JPH04100983A - 発泡体レザー - Google Patents

発泡体レザー

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JPH04100983A
JPH04100983A JP21852490A JP21852490A JPH04100983A JP H04100983 A JPH04100983 A JP H04100983A JP 21852490 A JP21852490 A JP 21852490A JP 21852490 A JP21852490 A JP 21852490A JP H04100983 A JPH04100983 A JP H04100983A
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JP
Japan
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leather
layer
synthetic resin
foam
resin layer
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JP21852490A
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English (en)
Inventor
Hajime Tsujihana
一 辻葩
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Kanto Leather Cloth Co Ltd
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Kanto Leather Cloth Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は塩化ビニルを主成分としたレザーに関するもの
である。
〈従来技術と問題点〉 天然革は通気性と吸放湿性に優れ、その機能性は古くか
ら注目されていた。例えば、カバンなどの把手は直接手
が触れることから、汗などによるヘトツキが生じ易い。
そこで、この様に直接手や肌が触れる部分の材質は、天
然革が良いとされてきた。
又、ソファ−や事務用椅子も同様に天然革の使用が最適
とされながらも、安価で表面強度の優れた塩化ビニル製
レザー(以下塩ビレザーと呼称する)が広く使用されて
いる。この塩ビレザーを使用している家具に、長時間座
っているとヘトツキが生じるが、この問題点の解消をユ
ーザーから求められていた。
一般に塩ビレザーは、非発泡性合成樹脂層を基布上に積
層して成るタイプ(図−1)と、基布上に発泡体層を積
層してさらに表層を設けたタイプ(図−2)がある。
発泡体層を有するレザーは一般にスポンジレザーと呼ば
れ、その構造は図−2に示した通りである。スポンジレ
ザーの発泡体層(9)は風合いを柔らかくするために導
入した樹脂層である。そして、発泡体層(9)を保護す
るために非発泡層(8)積層している。
両タイプともに、表面の強度をあげるため、保護膜的な
樹脂層を有する。従って、基本的には通気性が無く、水
蒸気を逃さないことから蒸れによる不快感が生じやすい
レザーに通気性能を発揮させるために、パンチング加工
を施すといった処方がある。この処方では基布に合成樹
脂層を積層した後、無数の針でレザーを貫通せしめ、通
気性を持たせている。しかし、この処方の特性上、無数
の穴が意匠を損ねることから、ユーザーの企画に即した
ものではなかった。
汗や蒸れによるヘタツキを解消するためにはレザーに通
気性の他に、吸放湿性を持たせると良い。
塩ビレザーの合成樹脂層は5主に塩化ビニルとOJ塑剤
そして安定剤らを配合させたコンパウンドである。この
様に塩化ビニールを主成分としたコンパウンドはバイン
ダーとしでは極めて有効で、いろいろな充填物を配合す
ることができる。又、コンパウンド中に導電性、消臭性
吸水性、吸放湿性などといった機能を有するフィラーを
配合せしめれば、合成樹脂層にこれらの機能持たせるこ
とができる。
従来より、合成樹脂層に吸放湿性を機能させるためにコ
ンパウンド中に吸水ポリマーを添加していた。例えば壁
装材の分野においては、結露防止を呈する壁紙への応用
として、広く採用している。レザーにおいては、ヘトツ
キ解消方法として一部考案されているが、この処方を実
際に採用している例は多くない。
吸水ポリマーは、水を吸って自重の10〜1000倍に
膨張し、その吸収スピードは後めで速い。
又、吸水ポリマーは直接水を吸うだけではなく吸放湿性
にも優れている。従ってこれを配合せしめればコンパウ
ンドに吸放湿性を機能させることができる。
しかし、吸水ポリマーを塩ビレザーの合成樹脂層中に配
合した場合、吸放湿性能を発揮させることができるが、
吸水時に吸水ポリマーはゼノー状のゲルとなり、しかも
膨潤して表面へ析出してくる。この膨潤した吸水ポリマ
〜は、ヘトツキやヌルヌルとした手触りが有り、従って
合成樹脂層中に吸水ポリマーを配合しても、ベトッキ解
消といった意味をなさなくなる。
そこで、ヘトツクことなく吸放湿性能を有するレザーを
得るために、多種のフィラー検討が進められてきた。
ここ近年注目されてきたフィラーの中に蛋白質繊維があ
る。この蛋白質繊維は動物の皮膚、筋肉などの細胞組織
を同志結合させる分子fi30o、ooo程度の蛋白質
である。原料は生体やクロムなめしを行なった天然革の
粉砕したものがある。又、原料を単純に粉砕したフィラ
ーもあれば、精製や化学処理したものもある。何れの蛋
白質繊維も吸放湿性に優れ、これらを塩ヒレザーの合成
樹脂層に添加せしめればヘトツキを解消させることがで
きる。
この蛋白質繊維は吸放湿性に優れでいるだけでは無く、
バインダーの艶を消を呈したりタッチをトライにすると
いった効果が有り、多種の分野での応用が試みられてい
る。
例えば、家電の外枠、車両の内装、塗料など製品の表層
を構成する樹脂の中に該蛋白質繊維を配合せしめ、表面
意匠の向上をはかり、従来品に無い付加価値をつけてい
る。
レザーに於ても表面意匠の向上を計るために表層を構成
する樹脂や表面処理剤の中に該蛋白質繊維を添加をする
方法に注目を集めている。
又、表面意匠の向上を目的としただけでは無く、前記に
示した該蛋白質繊維の吸放湿性能に着目し、この機能を
レザーに応用している例がある。
吸放湿性能は、吸放湿性能を呈すフィラーの添加量に比
例するといわれている。しかし、該蛋白質繊維は、かな
り高価なフィラーで商品の価格設定を無視して添加する
ことはできない。
そのため、少量でも効率良く吸放湿性能を機能させるた
めには、添加量及び構成の検討を行なれなければならな
い。
塩ビレザ7の場合、発泡体層を有するタイプと、それを
導入していないタイプがあることは前記に示した通りで
ある。塩ビレザーの合成樹脂層中に蛋白質繊維を配合す
る場合、その機能の特性から、なるべく表面を構成する
層に添加する必要がある。又、コストの都合上、その添
加量をなるべく少量にするべきである。上記の理由から
、特に、図−2に示した発泡体層を有するタイプに添加
する場合、構成と該蛋白質繊維の添加量を検討する必要
がある。
この2点を考慮すると5発泡体層(9)、に該蛋白質繊
維の添加せずに、非発泡層(8)のみに添加すると良い
。この場は非発泡層(8)上に、処理剤塗着層(6)及
び化粧層(7)をグラビア式コートにより点状に転写せ
しめるが、この処理剤塗着層(6)に透湿性をもたせる
などのT夫が無ければ、レザーに吸放湿性能を発揮させ
ることができない。
又、非発泡層(8)及び発泡体層(9)等に該蛋白質繊
維を添加せず、処理剤塗着層(6)及び化粧層(7)に
添加する方法が考えられるが、処理剤塗着層(6)及び
化粧層(7)は層厚が非常に薄いため、吸放湿性能を発
揮させるには至らない。ただこの場合、市記に示した様
に艶消しとトライタッチな表面意匠となり、吸放湿性能
が無いにしても従来品とは差別化ができる。
現在、該蛋白質繊維を合成樹脂中に配合せしめ、レザー
に吸放湿性能を発揮させる方法に注目が集められている
ことは前記の通りである。
しかし、これらの方法は該蛋白質繊維を多量に添加しな
ければ吸放湿性能を十分に発揮させることができないた
め、かなりのコストアップになっている。
又、該蛋白質繊維を合成樹脂中に配合せしめるといった
方法は、従来より行なわれている積層方法と基本的には
同じで、単純にこれを添加しただけである。従って、風
合いに関しては従来品と変わらず、高価な蛋白質繊維を
添加せしめても従来品と差別化できるだけの新規性がな
い。高価な材料を配合し吸放湿性能を呈しても従来品に
はない風合いと質感が無ければユーザーをに対し説得力
が無いのである。
さらに、従来品と構成は変わらないために、レザーに吸
放湿性能を付加することができても通気性能を持たせる
には至っていない。
〈問題を解決するための手段〉 本発明は、レザーに於ける問題点であるベタツキの解消
を、合成樹脂層中に蛋白質繊維を配合を効率良く配合し
、従来品と差別化のできる様な風合を有する塩ビレザー
を得るための発明である。
特許請求の範囲第1項記載の内容は、高価な蛋白質繊維
を効率良く添加して吸放湿性能を持たせ、さらに柔軟性
と反発弾性に富んだ風合いを有する塩ビレザーを得るた
めに、淡白質繊維含有する塩化ビニルを主成分とした合
成樹脂層を非発泡層を持たない発泡体とした。
従来技術と問題点の項で、該蛋白質繊維は高価なため、
なるべく少量で効率良く吸放湿性能を発揮させることの
を必要性を述へた。そこで本発明は、少量で効率良く吸
放湿性能を発揮させる目的で、合成樹脂層を発泡体とし
た。この処方は、下記に示した事実に因るものである。
表−■に示した配合組成の合成樹脂層を基布上に積層し
、あらかじめ 100℃、30分乾燥してから、40℃
、97%RHの密封系に60時間封入して、その間にお
ける吸湿量を重量変化により測定したところ、表−2に
示す様な結果が得られた。
なお、各サンプルの基布側は防湿性の高いシートでシー
ルドした。又、C配合及びD配合は発泡性合成樹脂であ
るため、過熱により1.5倍程度に発泡させてこれをサ
ンプルとした。
表−2の結果から、合成樹脂層を発泡体にすることによ
り、吸湿性能を効率良く機能さていることがわかる。高
価な蛋白質繊維を20部添加した配合Bは約100g/
rMzの吸湿量があるが、合成樹脂層を発泡体した配合
Cは、半分の配合量で同等の性能値を示している。さら
に、蛋白質衣−2 表−1 本配合C,Dの発泡前の厚さは、A、Bと同じ0、20
m++である。
繊維を20部添加した配合りは、合成樹脂層が発泡体と
成っていることから、非発泡体に蛋白質繊維を等量配合
している配合Bよりも遥かに優れた性能を示している。
上記の結果から、本発明のレザーは合成樹脂層を非発泡
層を持たない発泡体とたことにより従来の樹脂層構造の
レザー比較して効率良く吸放湿性能を発揮することがで
きるのである。
又、従来の蛋白質#a維を配合したレザーは、図−1或
は図−2に示した構造になっている。
つまり、蛋白質繊維の配合による吸放湿性能は従来に無
い特長であったが、合成樹脂層の積層方法は基本的には
従来の方法と変わらないのである。従って、高価な蛋白
質繊維を配合しても風合には新規性が無く、従来品との
差別化に説得力がないことは、前項の従来技術と問題点
の項で述へた通りである。
一方、特許請求の範囲第1項に記載した内容のレザーは
、図−3に示す様に基布(13)上に発泡体層(12)
が積層しである。この発泡体層(■2)は蛋白質Mt維
が配合されており、従来の処方である図=1においては
非発泡体層(3)に、図−2においては非発泡体層(7
)と発泡体層(8)に対応する。この特許請求の範囲第
1項に記載した内容のレザーは、塩化ビニールを主成分
とする合成樹脂層が発泡体のみから成り、従来のレザー
である図−■及び図−2に示したレザーの様に、非発泡
層を持たない。従って、当レザーは反発弾性と柔軟性に
冨んだ風合いを有し、従来のレザーとかなり変わった質
感を表現している。
この特長ある風合いは、蛋白質繊維を効率良く機能させ
るための処方の副産物であるが、高価なフィラーを添加
した新商品としての説得力を持たせることができた。
特許請求の範囲第2項記載の内容は、蛋白質繊維を添加
して吸放湿性能を有する塩ビレザーに、通気性能を付加
せんがために塩化ビニールを主成分とした合成樹脂層を
連通気泡から成る発泡体とした。
従来の塩ビレザーは、保護膜的な塩化ビニルを主成分と
した合成樹脂層があるため、基本的に通気性を持たない
ことは、従来技術と問題点の項で述へた通りである。一
部パンチングなどを施して通気性を持たる処方を採用し
ているが、意匠では制限があることも同項で述へた。
塩化ビニールを主成分とした合成樹脂層に通気性を与え
る方法として、該合成樹脂層を連通気泡性発泡体とする
方法がある。
塩化ビニールを主成分とした合成樹脂層を発泡体と化す
るためにアゾカルボンアミド系の発泡剤を添加する方法
が広く行なわれてている。
この種の発泡剤から得られる発泡体は、独立気泡性発泡
体と連通気泡性発泡体との二種類がある。
合成樹脂層が独立気泡性発泡体の場合、構成する気泡の
一つ一つが独立でいるために、通気性を持たせることは
できない。一方、連通気泡性発泡体は発泡体を構成して
いる気泡が繋り合い、しかも表面に通気孔を無数に有す
ため、通気性を呈する。
従って、本発明である特許請求の範囲第2項記載のレザ
ーの如く蛋白質繊維を有する合成樹脂層を連通気泡性発
泡体とすれば、レザーに吸放湿性と通気性との両機能を
持たせることができるのである。
特許請求の範囲第3項に記載したレザーは、特許請求の
範囲第1項及び第2項記載した内容の特長に、トライタ
ッチで艶消し状態であるといった特長を付加するために
、表面処理剤層及び化粧層中に蛋白質繊維を添加した。
合成皮革やレザーの意匠は、色や柄だけでは無く風合い
やタッチも重要な要素を占める。
方、本発明のレザーの発明目的はヘタツキの解消にあり
、この特長の説得にはタッチがトライである必要がある
塩化ビニルを主成分とした合成樹脂層は可塑剤が配合さ
れているため、その手触りはベトベトとした感触がある
。そのため、タッチをトライにする目的で表面処理剤を
コートする方法が広く行なわれている。
塩ビレザーの表面処理剤や化粧層を構成する着色インク
は、主に樹脂溶液からなる。この樹脂溶液の主要樹脂は
塩化ビニール、ポリウレタン、アクリル樹脂等で、いず
れも透湿性或は吸放湿性を基本的には有さない。
従って、合成樹脂層に吸放湿性を持たせても表面処理剤
層或は化粧層によって表面の湿気を遮蔽されてしまうの
である。
一方、吸放湿性を有する蛋白質繊維はバインダーの艶を
消したりタッチをトライにするなどといった効果がある
ことは、前記に述へた通りである。
そこで、吸放湿性を有する蛋白質繊維を表面処理剤層或
は化粧層に配合せしめた本発明の特許請求の範囲第3項
記載のレザーは、吸放湿性を持たせつつトライタッチな
意匠表現が可能にしたのである。
〈実施例〉 実施例1 織布上に、下記に示した配合組成の合成樹脂コンパウン
ドをカレンダー法により0.20mmの厚さで積層し、
複合シート状物を得た。
樹脂    : pvc・・・・・・・・100部可塑
剤  : DOP・・・・・・・・ 60部安定剤  
=Zo系 ・・・・・・・・ 3部充填剤  : Ca
CO5・・・・・・・・ 10部発泡剤   : AD
CA系・・・・・・・・  3部彦n半斗      
   ・         ・・・・・・・・   1
0部2          ・・・・・・・・ 10部
なお、発泡剤は独立気泡の発泡体を得るタイプを使用し
た。
この複合シート状物を、炉内が約225℃に保たれた発
泡炉にて過熱し、同装置に設置されている革絞状のエン
ボスロールで型押しを行なったこの時得られた複合シー
ト状物の合成樹脂層は、発泡倍率が約21倍の革絞状凹
凸を有する独立気泡性発泡体であった。この複合シート
状物に、蛋白質繊維を15部配合したポリウレタンを主
成分とする樹脂溶液である表面処理剤をクラビア法によ
り全面塗着させた。塗着後、熱風により乾燥したところ
図−4に示した様なレザーを得た。
得られたシート状物は、トライタッチで艶消し状態良好
なレザーであった。しかも、反発弾性と柔軟性に優れた
風合いは、新規性のある質感であった。
このレザーをサンプリングしたものを 100”cにて
乾燥した後、40℃、97%RHの密封系に60時間封
入し吸湿量を測定したところ62.3gの吸湿値を示し
た。
実施例2 織布上に次ページに示した配合組成の合成v!4脂コシ
コンパウンドカレンダー法により0.20mmの厚さで
積層して、複合シート状物を得た。この複合シート状物
に、グラビア式印刷により雲柄状の化粧層を積層せしめ
た。−19− 樹脂   :PVC・・・・・・・・100部可塑剤 
 : DOP・・・・・・・・ 60部安定剤  =z
n系 ・・・・・・・・ 3部充填剤  : CaCO
5・・・・・・・・ 10部発泡剤   : ADCA
系・・・・・・・・  3部顔料    ・    ・
・・・・・・・ 10部・・・・・・・・  lO なお、発泡剤は連通気泡の発泡体を得るタイプを使用し
た。
この複合シート状物を、炉内が約225℃に保たれた発
泡炉にて過熱し、同装置に設置されている革絞状のエン
ボスロールで型押しを行なった。この時得られた複合シ
ート状物の合成樹脂層は、発泡倍率が約20倍の革絞状
凹凸を有する連通気泡性発泡体であった。
この複合シート状物に、蛋白質繊維を15%配合したポ
リウレタンを主成分とした樹脂溶液をクラビア法により
全面塗着させた。塗着後、熱風により乾燥したところ図
−5に示した様なレザーを得た。
得られたシート状物は実施例1のレザーと同様に、トラ
イタッチで艶消し状態良好なレザーであった。しかも、
反発弾性と柔軟性に優れた風合いは、新規性のある質感
であった。
又、得られたシート状物の表面を拡大しで観察したとこ
ろ、無数の微孔が確認できた。同様に、切った断面を拡
大して見たところ気泡が連続に繋っており、これらの事
実から当レザーは通気性を有することが認められた。
さらに、このレザーをサンプリングしたものを 100
℃にで乾燥した後、40℃97%RHの密封系に60時
間封入し吸湿量を測定したところ983gの値を示した
【図面の簡単な説明】
4 図の説明 図−1及び図−2は、従来の積層方法により得た塩ビレ
ザーの断面図である。図−1は発泡体層を有さないタイ
プで、図−2は発泡体層ヲ有するタイプである。 図−3に示した断面図は、特許請求の範囲第1項記載内
容のレザーを表わしている。 図−4は、実施例1記載内容のレザーの断面である。 図−5は、実施例2記載内容のレザーの断面である。 (1)・・・・表面処理剤層 (2)・・・・化粧層 (3)・・・・非発泡層 (4)・・・・基布 (5)・・・・表面処理剤層 (6)・・・・化粧層 (7)・・・・非発泡層 (8)・・・・発泡体層 (9)・・・・基布 +3) +4) (17〕 ・・・・表面処理剤層 ・・・・化粧層 ・・・・発泡体層 ・・・・基布 ・・・・表面処理剤層 ・・・・発泡体層 ・・・・基布 ・・・・表面処理〜1層 ・・・・化粧層 ・・・・連通気泡性発泡体層 ・・・・基布 特許出願人 関東レザー株式会社 代表取締役 関 昭徳 図 図−2 図−5 図−3 図−4 手続補正書 平成3年2月22日 事件の表示 半成2年特許願 第218524 発明の名称 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 5、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」 補正内容 1、明細書の第2頁4行目の1天然革」を「天然皮革」
に改める。 2 明細書の第3頁3行目及び5行目の5r(9)Jを
r(8)jに改める。 3 明細書の第3頁6行目のr(8)Jをr(7)Jに
改める。 4 明細書の第5頁16行目の「細胞組織を同志結合」
を、「細胞組織同志を結合」にに改める。 5 明細書の第5頁20行目の「化学処理したものもあ
る。」の次に、「蛋白質繊維を製品化しているメーカー
としては、出光化学株式会社、昭和電工株式会社などが
ある」を挿入する。 6 明細書の第7頁16行目のr(9)Jをr (8)
Jに改める。 7 明細書の第7頁17行目及び18行目の5[(8)
Jをr(7)Jに改める。 8 明細書の第7頁19行目の「処理剤塗着層(6)及
び化粧層(7)を」を[処理剤塗着N!I(5)及び化
粧層(6)を」に改める。 9、明細書の第8頁1行目と5行目及び7行目のr(6
)Jをr(5)Jに改める。 10、明細書の第8頁4行目の、「非発泡層(8)及び
発泡体層(9)」を「非発泡層(7)及び発泡体層(8
)」を」、に改める。 11、明細書の第8頁6行目及び7行目の、r (7)
Jをr (6)Jに改める。 +2.明細書の第1O頁2行目から3行目にかけての「
淡白質繊維含有する」を[蛋白質繊維を含有する」に改
める。 +3  明細書の第12頁7行目の「レザー比較して」
を「レザーに比較して」に改める。 14、明細書の第14頁12行目の「持たる」を「持た
せる」に改める。 15、明細書の第17頁17行目と第19頁13行目の
「    :  ・・・・・・・・10」の次に、「上
記の配合成分の蛋白質繊維は昭和電工株式会社製の蛋白
質繊維粉末を使用した。」を挿入する。 16  明細書の第18頁2行目「過熱」を「加熱」に
訂正する。 17  明細書の第19頁5行目のr−19−Jを削除
する。 18、明細書の第18頁7行目及び第20頁2行目の「
蛋白質繊維」の前に、「昭和電工株式会社製の」を挿入
する。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、分子量が約300,000程度の蛋白質繊維を含有
    せしめた合成樹脂層を、織布或は不織布上に積層し、必
    要に応じて表面処理或は化粧プリント等を施して成るレ
    ザーにおいて、該合成樹脂層が塩化ビニールを主成分と
    した該蛋白質繊維を含有している発泡体のみで構成され
    ていることを特長としたレザー。 2、特許請求の範囲第1項記載事項を特長としたレザー
    の該合成樹脂層が、連通気泡から成る発泡体のレザー。 3、特許請求の範囲第1項及び第2項記載事項を特長と
    したレザーに、分子量が約300,000程度の蛋白質
    繊維を含有した化粧層或は表面処理剤塗着層を積層した
    レザー。
JP21852490A 1990-08-20 1990-08-20 発泡体レザー Pending JPH04100983A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002016142A1 (en) * 2000-08-21 2002-02-28 Investment Marketing Consortium Pty Ltd Printing process for absorbent substrate

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