこの第1のスリットと直交する第2のスリットをそれぞれ設け且つ前記穴に挿 入可能な先端部を有してなるつまみとを具備してなり、前記つまみをその前記先 端部を前記穴に挿入しつつ前記凹部に嵌入して前記第1のスリットが前記T字型 凸部に係合して抜け止め状態となる第1の停止状態を形成し、さらに前記つまみ を前記直交方向に摺動させることにより前記先端部が前記突起部に突き当って前 記電池カバーのスライドを阻止するごとき第2の停止状態を形成することを特徴 とするものであり、また、前記つまみの前記第1のスリットの中央部にて両内側 にわずかに突出して設けられ前記つまみが前記直交方向に摺動したときに前記T 字型凸部を乗り越えてクリック感を生じる凸部を備えていてもよい。
【0005】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0006】 図1は本考案の一実施例を適用した受信機の斜視図、図2(a),(b),( c)は本実施例の分解斜視図、図3(a),(b),(c)は本実施例の動作を 説明する平面図ならびに断面図である。
【0007】 本実施例は、受信機のケース1の背面に設けた電池収容部4と、ケース1の側 面方向(矢印A方向)から電池収容部4を覆うようにスライド嵌合し側部に突起 部21を有する電池カバー2と、ケース1の背面に電池カバー2のスライド方向 と直交する矢印B方向にスライド可能なようにつまみ3が挿入できる大きさの凹 部11とを設け、この凹部11にはT字型凸部12を立て、また電池収容部側に 貫通する穴13を有している。つまみ3は、裏面中央に矢印B方向と平行な第1 のスリット31を有し、この第1のスリット31の中央部にはスリット内側の両 方にわずかに出張った凸部33を設け、また両側面には第1のスリット31と直 交する第2のスリット32を有し、更にケース1の凹部11の穴13に挿入可能 な先端部34とを有して形成されている。
【0008】 次に、このような本実施例の使用状況を図3を含めて説明する。まず、電池カ バー2を電池収容部4に矢印Aのようにスライドさせて嵌合する。次につまみ3 を凹部11に挿入し、その先端部34を凹部11にある穴13に入れて押し込む と、第1のスリット31がT字型凸部12に係合し、抜け止め状態で係止する( 図3(a)参照)。次につまみ3は矢印B方向にスライドするが、前記の押し込 んだ状態だと図3(b)の様な第1の停止状態となっている。つまり、つまみ3 の凸部33が凹部11に設けたT字型凸部12に対して矢印B方向と反対側(図 3(b)の右側)にあって停止している。つまみ3を矢印B方向、つまり電池カ バー2の方向へスライドさせると、凸部33がT字型凸部12を乗り越えて、つ まみ3の第1のスリット31の外側の部分がプラスチックの弾性でたわみ、クリ ック感を発生する。そして図3(c)の第2の停止状態となる。この図3(c) の第2の停止状態においては、つまみ3の先端部34が電池カバー2の内側の突 起部21と電池カバー2のスライド方向と直交する方向(矢印B方向)で突き当 り、電池カバー2の矢印A方向へのスライドを阻止する。
【0009】 このようにすることにより、電池カバー2の脱落が防止され、またつまみ3を 矢印Bと反対方向に意識的に操作しない限り、電池カバー2は確実に保持される 。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、受信機の筺体を形成している電池カバーの脱落 を防止するため、電池カバーのスライド方向と直交する方向にスライドするつま みを筺体に具備し、スライドさせると電池カバーの内側の突起部とつまみの先端 が係合し、脱落を防止できる効果がある。またつまみにスリットを設け且つスリ ット中央部両端に凸部を設けることにより、スライドするときのクリック感を出 すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を適用した受信機の斜視図で
ある。
【図2】本実施例の分解斜視図で、同図(a)はケー
ス、同図(b)はつまみ、同図(c)は電池カバーをそ
れぞれ示す。
【図3】本実施例の使用状況を示す図で、同図(a)は
つまみ挿入時の平面図、同図(b)及び(c)はそれぞ
れ第1及び第2の停止状態の断面図である。
【図4】従来の電池カバー脱落防止構造を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース 11 凹部 12 T字型凸部 13 穴 2 電池カバー 21 突起部 3 つまみ 31 第1のスリット 32 第2のスリット 33 凸部 34 先端部 4 電池収容部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の背面に設けた電池収容部と、この
    電池収容部を覆うように前記筺体にスライド嵌合する電
    池カバーと、この電池カバーの側部に設けた突起部と、
    前記筺体の背面に前記電池カバーのスライド方向と直交
    方向に穿たれ且つ中央部にT字型凸部を立設しまた前記
    電池収容部側に貫通する穴を有してなる凹部と、この凹
    部に前記直交方向に摺動自在に嵌入し且つ裏面中央に前
    記直交方向と平行な第1のスリットを、また両側面にこ
    の第1のスリットと直交する第2のスリットをそれぞれ
    設け且つ前記穴に挿入可能な先端部を有してなるつまみ
    とを具備してなり、前記つまみをその前記先端部を前記
    穴に挿入しつつ前記凹部に嵌入して前記第1のスリット
    が前記T字型凸部に係合して抜け止め状態となる第1の
    停止状態を形成し、さらに前記つまみを前記直交方向に
    摺動させることにより前記先端部が前記突起部に突き当
    って前記電池カバーのスライドを阻止するごとき第2の
    停止状態を形成することを特徴とする無線通信機等の電
    池カバー脱落防止構造。
  2. 【請求項2】 前記つまみの前記第1のスリットの中央
    部にて両内側にわずかに突出して設けられ前記つまみが
    前記直交方向に摺動したときに前記T字型凸部を乗り越
    えてクリック感を生じる凸部を備えることを特徴とする
    請求項1記載の無線通信機等の電池カバー脱落防止構
    造。
JP693791U 1991-02-19 1991-02-19 無線通信機等の電池カバー脱落防止構造 Pending JPH04101358U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP693791U JPH04101358U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 無線通信機等の電池カバー脱落防止構造

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JP693791U JPH04101358U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 無線通信機等の電池カバー脱落防止構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04101358U true JPH04101358U (ja) 1992-09-01

Family

ID=31738511

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP693791U Pending JPH04101358U (ja) 1991-02-19 1991-02-19 無線通信機等の電池カバー脱落防止構造

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JP (1) JPH04101358U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08129999A (ja) * 1994-10-28 1996-05-21 Nec Corp 電子機器の電池取付装置

Cited By (1)

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